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2022-12-23 1:02:19

SBCast.#85 まだ出会ったことのないコト・ヒト・モノ(ノーミーツ 小御門優一郎さん)

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今回はオンラインで演劇的なコンテンツを制作する団体として活動をはじめ、まだ世界の人が見たことのない・出会ったことのないノーミーツな表現を模索し追求する、ストーリーレーベル ノーミーツの小御門優一郎さんに、活動の内容や思いを伺いました。
00:00
小御門優一郎
まだ出会ったことのないこと、人、ものだと思っております。
やっぱり新しいものを作ろうとなると、新しい人と出会わなきゃいけなかったりしますし、
それが予期せぬ科学反応を生んで、コンテンツの新しさにつながったりもするので。
高見知英
NPO法人、街づくりエージェント、サイドビーチシティのポッドキャスト番組、SBキャストです。
この番組は、様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、
活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、フリーランスとしてプログラミング、アプリ開発、創始、書籍出版などを行いながら、
このNPOの自治を務める高道英です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、ノーミーツ、コミカド雄一郎さんでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
小御門優一郎
はい、ノーミーツのコミカドです。よろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いいたします。それではまずは簡単にでございますが、自己紹介をお願いできますでしょうか。
小御門優一郎
はい、私が今ストーリーレベル、ノーミーツという団体で、脚本家、演出家として活動しておりまして、
2020年の4月1回目の緊急事態宣言が出た時に、このノーミーツという団体を、当時は劇団ノーミーツという名前だったんですが、
オンライン上で演劇的なコンテンツを制作する団体としてノーミーツをスタートさせまして、
高見知英
それ以降、生配信で演劇であったり、映画、ドラマのようなコンテンツの制作を2020年以降している団体の主催として活動しております。
ありがとうございます。
高見知英
本当に2020年の5月か4月の末だったかぐらいに、もともとPTXの配信番組の方で、こちらのお話を伺って、
こういうことをやっている団体がいるんだなというふうに聞いて、そして見始めたという形なんですけど。
小御門優一郎
ありがとうございます。
高見知英
やっぱり事前にショートショートな番組はいくつか配信をしていたというのは後で見ましたけれども、事前に結構本格的にやってらっしゃったみたいですよね、最初この辺りから。
小御門優一郎
そうですね、本当に4月の9日ですね、2020年の。
ツイッター上にZoomを使った映像コンテンツを投稿してみて、団体の中に演劇とかイマーシブシアターとかライブとかそういう生性のあるコンテンツが好きなメンバーが多かったものなので、
03:09
小御門優一郎
やっぱり生配信でライブ感のドキドキがあるものをやりたいよねっていうことで、その次の月の5月には長編の生配信作品、門外不湿マラトリアムっていう公演だったんですけど、それをやって。
その時のチケッティングでPTXさん確かに使わせていただいてましたね。
高見知英
生配信はあの時が初だったんですね。
小御門優一郎
そうですね、その前もYouTubeライブでちょっとエチュード、即興劇をやってみるみたいなのやってみてたんですけど、長編のドラマ、事前に準備したドラマを配信で一括でやるっていうのはあの時が初めてでしたね。
高見知英
そうですね、ちゃんと事前に準備をした上での配信っていうのは初だったっていうことですね。
小御門優一郎
そうですそうです。
高見知英
なるほど、ありがとうございます。
こちらの野光さんの演劇は、今この状態だからこそっていうようなテーマを扱っているっていうところもすごく面白いなっていうふうに思いましたし。
ありがとうございます。
あとはやっぱり多分共感する人もきっと多いであろう題材、コロナ禍というテーマもあって、Zoomを使う、オンラインで繋がるっていうようなことをテーマとして進めているっていうところもありますし、
やっぱりそういうところも含めてすごく今だからこそできる、今だからこその特徴を活かしている演劇だなっていうふうにすごく思って、そこは良かったなっていうふうに思っています。
ありがとうございます。
小御門優一郎
そうですね、やっぱり我々が集まったきっかけもコロナで、それぞれ演劇や映像畑で働いてたけどその本業がストップしてしまって、それがあったからこそ出会えたっていう出自もあったりするので、
自然的に作品としてもこのパンデミック、コロナっていう本当に全世界共通の課題になってしまったものとどう付き合っていくかっていう内容にしていこうかっていう話には自然となって、毎回そういったそういう感想を言っていただけるような講演になってるっていう感じですね。
高見知英
そうですね、やはり考えを変えるきっかけにもなるのかなっていうふうに思いました。
例えば、まず門外不出マラトニウムでこの状況下フルリモートで学校生活を送る学生さんたちの姿を見て、そのズームの枠の中で全ての生活を送っていく。
それを見るまでズームのスクリーンショットって撮ろうとなんていうのは思わなかったですよね。今回の門外不出マラトニウムを見るまで。
あそこでやっぱり記念写真、これは記念写真になり得るものなんだっていうふうに思ったっていうようなところもありますし、やっぱり向こうの国でコロナ禍が終わってリアルな生活に戻っていく人たちと、そうじゃなくてもうオンラインだけで生活を拠点に築いていくっていう。
06:19
高見知英
そういうふうに決めた人たちの考えを、2つの考えを見て、これを機に、あ、考えが違う人がこれのきっかけに出てくる可能性があるんだっていうのを改めて感じたっていうところでもありましたので。
やっぱりそこを含めてすごく、やっぱり考えを変えるきっかけにもなり得るし、やっぱりいろんな意味で、この今だからこそこれを見るとすごいいいきっかけをつかめるなっていうような感覚がありましたね。
小御門優一郎
いやー嬉しいです。ほぼ全ての講演見ていただいて、感想のツイートとかもしていただいててありがとうございます。
そうですね、やっぱりコロナとかパンデミックって悲しいこととして、もちろん悲しいことも事実たくさんあるんですけど、それをきっかけにノーミーツっていう団体を作ることができて、
そこで多分世界があのまんまだったら一緒に仕事したりとか友達になることができなかったような人と出会えたっていう、ちょっと嬉しい出来事とかも我々あって、その喜びとかを作品には載せてるつもりなので、
そういうふうに考えとか捉え方が変わったっていうような感想をいただけるのが一番嬉しいかもしれないです。
高見知英
そうですね、やはりその後ここ最近はいろいろなオンラインのイベント、地域のイベントも技術的なITのイベントもいろいろなイベントが開催されているのを見て、
小御門優一郎
やっぱりそういうようなイベントに対する態度っていうのはやはりここが原点にはなっているのかなというような感覚を持っていますね。
高見知英
なので本当にいいきっかけになっているなっていうふうに思います。
小御門優一郎
いやー嬉しいです。ありがとうございます。
高見知英
ありがとうございます。
こちらの方についてですけれども、いろいろな演劇、今までこの門外普通のラトリアムやから始まって、
小御門優一郎
あとは向こうの国などのいろいろな演劇を行って、さらにYouTubeでの配信で、夜が明けるとかもいくつか配信を。
高見知英
そうですね。
全く合わないっていうのとはまたちょっと違った軸の配信等もいろいろと行われていますけれども、
こういうようないろいろな配信を行っていて、目的としていることなどあればお伺いできますでしょうか。
小御門優一郎
そうですね。それこそ一番最初の結成当初は、NoMeetsっていう名前にもあるように、
直接会わないでどれだけのものを作れるのかなっていうのを試していたっていうところからスタートしたんですけど、
09:07
小御門優一郎
いろいろ状況も変わってきて、演者同士は一つの場所にいながら作るっていうスタイルを解禁していって、
今はNoMeetsっていう団体の意味を合わずに作るというよりは、まだ誰もやってなさそうで、
世界の人が見たことのない、出会ったことのない、そういう意味でNoMeetsな表現っていうものを模索し追求していく団体っていうふうに、
ちょっと無理やりなんですけども、そういうふうに団体の意味みたいなのも読み替えて、
なので、さっきおっしゃっていただいた夜が明けるとかも、浜辺から浜辺っていう全然海鮮とかコンセントがないところから、
一晩中生配信したらどうなるだろうとか、最近企業さんとコラボさせてやらせていただいたあの夜を覚えているとか、
夢寺空港とかそういうものも、こういった場所から配信で映像ドラマをやったっていうことは今までないかもしれないねっていう、
まだ誰もやったことなさそうな表現っていうのを追求するっていうのが今の目的になってます。
高見知英
ありがとうございます。出会ったことがないコンテンツ、NoMeetsという形ですね。
そうですね、本当に出会ったことがない、やったことがないやり方っていうのも出てきているので、
それもまたやはり演劇のやり方っていうのをまたちょっと考え直すきっかけにもなってきているのかなっていうふうに思います。
またちょっとNoMeets以前の定義の方にも少し戻るかもしれませんけども、
以前全国学生オンライン劇場っていうものも行っていたかと思いますけども、
こちらのような他の人たちが演劇をやるのを手助けをするというかヒントを出すというか、
そういうようなことをされている機会もいくつかあったかと思いますけれども、
やっぱりこういうようなものをやるようになったきっかけとか目的とかそういうようなことって何かあるんでしょうか。
小御門優一郎
そうですね、あの演劇祭に関してはやっぱり商業的に活動している劇団だったりとか、
大学生以上のある程度自分たちでいろんなものを決めていける団体だったら、
自分たちの責任で席数を制限したりということで演劇的な表現活動を続けていくことができたんですけど、
やっぱり中学校高校みたいな部活として演劇をやっている人たちがどうしてももう学校の決定でも
今年の文化祭で演劇の出し物はしちゃいけませんって言われたらもうできないっていう結構悲しい状況にあるっていうのを聞いたものですから、
12:11
小御門優一郎
何か我々がオンラインでも結構できるし、一緒に作っている感があって楽しいじゃんっていう感覚をその学生たちも味わってほしいというか、
それで何か全く何もやらなかったじゃなくて、オンラインでちょっと変な体験ではあったけど一応あの時一緒にものづくりみたいなできたよねっていう思い出を作ってもらえたらな、
そのきっかけになればなということであの演劇祭は開催させていただきました。
高見知英
オンラインで体験を作る、何かできたねっていうようなきっかけを作るということですね。
そうですね、やはりここについてオンラインで何かをするということについても、何かのイベントを起こすでもこういう演劇を見に行くでも、
やっぱり大人って結構選べるんですよね、自分の責任で選ぶことができる、自分の責任でお金を払って見に行くことができる、
結構いろんなオンラインで何かするということはできたりするんですけども、子供って結構選べなかったりして、やっぱり何かをするにしても見に行くにしても、
お金は払ってもらわなければいけない場合もあるし、もちろん自分のお小遣いで何とかできる場合もあるにはありますけども、
例えばインターネットの環境であっても自分で用意するということはできないので、親にお願いしなければいけないとか、
結局子供とは最終決定権を持てないので、そこのあたりは子供だからこその大変さ、この状況の大変さっていうのはあるんだろうなというのをすごくいろんなところで感じていました。
なので、そうですね、やはりこういうようなきっかけがあるっていうのはすごく重要なんだろうなというふうに思います。
小御門優一郎
そうですね、やっぱり支払い能力とかによってどうしても制限されてしまう自由っていうのがやっぱり高校生ぐらいまではあると思うので、
でもオンラインの演劇祭やってみて、もちろん一つの場所に集まってやることはできないので、いろいろ表現の制約はあったと思うんですけど、
それをきっとZoomで徹夜して話し合いながら、でも何とかこうすれば面白くなるんじゃないかっていうアイディアを出し合って作ってくれたのかなっていうことが見えるような作品をたくさん提出していただいて、
美高欄とかにもすごくやってみたら楽しかったですみたいな感想とかもいろいろいただけて、それはやっぱりやってよかったなと思いましたね。
高見知英
やってみたら楽しかったという声を聞けたのはすごい良いですね。
15:04
小御門優一郎
そうですね。
高見知英
やっぱり自分も今回は結晶作品を見させていただきましたけども、やっぱりならではのやり方っていうのはオンラインならではの演出の仕方っていうのを結構やられてたっていうのがすごい印象に残ってますね。
小御門優一郎
そうですね。
高見知英
例えばZoomの画面を入れ替えることで馬店感を表現していたり、そういうようなことって多分オフラインで実際の演劇の場でやるってことはできなくはないけど、またちょっと違ったものになっちゃうなっていうような感覚がすごくありましたので、
だからこそこの演劇はオフラインでは逆にできないかもしれない、オンラインじゃなきゃできないかもしれないっていうふうなところも思いましたね。
小御門優一郎
本当にやっぱり一連で演技を通さなきゃいけないっていうところは演劇っぽいんですけども、やっぱり最終アウトプットは映像なので、そこのカットが変わる感じとかは映画とかドラマに近いところもあり、
それのあいのこみたいな生配信、生ドラマみたいなコンテンツをどう演出していくかっていうのは、やっぱり決勝に残ったような学校の皆様方はそれぞれの工夫があって面白かったですね、見てて。
高見知英
そうですね。演劇っぽさかつドラマっぽさもあるっていうところは確かにそうですね。
こちらについてはノーミーツさんの演劇の方でも時々ありますけど、何かオンラインの配信ならではのビジュアルのエフェクトを出してっていうこともありましたし、やっぱりそういうところで演劇っぽさかつドラマっぽさって両方が出ているっていうのはすごくあるなというふうに思います。
そうですね。ありがとうございます。
小御門優一郎
なんかその後の開演のインタビューとかの記事も読ませていただいていると、ひょっとしたらこれはノーミーツさん後続が欲しいのかなっていうふうに思ったこともあったんですけども、こちらについてはどうですか?
そうですね。確かに生配信であるコンテンツに特化している団体というのはあんまりなくてですね、やっぱりまだ表現のジャンルとしてまだ全然成熟していない可能性とかポテンシャルはまだまだまだ試していかなきゃいけないっていうところなので、
何か競い合うじゃないですけど、向こうはああいうふうにやってきたんだ、なるほどなっていうような団体さんとかがいてくれたらなって思うところは確かにありますね。
高見知英
そうですね。競い合うわけではないけれどもやっぱりお互いを意識できるような団体っていうのがあるといいなというのは確かにありますよね。
18:06
高見知英
それにもう一つは自分は見てて感じたのはやっぱりノーミーツさんここ最近は本当にいろんな出会ったことがないコンテンツ作りということでいろんなところに足を伸ばしている一方でやっぱりオンラインの演劇というやり方もどこかで残しておきたいな。
ただこのままでストーリーレベルとしていろいろやってるとなかなか演劇ができなくなる。だからその代わりにその空き地を、空き地ではないですけれども、その場を守ってくれるような団体が欲しいのかなっていうようなそんな感覚も感じました。
小御門優一郎
なるほど。そうですね。それで言うとですね、確かに最近はマーダーミステリーみたいなボードゲームを作ってみたりだとか、確かにもうなんか演劇っていうものとは外れたものとかもいろいろ面白がって作ったりしてるんですけど、
あんまりその、このオンライン演劇っていうジャンルを守っていかなきゃ、自分たちが発展させていかなきゃっていう、そこに対する責任感っていうのは実はあんまりなくてですね、
やっぱり我々が最初に生配信の演劇講演みたいなものをやってみて面白いなと思ったのが、オンラインっていうものを使えばリアルタイムのコミュニケーションというか、総合的なやり取りっていうものをすごい拡張できるなっていうことに気づいたんですね。
最初、リアルタイムで観客の皆さんからのチャットが来て、それに対して演者も反応するっていう、これなかなか劇場でやる演劇ではできない演出ができるなって、多分そこがオンラインをかませてやる表現の喜びというか醍醐味だなと思ったので、
そこを起点にしながらいろいろジャンルを広げたりしている。そのマーダーミステリーとかそういうボードゲームっていうものもオンラインを使えばそういうふうに総合的に会話するゲームっていうものを同じ場所に集まってなくてもできるかもしれないっていうところを確認して発想しているので、
どちらかというと演劇的な表現っていうところよりもオンラインを使った総合的なコミュニケーションっていうところに核を置いているのかもなっていうのは今お話聞いてて思いました。
高見知英
なるほど、オンラインを使った総合的なコミュニケーション、そうですね。確かにマーダーミステリーの時のそのようなことをインタビュー記事で書かれているのを夢にしたことがあります。
やはりそうですね、本当にオンラインを使ったリアルタイムなコミュニケーションっていうのは確かに演劇では難しいことにはなってきますし、
21:03
高見知英
最初にこちらは門外普通モラトリウムの時だったかと思いますけども、休憩の時間にチャットで投稿された内容を読み上げて反応するっていうような時間があって、
休憩時間休んでる暇がないな、席立ってる暇がないなっていうような話をしてたような気がするんですけども、やっぱりそういうようなことができるっていうのもやはりオンラインならではっていうところはあるなっていうふうに思いました。
そうですね、実際自分も他のイベントとかで登壇をしていて、やはりオフラインだと実際の会場だと自分の目の前には発表用のパソコンちっちゃいのはありますけども、角度的に見えないですし、
例えばツイッターの投稿とかそれぞれの個々人の反応とかそういうものを自分の目で見てそれで反応するってことはできないんですよね。
だからその通り本当にオンラインだからこそリアルタイムなコミュニケーションができるっていうところはあるなっていうような感覚はわかります。
ありがとうございます。
何かいろいろなこのようないろいろな活動をしていて、何か対象としているとか、何か変えたいなーって思っていること、人など何かございましたらそちらもお伺いできればと思うんですけれども、何かございますでしょうか。
小御門優一郎
そうですね、毎回何か新しい作品作っているときに大変だなって思うのが、なかなか自分たちがやっている表現の説明がしにくいなっていうことなんですよね。
純粋な映画でもないし、演劇でもないし、ドラマでもないしっていうこれまでのジャンルとかカテゴリーを示す単語ではなかなか一言で説明できなくて、なのでそういういろんな要素が掛け合わさったことだからこそ新しさがあって、面白いっていうところもあるんですけど、
そうですね、まずそこが大変だなっていうのがあって、なのでターゲットとしている人たちも、何でしょうね、映画マニアとか、演劇とか劇場に熱心に通っている人っていう、
そのジャンルに対するファンじゃなくて、もっと広いというか新規性のある人たちにリーチできたらいいなっていうのは、毎回我々チーム内で言っているところでして、
そうですね、なので生配信の演劇公演作るっていう時も、あんまりその、もちろん表現媒体が全然違うのでできないってところもあるんですけど、演劇的なお約束っていうものにあんまり縛られず、それまで劇場で演劇見たことないよっていう人が見ても、
24:13
小御門優一郎
あ、こういうふうに役者さんたちがずっと生で一連でやってるっていう、そういうお芝居見るのって楽しいねって思ってもらえる。で、それがまあ結果的に劇場に行って、あの本当に舞台演劇を見ることに繋がったら嬉しいですし、とかまあいろいろ考えるんですけど、
とにかく、なんでしょうね、あの我々もジャンルを越境しながら作ってるので、見る人たちのジャンルも越境していただきたいなと思いながらやってます。
高見知英
ありがとうございます。そうですね、映画マニアみたいなジャンルのファンではなくてもっともっと広く。
そうですね、それは実際に結構自分も体験してて感じるなというふうに思いました。やっぱり自分も実は演劇っていうのを他のところで見ることがなかったので、ここ初めてこういうオンライン演劇っていうものを見て、あ、こういうのって面白いなっていうふうに感じたところではありますし。
だからそういうのはすごくわかります。そしてやっぱりもう一つ、今回演劇というところでちょっとどうしようかなーって気遅れしていた原因として、会場では何もできないっていうのもあるんですよね、やっぱり。
今回こちらの能満さんの劇では必ず最初のところの注意で、お客様スマートフォンなどの電源を切りいただかなくて結構でございますとかそういうような言葉が必ず入りますけども、やっぱりそういうようなことってすごく気にしなくていいんだっていうふうなのがすごく良くて。
で、かつ周りの人ともテキストでチャットでですけども話し合っちゃって全然問題ないじゃないですか。そういうようなところがすごくいいなっていうふうに思っています。
小御門優一郎
そうですね、確かによくよく考えてみると真っ黒い空間に2時間近く閉じ込められて、その間基本的に喋らず携帯も見ずでお願いしますってのは確かにもう前は当たり前だったかもしれないですけど現代においてはなかなかハードル高いお願いですもんね。
高見知英
それで敷居が高くなっちゃって、演劇みたいなライブコンテンツを見る一歩目が踏み出せない人がいるのだとしたら、そういう人たちの一歩目になれたらすごい嬉しいなと思います。
そういうような人たちの一歩目がいいですね。やっぱり自分としてはスマートフォンを触らないでっていうのはまあいいんですけどもやっぱり自分の意見が発せないっていうのがちょっと辛いなって。やっぱりここがいいなっていうふうに思うのであればいいなって言いたいし、他の人の反響も知りたい。
27:06
高見知英
どこがいいと思っているのかっていうのを知りたい。特にここ最近、まあ割と前からですけどもテレビとかの番組でテレビとかの番組を見つつツイッターとかで実況をしているっていう人たち、まあ自分も混じっていますけどもやっぱりそういうようなことができないっていうのは結構やっぱり特に1時間2時間となると結構大変だなっていうふうに思ってしまうというところがありますね。
そういうようなことができる感想を言い合えるっていうのがすごくいいなっていうふうに思います。
小御門優一郎
そうですね。やっぱり配信となるとお客様それぞれが自分のパーソナルなデバイスの前で基本的には一人で見てると思うのでそういう議論というか感想を言い合うみたいなチャットの空気感が出ることで何でしょうね連帯感というか
私たちそれぞれは別々の場所にいるけど今同時に同じものを見てるんだよねっていう感じが出てきて、やっぱりその感じが出てるなっていうのを味わうのも我々制作サイドも目指していることでもあるので
そうですね。そういうふうに感想を言いながら見てもらうことは我々も推奨してますし、そこの連帯感とかを楽しんでもらえると嬉しいなと思ってます。
高見知英
そうですね。連帯感は本当にすごくあると思います。だから連帯感を感じるっていうのはもっといろんな人にも体験してほしいなっていうふうに思いますね。
私も知ってる人たちに何人か誘って見に行ったってこともありますけど、やっぱりそれは本当ならではの臨場感というか、一緒に見てるなっていう感覚を得られるのが良かったなというふうに思いました。
小御門優一郎
ありがとうございます。
高見知英
それではこちらの活動に関してですけれども、何か課題に感じていることなどはございますでしょうか?
小御門優一郎
そうですね。さっき言ったこととはちょっと重複もするんですけども、やっぱり毎回前例がないこととかを作ろうとするので、
それを制作する、チーム作りっていうのが結構毎回難しいんですよね。
例えば映画作ろうとかドラマ作ろうだったら、それを専門としている制作会社さん一社に頼めば、割と必要なスタッフさんたちは揃うっていうところを。
日本放送さんのシャオクを貸し切ってやらせていただいたあの夜を覚えてるとかは、もちろんカメラでいろいろ撮るってことが必要だから、
普段映画とかドラマ作ってるチームがいて、一連でいろいろ移動しながら演者さんに演技してもらうっていうものをサポートするために演劇のチームがいて、
30:09
小御門優一郎
映像をスイッチしながら効果的に見せていくっていうのが多発するので、ライブコンテンツで映像スイッチが一番強いのは、
普段コンサートとかをやってる人たちだからそういうチームがいてっていう、結構普段やってる文化とかいろいろバラバラなチームが一体となってスタートするので、
初回の会議とかは本当に、その言葉何ですかとか、普段うちらはそうやってないですね、みたいなそういうこととかが起こるので、そこをまとめていくのが大変で、
なんとかその後の演をやり抜いても、また次の講演はまた別のことをやるから、その工程がやり直しとか、そこが結構大変だなと思ってます。
高見知英
確かにそうですね、やっぱり前例がないことをやるからこそチーム作りが難しくなるっていうのはそうですね、本当にどういう技術が生きるのかっていうのがわかりづらいところはすごくありますし、
小御門優一郎
やっぱりここは結構どの団体も抱えてる課題なのかもしれないですけども、やっぱりこのコロナ禍もあって、演出の仕方とか何かの見せ方っていうのがどんどん変わっていく中、
高見知英
今までのやり方じゃダメだし、じゃあ今までの人たちだけでもダメだしっていうところはあるなっていうふうに思います。 だからこそいろんな団体で組んでやらないといけないってところもあったりするんですけども、やっぱり繋がりが今までできてない人たち同士だからこそ難しいっていうようなところもすごくありますよね。
小御門優一郎
そうですね、普通に初対面の人と仕事するっていうのはそれだけで結構コストだったりするし、なんかね、時には普段は大事にされていることを譲ってもらわなきゃいけないこととかもあるので、そこはね結構毎回大変だなと思ってますね。
高見知英
そうですね。そういうようなところの難しさっていうのは実際どのようにしていこうかな、どう取り組んでいこうかなっていうのはありますか?
小御門優一郎
そうですね、だから何でしょうね、ちょっと精神論というかなんか抽象っぽくなってきちゃうんですけど、やっぱりいろんな畑出身の人が集まってきても共通のゴールにできるようなビジョンみたいなものを掲げて、
ハブとなる人は、いろんな畑ごとの業界用語とかが飛び交うところをそのチームで通じる言葉に翻訳し直すというか、みんなが意思疎通ができるようなプロデューサーとか演出家とかが整えていって、
33:24
小御門優一郎
本番直前ぐらいになってきてようやく僕たちが作ることとか目指していることってこういうことなんだっていう意識が共通でみんなが持ち始めると加速度的に物事が進むというか、それで毎回何とか間に合わせてるっていう感じなので、
たぶん気をつけていることというので言うと、境目となっているなんか、柵をなるべく取り払ったりとか、業界の人にしか伝わらない言葉とかをみんなに伝わる言葉に翻訳していくとか、そういうことを心がけてやってますね。
高見知英
ありがとうございます。柵をなるべく取り払う、いろんな人が集まっても共通のゴールが見えるようにするっていうのは、何かこういうようなところを大事にするっていうのが、例えば以前他のところでもゲームの翻訳ですね、そういうような分野でも同じようなことを聞いたので、
小御門優一郎
すごく、これはやはりいろんな分野の人たちが集まって何かをするときにはすごく大事な考え方なんだなっていうのは思いました。
そうですね。チームで何かやるお仕事をするんだったら、どこのチームもお金少なかで抱えている問題ではあるんだろうなと思います。
高見知英
やはり本当に特にここ最近になって、いろんな分野の人たちが一緒になって活動しなければいけないっていうことはすごく多くなっているんじゃないかなというふうに思います。
やはりテクノロジーバザけで活動している人と地域コミュニティで活動している人、子育て支援で活動している人、防災について活動している人、いろんな人たちが全く一つになって何かをするっていうようなことは多くなる中、
やっぱりそういうような用語をどうやってうまくバランスとっていくのかとか、そういうような用語が出てきたときにどうバランスをとっていくのかっていうのは多分すごく大事な話ですよね。
小御門優一郎
そうですね。もちろん各ジャンルでスペシャルなスキルとかを持っているのも大事だし、多分そういう人たちをうまくつなげるポジションとか、そういう役職のお仕事とかもこれから大事になってくるのかなぁとか思いますね。
36:04
高見知英
そうですね。なんというか、翻訳係ですかね。そういう翻訳をする人っていうのがすごく重要になってくると思いますし、あるいは特にテクノロジー、IT関係の人なんかだとすごくそういうことを顕著にあるかなというふうに思うんですけども、
やっぱりいわゆるITツールを普通に使える、いわゆるパワーユーザーと言われるような人たちと、自分たち開発者、プログラマーとかのコミュニティで活動している人からすると、パワーユーザーに伝わる言葉って多分みんなに伝わる言葉だと思ってしまう。
ただ、実際に発してみるとそれはパワーユーザーでもない人、全くそういうスマートフォンとかあまり使わないっていうような人たちには伝わらない言葉であるっていうことを知らずに話してしまって、溝がいつの間にか深くなってしまうってことはすごくよくあるので、だからそういうような時に翻訳係がいかに活躍をするかっていうのと、
あとは、個人がわからない言葉に出会った時に、嫌だ怖いって言うんじゃなくて、それってどういうことっていうふうにまず聞いてみる。聞いてみるっていうことが大事なのかなっていうふうにはすごく思いますね。
小御門優一郎
いやそうですね。多分Appleとかはそれが抜群に上手いのかなとか思ったりしますね。もちろん使われているテクノロジーとかはとんでもなく高度なものなんだろうけど、それを直感、詳しくないユーザーにまで浸透させるコピーライティングとかコミュニケーションっていうのをめちゃくちゃ考えてるからあんなに広まったんだろうなとか考えたりします。
高見知英
そうですね。やはりそういう時に聞くっていうことがすごく大事になると思うし、そしてそういうようなことができる人、わからないことがあるっていう人がそばにいるっていうことも大事なのかなっていうふうには思いますね。
そうですね。
やっぱりわからないって声を発する人がそばにいないと、結局そのわからないはわからないまま出てきてしまうので、最後に最後のユーザーが使ってるときにあれこれわからないっていうふうになってしまうというところはあるなっていうふうには思います。
小御門優一郎
面白いですね、確かに。何がわからないのかをちゃんと言語化したりとかまとめてくれる。わからない状態であることが仕事な人がいてもなんかいいはずなくらいですもんね、今感じて。
高見知英
そこはすごく感じます。やっぱり自分たちの団体でも、やっぱり地域に向けて何かをする、IT利活用支援をするっていうことはやっぱり日がなITの知識がある人とない人が混在するっていうことになりますので。
39:11
高見知英
うっかりこの言葉は通じるだろう、この画面はわかるだろうっていうふうに言ってみたことが実はわかってなかったっていうようなことって結構ありますので、実際やっぱり画面の部品が、やっぱりここ最近のアプリってやっぱり画面にいろんなパーツが散りばめられているので、だから上までは見てなかったとか、下は読めてなかったとか、ここにボタンがあるなんて知らなかったとか。
そういうようなことっていうのは結構ありますね。そういうわからないことを見つけ出すっていうようなことってすごく必要になってくるなっていうふうに思いますね。本当にいろんな分野の人がそういうわからないことを言うって必要になるなっていうふうに思います。
ありがとうございます。本当にそれはすごく大事だなというふうに思います。
それは続きましてですけれども、ITについてテクノロジーについてどのように関わっていきたい、どういうふうに使っていきたいなど何かございますか。
小御門優一郎
そうですね。本当にITというかテクノロジーにはオンラインで生配信してるっていう性質上、普段めちゃくちゃお世話になっているおりまして、やっぱりそれを人と人がつながりを感じられる温度感みたいなものを感じる補助ツールとして使わせていただいて、
使わせてもらいたいなっていう気持ちはありますね。
最初の門外不質モラトリアムをやってリアルタイムでチャットを打てるようにして、ラグもなるべく少ないようにしたからこそ、
チャットのコメントを拾って演者が返してっていうその総合的なコミュニケーションが生まれることで、たぶん言ってしまえばノーミーツの初期の作品って演者もパソコンの前にいるし視聴者の皆さんもパソコンの前にいるしっていう、
言ってみればすごいドライなというか冷たい冗計ではあるんですけど、心情的には一緒に一個のものを作り上げた感が感じられたものにはなったのかなと思っているので、
そうですね、ITとかテクノロジーを、こんなことができます、すごいでしょうというよりは、本当に目の前にいるみたいとか、本当にこの人の呼吸の感じとか肌の温度みたいなのを感じるなっていうことを、それを伝えるサポートツールとして使わせてもらいたいなっていう気持ちですね。
42:17
高見知英
ありがとうございます。そうですね、本当に人と人がつながりを感じるツールとして使うっていうのはすごく良いですね。やっぱり技術的にも、やっぱりこのノーミーツさん、技術的にもすごいいろんなことをやってらっしゃるなっていうふうには思いますけれども、
やっぱりまずは一番大事なのは、やっぱり人と人がつながりを感じること。画面越しでも、あ、そばにいるんだなっていう感覚を得られることっていうのがありますね。
小御門優一郎
そうですね、そこは大事にしながら使っていきたいなと思います。やっぱり新しい技術とかは好きというか歓迎なので、そういうものをどんどん取り入れながら、これをこう使ったら面白いんじゃないかっていう発想法で、どんどん新しいことを取り入れつつやっていきたいなと思いますね。
高見知英
こう使ったら面白いんじゃないっていうのはそうですね、すごく。やっぱりこういうようなきっかけっていうのって意外と気づかなかったりするので、やっぱりこれを、このノーミーツさんの演劇を見て、あ、そういうことだっていうふうに気づくっていうのもすごくきっかけになり得るのでいいなというふうに思います。
それこそ自分が冒頭に言ったあのズームのスクリーンショットってこれ記念写真だなっていうふうに思うっていうところも、やはりこういう演劇を通してやっぱり自分自身が変わっていくことでもあると思うので、やっぱりこれを通してノーミーツさんの演劇を通して見てる側も関わり方を考えていきたいなっていうふうに思いますね。
小御門優一郎
そうですね、そういうふうに何か見てる方の捉え方とかを変えられていることがあるんだったら、それはもう妙利につきますね。
高見知英
そうですね、ありがとうございます。そこはすごく自分を見てても感じます。やっぱりそうですね。
小御門優一郎
ありがとうございます。
その他何か、これを聞いてる人に何かしてほしいなっていうことは何かございますか?
そうですね、いろいろな手を変え品を変えいろんな作品作ってますので、その一個一個の作品を体験してみて、
ぜひ何でしょうね、割とノーミーツの作品ってただ見てっていうよりかは、このチャットを打ってもらうとか、実際に物語のルートを決めてもらうのに寄与してもらうとか、そういう参加型なものが多いので、
45:04
小御門優一郎
ぜひ作品見たり体感したりして、その盛り上がりの中とかに参加してみてほしいなっていうのは思います。
高見知英
ありがとうございます。盛り上がりの中に参加するって、そうですね、いいですね。
小御門優一郎
そうですね、お祭り好きなメンバーが多くて、毎回お祭り作ってる気持ちでやってるので、参加してくれると嬉しいです。
高見知英
お祭りを作ってる感じってその通りですね。やっぱり本当にオンラインだからこそ、オンラインでもこういうようなお祭りを作るってことはできるんだっていうことは、もっともっといろんな人が体感してほしいなっていうふうには思います。
やはりどうしてもどこかしらオフラインでのイベントに慣れている人は、オンラインになんとなく冷たさを感じてしまっているっていうことも多いと思うので。
小御門優一郎
いや、あると思います。
高見知英
ただ自分はたびたび他のところとかでは話をしているんですけれども、あまり交通の便がいいところではないので、あまり外に出るってこと自体がそもそもできなかったりするんですね。
で、出て行ったとしても時間ギリギリになってしまうので、よそを見てもらったりとか人と話してもらったりとかいうようなことができず、結局会場と自分の家の往復になってしまって、あまり何もできないっていうようなことになってしまうことが多くて。
やっぱりそうなると、まあその分オンラインだったら交通の時間とかがないので、すぐにお祭りの中に入り込むことができるし、楽しむことができるので。
だからその状態で楽しんでいるときにオフラインのイベントがいいねってことで解決してしまうと、皆さんは確かにそういうところで結構お祭りに参加できるだろうけど、自分のところ遠いのでそれできないんですよねっていう感じになってしまう。
だからそういうようなところもあるので、やっぱりこういうオンラインでも盛り上がることができるぞ、オンラインでこういうような楽しみ方があるぞっていうのは、もっともっと普及していってほしいし、発掘されていってほしいなっていうようなことは思いますね。
小御門優一郎
そうですね。まさにおっしゃる通り、オンラインをかませると、見てくれる人の生活に寄り添いながら、そういうお祭り事を仕掛けることができるなというのはやってて思って、
実際なんかチャット欄でも視聴者の方から、地方に住んでてなかなか劇場ってものが身近じゃないので、こういうライブエンタメ気軽に見れて嬉しいだとか、今小さいお子さんを子育てしていて、どうしても今のステータス的にそういう場所に行くのが難しいので、家にいながらこういう感覚を味わえるの嬉しいっていうお声いただいたりするので、
48:00
小御門優一郎
そうですね。オンラインとかITの力を使えば、見て、ユーザーの方の生活スタイルっていうものをあんまり変えてもらわなくても、そういうライブエンタメの楽しさっていうのを仕掛けていけるので、そこはやっぱりいいなっていうのは使い始めて改めて思ってます。
高見知英
やっぱり気軽に見れて嬉しいっていうのは本当にここ最近いろんなところと関わってても思っていて、やっぱり自分の団体だとどちらかっていうと本当に子育てまっさかりの方々にお父さんお母さんに話を聞くっていう機会が多いといえば多いんですけれども、やっぱりそういうような人たちはやっぱり行動の範囲がすごく狭まってしまうので、
小御門優一郎
そうですよね。どうしても。
高見知英
だから物理的にそんな遠く行けないっていうのもあるし、後はそもそも子供が泣いちゃったら困るからとかそういうような理由で演劇の場にも行けなかったりとかそういうのもあるし、そういうような2つの意味でも気軽に見られるなっていうのは感覚がありますね。
そうですね。もちろん中止になってしまっていたフェスとかライブがまた復活することはいいことですけど、それと合わせてオンライン系のものもなくなってしまうことなく両方あるっていうスタイルになっていけばいいなと思いますね。
そしてオンラインの人とオフラインの参加者の人たちが気軽に何かどこかで話せるようなものがあってもいいのかなっていうの感覚がありますね。やはり例えばどこかの掲示板的な場所で、見た目は掲示板なんだけども普通にビデオでお互いの顔を付き合わせることができるようになってるとか、そういうような設備があってもいいですし。
どこかの街だったかに全く地域の違う国も違ったような気がします。全く違う国の街とつながる大きなモニターを用意するみたいな取り組みをやってるところがどこかにあったような記憶があるんですけども、そういうようなことみたいな形でつなげられれば面白いなというような感覚はありますね。
小御門優一郎
そうですね。メタバース技術とかが進んでいけばそういうこともあり得るかもしれないですよね。
高見知英
そうですね。それこそメタバースが進んでいけば、もっともっとリアリティのあるつながり方ができるし、オフラインの人とオンラインの人が同時に拍手をするとか、同時に喜んで騒いだりとか、そういうようなことができるっていうようなことが成り立つかもしれませんので、やっぱりそういうところができるようになってるし、
小御門優一郎
そのためにもやっぱり自分たちがまずは今できることで盛り上がってみる。そうしないとその先って見えてこないので。
高見知英
そうですね。
やはりこういうようなものってそれこそとにかく最近思うのは、やっぱり自分たちだけが盛り上がれればいいってものではなくて、周りの人も含めて盛り上がらないと次の面白さが見えてこないっていうところはありますので。
51:10
高見知英
はいはい。確かに確かに。
なるべく多くの人にこちら側の楽しさっていうのも知ってもらいたいなっていうのは思いますね。
ありがとうございます。
小御門優一郎
ありがとうございます。
高見知英
それでは今後インターネットでノーミーツさんの活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか。
小御門優一郎
そうですね。
メインの情報発信はツイッターを使っておりますので、ぜひストリーレベルノーミーツのツイッターをですね、ツイッターアカウントフォローしていただいて、
そこから多分公演を作るとなると、その公演ごとに新しいウェブサイトとか作ってると思うので、そこに飛んでいただいて情報をゲットしていただければなと思います。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね。ツイッターですね。
小御門優一郎
そうですね。メインは。
高見知英
ツイッターがメインなんですね。
小御門優一郎
そうですね。一番先に情報を出すのはそこになるかなって感じですね。
高見知英
なるほど、そうですね。確かにウェブサイトなのかなというふうに思っていたんですけども、確かにツイッターで出てきた情報がウェブサイトに配置されていくという形になりますね。
小御門優一郎
そうですね。やっぱりウェブはある程度情報がまとまったら更新されるっていう感じなので、ツイッターが一番情報早いかと思います。
高見知英
ありがとうございます。
それでは最後になりましたけれども、こちらのノーミスさんの活動のキーワードをお伺いできますでしょうか。
小御門優一郎
そうですね。今回今のお話の中でも何度か話させていただきましたけど、まだ出会ったことのないこと、人、ものだと思っております。
やっぱり新しいものを作ろうとなると新しい人と出会わなきゃいけなかったりしますし、それが予期せぬ科学反応を生んでコンテンツの新しさにつながったりもするので、今後もまだ自分たちも世界も出会ったことのない作品作りを追求していきたいなと思っております。
高見知英
ありがとうございます。まだ出会ったことのないもの一言。
まだ出会ったことのないものを見るっていうのって意外とオフラインだとちょこちょことハードル高い時があって、やっぱりなかなかその場にそもそも物理的に行けないとか、
54:02
高見知英
例えば狭すぎて人が入れないとかそもそもそこは人が入ってはいけないエリアですとか、そういうところもあるし、犬跨ぎとかいうような人に会うっていうのもそうそう会えることでもないですし、
小御門優一郎
それこそこの間の世界同時演劇なんかもそうですけれども、そういうような遠くの国の人と会うっていうのはますます難しい話になってしまうので、やっぱりまずはファーストステップはオンラインで、でセカンドステップ以降にオフラインで実際に会うっていう選択肢が出てきてもいいのかなっていうのはすごく思います。
そうですね本当に何か使い分け、ビジネスシーンでも使い分けになってきましたもんね。最初のキックオフはオンラインで軽くみたいな、それはすごいいいなぁと思ってます。
高見知英
それにもう一つ本当にオンラインであれば試行回数、出会う回数ってすごく増やせるので、オフラインだと月1回イベントをやりますっていうこと以上に間隔を減らすってことは難しくなっちゃいますけれども、オンラインだったら毎日10分だけねっていうようなことも意外と簡単にできますので、
なのでそういうようなところから繋がりを作っていって仲良くしていって、でいざっていう時にオフラインで会うっていうような選択が取れるようになればいいのかなっていうふうに思いますね。
小御門優一郎
はい僕もそう思います。
高見知英
ありがとうございます。その他何かこれはぜひ言っておきたいなということ何かございますでしょうか。
小御門優一郎
はい、ちょっとあの宣伝地味でしまうのですが、来年の3月にですね、ホンダ劇場という下北沢にある劇場で、濃密としては初めて劇場という場所で物語作りをすることになりました。
配信者というタイトルでございます。
まあちょっと名前の通りですね。劇場でやるんですけども、また配信で見る新しい表現にも挑戦したいと思っておりますので、劇場配信どちらでも構いませんので、ぜひ来年3月上旬に上映する予定ですので、ぜひ配信者の方もよろしくお願いします。
高見知英
なるほどありがとうございます。それは楽しみですね。
小御門優一郎
はい、ありがとうございます。
高見知英
3月上旬、こちらも情報が詳細なものが決まったらツイッター等で配信いただけるということですね。
そうですね。
ありがとうございます。ぜひツイッターの方で活動をチェックしてみてください。
小御門優一郎
はい、ぜひよろしくお願いします。
高見知英
はい、ありがとうございます。
それでは今回のゲストは、ノーミーツのコミカドユイチロウさんでございました。
57:01
小御門優一郎
ありがとうございました。
高見知英
コミカドさんどうもありがとうございました。
小御門優一郎
はい、ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
今回はオンラインで演劇的なコンテンツを制作する団体として活動を始め、
まだ世界が見たことのない、出会ったことのないノーミーツな表現を模索し追求するストーリーレベルノーミーツのコミカドユイチロウさんに活動の内容や思いを伺いました。
ノーミーツは2020年4月、1回目の緊急事態宣言が出た際にスタートした団体。
ズームを使った小規模即興劇やオンラインでの演劇など、生配信でライブ感のドキドキがあるものを作りたいという思いのもと、様々なコンテンツを発信しています。
コロナ禍に入り、本業がストップしてしまった。
しかし、一方、それがあったからこそ、自分たちは出会えた。
コロナというパンデミックとどう向き合っていくか。
多分、世界があのままだったら、一緒に仕事をしたり、友達になったりすることはできなかった。
そのような思いが散りばめられた作品を数多く出してきたノーミーツ。
会わないでどれだけのものを作れるのかな?から始まり、現在はまだ誰もやってなさそうで、世界の人が見たことのない、出会ったことのないノーミーツな表現を模索し追求しています。
オンラインをかませると、見ている人の生活に寄り添いながらお祭り事を仕掛けることができる。
小御門優一郎
もちろん中止になってしまったフェスやライブが復活するのは良いことだけど、それと合わせてオンライン系のものもなくなってしまうことなく、両方あるというスタイルになっていければいいなとコミカドさんは言います。
高見知英
ノーミーツの活動のキーワードは、まだ出会ったことのないもの、人、こと。
ノーミーツの演劇を通して、画面越しでもそばにいるという感覚を得る。
ITとかテクノロジーをこんなことができます、すごいでしょ、というより、本当に目の前にいるみたいとか、その人の呼吸の感じとか肌の温度を感じるなという、それを感じるサポートツールとして使わせてもらいたい。
1:00:00
高見知英
新しいものを作ろうと思うと、新しい人と出会わなければいけない。
オンラインで様々な人と出会い、一緒に楽しむ。
皆さんもノーミーツの取り組みに関わって、そんなやり方楽しんでみませんか?
このポッドキャストの感想は、ツイッターやフェイスブックなどで受け付けています。
ハッシュタグSBCAST045、アルファベットでSBCAST、数字の045、こちらのハッシュタグをつけて投稿いただけると幸いです。
小御門優一郎
それらが使えないという方は、まちづくりエージェントサイドBTTサイトのお問い合わせフォームなどからご連絡ください。
高見知英
また、SBCASTでは、継続のための寄付受付を行っています。
毎月1000円の月額サポートの内容となります。
得点などご興味ご関心のある方は、ぜひ寄付サイトをご確認ください。
今後もこの番組では、様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて、ポッドキャストの購読ないし、チャンネル登録などをして次をお待ちいただければと思います。
それでは、今回のSBCASTを終了します。
お聞きいただきましてありがとうございました。
01:02:19
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