だから、まだすごくニューヨークですみたいな感じよりかは、
まだこの街の魅力とかを探索してるような気持ちですね。
その前は日本?
その前は2年ペンシルバニア州にいました。その前日本です。
そこで学校行ってたんでしたっけ?
そこの2年は、私結婚でアメリカに移住してるんですけど、
ビザを待ってた期間。婚約者として来て結婚してビザを待ってた期間で、
大学も実はペンシルバニアで学生の時にいたので、
ペンシルバニア4年の日本5年のペンシルバニア2年のニューヨーク5年みたいな。
日本を挟んだの?
そうそう。なんだかんだアメリカ長いねみたいな感じですね。
確かに。日本にいた時からテレビ業界で働かれてて、
こっちでも映像監督の仕事を続けてという感じ?
そうですね。もともと大学では舞台芸術の勉強してたんですけど、
あまりに日本に帰って就職する時に立て社会すぎて、
適応できなくて、無償で3年は弟子にならないとダメよとか言われて、
バイトもしちゃダメだし、無償で3年ってすごい業界だなと思って。
歌舞伎とかみたいな。
歌舞伎。
すごいあれですよね。私はそれは無理だなと思って、
同じ芸術分野の中でも、いろいろ映画のインターンやってみたりとか、
いろいろやった中で、最後のいろいろ合わないなってなった中で、
テレビはまだやってないかもってことで、飛び込んでみたらすごい肌にあってて、
そこからずっと映像制作だったりとか、テレビ番組の制作っていうのをやらせてもらってます。
最近は結構短めの作品撮ったりとか、まだテレビのお仕事されたりとか、
いろんなクライアントさんがいる感じですか?
今本当に雑食っていうか、結構私重いペースのクライアントさんとやるのが好きで、
だからCMだけやりますとかテレビだけやりますというよりかは、
本当にいいなと思う方とお仕事させていただくことが多くて、
なんでさっき言われたように、本当に企業さんの短い3分のプロモーションとかもやるし、
30分のテレビ番組っていうのもやるし、本当にご縁があるものが積極的にやらせていただいてるっていう感じの働き方ですね。
どんな基準で選んでるんですか?重い部分は。
重い部分は、私の中でルールがあって、3歩を良しになってほしいなっていうのがすごくあって、
例えば企業さんが自分たちだけの利益を追求していったりすると、すごいその人のために頑張ろうって思えないし、
逆に視聴者がこれしたら笑ってくれるだろうみたいなしょうもないお笑いとかも、
なんで私このためにやってるんだろうみたいになっちゃうし、
視聴者とクライアントさんと制作者である自分が気持ちよく世の中に笑いだったりとか感動だったりとか、
その循環が巡るようなことができたらいいなっていう。
例えば企業さんがクライアントだったらば、いかに熱い思いを持ってて、
その企業さんが世の中に知ってもらうことで、より世の中が良くなるみたいなことになったらいいなっていうところで、
選んでるって言うとすごい上から目線になっちゃいますけど、そういう方たちに寄り添った仕事ができたらいいなと思ってやってますね。
なるほど。
MIMODAを始めるきっかけは何だったんですか?
MIMODAは当初坂広さんが来てくださったのは2年半前?3年前?
3年前。
20年。元はコロナ禍って感じでしたよね。
女性限定の動画制作を学ぶオンラインスクールとして立ち上げたんですけど、
映像業界って極端に女性が少なくて、ほんと周り見ても男性ばっかり。
特に私今30代半ばなんですけど、どんどん年齢重ねれば重ねるほどみんなリタイアしていくんですよね。
結婚、出産、旦那の転勤とかいろんな理由でリタイアしていって、つまんねえなと。
もっと楽しいことを女性の仲間だからできることをやりたいし、
例えば撮影ってなると、ロケとか行った時に男性いっぱいで女一人みたいにつまんないじゃないですか。
単純に。
制作の現場とかも意見、女性だと言いやすいとか、クライアントさんも女性だったら言いやすい雰囲気のこととかいろいろあると思ってて、
そんな中で女性が周り見渡してもいないなってなった時に、しばらく考えてたんですよ。
もっと前からそれを思ってて、でもいないなってずっと思ってたんですよ。
じゃあもう育てるかってなって、コロナ禍に入ったのをきっかけにみんなオンラインにフォーカスしだしたので、
じゃあ一からそういうスクールをやろうってことでやらせていただいて、来てくださいましたね。
さひろさんはなんでそれをやろうと思ったんですか?もともとそういう映像は全然やったことない?
全然やったことなくて、私はMIMOZAの一期生の前のゼロ期生の時期があったじゃないですか。
数ヶ月前だったと思うんですけど、その時にしおれさんのツイートを、多分ゆかさんがリツイートしてたのかな。
それを見て、なんかやりたいんだけどちょっと躊躇してゼロ期はやらなかったんですよ。
すごいそれを後悔して、一期の申し込み返しがあった時に、これやらないと絶対後悔するなと思ってやったんですけど、
でもその時は全く映像をやったことないし、別になんかすごいガジェットが家にめちゃめちゃあるとかでもなかったんだけど、
なんかコロナだったのもあるし、もうちょっと自分が今メインの仕事以外にできる時間があるなっていうことに気づいて、
夫もその時ギターの学校に行ってたし、なんかそのタイミングで別のことやりたいな、なんか映像楽しそうだなみたいな気持ちで、
もともとアートとかそういうクリエイティブなことに興味はあったので、なんかやりたい、タイミング的に入れるかもって感じで始めました。
さひろさんはマジで超優等生、エースじゃないですか。
すごいエース。
ゼロから始めたのに、アフターエフェクトの先生までやるようになって。
そう、うちそのオンラインスクール2つコースを当時設けてて、本当に何もわかんないよっていう人たちのビギナーコースと、
もうちょっとその映像を仕事にしていきたいよって方のキャリアコースって2つあって、さひろさんはもうビギナーからスタートだったんですよね。
本当にビギナーって何をしててるかって、もうなんかショートカット機セキュリティに使おうねとか、
ここはもうクリックじゃなくてスペースキー押してよとか、そういう話をたくさんするようなクラス。
例えばこれ練習で使うからこの動画ダウンロードしといてねって言ったら、たくさんの人がこう、
え、ダウンロードしたやつってどこに保存されてますかみたいな、それはわかんないって、
それはあなたのパソコンに入ってるから、あなたがわかることだよみたいな、本当にそういう環境というか、
それくらいパソコンにもお二人の方が多くいらっしゃるクラスだったんですけど、そこからビギナーコース約3ヶ月やってすぐ、
ゆうかさんのyoutube、ビギナー卒後、でもその後キャリアコースもやった?
キャリアコース来ていただいて、それも3ヶ月、だからトータル6ヶ月学んでいただいて、
その後もう本当に、かなり卒業政策っていう、自分の先を作るのを最後に設けてるんですけど、
その作品がもう素晴らしすぎて、もうこれ以外ないよね、優秀賞決めるんですけど、これ以外ありえないし、
これはミモ座っていう枠を外したとしても、すごい映像だぞこれは、みたいなことになって、
いろんな転機もあったので、さひろさんに良かったら、その次の年からアフターフェクトと先生になっていただけませんかということで、
今ちょっとリニューアルでその当時のクラスはクローズしちゃったんですけど、そのクローズまでの1年半とかかな、
動画業界に興味を持ってくれる女性に増えてほしいというところで、01の方を応援するような設計でやらせてもらっていたんですけど、
自分たちもクリエイターとして成長を重ねていく中で、もっとクリエイティブが好きで好きでしょうがなくて、
もうクリエイティブばかみたいな、もっと作りたいねみたいな方にベクトルを持っていきたいなって。
そうじゃないと新しい道って開拓できないので、だから私たちもそこに、まずは道を作る方にフォーカスしていきたいなということで、
ちょっと新しくコンセプトを変えて、今一個もうスタートしているのが、ちょうど4月1日からスタートするのが、
新しい美増座シスターズというコミュニティをスタートしていって、それは動画クリエイター限らずライターさんとかデザイナーさんとか、
ポッドキャスターとか、いろんな方が来てくださっているんですけど、そういう方たちと女性のクリエイターという一つの共通言語のもとに、
なんか楽しいことやっていきたいねっていう場にできたらいいなと思っていて、それはもう教える教わるじゃなくて、
一緒に何かを作ろうっていう場にしたいなと思っています。
もう一つはスクールももちろんやっていくんですけど、もっとフォーカスした、
例えばクリエイターとして経営を学びたいとか、クリエイターとしてもっとディレクションを学びたいとか、
クリエイターとしてもっと撮影に特化したいとか、そういうもうちょっと特化型のコースをやったりとか、
実際に今まではオンラインで完結してたんですけど、例えば実際にクライアントさん役の方に来ていただいて、
誰かのために何かを作るとか、そういうちょっと新しいチャレンジもしたいなと思って今やってます。
いろんなタイプのメディアを扱うクリエイターとシナジーを作るみたいな、一緒に何か仕事を受けるとかそういう感じじゃないですか、
それとももうちょっとコラボしようぜみたいなオーガニックな感じじゃないですか。
両方ありますね。今来てくださっている中で、例えば映像って全てのハブになり得るじゃないですか、
だからこそ例えば音楽作ってる人とか、ナレーターさんとか、両方動画クリエイターからしたら両方必要な時が来るかもしれないから、
そこでお仕事も生まれるかもしれないし、あとは例えばですけど、私女性に絞ってやってる一個の理由として、
やっぱり女性だからこその私なんてみたいなのをなくしたいっていう思いも一個あったりしていて、
女性だから諦めなきゃいけないみたいなとか、女性だから下に見られてるとか、そういう一個のネガティブな自分が自分に持ってる視点をなくしたいって思いがあって、
いわゆる呪いみたいな。結構日本は多いですよね、そういう社会からも。
例えば動画クリエイターだけで集まってたら、誰が動画が上手いかって話にしかならないし、
例えばナレーターの中も誰が声が綺麗かみたいな、同じところだけで集まってると多様性ってないじゃないですか。
だから今回あえていろんな幅広いクリエイティブのジャンルの方たちを募集して、
その多様性の中で見つけられる自分の個性って絶対あると思ってて、
そういうところで自己固定感高めたりとか、新しいそういうコラボレーションが生まれたりとか、
集団でやることで、例えば企業さんの目に留まって、こういうのもMIMOさんに託したいねみたいなことにつながっていったら、
全員がハッピーなのかなと思って、そういうコンセプトでやってます。
なるほど。ゆかすたも結構いろんなクリエイターが集まってて、
このポッドキャストのイントロ、アウトロも音楽もメンバーさんに作ってもらったし、
イラストもイラストレーターの方に、メンバーの中にいる方に作ってもらって、
さひろさんがアフターエフェクトで動かしたっていう、
そういういろんな分野の人たちが集まるとすごい良いものが売れる、安いですよね。
めちゃめちゃ良いですね。どうですか、すでにもうやられてるじゃないですか、そういう環境づくりを。
さっき80名とか100人くらいいらっしゃるときにびっくりしたんですけど、どうですか、やってみたら。
何ですかね、楽しくやってると思うんですけど、やっぱりいろんな興味がある人がいるし、
私が始めるときに一番やりたくなかったのは、私のファンクラブにしたくなくて、
そうなっちゃうと結局私がいないと回らなくなっちゃうっていうのもあるし、
別にそんなファンミーティングみたいな感じは嫌だったから、それよりいろんな興味がある人たちが集まって、
その中でさらにこれにすごく興味がある人たちがマイクロコミュニティみたいなのを作ったりとか、
っていう風になればいいなと思ってたんですけど、結構今はそういう感じになってて、
別にクリエイターだけを募集したわけじゃないけど、結構クリエイティブに興味がある人もいるし、
もう仕事に既にしている人もいるし、本当にいろんな人が集まってて、お互い情報を交換したりとか、
一緒に何か作ったりということがナチュラルに生まれる環境が結構できてきていると思うので、
それはすごくいいかなと思います。どうですか。
なんかコミュニティにいると、さっきユカさんが言われたみたいに、ユカさんがいないと、みたいなのが結構他のコミュニティではあると思うんですけど、