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#75疲れた心に、そっと灯る明かり
2026-10-12 06:46

#75疲れた心に、そっと灯る明かり

🍀長月天音 著『キッチン常夜灯』
         (角川文庫)

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長月天音『キッチン常夜灯』は、仕事に追われる主人公・みもざが、夜営業のビストロ「キッチン常夜灯」と出会い、温かな料理や人とのつながりを通して、本来の自分を取り戻していく物語です。頑張り続ける人には、無理に前向きにならず、安心して心を休められる場所が必要。料理の描写も魅力的で、読者の心まで温めてくれます。私にとってのstand.fmのように、誰かと気持ちを分かち合い、明日を迎える力をもらえる居場所の大切さを思い出させてくれる一冊です。


#はじめまして
#読書感想 #オススメ本
#長月天音
#キッチン常夜灯

🍀配信内の楽曲はオリジナルAI生成物です🍀
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00:08
さやちののんびりラジオ おはようございます、さやちです。
今日は読書感想の日ということで、以前ちょっとだけお話をした 永月山根さんのキッチン常夜灯シリーズの中から、第1冊目のキッチン常夜灯を
ご紹介したいと思います。
仕事に追われ、心も体も疲れ切ってしまった時、あなたには安心して自分に戻れる場所がありますか?
永月山根さんのキッチン常夜灯は、そんな問いをそっと投げかけてくる物語です。
主人公の永桃美穂沢、チェーン系レストランの店長。
日々の業務に追われ、責任を負い、思うように休むこともできない。
そんな彼女は、住んでいたマンションの火事をきっかけに、思いがけない生活を送ることになります。
そして出会ったのが、夜から朝にかけて営業するビストロ、キッチン常夜灯です。
そこで待っているのは、心のこもった料理と温かなもてなし、美味しい料理を味わいながら、
美穂沢は少しずつ、仕事中の自分とは違う本来の自分を取り戻していきます。
美穂沢の仕事への向き合い方には、共感するところがたくさんありました。
仕事に真面目に取り組み、責任を果たそうとすること。
期待に応えようと頑張ること。
自分に与えられた役割をきちんとこなそうとすること。
そうした姿勢は大切だけれど、いつの間にか自分自身を追い詰めてしまうこともあります。
真面目な人ほど、できない自分を責めてしまう。
責任感が強い人ほど、もう十分頑張っているのに、まだ足りないと思ってしまう。
周囲の期待に応えようとするあまり、自分の心の声が聞こえなくなってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、美穂沢が出会ったキッチン常夜灯という場所に惹かれました。
ここは、ただおいしい料理を食べるための店ではありません。
仕事の肩書や責任から少し離れ、張り詰めた気持ちを緩め、ありのままの自分に戻れる場所なのだと思います。
頑張るためには、頑張らなくていい時間も必要です。
何かを解決しなくてもいい、無理に前向きにならなくてもいい、ただおいしいものを食べてほっと一息つく、自分を否定されず温かく迎えられる。
03:00
そんな場所があるだけで、人はまた明日を迎える力を取り戻せるのかもしれません。
料理の描写も、この物語の大きな魅力です。
ページをめくるたびに、温かな湯気や豊かな香りまで漂ってくるよう。
疲れた夜に、こんなお店が近くにあったらどんなにいいだろう。
読んでいる私まで、カウンターの片隅で食事をしているような気持ちになりました。
そして、読み進めるうちに、私は自分にとっての居場所についても考えました。
私にとって大切な居場所の一つが、スタンドFMです。
リスナーと繋がり、リスナーさんと繋がり、一緒に笑ったり、共感し合ったり、分かる分かると気持ちが通じ合う瞬間が、私は大好きです。
画面の向こうにいる誰かと、声を通して心が繋がる。
何気ない会話に笑い、同じ気持ちを分かち合い、時には誰かの言葉に励まされもする。
そこには、仕事上の肩書や役割とは違う、自分でいられる時間があります。
人は一人で頑張るだけではなく、誰かと気持ちを分かち合うことで、また前を向けるのかもしれません。
キッチン常夜灯が訪れる人の心に明かりを灯す場所であるように、私にとってのスタンドFMも心がほっと温まる大切な場所です。
そして、そんな場所を自分自身も誰かに届けられたいなと思います。
疲れた時、少し寂しい時、誰かと一緒に笑いたくなった時、ふらりと立ち寄れば心がほっと温まる。
無理に元気なふりをしなくてもいい、いつも立派でいなくてもいい、そこにいる人たちと笑い合い、気持ちを分かち合える。
そんな場所があること、そして自分自身も誰かの心を照らせること、それはとても幸せなことだと思います。
暗い夜道を照らす常夜灯のように、疲れた心にそっと明かりを灯してくれる場所。
頑張ることに疲れた時にこそ、心を休められる場所を大切にしたい。
キッチン常夜灯は、温かな料理と人との繋がりを通して、そんな当たり前のようで忘れがちなことを思い出させてくれる一冊でした。
毎日を一生懸命に生きる人にこそ、読んでほしい物語です。
この永月天音さんのキッチン常夜灯は、門川文庫から出ています。
以前、どこかの配信で、ざっくりキッチン常夜灯シリーズがありますよっていうお話をさせていただいたんですけど、
06:01
この物語は結構なんか深い、一冊一冊がとても深いので、それぞれにご紹介できたらいいなと思って、
今回配信をもう一度配信することにしました。
一度読んでみていただけたら嬉しいです。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
さやちでした。ごきげんよう。
06:46

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