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#65「普通」に生きるって、いったい何だろう?
2026-10-05 05:50

#65「普通」に生きるって、いったい何だろう?

🍀金原ひとみ 著
『アンソーシャル ディスタンス』
     (新潮文庫)

🍀「普通」に生きるって、いったい何だろう。酒、恋愛、性、整形、推し……何かにのめり込みながら自分を保とうとする人々を描いた短編集。共感できないはずなのに、その行動の奥にある「苦しい、寂しい、満たされたい」という感情は、どこか自分にも覚えがある。
文庫版解説で朝井リョウさんが「とにかくキマるから読め」と評した意味も、読めば納得。善悪を判断する間もなく思考の渦に巻き込まれ、「こんな人たち、自分とは違う」と安心できなくなる一冊です。

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00:07
さやちののんびりラジオ。おはようございます、さやちです。 今日は、読書感想の日にします。
今日の配信で、モスさんが紹介されていた 金原ひとみさんの、アンソーシャルディスタンスという本を最近読みました。
新聴者から出ています。私は、新聴者の文庫版の方を読んだんですけれども、そちらの方の読書感想をしていきたいと思います。
金原ひとみさんのアンソーシャルディスタンスは、読んでいて何度も、「え?そこまで行く?」と戸惑わされる短編集でした。
お酒、恋愛、性、性型、推し、刺激。
登場する人物は、それぞれが何かにのめり込み、時に自分を傷つけるような選択をしながら、それでも必死に自分を保とうとしています。
正直、共感できない場面もたくさんあります。どうしてこんなことをするんだろう?と思うこともある。
けれど、不思議なことに、登場人物を理解できないと突き放して読み終えることができませんでした。
なぜなら、その行動の奥にある感情まで、ものすごい勢いでこちらに流れ込んでくるからです。
苦しい、寂しい、満たされない、誰かに必要とされたい、今の自分から逃れたい。
そんな感情そのものは、決して特別なものではありません。
私たちだって、心が弱っている時には、何かに頼りたくなることがある。
人によって、それがお酒だったり、恋愛だったり、仕事だったり、推しだったり、そうするだけなのかもしれません。
だからこそ、この作品を読んでいると、こんな人たち自分とは違うと安心することができないのです。
むしろ怖いのは、極端に見える彼らの行動の奥にある感情が、どこか自分にも覚えのあるものとして迫ってくること。
正常と異常、依存と支え、孤独と自由、その境界は思っているほど明確ではないのかもしれません。
本作は奇麗ごとで人間を描きません。だからこそ、読後にザラリとした感触が残ります。
それなのに、ページをめくる手が止まらない。むしろ、もっと奥まで覗いてみたくなる。
文庫版の解説を担当したアザイリョウさんは、この作品を、
とにかく決まるから読め、と表しています。
03:00
最初は決まるってどういうこと?と思いました。でも読み終えると、その言葉が妙にしっくりくる。
金原ひとみさんは、登場人物の行動を善か悪かと判断する糸間を与えず、その人の思考の渦へと読者を一気に巻き込んでしまうのです。
だから決まる。そして多分一番怖いのは、こんな人たち自分とは違うと安心して読めないこと。
共感できなくてもいい。理解できなくてもいい。ただ、この人の中では世界がどう見えているのだろうと覗いてみてください。
読み終えた後、きっとあなたの中にも何かが残る必殺です。
ということで、これが私の読書感想なんですが、最初ね、本当あの実は私文庫本の解説の方から先に読んだんですよね。
その時にこの浅井涼さんが、とにかく決まるから読めと表してるんですけれども、決まるってなんだよって確かに思いました。
モスさんからもコメントの中でこの浅井涼さんが決まるっていうのはどういうことっていうご質問が来たので、私なりに答えてみるとすればですね、
読者を巻き込む、一気に巻き込む力みたいなもの、そういうところが決まるっていうことなんじゃないかなと。
登場人物の行動を善か悪かと判断する意図も与えないところ、その人の思考の渦へと読者を一気に巻き込んでしまうその、なんだろう、勢いというか、そういうものが決まるって言ってあるのかなと思いました。
今日は新庁舎から出ている金原ひとみさんのアンソーシャルディスタンスをご紹介というか、読書感想を述べてみました。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます。
木野さやでした。木野さやでしたじゃないわ。さやちでした。ごきげんよう。もう今日ダメだ、ぐちゃぐちゃ。
05:50

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