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ぴたごら前夜①
2026-10-31 08:56

ぴたごら前夜①

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サマリー

30代半ばで初めて会社員になった話者は、大阪のスーパーマーケットで花売り場の管理・運営を担当し、約8店舗を任されました。知識ゼロから花を観察しながら働く中で、花が持つ旬や、正月・母の日・お盆・クリスマスなど季節ごとの売り場の変化に気づきます。業者や現場の人々との関わりから、身近な商品が多くの人の仕事で成り立つことや、一次産業への敬意も生まれました。一方、繁忙期の体力的な負担と、季節を消費しているような感覚から、40歳を前に退社を決意します。次の進路として思い浮かんだ島根と、花売り場で扱った榊や仏壇用の花、家族旅行で訪れた出雲大社とのつながりが、農家になる道へ集まり始めます。

大阪のスーパーで始めた花売り場の仕事
はい、応援団の放送を始めていきます。
今回はですね、新しい企画で、ぴたごら前夜、前の夜と書いて、ぴたごら前夜と題してですね、私がその農家になる前の、
お話を予定では5話ぐらいにまとめて話してみたいと思うので、よかったらお付き合いください。
第1話のタイトルはですね、お花が教えてくれた季節をめぐる仕事という感じで、舞台はですね、10年前の大阪から始まります。
30半ばになって、ようやくね、初めての就職をしたんですよね。
その時のお話です。初めてのその社会人になったということで、社会人ではあったんですけども、
実際にその会社員として働くということをやってなかった自分としては、すべてが新しかったんですよね。
そんな中でその就職したお仕事はですね、スーパーマーケットのお花売り場の管理と運営をするっていう、そういう仕事の内容の会社で、
ほんまに全然、知識もスキルもゼロからのスタートだったんです。
でも、誇れよく受け入れてくださって、自分なりにすごく頑張って勉強して、頑張ってやったイメージがあります。
その新入社員でも、研修期間が取れると、自分の担当のスーパーマーケットを8店舗ぐらい任されて、それの運営をするっていう。
ある意味だから、すごく任せてもらえたというか、自分なりに考えてやることがすごく多かったんで、すごく勉強になったんですよね。
今まで全然やったことないことだった、初体験だったことの一つはですね、扱っている商品がお花っていう生き物だったことです。
花が教えた四季と季節の売り場
主に霧花を扱っていたんで、時間が経てばどんどん、しおれていったり枯れていったりしてしまう、そういう時間との勝負もありましたし、
毎日お花を観察している中で、触れ合っているっていう、その状態がですね、
焦りもあったけども、やっぱりすごく当時としては新鮮ですごく楽しかったんです。
本当に言葉を持たない生き物とのずっとセッションが続いているみたいな感じだったんですよね。
今思えば、やっぱりそこから野菜栽培、自然栽培に対して出会いだったんじゃないか、今につながっているような気がします。
そんな仕事をする中で、自分の中で、まず目の前にバーンと立ち現れたのが、季節が巡っているっていうことだったんです。
一年中出回っているお花もあるんですけども、やっぱりお花には旬があってね、季節があったんですよ。
ちょっと思いつくのでは、春は桜だったり、夏はひまわりだったり、秋はコスモスだったりね、冬はなんでしょう、スイートピーとかかな、シクラメンとか。
今までちゃんとそういうスーパーマーケットの売り場とかはしっかり見てなかったこともあったんですけども、正月があったり、母の日、お盆、あとはクリスマスとかね、バレンタインでもありますし、
本当にその季節によってすごくイベントがあって、そのたんびにすごく並んでいるものとか、レイアウトとかがバーンと入れ替わって、
仕事を通じて広がった世界と一次産業への敬意
お花売り場を設置するっていう仕事を通して、なんか当たり前だけども、その四季があるっていうことにすごく気づいたんですよね。
そんなサイクルの中にいている自分が、なんか豊かだなってすごく感じた瞬間でした。
実際にいろんな業者さんとか、中で働いている人とかも出会って、当たり前にあるものがいろんな人の仕事をいろんな人のおかげで成り立っているっていう世界の見方もちょっとずつその頃変わってきたところがあって、
それまでは本当に自分の中の世界が全てだったんですけども、徐々にその世界観が広がっていく、そんなことを感じました。
一次産業に携わる人たちに対するリスペクトもすごく生まれましたし、その時に。
3年、4年とその続けていく中で、楽しいことも嬉しいことも、残念なこともいろいろ経験しましたけども、なべて本当に仕事はすごく楽しかったんです。
ただ、一つその不安になってきたのは、やっぱりその体力的な仕事っていうのがあって、本当にその反応期が凄まじくて、
少し想像していただきたいんですけども、例えばお盆とかね、年末年始とか、お花が売れるっていうその反応期っていうのが本当にありまして、
そこでは本当に時代運もあるのかもしれないですけども、飲まず食わずで働くっていうのがピッタリのような働き方で、
その期間はですけどね、1年目、2年目、3年目よりも4年目、どんどんどんどん、この先ずっと続けていけるかなっていうことがすごく不安になってきた時があって、体力的にですね。
40歳を前に島根と農業へ向かう
季節を消費していくような感覚もありまして、もうちょっと豊かさ、季節をもう少しちゃんと味わいたい。
自分がね、そうそうそう、提供する側じゃなくて自分が味わいたいなと思うようなこともよくあって、
そしてその年齢がもうすぐ40歳になるよっていう時だったんです。
だから34ぐらいで就職して、38ぐらいになってたのかな、その時に。
なんか動くなら今しか動けないんじゃないかっていう急に焦りがね、人生の40手前の焦りみたいなのが出てきて、
思い立ったが吉日みたいなことで、自分の中では退社に向けて気持ちが固まってたんですよね、その頃には。
次に進むべきだっていうふうな、退社するにしても次何するやっていうことになって、
自分の頭の中に思い浮かんだのは島根だったんですよね。
お花売り場にね、さかき、さかきって皆さんわかりますかね。
葉っぱなんですけど、さかきっていうのは木偏に神って書いてさかきって読むんですけどすごいですよね。
神棚にお供えするような緑なんですけども。
あとはお花を売る家庭で、やっぱり年上の方たちが仏壇用のお花を買って行かれるっていうのがあって、
そういうと重なったのが家族旅行で行ったことがあった島根県の出雲大社なんです。
そういうふうにして今につながることがどんどんどんどん集まってきた、そんな時でしたね。
次回予告
第1話はこれぐらいにしてます。
ぴたごら前夜第2話はですね、週末の貸農園、次の場所になる予感っていう題でまた話していきたいと思います。
どうでしたかね。
また次回もお楽しみに。
ではごちそうさまでした。
08:56

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