【おたより本文】
稲など穂の先に「芒(のぎ)」のある植物の種をまく、かつては田植えの目安とされた季節です。
我が家は今年、労力の問題もあり、田んぼを手放す決断をしました。お米作りから離れる寂しさはありますが、今の等身大の暮らしを大切にするための前向きな一歩です。
その分、畑の作付けに集中しており、残すは豆類くらいと順調に進んでいます。ただ、自然栽培の畑はとにかくゆっくり育つので、周りのご近所さんからも、そして私たち自身も「本当に大丈夫かな」と少し心配になることも。
それでも、自分の力でじっくりと根を張っていく野菜たちの生命力を、信じて見守っていきたいと思います。
今回のお野菜も、そんな風に時間をかけて育った子たちです。初夏の豊かな味わいを、どうぞ食卓で楽しんでいただけますように。
ぴたごらファーム
古川恭祐
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サマリー
奥出雲の自然栽培農家、ぴたごらファームの古川恭祐が、畑と台所の間にある日々を届ける番組。今回は「芒種」の回として、長年のブランクを経てテナーサックスを再開し、音楽祭への出演を決めた個人的な挑戦について語る。また、春の小カブやスナップエンドウといった旬の野菜を紹介し、オクラの茎を支柱にする自然栽培の工夫を説明。さらに、労力の問題から田んぼを手放し、畑作に集中する決断をしたこと、自然栽培の野菜がゆっくり育つことへの期待と不安を手紙で伝える。最後に、常に「勉強中」という姿勢でいることの重要性について考察し、自己成長への意識を共有する。