韓国#56-7：ひとり酒@松海クッパin東廟(トンミョ)

ま〜〜よく酒を飲む文化ですわ韓国は。
と強く思い続けて長年うまいもの食べるための旅を続けておりますが、最近急激に韓国の飲酒文化に変化が到来しているとききました。
ホンスル(혼술 一人酒)がポピュラーになってきました。

日本でもやっと仕事終わりの上司主催の飲み会などがシカトできるような文化になってきましたが、まさか韓国でもその傾向が進んでるとは。。。
韓国ドラマをご覧の方は、韓国文化の中では血縁や地縁・学縁などのつながりが重視されて、他人と一緒に酒を飲むことが一般的なことはご存知かと思います。

なので、一人街中でお酒を楽しむ「ホンスル（혼술）」は珍しいとされていました。
韓国語でひとりのことを「혼자 honja ホンジャ」、酒は「술 sul スル」、つなげて略してホンスル honsulです。
その昔、韓国の道端で会って長年の友人になった同世代が強調していたのは、ひとりメシ、ましてやひとり酒なんてのは有りえない！ってこと。

でも時代は移りゆくのですね。テンポが早い韓国、加速感ありますね。
独身・単身生活者が増え、一人で飲み食いする生活スタイルが一般化したのは日本も一緒。
飲食店側もそれに対応して、昔は無かったお一人様用の焼肉店やラーメン店、タブレット注文で対面を避けられる飲食店が激増した。

さらに、SNSなどでのホンスル文化自体がカッコイイってことになり、トレンドになっちゃった。
さらにさらにコロナ騒動が大々的に影響して、外出を控え家で一人飲みをするとか、会社帰りに無理やり酒に付き合わせることがアルハラになるなどの常識も定着したよ、と。

うむ、日本と同じような文化の流れになっとりますな。
ただ、これは若者文化的なトレンドと捉えられてて、オッサンジーサンたちの間では、日本で言う昭和のノリ、韓国で言うX世代（X세대 エクスセデ)の大勢で酒飲みまくる感じの店はまだまだたくさんあります。

と、ここまでオッサンはひとり酒しないよということを紹介しましたが、一人で韓国を歩き回ってると困るのは、焼肉などの二人分以上から注文できるメニューがキツイこと。
必然的にトゥッペギ系とかの一人注文可能なお店やメニューを探すことになります。

今回、ホテルをのんびりチェックアウトして朝10時すぎに紅葉を見ながら大通りを歩き、腹も減ったしなんかないかな〜とキョロキョロしてました。
そしてたどり着いたのはソウルの中心部、地下鉄トンミョ(동묘 東廟)駅。
ここは常時たたき売りの青空市やってるような人通りの多い活気がある所。
歩いてる人は年配が多い。ってか、年配ばっかw

ほぉ、ちょっと期待できるかも？路地裏に入ってみよう。

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サマリー

韓国の一人酒文化の変化について述べており、特にコロナの影響で一人飲食するスタイルが普及している様子を紹介しています。

韓国の一人酒文化

みなさん、おはようございまーす。

まあ韓国はよくお酒を飲む文化なんですけども、まあ日本も結構飲みますか。

お酒の量の話というよりは飲み方の文化の話ではあるんですが、韓国では絶対一人でお酒は飲みませんぜっていう話聞いてはいたんですが、

最近は一人酒普通になってきているようなんですよね。お酒に限らず一人飯、誘い合わせの上一緒にご飯を食べる。

これが当たり前中の当たり前だったのが、そうじゃないのが当たり前にもなってきたと。

時代の変化、世代の交代ってことでしょうけどもね。で、ちょっと聞くところによると、このコロナ騒動が相当その文化を後押ししたようで、

街には結構一人でサッと入ってサッと食べるっていう店が非常に増えたなと思います。

これフラッと韓国食べる旅をしている私にとっては非常に追い風でしてありがたい限りなんですけども、

今回逆に昔からこのスタイルっていうのが変わらなさそうなところ見つけまして、ソウルのど真ん中なんですけども、

トンミョという地下鉄の駅のすぐ横にあるソンヘイクッパっていうクッパ屋さんですね。

ただ何でもあるってことで入りましたら、まあ朝っ端から一人飯、一人酒のおっさん、お兄ちゃん、お姉ちゃんあんまりいなかったですけども、

なぜかクッパ屋さんでまた炊き餃子食べちゃいましたけど、こういう路地裏の店最高ですぜっていう話でした。

ファローでした。ではまた明日。