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2025-12-18 18:34

#010 お酒と社会の関係性について考えてみる

PRの人も、そうじゃない人も。ゆるく聞けてちょっと役立つ、やじまとほそやまの「桶屋ラジオ」。


ふだん広報・PRの仕事に従事するやじまとほそやまが、身の回りの日常のあれやこれやについて広報PR視点も少し織り交ぜつつ、脱線しつつ雑談する番組です。


今回は忘年会シーズンまっさかりということで、最近やじまが読んだ書籍「「酔っぱらい」たちの日本近代 酒とアルコールの社会史」をモチーフに、近代~高度経済成長期~現代という時代ごとの社会環境をふまえた"お酒"の位置づけ・役割の変化と今後のトレンドについて、ゆるっと雑談してみました。


参考資料:「酔っぱらい」たちの日本近代 酒とアルコールの社会史

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サマリー

このエピソードでは、忘年会シーズンにおけるお酒の飲み方の変化とその社会的影響について考察しています。特に、若い世代におけるノンアルコールの志向の増加や、お酒の文化が時代とともにどのように変わってきたのかを歴史的な視点から掘り下げています。お酒は時代と共にその役割が変化しており、特に健康志向が高まる中で飲まれ方が多様化しています。このエピソードでは、労働とお酒の関係、特にノミニケーションやクラフトビールの位置づけについても考察しています。

忘年会の様子
はい、こんにちは、やじまです。
こんにちは、ほそやまです。
この番組は、広報PRの仕事に携わる2人が、身の回りのあるいはこれやについて、PR視点でお届けする雑談番組です。
忘年会シーズンですね。
忘年会シーズンですね。12月入って急に増えました。
ねえ、ほそやまさん飲んでますか?
飲んでますよ。はい。もう先週、今週、来週とありがたく予定が入ってます。
ちょっとパリピ感がありますね。
ね、12月のために、はい。
いや、まあ、そうですよね。僕ももう連日、もうほぼ毎日、
毎日?
10日間連続ぐらいで、
10日間?
ほぼ毎日、
いい記録ですね。
土日も含めて飲んでるんで、
そろそろちょっと体力的にしんどくなってきたなっていう。
そうですよね。そうですか。
なんか今日は、あの、ちょっとなんか、ちょうどなんか昨日たまたま、最近思ってることっていうのも近いんですけど、
なんかお酒の飲み方やっぱ変わってきたなっていうのを、ちょっと話したくて、
それこそ昨日、まあとある忘年会に行った時に、
まあ1テーブル5、6人ぐらい座ってて、そのうち4人がノンアルの、お酒飲まない方だったんですよね。
はい。そんなに?6日4人?
うん。で、お酒飲む人は僕含めて2人だけで、もう完全にそのノンアル派の人がマジョリティーになってるっていうのは、ちょっとやっぱりなんか、
特にまあね、あの20代30代の方が多かったっていうのもあるんですけど、
だいぶ変わってきたなっていう、なんかそういうの感じますか?
お酒の歴史と文化
あの、確かに私も先日参加した、あの会社の飲み会が、やっぱり20代が多くて、男性のエンジニアの方が多かったんですけれども、
圧倒的にソフトデルインクが多かったですね。
あ、やっぱそうですよね。
ね。意外だなと思って。
まあね、世代によっても違うんでしょうけど、
やっぱ最近すごい増えてるなっていう、なんかもう結構それが当たり前というか、
はい。
なってきたなっていう感じがしてて、
で、その、最近ちょっとそういうのもあって、なんかその、お酒の文化みたいなところが、
はい。
その社会環境の中でどうお酒の飲み方とか位置づけが変わってきたのかっていうのはちょっと気になって、
うんうん。
で、あの、ある本を読んだんですけど、
はい。
これをちょっとモチーフにしながら、
はい。
いろいろお話できればと思うんですけど、
はい。
あの、最近出た本で、酔っ払い達の日本近代、酒とアルコールの社会史という本を読みまして、
なんですか。はい。
まあ、あの、お酒の飲み方ってやっぱりなんか突然変異的に変わったわけじゃなくて、
うんうん。
社会環境とか、その労働観、働き方とかの変化に当然影響してきますよねっていう話で、
えっと、まあそれをその、まあその、近世、
はい。
明治、まあ江戸後期、まあ、明治大正、昭和、
はい。
えっと、まあ平成令和みたいな、
うんうん。
時代の変遷とともにお酒の位置づけとか飲まれ方がどう変わってきたかっていうのを、
はい。
まあ社会史的に、あの、読み解いてる本なんですけど、
うーん。
あの、まあざっくりサマリーを言うと、
はい。
まあその、近世とかその明治時代前後ぐらいっていうのは、
はい。
まだまだその、そのなんていうのかな、その社会の中で、その、まあ農業に従事してる方々の方が圧倒的に割合が多くて、
うんうん。
その中でのお酒っていう位置づけっていうのは、その、結局その、その、まあ最例的な位置づけっていうんですかね、その、やっぱりその、お酒飲むときって、
はい。
その、えっと、まあその、晴れ時計じゃないですけど、
うんうん。
現代の飲酒観
その、その農業っていう、まあその田おこしとか田植えとか収穫とか、
はい。
農業のサイクルに応じて、じゃあごこごほうじょを祝って、じゃあお酒を飲もうとか、その神へのこう、
ああ。
祈願みたいな一環で、まあお酒飲むっていう。
なるほど。祈願だったんですね。
で、なんでその、そういうその、なんていうんですかね、こう、儀礼的な、
はい。
こう、儀式の一環というか、その延長線、線上で、まあお酒っていうのがあって、
うん。
で、その、まあ日常的にもまあ、もちろんお酒は飲むんだけど、
うん。
お酒っていうのが、その、えっと、まあ、観光葬祭とか、その、田植えとか収穫とか、農作業と、とか年中行事の中で、その、こう、なんていうんですか、お祭り的にお酒を消費するっていう役割。
ああ、なるほどですね。
日付で、その、その、日常と異なる心身状態を作り出すために、こう、お酒を飲むっていう、あの、ので、その、なんていうのかな、こう、なんで、そのお酒の飲み方っていうのも、
はい。
とにかく、で、泥酔するまで飲むっていう。
へえ。そっか。じゃあ、日々の何か、こう、楽しみとか、あの、休憩とかじゃなくて、もう、ほんとお祭りとか、さっきのその観光葬祭っていう、一緒に何度かしかない、そういうシーンで、しかも自分をいつもの違う状態に持っていくために。
ああ、そうです。そうです。そうです。まさにそうです。
へえ。そうなんですか。
で、まあ、ある種その、自分たち、その、客をもてなすとか、その、その、一体感を作るために、その、まあ、そこの、非日常を演出する装置としてお酒っていうのがあって、なんで、その、お酒を味わうとかっていうよりかは、そういう、なんか、ゾーンに入るというか。
うんうん。
その、まあ、そういう、まあ、儀礼、その、ね、その、なんていうのかな、こう、五穀豊穣の祈願とか、そういうのも含めて、こう、お祭り的な要素があったんで、なんで、やっぱりその、こう、その、泥酔するまで飲むみたいなのが、結構その、飲み方として、自分たちもめちゃくちゃ飲むし、客をもてなすときにも、泥酔させるまで飲むみたいな。
うん。
あの、みたいなのが、あの、その、お酒の飲み方だったのが、
はい。
まあ、それこそ、その、近代とか、まあ、明治以降とかっていうので、その、まあ、その、親中乾燥というか、まあ、サラリーマン、ホワイトカラーの人たちが増えてきたりとか、あるいは、その、まあ、ちょうど、まあ、戦前戦後の物資統制みたいな流れの中で、
はい。
それまでは、やっぱりお酒って言えば、まあ、清酒ですよね。
うん。
お米から作るお酒っていうのが、
そうですね。
やっぱりお米がなかなか、まあ、あの、手に入らない、
はい。
その、資源の制約がある中で、
うん。
その、まあ、そういう、その、ビールみたいな、
はい。
あの、コストが安くて、
うんうん。
えー、まあ、あの、手に入りやすいビールみたいなものが、
うん。
こう、より主流なってきて、
うん。
で、お酒の位置づけっていうのも、その、えっと、まあ、いわゆるその、労働者、サラリーマンの人たちが、
はい。
こう、その、リフレッシュするための飲み物っていうふうに、
うん。
こう、ちょっとその、お祭り的な、
うん。
そういう、その、位置づけっていうよりかは、
うん。
その、労働、労働っていうのが、こう、その、中心にあって、
はい。
労働の疲労を回復するとか、
うんうん。
こう、労働からの癒しのために、お酒を飲むと、
うん。
で、その、お酒、で、冷水しちゃうと結局ね、その、あの、次の日の仕事に差し支えちゃうとか、
そうですよね。
っていうのもあるんで、
うん。
生産性を下げちゃうみたいなとこがあるんで、
うん。
その、えっと、アルコール度数が高いと、やっぱり良くないっていうのが、
あー、そうか。はい。
なので、その、日本酒とかと比べると相対的に、その、あの、アルコール度数も低い、
うん。
っていうので、まあ、そういう、ビールっていうのが、いわゆる労働者の飲み物として、
うん。
あの、普及してきたと。
おー。
っていうのが、まあ、その、で、マットはそういうね、その、企業という組織の中での、
うんうん。
まあ、ノミニケーションみたいな、
ノミニケーション、はい。
まあ、そういう、一体感を作るとか、
うん。
あるいは、そういうね、その、自分たちが、まあ、そういう、立心出世じゃないですけど、
うん。
飲みの場で、まあ、そういう、その、アピールをするみたいな、
うん。
まあ、そういうね、その、ツールとしても、まあ、機能してたっていう、
うーん。
ところがあって、
はい。
で、そ、でも、まあね、直近年というか、平成令和みたいな中で、
うん。
リーマンショックとか、
うん。
まあ、新自由主義的な、
うん。
価値観が出てくる中で、やっぱりその、仕事の、が、まずメインであって、その、その、リフレッシュとか疲労回復のためのお酒っていうよりかは、
はい。
その、なんていうのかな、こう、働くっていうことに対する価値観がだいぶ変わってきてる中で、
うん。
やっぱりその、なんていうのかな、こう、その、組織の中でのこう、上昇志向とか出世欲みたいな、もちろんその、なんていうのかな、こう、
なるほど。
その、より個人主義的ななんかこう価値観が広まってきたりとか、
うんうん。
っていう中で、その、企業の、が、その、雇用守ってくれるみたいな幻想がなくなってきた中で、
はい。
その、その、その潤滑としての、まあお酒とか、まあビール的なものっていうのが、なんかこう、位置づけがだいぶ変わってきちゃったよねっていう、
うん。
話で、まあそういう、まあ、あの、流れの中で、その、まあ、そのノンアルビールとか、ビーアルコールみたいな、
はい。
お酒の役割の変化
あの、労働とは別で、自分の時間を、まあちょっとこう、チ、チルする的な、こう、位置づけで、
うん。
お酒っていうのが変わってきたよねっていう、
うーん。
まあなんかそういう、なんかその、時代の変遷とともにお酒の飲まれ方とか、
はい。
位置づけが変わってきたみたいな話。
なるほど。
書かれてて、面白いなっていう。
ああ。私でも今のその潤滑油とか、あとまあ自分への癒しというか、あの、娯楽みたいな、そっちのイメージで飲んでるなって今思ったので、
うん。
昔の話聞いて、あ、ここがスタートだったんだって、全然今と違うなと思ってびっくりしました。
そうですよね。
へえ。
だから、なんか僕が面白いなって思ったのは、なんかね、その、あの、ノミニケーションというか、
うんうん。
なんていうのかな、こう、なんかビールで、ビールですらなんかちょっとやっぱり、
うん。
なんか今っていうの、結構、なんていうのかな、こう、忌避されるというか、まあプリンタイもあるしとかカロリーも高いしみたいなね。
確かに健康面でね、はい。
健康よくないよねっていうのはあるんだけど、昔のその、そのなんていうのかな、高度経済成長期とかの時はむしろ、まあ精子に比べてアルコール度数も低いし、
はい。
まあいい具合のまあなんていうのかな、そのまあ、そのストレスとか疲労回復効果も結構そのあるよねっていう位置づけだったのが、
はい。
今やなんかね、そのアルコールも、度数もまあね、まあ3、4%だけど、まあ高いし、
はい。
健康的にもあんま良くないし、なんかこう、ビールっていうものがちょっとあんまりこう好まれないというか、
うん。
みたいな位置づけが全然変わっちゃってるなっていうのが結構面白いなと思って。
確かに、そうか、やっぱり健康面とか気にして、なんですかね、いろんな情報がどんどん出回ってしまったからこそっていうのもあるんですかね。
まあそういうのもあるでしょうし、そこのなんていうんですかね、こうモチベーションがないっていうかね、
ある種そのまあそのお酒を飲むっていう行為自体に意味があるっていうかは、
お酒っていう潤滑油を使って組織の中で人間関係が築くとか、まあ引いてはなんかその、その上の偉い人からおぼえをめでたくしたいみたいな動機がないっていうのもあるし、
まああとはまあそのノンアルビールとはいっても、そのビールってアルコール度数が高くないとはいえまあ3、4%あるんで、
うん。
やっぱりね、その翌日に差し控えるとか、
そうですね。
なんか、そういうまあその健康的な部分の文脈っていうのもあるでしょうし、
うん、確かにそうか。
そういうのも複合的にあって、まあそのノンアルとかビールとかね、みたいな流れもある一方で、
でもクラフトビールとかね、アルコール度数は高いものもまあ人気だったりもするじゃないですか、
うん。
あれはなんかその潤滑油としてのそのお酒っていうよりかは、
うん。
なんていうんですかね、その潤滑油とかその労働のリフレッシュっていうよりかは、どっちかって個人として、
はい。
そのちょっとそのチルしたいっていうかね、
うんうん。
なんかちょっとその、どうせお酒飲むならまあおいしいお酒を味わいたいみたいな、
そうですよね。
まあなんかそういう文脈なのかなっていうのをちょっと思いました。
クラフトビールとか行くと、もう本当に好きなんですよね。試行品というかね。
うんうん。高いじゃないですか、でもね。
高い。
高い。
高いしアルコール度数もね、まあ5パー6パー、高いやつだと8パー9パーとかありますけど、
うん。
よりなんかその労働従属的な飲み方っていうよりかは、もう完全にこの試行品としてのお酒っていう、
個人で楽しむっていう位置づけにより近くなってるのかなっていう。
なるほど。私もそっち派かもしれません。
だけど最初飲み始めたきっかけじゃ何かって言ったら、
やっぱり社会人になって、そういう間奏芸会とか社内の交流の場があって、
まずはビールみたいな、周りと空気を合わせに行ってから関係値を作るっていうところから、
自分お酒好きだなって気づいたってなってくるので、最初のきっかけはやっぱりその労働というか職場だったなって思いますね。
なんかね、その最初の入り口って何か別にビールとかお酒がおいしくて飲んでるっていうよりかは、
何かほんと潤滑油としてとか、その労働者のためのコミュニケーションツールとして飲んでる的な。
飲んでるうちに何かだんだんおいしさが分かってくるみたいな、順番的に言うと。
はい。
そういうところはありますよね。
ですね、ですね。そうなんだ。今後どうなるんですかね。
でもなんかまあ、その働くことに対する何ていうか、そういう組織とか、その会社での幻想みたいなのがなくなっていく中で、
その労働とお酒っていうのが紐づいてたところから、やっぱりどんどん切り離されていくっていうのは間違いないんだろうなっていうのは。
うん。
なんかもう別にね、その社会通念的にも何か別にそういう飲み会でお酒飲まなくても別に、
とかめられないというか、それぞれでいいよねっていう時代の流れもあるし。
ですね。
うん。
いやー、それでも飲みたいですけどね。
そうですね。
飲みたい人は別に全然飲むのはね、構わないと思うんですけど。
まあ今までのそういうスタイルが好きっていう人もね、全然いるし。
そうか、飲む場所があまりに減ってしまったりするとちょっと寂しいなと思いますけど、
そしたらそしたで場所を変えて飲むんだろうな。
まあ、そうですね。
そんな流れがあったとは知りませんでした。
あくまでも一つの解釈というかね、本で書いてあるだけなんで、
これが全て正しいわけではないかもしれないですけど、
でもなんかそのお酒の位置づけっていうのが、そのお酒自体が変わったっていうか、
そこを取り巻く社会環境とか、その働き方の変化の中でやっぱり変わってくる。
文化と社会環境の影響
そのコンテキストによって全く変わるようなっていうのは、改めて面白いなと思いましたね。
面白かったです。
そんな感じで、ちょっとね、忘年会シーズンですけど、
あと今年残りわずかですけど、
お酒を飲む機会多いと思うんでね、ちょっとそういうお酒にまつわる文化とか、
社会環境の変化みたいなのを勉強する機会として、
僕はぜひこういう本を読んでみるといいのではないかと思いまして、
ご紹介させていただきました。
ありがとうございます。
じゃあ今回はそんな感じですかね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。また次回。
また次回。
18:34

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