第9回のお題は「合格者の半分以上が辞退、ってどういうこと?」
入りは、いつもの「せーの」が二人とも合わないところから。今夜はどいどいさんが、地元の新聞の記事を職員室に持ち込みました。見出しは「小学校教員の合格者、129人が辞退。全体の58.4%」。
数字だけ見ると大ごとに見えます。でも、採用予定は100人で、合格を出したのは221人。はじめから辞退を見込んで多めに出していて、予想より8人多かった、という話でもある。一般の求人なら1人の枠に2人は採らないよね、というどいどいさんの素朴な疑問から、全国でいちばん早かった採用試験の歴史、追加合格を出しても人が来なかった年のこと、自治体をまたいだ先生の取り合いへと話が転がります。
中盤は、学校の人の動き方について。年度の途中で辞めることを想定していない職場、生徒10人に先生8人の学校、週に数コマしかない教科の先生をどう置くか。非常勤という雇い方は財政的には都合がいいけれど、それで雇用は安定するのか。私立学校への支援の話から、「行政がサービスの担い手でなくてもいいのでは」というのざたんの問いに、どいどいさんは「質を見極める仕組みがあってこそ」と返します。
後半は、来年も同じ見出しが出るという「予言」から、全国統一試験と希望順位のマッチングという案へ。試験に落ちた人に任期付きの職をすすめる募集の仕方、海外の校長先生に言われた「異動が3〜4年?それじゃ何もできないじゃん」、そして最後に、校長に教員免許はいらないという話。終わってから「生成AIに内容をチェックしてもらおう」と言い出すくらい、いつもより真面目な夜になりました。
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今夜も始めます。「せーの」が合わない
どいどいさんが、地元紙の記事を持ち込んだ
見出し「小学校教員の合格者、129人が辞退」
採用予定100人に、合格221人
予想より8人多かった、だけの話?
一般の求人なら、1人の枠に2人は採らない
全国でいちばん早い、採用試験
追加合格を出しても「もう他で受かってるので」
根っこは、自治体をまたいだ先生の取り合い
40代・50代が少ない、空洞の世代
2週間前に辞めると言われたら、学校は大パニック
生徒10人に先生8人。企業なら成り立たない
週に4〜5コマの美術の先生、どうする?
非常勤の雇い方で、雇用は安定するのか
私立高校の授業料支援というニュース
行政がサービスの担い手でなくてもいいのでは
予言します。来年も同じ見出しが出る
全国統一試験と、希望順位のマッチング
試験に落ちた人に「1年ならどうですか」
いい先生をリクルートするのも、校長の仕事
最後に。校長に教員免許はいらない
生成AIに、内容のチェックをしてもらおう
▼ 出演
のざたん
高知の現役教員。理科と総合学習を担当。
「会いに行けるセンセイ」として、保護者にとっての学びのセカンドオピニオンでありたいと活動中。 https://x.com/nozatan530
Voicy:https://voicy.jp/channel/3708
どいどい
高知でプログラミングスクール「スタパ(Stapa Programmer's Guild)」と学習塾を運営。
https://x.com/Stapa_Doi
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サマリー
高知県の小学校教員採用で、採用予定100人に221人が合格し、129人が辞退したという新聞記事をきっかけに、辞退率58.4%の背景を考える。高知県が全国に先駆けて採用試験を行ってきたため、腕試しの受験者や他自治体との併願が多く、追加合格を出しても「他の県で受かっている」と断られた経緯が語られる。教員不足の一方で、40代・50代の空洞化、年度途中の退職を想定しにくい学校の人員配置、生徒10人に教員8人のような小規模校の維持、週4〜5コマの美術などを担当する非常勤教員の雇用安定が論点になる。私立学校への公的支援を踏まえ、行政が自ら学校を運営せず教育サービスを認定・評価する仕組みも提案されるが、学校の質を見極める選抜や地域配置が必要だと話す。来年も同様の見出しが出るという予測から、全国統一試験と希望順位による自治体とのマッチング案へ進む。試験に落ちた人へ任期付き教員を勧める募集のあり方、校長が教員を採用する権限、海外の校長が「3〜4年の異動では何もできない」と驚いた話も取り上げる。最後に、校長には教員免許が必須ではなく、学校組織の最終判断者として責任と権限を持つべきだという話で締めくくる。