1. おとなちゃれんじ[整活探究ラジオ]
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2024-03-04 14:51

#263 教員の人権異動を成功させるには

全国で異動のシステムが全然違うみたい。
教員や子どものことを考えてない人事が多いですね。
希望通りになるために必要なこととは?
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おはようございます。いとまです。中学校の教員、学校図書館の塩教諭、子育て情報士、ギュってのババブロガーをしています。
このチャンネルは、読書×行動が最高の自己投資、一般人が豊かな暮らしをするためのお金、健康、教育なんかについてお話をしていきます。
今日はですね、教員の人事異動、皆さん興味ありますか?というところで、今日はそんな話をしていこうかなというふうに思っております。
先週の金曜日に、都立の高校入試が終わりました。
というところで、ほとんどの生徒が、受かった生徒はもちろんその高校へ行きますし、ダメだった生徒も平岸校の私立に行くということで、
9割、9.8割ぐらいの生徒が進路が決まったわけです。
まだちょっと残っている生徒もいるんですけど、東京は高校めちゃくちゃ多いんで、高校生になれるんですよ。
自分の行きたいところとか、したいことができる高校、そうなってくると限られては来るんですが、高校生にはなれる、そんな環境なんですね。
生徒にもよく言うんですけど、第一志望に行ったからといって、その後入学した後にすごい友達と会わないとか、学校と会わないとかもあるし、逆に希望していない学校に行ったとしても、そこで一生の友達と会えるかもしれないし、それがきっかけで今後の人生大きく変わるかもしれないんだから、
高校入試で人生全部決まらないよという話はしています。英語でもですね、This is not the end of the world.
世界は終わったわけじゃないんだからってことをね、特にこのうまくいかなかった子たちに対して、こんな言葉をよく言ったりするんですよね。
教員の人事異動もですね、こんな感じで、うまくいくことって少ないんですよ。僕もですね、希望していないのに異動を命じられて、中学校1年、2年、担任を持った後に、じゃあいよいよ3年だというところで異動となってしまって、
しかも都内ではあまり行きたくないなと言われているような地域にある意味飛ばされてしまって、今年まで9年間そこで苦渋を飲んだわけです。後半はもうその運命を受け入れて普通に生活してましたけども、最初はめちゃくちゃ悔しくてね。
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しかも通勤時間も1時間以上かかると。歩いて電車に乗って、さらにバス。バスがなかなか来ないとか満員のバス。雨の日も寒い日も暑い日もギューギューのバス。そんな生活だったんですよ。
それがね、本当に嫌で、だからその学校自体も嫌いになってしまうと。そんなことがありましたね。
教員の人事異動って本当に全国地域によってルールが違うんですね。
先月横浜でね、マネーテ・ダオのウミミさんとかニコさんっていらっしゃるんですけども、中学校の高校の先生とか小学校の先生されてます。
その方たちとお話をしたんですけど、ウミミさんは九州の方、ニコさんは関西の方。
九州の方はですね、3月の下旬にならないと異動かどうかもわからないらしくて、その時になってあなたは異動ですと言われるそうです。
ニコさんのところもそんな感じみたいなんですけど、さらに理認識ってのがないみたいで。
理認識って最後ね、異動が発表された後、4月とか5月とかにも一回学校に集まってきてね、最後のお別れをする回ってのがあるんですが、それすらないと。
だから中途半端な年齢、卒業とかさせる前にいなくなっちゃって、それっきり会わないなんてこともあるらしいです。
そう考えると東京は異動はかなわないことも多かったりするんだけど、希望通りにね。
でもまだマシかなって思いました。
9月に異動希望を出す人は出します。
12月に異動が決定したかしないかってことはね、本人に知らされるんですよ。あなたはもう異動対象です。
ただその時点ではどこに配属するかはわからない。
2月の下旬にあなたはどこどこ多く、どこどこ市のなんとか中学校に配属ですというふうに言われて、離任すると。
去年までは離任するってことも3月中は言ってはいけなかったんですよ。
やっぱり生徒からすれば、4月に学校に来たらその先生はいない。
そうなんですけど、4月の下旬に離任式があって、最後の別れをする。
でも今年からは変わって離任式も今年度中にするというふうになりました。
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だから本当にね、最後お別れして4月を迎えられると。
これが普通ですよね。
異動わかってても言えずに、4月また元気に会おうねなんて言っといて、4月にいない。
これは生徒からしたら裏切られたというか、置いていかれたというか、そんな気持ちする子もいると思うんですよね。
生徒だって大人だったら誰でもいいってわけじゃなくて、この先生だから学校に来れたとか話ができるとかありますよね。
だから物のようにね、本当に将棋の駒のように動かすっていうのはね、良くないなって思いますよね。
人間と関わってる仕事なんで、そこら辺はもっとその気持ち考えてやったらどうかなっていうふうに思うんですよ。
教員側もそうですね。
3月にいきなり移動って言われて、4月から働けるわけないじゃないですか。準備も大事だし。
あとむちゃくちゃ遠いところだったら引っ越ししなきゃいけないとか、通勤の方法とかも考えなきゃいけないとかありますよね。
東京の方はまだマシなのかなっていうふうに思いますね。
東京も独特というか、他の地域はわからないですけど、移動の発表がある日は新聞に全員載りますね。
全員の名前が載ります。東京新聞の中、四五名を使って、
伊藤真はどこどこ中学校からどこどこ中学校に行きますみたいなのが全部載りますね。ネットにも。
だからその日だけの東京新聞はすごく売れるんです。
学校の中で新聞を広げて、あの先生ここに移動したらしいよとかっていう話がされるんですよね。
でもそれを見て、自分の同期が副校長、あるいは2年ぐらい後輩が副校長になっているのを見たりしましたね。
僕もどっかのタイミングで、はいって言ってれば今は副校長とか教育委員会とかになってたんですよ。
僕はずっとそれを断り続けてたんで、なってないんですけど、
そういうの見ると、この人も副校長の道選んだんだなとかいうふうに思うんですよね。
なんかね、すげーやれやれって言われて、年収100万上がるよとか、
言われたんですよ。結局ね、人数が足んないだけなんですよね。
100万上がったとて、その働く内容とか、働く時間とか、
それこそ無制限ですから、絶対100万には見合わないですね。
そんな100万円なんかいらないから、自分の時間を大事にしたいと僕は思っていますね。
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今年に関しては、移動は今のところ大成功ということでした。
2月過ぎたんで、一応どこの学校というふうに事例が出たんですが、
これまでは電車とかで1時間ぐらいでした。
今度はですね、なんと自転車で5分です。
毎週僕がスーパーに行くんですけど、そこの向かい側の学校でした。
いやーでも素晴らしいですね。ここだけで見ればね。
学校行ってみて、同僚もいいし、部活もそんなに大変なことはないですよね。
そこで一応、自転車で1時間ぐらいでした。
学校行ってみて、同僚もいいし、部活もそんなにやらなくて済む。
こうだとさらにいいんですけど、
通勤時間に関してはですね、往復100分から往復10分に大幅短縮。
この時間はQOL上がりますよね。なんかワクワクしてますね。
100万円なんかいらないから管理職になって、
この通勤時間5分、浮いた90何分、これをどう使うか。
どう自分の時間に使うか。本当にありがたいです。
今回はね、運だけじゃなくてですね、やっぱり移動ってある程度根回しが必要なんですよ。
これね、もし教員の方がいたら覚えておいてください。
根回しって大事なんですよ。
どんなことかというと、自分が行きたい地域ってありますよね。
そこに校長レベルの知り合いというか、コネがあるか。ここが大事で。
その人に僕のことよろしくお願いしますって言えるぐらいの関係だと、
引っ張ってもらえるんですよ。
じゃあいいよってことで、じゃあうちの学校、うちの区に来れるようにしとくからってことで、
引っ張ってもらえる。これが一番強いコネ。
次は、今の自分の学校の校長が、その地域の、僕が希望している地域の校長と知り合いか。
これも大事。うちの誰々っていうのが、そっちの区を希望してるんだけど、
なんとか枠開けておいてくれないかとか。
そういう根回しが移動12月の前に完了してなければいけない。
逆に完了している必要がある。そうじゃなければ完全に運ゲーなんですよね。
僕は今回は本当に運良くて、校長先生にね、
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じゃあそこの区に俺の知り合いがいるから調べてみるよってことで調べてくれて、
この人だったら俺知ってるから連絡してみるねってことで連絡取ってもらってっていうのが実はあったんですね。
もともと今の区、募集人数が1名だったんですよ。1名の枠。
そこに今回入ったのも根回しがなかったらちょっと危なかったですね。
なのでやっぱり本気で移動を考えて移動を成功させたいと思っている人は、
頭を下げてでもそういうコネを使ってくれるような力のある人にお願いした方がいいんですよね。
教員の組合とかっていうのもあるんですけど、組合の方だとちょっと力が弱いみたいなんですよ。
やっぱり有力な人に直接コンタクトを取る。これが一番みたいです。
僕の横にいる同僚の先生も移動を希望してたんですけども、
その人はなんと部活をやってたからいろいろコネがあったと思うんですけども、
どこかの校長先生に直接連絡をして、枠空いてませんかという連絡をして、
運よく空いてて、その先生、校長先生に引っ張ってもらって、その学校に行くとなったそうです。
これすごいですよね。掛ける先生もすごいなと。なかなかの行動力だと思うんですが、
そういうふうにしないと、やっぱり希望するところにはなかなか行けないというのが現状ですね。
あとやっぱり自分が40代になってある程度経験したからだと思うんですよ。
やっぱり1個目の移動っていうのはほぼ運ゲーだし、まさに勝利の駒みたいな感じでどんどん飛ばされることって多いです。
だからやっとこの年になって、ちょっと移動を話を聞いてもらえる立場になったのかなというふうなんですけども、
とりあえず自転車で5分、こんな好条件はありませんからね。
生活券が学校と全部入っちゃうとか、そんなデメリットはあるかもしれませんけども、
それを除いてもかなりいい条件で働かせてもらえるんだなというふうに思いましたので、
来月を楽しみに待とうと思っております。
卒業もあと1週間、2週間ぐらいで卒業ということで、最後のこの学校を楽しみたいなというふうに思っております。
では月曜日また頑張っていこうと思います。
今日はこの辺でお休みいたします。また明日。
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