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はいみなさん、こんばんは、こんにちは。元公立高校理科教員のちょぼ先生です。皆様いかがお過ごしでしょうかということで、今日はですね、久しぶりに教育系のね、お話をしたいなと思います。
私ね、あの配信の最初にですね、必ず元公立高校理科教員のと、こういうね、自己紹介をしてるんですけども、そのね、言葉通りですね、元教員なんですけども、
以前というかね、もうかなり前の話の感じになっちゃうんですけども、元公立の教員ということで、曜日で分けてて、この曜日は教育系の話をしよう、この曜日はサイエンス系の話をしようとね、
いうふうに、初期の頃はね、まあしておりまして、結構ね、教育系のお話をしておりました。で、まあサイエンス系のお話に、理科の話、理系の話に、完全にね、メインを移してからですね、もうね、2年ぐらい経つんですかね、なので教育系のお話っていうのはですね、ほとんどしてなかったんですけども、
まあね、ずっとサイエンスのお話をしてるのも、なかなかね、この話してる本人としては、いろんなね、たくさんネタがあるんですけども、もうちょっといろんなね、お話を入れていかないと、ずっとね、マンネリ化しちゃうので、久しぶりに教育系のニュースっていうのもですね、入れつつね、
自分の音声配信の厚みを持たせていこうかなといったところでね、ずっとね、サイエンス系のお話好きなんですけど、ずっと話してるとちょっと飽きてくるんで、雑談ホームルームとかね、おすすめキャンプ場とかいろいろ入れつつですね、やってたんですけども、久しぶりにね、教育のお話もちょっとしたいなということで、今日はね、教育系のお話をしたいなと思うんですけど、
なぜね、この教育系のお話をしようと思ったかっていうとですね、結構ね、衝撃的なニュースというかですね、え?大丈夫な?みたいなニュースがね、結構大きく取り上げられてたので、これをちょっと取り上げたいなというふうにね、思います。
どんな衝撃的な教育系のニュースだったかというとですね、これはですね、高知県のね、教育系のニュースなんですけど、高知県のね、教育委員会がですね、昨日から一昨日から出したんですけども、小学校教員採用予定の倍以上が合格しても募集人員確保できず、
なんと、合格したのにも関わらず、高知県のね、小学校教員ね、7割の合格者が辞退したっていうニュースをね、見たときにびっくりしたんですよ。7割辞退ってやばない?みたいな。大丈夫なん?っていうふうに思ったんですよね。
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このね、記事をね、詳しく読んでみるとですね、高知県教育委員会は来年度に採用する小学校の教員について、合格した280人のうち、およそ7割に当たる204人が辞退したということは明らかにしましたということなんですよ。ほうほうと。
で、もともとの採用予定人数は130人。なので、280人合格者出しているということは倍以上の合格者を出したことになりますよね。にも関わらず、辞退者の属質で足らんと204人辞退したらですね、残り何人ですか?76人が高知県の来年度から小学校の教員になりますよっていう意思表示はしてるんだけど、
いや足らんやんみたいなね。そもそも予定人数130人だから、足らんのですよ。そもそも勝つ勝つで人数やってるから、全然国はお金出してくれないんで。それが76人やったら、もう50人弱、いや50人以上か、54人足らんぞということじゃないですか。
なので、辞退者の属質で追加合格者を13人出したんだけども、それ加えても89人やから、足りませんよね。もう確保できずというところなんですよ。
これね、読んでいくと衝撃の事実がまたわかってきたんですけど、ただ今年に限った問題ではなく、ここ数年は同じような状況が続いていると言います。マジかみたいなね。教員不足っていうのもあるし、成り手不足っていうのもあるし、教員の欠員が続いていると。
3000人以上ぐらい欠員が続いているので、教育現場は逼迫していると。そもそも足らないけど、欠員も出てるぐらい。
3人の先生がいないとか、英語の先生が足らないから、そのまま行っちゃえということでやってるとか、教頭が教えるとか、そういった創意工夫をしながら、
何とか人材の不足を教育現場が工夫しながらやってるんだけど、足らないということで、高知県の小学校の先生だったら、めっちゃ足らんやんっていう状態なんですよ。
高知県の教育委員会は、できる限り多くの人が試験を受けられるように様々な工夫をして、教員の確保に取り組んでいきますということを、苦し紛れなコメントを残しているんですけども、
ここまで自滞車出るって、高知県に限らず、どこの自治体も教員多々なんですよ。マナリティ不足で、教員不足で、
ブラックだからとか、今の若者は若者に限らず、特殊な業務体系だし、特殊な仕事、休みもないし、部活やってたら休みもないということと、
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昔は先生って言われたら、うやまられて、持ち上げられて、先生の言う通りです、みたいな感じで、先生っていうのは絶対みたいな感じの存在だったんです。
私の教員だった頃は、そんな状態じゃなかったけど、今は下に見てるみたいな、サービス業でしょ、みたいな感じで、
勤務時間外でも電話かかってくるし、親から、ここどうなってるんですか、とか、うちの子いじめられてるんじゃないですか、とか、そういったいろんな、
本来、授業をするのがメイン業務なんだけど、そこまでたどり着かない、みたいな部活もあるし、保護者対応もあるし、子供同士がいろいろ何か、いざこざ起きてるっていう時も、
学校以外のSNSの書き込みだとか、そういったところも教員が対処するんだけど、それがそもそも、学校現場で起こってないし、そこまで首突っ込むべきなのかっていう感じだけど、
一応、自分の学校の生徒だから、対応しないといけないし、そういったこととか、いろんな業務がね、いろんな報告書であったりとか、
ITとか入れてきたりとか、タブレット端末全員に持たせるとかですね、いろんな仕事がですね、山ほどあるんで、そういったネガティブな情報であったりとかっていうのが、いろんなもので拡散されますから、
教員になってもな、みたいな。教育学部が全然人気ないんですよね、定員割とかで。そもそも教員になろうという人が少なくなっているというところもあるし、教員に対する残業代出ないし、ただ働きだから、
その分、教育調整費ということで、地方公務員よりも4%上乗せしているから、他の地方公務員よりも給料は高いんだけども、4%に見合わない業務の量だし、それを8%に上げようみたいな話が出ていますけども、
お金も安いし、業務の割にはもらえる給料が少ない。副業をしたらあかんし、自由度が少ないから、今の若者はもう選ばんよねっていうね、やりがいもあるかもしれないけど、今の若者は自分の時間を大切にしたいだとか、
お金もその云々よりも、自分が行きやすいような環境の方が好む傾向にあるから、なかなか教員ってそこに選択肢としてないよねっていう話なので、選ばないと。
自治体社が山ほど出ていると、高知県で。何なのかを調べていくと、関西会場で試験を行っているんですよ。どういうことかというと、高知県は四国の南に位置していますよね。
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基本的に教員採用試験ってそこの自治体に受けに行くんだけど、高知県は遠いということで、受験者が少なくなっているから、そのまま扉を広げるために、いっぱい受験者が来てほしいから、サテライト会場みたいなのを準備して試験を受けるんですね。
高知県は関西会場ということで、大阪の水田市にある大和大学で受験できると。そこで受けて、筆記試験ですから、受けれるので、関西地区にお住まいの方、大阪、兵庫、京都、滋賀ぐらいが受けるかな、その方は受けると。
試験日をずらして、かぶらなければ受けれるんですよ。教員採用試験って。大阪とか兵庫とか人口多いし、結構倍率も高いんだけど、高知だったら田舎やし、低いし、とりあえず受けてみるか。滑り止め的な意味でね。それが大きいんちゃうかなと思うんですよね。
兵庫とか大阪の方たちが受けて、とりあえず滑り止めで高知受けとこうと思って受けて、一時試験受かったら二次試験受けとこうかと思って受けて。多分うまいことね、高知県も多分、他の受験者少ないし、教員不足の相手が少ないってわかってるから、二次試験とかもずらしてると思うんですよね。
関西地区の二次試験、三次試験の日程をね、とりあえず受けてもらって受けて合格しちゃおう。多分自治体者結構多いから、多めに合格者数出しとこうってことで、130人募集のところを2倍以上280人、見越してね、やってたと思うんだけど、案外兵庫とか大阪とか滋賀とかね、その人たちが自分の地元の自治体受かったで、結構倍率下がってるから、東京とかも1点何倍ですよ。
なかなか2倍以上ないと教員の質っていうのも担保できないんですよ。それぐらい教員採用試験の倍率もめちゃめちゃ落ちてる。特に小学校落ちてるんですよ。
意外に受かってもうたね、みたいな感じで。昔は若干名とかであったって、競争倍率が水族館職員とかラウンサー並みに高かったんだけど、今はほんまに受かるんですよ。受かっちゃったから別に高知英和みたいな自治体します、みたいな人がめちゃくちゃ多かったんかなと。
関西地区の間口を広げるっていう意味で関西会場に設定して、これぐらい毎年自治体者多いから、これだけ出しておこうと思ったら、意外や意外、自分たちの自治体のメイン自治体の受験者が受かってもうちゃったから、自治体者続出したんかなというところがね、私の予想としてあるんですよね。
そもそも少ないパイを奪われてるみたいな感じで、そもそもの都会の方も、関西地区の都会の方も多分倍増めて下がってるから受かりやすくなってるんで、なので受ける人がそもそも少なくなっちゃったってことと、昔は激戦区であった自治体が受かりやすくなってるってなると、ほんまに地方の田舎の学校の教員がめちゃくちゃいなくなっちゃうんじゃないかなって。
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それぞれ欠員が増えて、またこれまたね、またブラックな感じが続き、そういう人がつぶやくとなると、もうブラックブラックでやりたくないみたいな、もうこれ悪循環に陥ってるなというところですね。
どうしたらいいもんかね。だからこれ給料を上げればいいっていう、単純な話でもないんですよ。
システム自体を大きく変えないといけないかなと。部活が外部委託するみたいな感じの流れになってるんで、それやったところで受験者数増えなかったらそうでもないしね。
だから教育そのもののシステムを大きく根本的に見直さないといけないのかなと。担任制の廃止であったりとか、テストなくすとか、大きく何か変えないと、これはもうきついんちゃうかなみたいなと思うんですよ。
でも子供の数が減っていくから、ここ数十年我慢すれば教員の数が増えるっていうかね、大丈夫になってくるんで、文科省はそこを狙ってるのかなと。ここだけ我慢して、多分子供減ってくるから、そのうち教員余りが起きてくるから、今だけやれみたいな感じで渋ってるのかなっていうのもあるしね。
なかなか難しい問題なんで、答えは出ませんけどもね。そういった教育の問題であったりとかそういったものもね、ちょくちょくお話ししながらですね、教育園入捨てっていうのも今後入れていきたいなと思いますのでね。
今後期待ということで、みなさんもこの問題どう思いますかということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。