006 なぜ「馬」が療育に有効なのか?:感覚統合から紐解く身体の栄養素
2026-05-18 37:19

006 なぜ「馬」が療育に有効なのか?:感覚統合から紐解く身体の栄養素

第6回となる今回のテーマは「感覚統合」です。前回の「馬と古武術」という身体性の探求から一歩踏み込み、療育や発達支援の現場で極めて重要な視点である感覚統合の理論と、馬の活動がいかに脳の成長に寄与するかを深く掘り下げます。

人間が外部を捉える五感に加え、バランスを感じる「前庭覚」や力加減を司る「固有受容覚」、そして「内臓感覚」。これら8つの感覚を脳がどのように処理し、適切な行動へつなげているのか。黍原が自身の経験を交えながら、馬の速歩(はやあし)がもたらす上下振動や、一輪車でのボロ運びといった牧場作業が、いかに豊かな「感覚の栄養素」として機能するかを解説します。

単なる訓練としてではなく、子どもにとって「意味ある活動」として馬と向き合うことで、感覚過敏や鈍麻といった課題がどのように変容していくのか。意識的な努力だけでは到達しにくい「身体の深層」からの成長と、それによってもたらされるメンタルへの好影響について語り合います。支援者、保護者、そして自身の身体に関心を持つすべての方に、新たな視点を提供する内容です。ぜひ最後までお聴きください。

馬と人の関係から紐解く感覚統合の入り口
ホースセラピーと感覚統合療法の歴史的な繋がり
感覚統合が促す子どもの成長と馬の運動の有効性
自然体験における「感覚の栄養素」という新しい視点
体験教育を通じた感覚過敏・感覚鈍麻への具体的なアプローチ
療育の現場で「意味ある活動」が学びの本質となる理由
身体感覚が変える自己肯定感とメンタルの相関関係

▼配信

毎月 第1・第3日曜 朝

▼パーソナリティ

大堀 貴士(認定NPO法人ハーモニィカレッジ)
https://www.harmony-college.or.jp/

黍原 豊(一般社団法人三陸駒舎)
https://kamakoma.org/

▼コメントや感想、質問はこちらから

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#馬 #ホースセラピー #感覚統合 #療育 #発達支援 #子ども #教育 #自然体験 #野外教育 #非認知能力 #身体感覚 #身体性 #関係性の教育 #体験教育 #子どもの成長 #自己肯定感 #メンタルヘルス #自然教育 #学びとは何か #答えは馬が知っている

脳を育てる栄養素:牧場で学ぶ感覚統合

[Verse]
鏡のような馬の瞳 映し出される本当の自分
五感の奥に眠る感覚 八つのリズムが目を覚ます
揺れる背中で知る加速度 筋肉が覚える力加減
見えない地図を体の中に 少しずつ描き足していく

[Chorus]
感覚統合 脳を育てる栄養素
馬と一緒に バラバラな点がつながってゆく
楽しいだけじゃない 意味ある活動
体が変われば 心も自然と開いていく

[Verse]
ボロを運ぶ一輪車 坂道をゆっくり踏みしめて
強すぎる力も 届かない声も ちょうどいい場所を探してる
ウサギの毛並み 馬の温もり 自分で選ぶセンソリー
不器用な日々が 新しい自分を編み上げていく

[Bridge]
過敏な耳も 鈍い痛みも みんな違う世界を見てる
「強く」なんてなれなくてもいい 使い方が変われば
眠っているポテンシャルは 無限大に広がっていく

[Outro]
答えは馬が知っている
揺れに身を任せ
本当の自分に 会いに行こう

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サマリー

本エピソードでは、感覚統合の概念と、それが馬との活動を通じてどのように子供たちの成長を促すかを探求します。五感に加え、前庭覚や固有受容覚といった8つの感覚が脳で処理され、行動につながる仕組みを解説。馬の速歩による振動や牧場作業が、子供たちにとって「感覚の栄養素」となり、感覚過敏や鈍麻といった課題へのアプローチや、自己肯定感、メンタルヘルスへの好影響について語られます。

感覚統合の入り口:馬と人の関係性から
答えは馬が知っている、馬という鏡が見つめる本当の自分。この番組はハーモニーカレッジの大堀と三陸駒舎のきびはらが鳥取と岩手の牧場で馬と子供たちに向き合いながら現場での出来事やこれからの生きる力について語り合う対応番組です。
はい、ということで6回目なんですけども、5回目の最後でちょっと僕の方から感覚統合という話をちらっと出したんですけども、あの前回馬と古武術ちょっとマニアックな話をしてきたんですけども、そもそも何かこう体のところに興味を持ち始めたっていうのはどこなんだろうって話で。
僕は馬をちょうど始める10年ちょっと前に感覚統合という考え方に出会ったのがきっかけですって話で終わったんですけども、感覚統合って何だみたいなところからまず話さないといけないと思うんですけども。
えっとですね、よく語感って言うんですけども、人間の体の感覚ってもっとあって、語感ってのは基本、人間の外の外部からの色々刺激、感覚の刺激を捉えるところで、いわゆる視覚とか聴覚とか味覚、嗅覚、あとね、触覚かなんですけども、
あと自分自身の体内部の感覚も実はありますというか、たぶん皆さんちゃんとあって、例えばバランス、傾きとかですね、三半規管にある前提覚って言いますけども、傾きとは加速度を感じる感覚が前提覚。
で、もう一個あるのが筋肉の収縮をどれぐらいの力で曲げてるとか、どれぐらい曲がってるかとかっていう。目閉じて腕を横に伸ばして肘を曲げるときに90度曲げてください。見なくても大体これぐらい収縮したら90度曲がってるってわかると思うんですけど、それが筋肉はどれぐらい収縮してるかっていう。
あとなんか水筒とか持ったときに、これはもうたくさん入ってるなとか、空っぽだなってわかるのもこれ、筋肉の感覚です。軽いもの持っときは5の力で、水筒いっぱい入ってるときは10の力使ってるなって、数字にはしてないけど体の感覚で覚えてるから。
っていうのがこういう需要覚っていったりする感覚で。もう一個は内蔵の感覚も言われたりとかしてますね。お腹減ったとかですね。お腹いっぱいとかっていうのもそうですけど、そういうのも鈍い子もいたりとかたまにいるんですけど、そういった五感プラス二覚とか内蔵感覚も入れて全部で八つの感覚とかっていったりしますけど、そういったものを人間って捉えながら脳でそれを統合して処理して、
適切なまたアウトプットをしてやり取りしてるっていう。そういうやり取りのその流れの、いわゆる感覚をうまく統合してうまく使うっていう体をうまく、環境の中で体をうまく使えるようにしていくっていうのが環境統合の基本的な考え方になります。
元々は作業療法士のエアーズさんっていうアメリカの、もう亡くなってしまいましたけど、エアーズさんっていう方が提唱した理論で、それをいろいろこう脳科学の知見とか神経学とかのところから、そういう治療というかにも生かしていこうという感覚統合療法みたいなのも生まれたりとかしてるっていうのもありました。
それをしたときによくなんか、僕、生まれる前は、元々キャンプとかですね、自然エネルギーのことを扱って、循環型の暮らしをみんなで作っていくような場作りしたりとかしてたんですけど、そのときには、いわゆる自然体験の現場では、五感がすごく自然の中では養われるんだとかって言ってたんだけど、
そのとき言ってたときには、結構適当な感じで言ってたなみたいな、五感がいいみたいな、いわゆる感覚的に、なんて言うんですかね、なんとなくいいみたいな感じじゃないですか、それって言い方が。
じゃなくて、もっとちゃんと体の育ちとか、体をうまく使って生きていくっていうところに、感覚機関って大事なんだなっていうのをその感覚統合を知ったときに、ようやくなんか踏み落ちたというか、ちゃんとようやく理解したなっていう感覚があって、
それがまた馬とかですね、いろいろ馬と暮らす現場において、子どもたちを捉える上で、すごく役立ってるっていうところがあって、それで体の使い方とかそういうの、とても大事だなっていうところを知ったのが最初ですかね。
で、そこからなんかいろいろこう体のことって、なんかいろいろ興味持ってたら工夫術院でやったというようなところでした。前回ちょっと話さなかったですけど。
馬の活動が感覚統合に与える影響
なるほど。でもその感覚統合のことも本当に僕も知ったときに、これ馬のことと、なんていうかな、馬が得意なところというか、すごい感覚を刺激するところがすごくあるなってすごく思ったんやけど、
僕らは保育とか教育とかっていう、あと居場所とかっていう意味合いが結構強いけど、領域とかの分野で言うと木原君のところが専門やと思うけど、そういったこの、なんていうかな、いわゆる一つ一つの感覚が積み木のように積み上がっていって、多分統合されていくんやと思うけど、
その一番、なんていうかな、根底というか一番ベースになるその原始的なこの、前提格とか、こういう格みたいなんて本当にその一番下の方のことやと思うけど、そこに対してアプローチしていくっていうのは馬とかもすごく有効なっていうふうに理解はしてるんやけど、
どうなんかな、実際の現場として何かそういったこの馬のことが感覚統合にこう与える影響みたいなのとかって、なんか感じたり考えたりしてるのかな。
そうですね、それいくつかあっていい点というか、一つは馬の活動の中に多様なそういうものが含まれてるっていうものがありますとか、ちょっとパッと馬って言うと常盤みたいなのがパッと思い浮かぶかもしれませんけど、
前回、あの時に出てきたその速足っていうのは結構早く馬が、もっと速い駆け足みたいなのもありますけど、速足をすると馬って上下とかすごく大きいんですよね、するんですよ。
そうすると、さっき出てきたその前低角っていう揺れる感覚がすごく刺激されて、しかも姿勢を保つのに筋肉もちゃんと、ふにゃふにゃだったら姿勢崩れちゃったりとかバランス崩れちゃうので、傾いた時にちゃんと戻すためにこういう角っていう筋肉を使う感覚も両方刺激がたくさん入ってくるっていうのがあって。
よく使わない現場だとトランポリンを大きなトランポリン使って、いわゆる姿勢が椅子、机に座った時に姿勢すぐ崩れちゃうみたいな、なんかはその前低角とこういう角の働きがちょっと弱かったりとか、そもそも崩れても傷がないみたいなことがあったりとかすると、
そういう乗馬でちょっと早足で乗ってみるっていうのはすごく良かったりとかっていうのはありますし、あとはなんかこう、例えばそれ以外に、うちだと馬のお世話する時にいろんな、例えば掃除するのに熊手みたいなのを使って、ほうき使ったりとか、そういう道具を使ったりとかするので、
例えばうんちを拾って一輪車に乗せて、それを持っていく時に、タイヤ1個なのでうまくバランスを取らないと運べないとかね。
あとうちなんかこう、馬房からちょっと外に出てきて、馬のうんちを捨てる場所まで、下り坂のところがあるんですよ。そうするとうまくこう、持ってるんだけどどんどん進んじゃうので、うまくゆっくり進むみたいなことをしないと、わーって走っちゃうと大変なことになっちゃうので、そういった力加減をしたりとかできたりとか、
そういった部分で馬の周辺の活動も含めて、多様な感覚の栄養素がそこにあるみたいなところが一つあります。
いいね、栄養素がそこにあるね。
そうなんです。脳が育つための栄養素とよく言ったりします。僕たちもご飯を食べるのと同じように、子どもたちはそういう感覚を育てる栄養素を欲していたりとか、ちょっと苦手なところはちょっとずつ取ってみたりとか、さっき言った早足で揺れるのが好きな子もいれば実は苦手な子もいて、
大人でも例えばジェットコースター大好きみたいな人からちょっと怖いって人もいるじゃないですか。同じように感覚って人それぞれ受け取り方って全然違うというか入り方が違うので、その子によって合わせて常盤の馬の乗り方も変えたりとかもできるし、そういった部分でさっき言った多様な感覚があるんだけど、調整もすごくできるっていうところがもう一個あります。
あとは2つ目から3つ目としては、意味ある活動って僕の彼女の先生なんかは言ってるんですけど、意味ある活動が大事であるっていうふうに言ってて、何かっていうとその子にとって意味がある活動ですね。
いわゆる訓練としてバランスと何かやりましょうとかってやると全然面白くないというか、馬だったら楽しみながらとか馬のために掃除しようとかそういうことが起こってくるので、そうするとちゃんと意味としてつながってやる意味があってやるっていうような活動として提供できるってところがあって、そうすると全然やっぱり学び方、やらされてることって全然身につかないじゃないですか。
例えばやりたくない勉強、無理くぐりさせられるとかって全然頭に入ってこないみたいなのと同じように、体使う活動も同じようにその子にとって意味がある活動として提供していくっていうところが非常に大事で、それが馬の活動だとそういうふうにいろんなものがたくさんあって、それが意味ある活動としてそこにあるっていうとこは大きいですね。
栄養素としてもいっぱいあるし、その栄養を摂取する意味も中、合わせて受け入れやすいっていうようなところだよね。
あと調整もいろいろできるっていうところも、栄養の与え方というか、摂取の仕方みたいなもの。
例えば、じっと何かしてるのが苦手な子なんかは、逆に逆返すとさっき言った前提覚って揺れる感覚とか、筋肉使うような感覚を欲してるんですよ、栄養素として。
そういうふうに逆に、この子のニーズは何だろうっていうふうに感覚統合だと見たりするんですけど、その時に、じゃあこの子はこういう普段動きしてる子だったら、さっき言った馬乗った時に早く走った方が楽しいだろうなとかですね。
ちょっと怖がりだったりとかする子は、そういう感覚に対して敏感、揺れることに対して敏感。例えばジェットコースターが苦手だったら、僕もちょっとそうなんですけど、なんかふわっと嫌だとか。
人なんかは、じゃあ最初ちょっと馬乗った時にゆっくり歩かせてみようとかっていう。その子に合わせて調整もできるっていうところがあったりして。
でも、こういう馬の活動とかいろいろやっていくと、苦手なところも開いていくっていうか感覚が、受け取りやすくなったりとか、そういう変化もあるし。
怖いからさせないとかじゃなくて、とつそういう、うちもなかなか何ていうか、触覚に過敏な子たちがいるんですよ。皮膚の持つのに。
馬の餌を準備するときに、牧草をちょっと測ってもらうときに、さっきなんかつまむように持ってたんですけど、だんだんやってるとだんだんガチっと持って、測れるようになったりとかして、変化もあったりとかして。
ずっとなんかね、本当に触覚過敏で何も触れないと本当に生活も大変なので。やっていく中で変化も見られたりもするっていうのがあって。
体ってどんどん発達していくというか、大人も含めてですけど、子どもも大人も変化していって。
小武術にちょっと前回の1個前の回に戻ると、小武術の河野先生、僕今度来る北条さんの師匠さんの教室に1回行ったことがあって、70後半なんですけども、僕ちょっとワークやったときに吹っ飛ばされたんですよ。
もう全然筋力、本当細い方なんですよ。でもやっぱ体の使い方でこんなに力出せるんだと思って、僕ボーンと飛ばされて、下倒れてあったので全然飛ばされても。
まだまだ体って、僕自身はそこまではできないかもしれないけど、眠ってる力持ってるんだなっていうのを感じたのが、1個前の回に戻るとそういうことを感じたのが小武術だったっていうのがあって。
長い間そういうことはできなくても、普段子供たち、うちに来てる子たちのこういう遊びの様子とか、いろいろ活動の様子を見る上で、感覚投稿的な視点を持ってると、この子はこういうところまだまだ伸びるかもしれないなとか、こういうこと好きだから、こういう遊び好きだから、じゃあこの遊びももしかしたらハマるかもしれないなみたいな。
よりその体のところからその子の活動を広げていくような、そんな視点をくれたのが感覚投稿でした。
感覚統合の視点から見た子供たちの発達支援
なるほど。うちの活動に来てくれる子供たちの中で、すごく飛び跳ねるのが好きな子がいたりとか、あとちょっと人間関係の中で力加減がなかなか難しいというか、自分ではそんなに強く押したつもりないのにドーンと押してしまったりとか、
なんか物を人から取るときもすごい何か、でもその加減が何かわからないかったりとかっていう子たちと出会うことがやっぱりあるんやけど、そういう感覚投稿的なこの知識とかそういうことがあると、
ちょっと意識的にこういうことをやってみようかな。それで様子見て、この刺激求めてるんやなって、すごいトランポリンとか上下やたら飛ぶことが好きな子とかは早足で上下動が多く生まれる運動をちょっと多めにやってみようかっていうことができる、できそうよね。すごいそれがわかってるぞね。
そうそうそう。まだなんかね、ぴょんぴょん跳ねるの好きな子は勝手にやってるだけはいいけど、さっきの力加減ができなくて、おはようってポーンと叩いてるつもりでドーンとなって、相手、行ってみたいな。うちにもいますながら、やっぱりそういう、ちょっといわゆるその子をどう見るかっていうと、その感覚の入力する、なんか生き知って言うんですけど、いわゆる入り方が鈍いっていう。
ちょっとちょっと感覚じゃ、なんか感覚入ったって感じしないんですよ。強くやらないと、なんかやった感じにならないっていうことがあって、そういう子たちはそういうちょっと力をいろいろ使ってやるような活動をちょっと入れてあげたりとかするっていうのもあるし、逆に入ってこないって言えることで、なんかたくさんやらないと、なんかこう、なんかそのさっき言った栄養素取った感じにならないので。
逆に言うと、強い刺激のものをたくさん入れてあげるってことも必要です。やるとちょっと落ち着くので、そうすると普段のコミュニケーションの時にちょっと優しく、なんかそんな入れなくても、自分の中で満足できるっていうか。
そういうふうに、日常の暮らしのセンソリーダイエットって言いますけど、ダイエットっていうのはちょうど良くするって調整するって言うんですけど、感覚をいろいろ生活の中に入れていくような、だから力加減が難しかったりとか、こうなんかこっちからバーンってやっちゃうような子は、ちょっと力使うような仕事をたくさん用意してあげるといいって言われて。
うちだとボロ、馬のウンチをたくさん、一日中その子だったらどんどん乗せてあげて、これ持ってって、みたいな。これ持たせてあげるとか。
しかもなんか役立つ感があって、すごいとかって言われたら意味あることになるもんね、それが。
そうそう、なんとかなんね、なんとか力持ちだね、みたいなね。ありがとうみたいなことに言われれば。
なるほど。
やった感じが。
確かにそういうのが自然と生まれやすい、馬の現場ってそういうことが豊富にあるもんね。
そうそう、結構ニーズって、自分から結構これやりたいっていうか向かっていくんですよね、そういう活動に選べるような状況は。
馬の現場っていろんなものがすでに環境の中にあるじゃないですか。
そうするとそこに自然と向かうっていうか。
そういう見てるとだいたいあの子はそういうの好きなんだなとか。
うちもよく、特に利用し始めなんかの時は、いろいろ用意しといて観察するっていうか、まず見るみたいなことをよくしてます、なんかね。
なるほどね。
なんかその、今までも感覚的にやけどやっぱり、ちょっと感情的になってたり興奮してたりとかっていう時に、
この子はちょっと強めに抱きしめてあげたりとか、背中ポンポンポンってやるのもちょっと強めにやってあげる方が落ち着いたりする子がいたりとか。
っていうのは本当にあの、なんていうかな、さっきの感覚統合の部分で言うと、入力がちょっと鈍かったりとかする子はギュッとこうされる方が落ち着いたりするっていうのが。
なんか今あの聞いてすごい、ああそういうことやったのかっていうのがなんかすごくわかったし。
後半の方に話してた、その意味ある活動が豊富にあるっていうのがやっぱり改めて馬の現場やなって。
力を仕事をする場面もあれば、優しくそっと触れたりとか、なんていうかな、今日の馬のこの雰囲気を感じるとか。
なんかそういういろんなこと、あと乗っても走れば上下動があったり、あと左右に落ちそうになることもむしろそこも刺激がすごくされて、その感覚が研ぎ澄まされていくというか、そこに刺激が入っていくっていうことになるんやなっていうのを改めて思うと、
本当に馬がいることで、そのあたりの子どもたちの育ちというか、そんなところにアプローチできることがたくさんあるなっていうのは改めてちょっと再確認をしました。
さっきの、ぎゅっと抱きしめたけど、結構その感覚と情動みたいなの、結構リンクしてるものがたくさんあるので、そういったものをちょっと意識して使うとすごくよかったりとかって。
もちろんさっきの圧迫みたいなのがすごく落ち着かせる、鎮圧の鎮静する効果があったりとかすることもあるし、逆に覚醒もちょうどいい脳の目覚め具合っていうか。
そうそう、それが低いときは最初ちょっとこう、さっき言った前提系の揺れる感覚とか入れてあげると、ちょっと脳が起きてくるみたいなことがあって、ちょうどいい覚醒状態だと。
いわゆるハイテンション過ぎると、全然受け取りに難しかったりするんですよね。そういう時はゆっくりやらしてあげるとか、必要だったりとか。
活動の中でもそういうのを意識して、最後はちょっと覚醒が落ちてくるようなものを入れてあげると少しよかったりっていうことはあります。
毎回でもできるようになるので、テンション高いまま終わっちゃうときもよくあったりしますが、また触覚にもそういうの入ってきたりもします。
ふわふわした感じが好きな子とかもいたりすると、ずっとうちのあとうさぎとかね、そういうのずっと抱っこして、なになになになになにってしてたりとか。
ちょっとイライラするときにところに行って、背中のところに顔をうずめてスリスリしてる子もいたりとか。
そういういろんな感覚があって、それが自由、自分で選んで取れるっていう環境は、牧場のいいところだなと思います。
今回は特にそういう木原君のところの専門性に触れさせてもらって勉強になるね。
感覚がすごい鈍いときと、ある程度刺激が入ると覚醒されるっていうのかな。
僕はその辺の専門性がちょっとわからないけど、逆にその感覚が過敏すぎるっていう場合もあるよね。
そういうことが、例えばうちでいうと、バスに乗って移動したりとか、マイクロバス。
自社のマイクロバスで子どもたち移動するんやけど、みんなで移動中歌を歌ったりとか盛り上がって、イエーイみたいな感じになるときあるんやけど、
その中にそういうのが苦手な子がいて、耳から入ってくる、聴覚から入ってくる多分刺激にすごく過敏で、楽しいことは好きなんやけど、
多分聴覚の覚醒がかなり高いっていう表現があって、ちょっとわからないけど。
過敏って言ったりしますね。
だからちょっと耳に、なんていうか、
イヤーマフっていう。
イヤーマフを。
あれをするとすごい落ち着くとかっていう子もやっぱり中にはいたので、そういうことやね。
そこはお母さんからそういう時はこうしてくださいっていう風に言われてたけど、
僕たちが思ってる、聴いてる音が全員が一緒じゃないっていうか。
大前提として感覚の受け取り方っていうのはみんな違うっていうの。
そこがわかってないと間違っちゃうっていうか。
早足した方が楽しいでしょみたいな。
本当に怖い子は怖いし。
ジェットコースターなんかよく例出してましたけど、
人によって全然楽しいと思える人と怖いと思う人全然違うので。
そこを理解してあげると全然感じる世界は違うっていうか、受け取ってる世界は違うので。
それに合わせてこっちが調整を一緒に考えていくみたいな。
必要ですね。
そういうことができるようになってくるとそういったことの過敏な子は逆にいやすくなってきたりとかしていくから、
お互い相手の自分にない感覚があるっていうことを知るとか。
そこがすごい重要やなと改めて思ったね。
結構だからその感覚が違うっていうふうに思って、その子はどういうふうに感覚を受け取ってるんだろうとか。
そういうふうに見ていくと、感覚をどういうふうに受け取ってるんだろうっていうふうに見ていくと、
子どもたちの活動の見え方が変わってくるというか。
あとこっちでじゃあ次どんな活動したらいいかなみたいなことも変わるし。
ちょっと落ち着きないなって思えば、じゃあ体ちょっとワーッと動かす活動を入れてから、ちょっと落ち着いた活動をやろうとかっていう。
そういうプログラムの組み立ての仕方も、その感覚統合の視点からプログラムの作り方みたいなのも考えられるとするっていうのはあります。
なるほど。
身体感覚とメンタルの相関関係、そして学び
あとなんかよくお腹減ってくるとイライラするじゃないですか。
分かりやすい。
ちょっとなんか食べると落ち着くっていうのはまさに内臓感覚のところです。
うちでもそこ敏感な子はいてむっちゃ。
キャンプで食事の直前になってくるとちょっとイライラしてきて。
なんで怒ってるんだったらお腹減ってたとか。
そこかーみたいな。
そういう子もお腹の内臓に対して過敏な子もいたりとか、逆に鈍感の子もいるしみたいな。
両方あります。
はい、ということでこんな感じですか。
何かありますか感覚統合のところで聞いてて、現場で思い出す場面とか。
今のことを聞いていろんなことが繋がったりとかしたし。
この感覚統合をちょっと学びたいなと思いました。
うちのメンバーで勉強会したいなって改めて思ったかな。
そうするとよりやる活動の中身が変わったり、意味付けが変わったりしそうやなっていうのをすごく思ったんで。
そこを少し学ぶような研修会を入れたりとかしたいなと思ってるんで。
またそんなところでぜひ力を借りれたらと思ってます。
僕もちょっと学んで現場に行かせてるぐらいの話です。
これ知ってるだけで全然子どもたちの活動の見え方が変わるというか。
っていうふうに思うんですよ。
別に馬に限らないというか、子どもの育ちの現場においてはすごく大事な視点だなっていうのがあって。
オンラインでも日本感覚統合学会っていうのがあって、そこの入門の勉強会がありますけど。
そこに結構いろんな方が参加されてて。
いわゆる保育士さんとか、いわゆる作業療法士さんみたいなセラピスト職じゃない方もたくさん参加しててすごく印象的でしたね。
あと今度ですね、日本感覚統合学会の前、今会長さん、去年一昨年ぐらい変わられたんですけど。
その僕のもともと教えてくれてた先生たちと沖縄の牧場に、馬の牧場に数日行ってくるっていう旅に行くので。
一緒に牧場、自分の現場じゃないんですけど。
他の現場を見ながら子どもたちと一緒に行って、そこをどういうふうに見てるかっていうのをちょっと学んでいきたいなというふうに思いますので。
またそういう話もいつかできたらという風に。
ぜひ行った後のこの収録また楽しみにしてます。
はい、何人かな、4人。
前の会長の千田さん、千田玲子先生っていう方と、あと作業療法士の方が2人いて、あと僕とっていう感じ。
皆さん、環境庁の場合は作業療法士さんなので、どういう視点で牧場の馬の暮らしを見るのかなっていうのを楽しみにしていて。
数日一緒にいるので、いろいろ吸収していこうと思ってましたので。
また聞かせてください。
用意したいと思います。
はい、ということで第6回目かな、やってきましたが。
5回、6回と合わせて収録してますけども、今回撮ってみて収録してみてどうでしたでしょうかという振り返りをして終わりにしましょう。
はい、ありがとうございます。
5回目、古武術とか身体性の部分のお話で、今回は感覚統合とかその感覚の部分のお話をしてもらって。
どちらかというと今回はすごく2回とも学ばせてもらう時間やったなというふうに思って。
自分にはなかなかなかったアンテナを張られてたりとか、知識とかそういったことを持っている木平良くんから本当に興味深い話が聞けて。
まだまだこう自分の興味関心がまた広がったので、そういったことを学びたいというか、深めてより自分の活動にも活かしたいなって。
それが今いる子どもたちとか、もしかしたらそういったことで理解するだけでアプローチが変わったり成長がまたより後押しできたりということができそうなのかなというのは思ったんで。
はい、本当に学びの深い2回、5回目、6回目でした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
そうですね、僕も振り返ると。
6回目の時にちょっとチラッと話したんですけど、なんで武術に興味持ったかなって思って。
身体ってまだまだ使えるところっていうか、僕たちも持ってるし、子どもたちも身体を持っているポテンシャルってすごい無限大にあって、
それを引き出すことがすごく、よりよく生きていく上でのベースになるなっていう感覚があったなっていうのを話しながら思い出したというか。
良かったなというふうに思います。
今回の前回でも今回でも話が出た、いわゆるメンタル、心的なものと身体ってすごく密接に、裏表というか結びついてて、
身体をよく使えるってことはご機嫌に、気持ちもすごく良い感じで過ごすことができるっていうのがあるので、
そこが変わっていくと、意識だけ変えるとかっていうのはなかなか難しいけども、
本質的な変化っていうのが身体が変わるっていうことがあると起こるんじゃないかなっていうのがあって、
メンタルを強くとかってなかなか難しいというか、意識でなんとかっていうのは無理なんじゃないかなっていうふうに僕は思ってて、
身体の使い方なんか変えることはできるなって、逆にそっちのほうが感覚が僕の中ではあるので、
だからそっちに興味あるんだなっていうのを話しながら、ちょっとはっきりしてきたというか見えてきたところでした。
なかなかいい、今回も。
でも説明が難しいなという感じだったので、
そうね、感覚の部分ってね、難しいよね。
なので、興奮術の合宿とか、実際に馬の現場に来ていただいて、味わっていただければというふうに思った次第です。
はい、ということで、今回もお聞きいただきありがとうございました。
本番組は毎月第1・第3日曜日の朝7時に更新されます。
チャンネル登録や番組のフォローをお願いします。
概要欄にお便りフォームのリンクがありますので、コメントや質問などをお寄せください。
それでは、良い一日を。
良い一日を。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
新しい自分を編み上げていく
過敏な耳も鈍い痛みも
みんな違う世界を見てる
無理に強くなんてなれなくても
使い方が変わればポテンシャルは無限大
答え
揺れに身を任せ
本当の自分に会いに行こう
37:19

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