企業探求ラジオこの会社まじウケる、ナビゲーターの編集者の中野です。 ライターの栗下です。
はい、今日、栗下さん、会社じゃなくて人について喋るって気もしたけど。
はい、今日と次回の2回にわたって、ホンダの創業者の本田宗一郎を取り上げたいと思います。
あ、いいですね。ホンダの創業者、創業者好きですよ、私。
創業者好きですか?
うん、なんか全員キャラ立ってるから。
結論を言うと、本田宗一郎っていうのは昭和で最大級にヤバくて、最大級にすごい経営者ということで。
めっちゃ楽しみ。
前編はヤバイ方、後編ですごい方をちょっとやろうかなと。
いいですね。じゃあまずヤバイからですね、今日は。
ヤバイからです。
はい、じゃあヤバイっていうのは、例えば何がありますか?
これ結構有名なんですけど、宴会で芸者さんを寮邸の2階から外に放り投げたっていう逸話がある。
え、それってあれじゃないですか、アウトじゃないですか。
アウトです。
犯罪ですよね。
結構私の履歴書で普通に書いてて、危うく殺人罪になるとこだった。
そうですよね。じゃあ本田とか生まれず、ただの殺人者として生きていったかもしれないと。
なるほど。
電線に引っかかって一命を取り留めたらしいんですけど。
電線に?
人が電線に引っかかることはある?
昔だからあれなのかなと思うんですけど。
太い電線だったってこと?
そう、だって引っかかったって落ちちゃうんじゃないの?みたいな気もするんですけど。
そういう逸話がいっぱいある人なんで。
すごいですね、ランマ2分の1みたいな。
じゃあまず、そういえば本田社長のこと何も知らないんですけど、どういう経歴の人なんですか?
まず生まれが1906年なので、今から120年前。
そんな前なんだ。
前ですよ。
1906年って全然第一次世界大戦より前じゃないですか。
日露戦争終わった直後。
そうですよね。
日露戦争の時の人なの?
そうです。
秋山よしあふるとか。
そういうことです。それが終わって頃に静岡で生まれて。
学歴は当時の高等小学校ってことなので、今でいうと中学ですね。
そこですぐ働き始めて。
でもその時の日本国民の一般的な人っぽいですね。
1922年、15歳の時に東京吉島の自動車修理工場。
自動車修理工場?
アート紹介っていうところですけど。
アート紹介からの名前ですね。
そこに法校に行くんですね。
なるほど。
法校の時代か。
で、22歳で浜松に戻って、自分で事業を始める。
乗れんわけみたいな感じですね。
面白いな、そっか。
でも自動車修理工場の人なんですね。
そうです。自動車修理をやってて、おっしゃるように上手くいってたんですけど。
ただ一方、若い時にお金あるとダメじゃないですか。
ダメじゃないですかってダメじゃない人もいるけど。
本人は収入が増えてくると、それだけ遊びも激しくなって。
金を貯めようという気がどこか行ってしまったと。
さっきの話じゃないですけど、稼いだそばから芸者遊びに励むと。
なるほどね。分かりました。
それが2階から芸者さんを放り投げる事件に繋がるってことですね。
そうです。
で、それ以外にも飲酒運転で橋下駄に突っ込んで、車ごと川に落ちるという事件というか。
ヤンキー。
ほぼヤンキーですね。
ヤンキーの事件ですね。
ほぼヤンキーです。
分かります。地元松山でもヤンキーがバイクで車に落ちたりしてました。
そういう事です。で、その時も芸者さん同乗してて、一緒に落ちて。
芸者さんも気の毒だな。
なるほど。
ただ面白いところは、別に芸者さんを軽んじてたとか、投げ飛ばしたからそう思うかもしれないんですけど、
逆に遠跡で芸者さんをそっちのけで仕事の話ばっかりしている部下がいると、
翌日呼び出して、芸者の話は仕事の話より大事だなと。
そうなんだ。
そうなんだって僕も思うんですけど。
なるほどね。そんぐらい、何て言うんですかね。
でもそういうおじさん、面白そうですね。
近くにいたらどうかという問題はあると思うんですけど、
ただ本田安生一郎はそういうところで人の心の霧というものを知ることができたと。
なるほど。
じゃあ下流界とかにいたのも、人間が好きというか、人はどういう気持ちなんだろうとか、
そういうことを知るのが楽しかったっていう、そこに魅力を感じる人だったんですかね。
人間を知る場だったと言ってるんですね。
なるほどね。分かりました。
でもあんまりいい話にはできないなというか、人を2回から投げる人はちょっとなぁみたいな感じはします。
ただ美談にしちゃいけないんですけど、
宗一郎のすごさっていうのは結構人の心から出てて、
データとか常識より目の前の生身の人間から考えるってことなんですよ。
なるほど。そう聞くといいですよ、じゃあそれで。
だからそれがうまくいかないとブチ切れて放り投げちゃうんだけど、
正しく機能するとヒット商品が売れるようになると。
なるほど。じゃあそれがポンダの原動力になるということですね。