032 非認知能力がカギ〜調査・研究から見ても、子どもの困難に馬・自然は役に立てる(子どもの困難×馬・自然#4)
2021-12-19 09:35

032 非認知能力がカギ〜調査・研究から見ても、子どもの困難に馬・自然は役に立てる(子どもの困難×馬・自然#4)

「子どもの困難×馬・自然」パート4

何となく、子どもの困難に馬・自然がよさそうという感覚だけではなく、

様々な調査・研究からも裏付けることが出来ます。


非認知能力がカギを握っているようです。

馬や自然体験の中では、非認知能力を育む様々な要素が詰まっています。


▼あわせて聞きたい

011 子どもが主体的に学ぶには?〜意味ある活動として提供する

https://anchor.fm/kamakoma/episodes/011-e13ritd


▼動画バージョンも作りました

子どもの困難×馬・自然 〜虐待・貧困・不登校…様々な困難を抱える子どもたちに何が出来るのか?

https://youtu.be/teRVVWrt560



▼子ども・若者を取り巻く状況の変化

令和3年度 子供・若者白書(1.子供・若者を取り巻く状況)

https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r03gaiyou/s1.html



▼経済格差と認知・非認知能力

貧困状態の子どもの学力は10歳を境に急激に低下

貧困下でも学力の高い子どもは、非認知能力が高い

基本的な非認知能力は、低学年時点から差が大きい


出典 日本財団 家庭の経済格差と子どもの認知・非認知能力格差の関係分析 〜2.5万人のビッグデータから見えてきたもの

https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2019/01/wha_pro_end_07.pdf



▼幼児教育と生活の質 〜米国ペリー就学前計画

ジェームズ・ヘックマン シカゴ大学教授の主張 (ノーベル経済学賞受賞者)

社会的成功には、 IQや学力といった認知能力だけでなく、根気強さ、注意深さ、意欲、自信といった非認知能力も不可欠。幼少期の教育により、認知能力だけでなく、非認知能力も向上させることができる。


出典 平成29年10月内閣官房人生100年時代構想推進室 幼児教育、高等教育の無償化・負担軽減 参考資料

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/jinsei100nen/dai2/siryou1.pdf

4ページ目参照



▼体験活動が子どもの非認知能力を育む

体験活動は子どもの自尊心を育む

体験をよくしていると、経済状況に関わらず、良い影響が見られる


出典 文部科学省 令和2年度青少年の体験活動に関する調査研究結果報告

 ~21世紀出生児縦断調査を活用した体験活動の効果等分析結果について~

https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_00738.html


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

質問や感想、今後取り上げて欲しいテーマなどをコチラで募集中です

https://peing.net/ja/kibihara


#ホースセラピー #森のようちえん #馬 #アニマルセラピー #セラピー #自然保育 #自然体験 #子育て #環境教育 #釜石 #復興 #古民家

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:01
さんこまラジオ、地区95年の古民家で馬3頭と共に暮らしながら、ホースセラピーの取り組みをしている三陸駒舎のきびはらが、馬との暮らしや子どもとの関わり方などについてお話ししています。
さて今回のテーマは、子どもの課題×馬・自然パート4 第4弾となります。
これまでは、なぜそういう話をしようかなと思ったかということだったり、あと実際にどんなことが現場で取り組めているかなという話だったり、そういうことを話してきましたけれども、今回はもうちょっと引いた話というか、
各現場でやれているような気がしていても、実際本当にそれって僕たちだけのところの話なのとか、本当に効果あるのというか、現場ではそういう感覚があるんだけど、実際に調査、大規模というか、全国的にアンケートとかを取ってそれを分析した結果なども出ているので、そういったものをご紹介したいなというふうに思います。
それを聞くと、やっぱりできるんだとか、これはもしかしたらいいかもしれないぞというふうに後押しになるんじゃないかなと思っております。
いくつかあるんですけれども、まず子どもとか若者を取り巻く状況の変化ということで、
このデータは令和3年度の子ども若者白書の中で、最近の子どもたちの取り巻く状況の変化ということで挙げられているんですけれども、いくつかありますね。
自殺とかいじめとか、児童虐待、不登校、そういったものがいずれも増えているというような感じですね。
例えば自殺者、児童生徒の自殺者数だと、2016年は320人だったのが、2020年になると499人。
1日に、ならすと1日に1人以上自殺している子どもがいるということだったりとか、
不登校の数も、小中学生の不登校児童生徒数ですけれども、2015年度は126,000人、2019年度は181,000人。
虐待に関しても、2015年が10万3,000件、2019年度は19万4,000件、いろいろ増えているというのがあります。
見ていくとそういうことがわかります。
03:06
あと、経済格差と認知・非認知能力の関係というか、相関関係があるかないかというような調査があるんですけれども、
認知能力というのは、いわゆる学力テストとかで測られるような能力。
非認知能力というのは、意欲とか自精神とか、やり抜く力とか、社会性などといったものが挙げられていて、なかなかテストとかで測りにくいと言われています。
これは出典は、日本財団が行った家庭の経済格差と子どもの認知・非認知能力格差の関係分析、2.5万人のビッグデータから見えてきたものということで、
結構数が多いので、信頼度が高いんじゃないかなという感じはしています。
それにいくつかの結果から抜粋すると、貧困状態の子どもの学力というのは、10歳を境に急激に下がりますよということが調査でわかっていて、
貧困でも学力の高い子どもが一定数出ていて、その子たちと共通する部分でいくと、非認知能力が高かったということがあります。
その非認知能力というのは、基本的な非認知能力は、低学年の時点から差がすごく開いていますということが調査では上がってきています。
それに関係して、アメリカのピリー就学前計画という、結構この界隈では有名というかなんですけれども、
これ何かというと、低所得者層の子どもたち、3、4歳児を対象に幼児プログラムを実施しましたと。
これ1日2.5時間を2年間やった後に、その後追跡調査、ちょっと古いんですけれども、1962年から67年に行ったそういうプログラム。
これすごいのが、その後ずっと追跡調査をして、その後どういう変化があったかというのをやっていて、最終的には40歳時点まで調査しています。
その時のいろいろ差を見ていくと、例えば高卒者の比率というのが、さっき言った3歳、4歳児に幼児教育プログラムを受けさせると、4.5倍に高卒になった人が多いといったりとか、
年間の所得が2万ドル以上あるかないかというところで言うと、1.5倍差がついていたりとか、あと生活保護を実給した人がどれくらいいるかというと、
06:12
先ほどの教育プログラムを受けていると、0.4倍、4割ぐらいの人しか受けなかったと言っていて、これを分析したジェームズ・ヘッグマンさん、四角大学の教授の方はこう言っていて、
社会的成功には、IQや学力といった認知能力だけではなく、根気強さとか注意深さとか意欲、自信といった非認知能力も不可欠だというふうに結論を付けています。
こうしていくと、非認知能力って大事だなということなんですけれども、これに関連して文部科学省が令和2年度の調査報告で、青少年の体験活動に関する調査研究結果報告、
サブタイトルが21世紀出生時横断調査を活用した体験活動の効果と分析結果について、ちょっと難しいんですけれども、いろんな体験、子供の頃の体験は、
未来を担う子供たちのすごいかな成長に即興してますよということが分かったというものなんですけれども、
例えばこの中で結論で言っているのが、体験活動は子供の自尊心を育みますと、
しかもさらに体験を良くしていると経済状況に関わらず、とてもその子にとって良い影響を見られますということが言われていて、
体験活動によって非認知能力を育むことができるんだということは言われていて、
これまでいろいろ話してきた馬とか自然の体験というのが、こういった子供たちにとっての非認知能力を育むことにつながっているんじゃないかなということがこの中から見えてくるというふうに思います。
今回いくつか引用している調査結果とかあるので、もし興味がある方は概要欄にリンクを作っておくか、出典の文言を入れておくので、検索すればすぐ出てくると思いますので、よかったらご覧いただければなというふうに思っています。
まだまだ関連する話があるので、また子供の課題×馬自然のパートは続けていけたらなというふうに思っております。
なので、いろんな調査からも馬とか自然が本当に役に立つんだなというのが見えてきていて、これは各現場で調査とかしっかりしたのではなくても感覚値でもきっとあると思うので、ぜひそういった取り組みを広げていただければと思っております。
09:29
ということで、今日もお聞きいただきありがとうございます。それではまた。
09:35

コメント

スクロール