知らないうちに誰かを排除しているかも知れません。
「特権」という考え方から、自分の置かれた状況を見つめ直すことことから、誰かを排除している状況に気付くことが出来るかもしれません。
偏見(スティグマ)を生まない配慮も必要です。
同じ境遇だから支え合うコミュニティがつくれることもあります
気付いたら、伝えたり、何か行動をおこすことが大切です。
▼合わせて聴きたい
029 馬や自然が、困難を抱える子ども達の生きる力を育む(子どもの困難×馬・自然#1)
https://anchor.fm/kamakoma/episodes/029-1-e1atvl6
▼動画バージョンも作りました
子どもの困難×馬・自然 〜虐待・貧困・不登校…様々な困難を抱える子どもたちに何が出来るのか?
https://youtu.be/teRVVWrt560
▼特権についての記事
マジョリティの特権を可視化する
~差別を自分ごととしてとらえるために~
https://www.jinken-net.com/close-up/20200701_1908.html
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さんこまラジオ、築95年の古民家で馬さんとともに暮らしながら、ホースセラピーの取り組みをしている三陸駒舎のきびはらが、馬との暮らしや子どもとの関わり方などについてお話ししております。
さて、今回のテーマは、子どもの困難×馬・自然、第5弾となります。
細かいテーマは、知らず知らずのうちに排除していないか、という話になります。
今回お話ししたい動機というかは、先日のあそこでもご案内していた清里ミーティングというワークショップの中でもお伝えしていたんですけれども、
僕自身に失敗したなというか、自分の経験談を皆さんにお伝えしたので、そこをとっかかりにお話ししていきたいなというふうに思います。
今、三陸駒舎では福祉事業をベースにしながら経営というか事業をやっているんですけれども、
それが今、障害児通所支援事業といって、放課後等でサービス、あと児童発足支援という、いわゆる障害児の学童みたいな感じですかね、イメージとしては。
なので、来ている子たちが診断ついていない、ありますけれども、支援学校に通っていたりとか、支援給に在籍したりとか、あとは、いわゆる普通の学級だけど、じっとしているのが苦手みたいな、発達に何らか課題があったりとか、障害を持っているという子たちが来たりしています。
その授業を始めてから、あるとき、保護者のお母さんから言われたときに、はっと気づかされたというか、全然そういう視点なかったな、みたいな。
身につまされたということがあって、それは何かというと、サニコマ社を始める前から、釜石に移って被災地の子どもたちのための野外イベントみたいなものをやったりとか、いろいろ体験のプログラムをチラシ作って募集してというのをやっていたんですけれども、
そういうのを案内もらっても、うちの参加させていいものかどうかというのをすごく迷われていたというか、そういうふうに感じていたというふうにおっしゃられたんですね。
そのときに、僕は無意識のうちに、いわゆる障害を持っていたりとか、発達に何らか課題がある子どもたちの参加というのを前提に考えていなかったなというふうに気づかされました。
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いわゆる定型発達というか、健常児と言われているような子たちのことしか頭になかったなというふうに思ったんです。
なかなかそういうのをやっぱり気づかないというか、考えていないと、知らず知らずにそういうふうに排除するというようなことが起こるんだなというのを自分自身の経験から気づかされたんですけれども、
その中で議論というか、この課題についていろいろ考える、特化化になるキーワードがあって、特権とか特権制みたいなものが言われている。
いわゆるインクルーシブな社会をつくっていこうみたいな、ダイバーシティを目指していこうみたいなところで言われているような考え方です。
そのお話というか、ネットの記事で見たときに、そうだなというふうにすごくわかりやすい例えというかされているのがあって、これ後で概要欄にリンクをつけておきます。
この話をしていただいているのが、上智大学の出口牧子さん、教授の方なんですけれども、その方がこういうふうに言っています。
特権というのは自動ドアですよということで、いわゆるマジョリティと言われている多数派に属している人たちにとっては、労なく何か苦労して何か努力してとか得られるものじゃなくて、たまたまその集団にいたことで得られるものだと。
自動ドアみたいに何も考えずにシューッとドアが開くと。
マイノリティ、少数派の人にとってはドアに行っても全然開かないみたいな、障壁になっていたりとかなるという話です。
いわゆる多数派、マジョリティに属していると、ドアがあることすら気づいていないというものです。
だからそれが普通みたいな、普通とも思っていないのかな。
なのでそういうところを意識することがとても大事。
これはアイデンティティと言いますが、何らかその人の持ち合わせである。
例えば性別だったりとか人種だったりとか、住んでいる地域とか学歴とか。
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それによってこの部分については私マジョリティ性だなとかマイノリティ性。
例えば人種でいけば日本に住んでいると、例えば日本人ですとか。
でも実は在日コリアンの方ですとか、愛の民族の出身ですという人はマイノリティになりますし。
性別というと、いわゆる男性の方が今は収入でも優位に立っていたりとかするし、
女性だとどうしてもそういうわけじゃなくなっているというようなことがあったりするということがあります。
あとこの出口さんがもう一つ言っていたのは、紹介したのかな、ちょっと忘れましたけど。
お話ししている中で、そういう差別意識みたいなもの。
人種差別者を育てるには差別について教えないことと言っていて、
やっぱり知ることでそういうことに気づいて、それに対してアクションを起こせるということがあるよとおっしゃられていて。
気づいたからこそできること。
いわゆる多数派、マジョリティに属していてもマイノリティ、少数派に対してできることはあるんだと。
逆にその特権性を利用してやれることってあるよと言っていたので、
気づいた人から行動していくということは本当に大事だし、それをまたいろんな人に伝えていくということはたくさんあるなと思います。
今本当に格差が広がっているんだけども、なかなか目ではパッと見てわからない。
それこそユニクロだったり、そういう服装で安い高いで判断できなかったりするので、
ボロ布の服というか、ツイハギだらけの服を着ている子はなかなか見る機会もないですし、パッと見るとわからないですよね。
ということがあります。
もう一個気をつけなくちゃいけないのが、そのワークショップが終わった後に感想を送っていただいた方がいて、
いわゆる貧困家庭みたいな子たちだけでのキャンプみたいなのをやると、そういうことが逆に参加しづらくなるんじゃないかみたいなことを書いてくれた方がいて、
まさにそうだなというのがあって、いわゆるスティグマとか言ったりしますけど、偏見みたいなものが生まれないようにするということも、
そういう配慮みたいなものは大事かなというふうにそれを見て思いました。
子供食堂もいろんな目的でやられたりするので、一概に全部というわけじゃないんですけども、
子供食堂に行っている子供の家庭は貧乏だみたいなレッテルが貼られると、非常にそこに参加することすらしづらくなるみたいなのが出てきますよね。
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そういうふうにならないように、ある子供食堂、食材費として参加費というか支払うシステムが箱の中に手を入れて、それでお金を入れるみたいな形にしている。
別に払っても払わなくてもいいんだけど、それが払ったかどうかわからないようにちゃんと考えられているという、そういうやり方をしているという工夫みたいなものも聞いたことがあります。
なるほどなと思いましたけど。
一方で、前に呼ばれて馬を連れてふれあいの体験に出張に行ったことがあるのが、震災で親を亡くしたりした、震災維持小児の子たちのためのプログラムとして出張に行ったことがあるんですけども、
その中だと逆にお互い親を亡くしたという同じ共通の体験があることで支え合うような関係性というかコミュニティみたいなのが作られていて、そういうのも一方であるなというのがあるので、
一概に特定の集団だけに向けてやるのが良くないというわけでもないので、やるときに実施する側がいろいろな配慮をするということが大事じゃないかなというふうに思いました。
はい、ということで今回は子どもの困難×馬自然第5弾。
あまり馬の直接的な話は出てきませんでしたけども、やっぱりやっていく上で、実施して子どもたちをサポートしていく上で大切な資源かなと思ったので、今日言うさせていただきました。
知らず知らずの自然排除をしていないかと。
気づいたら何かできる行動を起こしていくということをぜひ取り組んでほしいなというふうに思います。
はい、ということで今回もお聞きいただきありがとうございます。
それでは良い一日をお過ごしください。
11:24
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