00:06
言語で旅する思考と暮らしのエッセンス、パーソナリティの渕見ヒロコです。
今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
毎回およそ10分、オンラインで英語、中国語、スペイン語を学び続けている私が、
世界のどこかで働く女性たちのライフスタイルや価値観から見えてきた発見や暮らしのヒントを、
平日ほぼ毎日を目標にお届けしています。
言葉を通して文化を超えて、ちょっとだけ世界を旅する。
そんな脳内プチ流学、言葉旅のひとときをご一緒できたら嬉しいです。
前回までのエピソードに、いいね!などで反応してくださった皆様、
フォローしてくださった皆様、書き起こしのノートに好き!をしてくださった皆様、
本当にありがとうございます。
私は、オンラインレッスンを通じて世界中の先生と毎日お話をしているのですが、
その先生とお話をするだけではなくて、その国の音、生活の音を感じることも大好きです。
例えば、フィリピンと繋ぐと、朝は結構勢いよく、コケココーと朝らしい音が聞こえますよね。
オンラインレッスンをやっている方々は、結構皆さん、フィリピンと繋ぐとコケココーと言ってるなって知ってるんじゃないかなと思うんですけれども、
実際にフィリピンに子供とプチ親子留学で、マニラだったりとかセブで旅行よりはちょっと長めに滞在したことがあるんですけれども、
朝は本当に鶏の鳴く声、あちらこちらから聞こえるんですよ。
朝本当に目覚まし時計よりも早いかな、真っ暗な時間から聞こえます。
例えば、同じようにプチ親子留学でマレーシアに滞在した時には、朝の静けさの中でコーランが鳴り響くんですね。これもすっごく素敵です。
ペルーのスペイン語の先生のお家に繋いでレッスンしている時は、愛犬の鳴き声が聞こえますし、たまに愛犬出てきてくれます。すごい可愛いです。
スペイン人のスペイン語の先生のお家から生まれたばかりの赤ちゃんの声が聞こえて、すごく癒されます。
そして今はちょうど羊の繁殖の季節ということで、中国の先生で今を習っている先生はご実家にも寄生されているんですけれども、
その先生の音声から動物の結構大きな声が聞こえるので、初めは犬なのかなと思ったんですけど、羊なのだそうで、
もうちょうど今はまさに繁殖の時期だそうで、毎日毎日羊の赤ちゃんが生まれるということなんですね。
生まれたばかりの赤ちゃんの動画を見せてくれたりとか、今その先生のご実家はなんと100匹以上飼っているんだそうで、
カシミアの最高級の羊毛のための牧場を営んでいるお家なのだとか、しばらく滞在されるとのことで、
その先生のレッスンを取ると羊の声がむちゃくちゃしますね。
赤ちゃんが一生懸命歩いている動画とかも見せてくれるのがすごく嬉しいです。
中国の化粧品市場の多様性
さて今日はそんな中国から。
今日は古代中国の都で、シルクロードの東の起点でもある西安ですね。
スコーテー寮だったりとか平和洋だったりとか、そういう中国の歴史を感じる観光スポットでもある西安なんですけれども、
その先生とおしゃべりしていて面白かった中国の化粧品市場について、どんなブランドが人気なのかなというのをお話ししたいと思います。
中国でもですね、韓国コスメは結構人気で、輸出している一番の国は、
韓国コスメの一番の輸出国は中国というのはずっとお伝えしてきている通りなんですけれども、
確かに今も大きな輸出先の一つなんだけれども、
そもそもやっぱり中国は人数が多いから結果的に輸入量が一番あるんじゃないかなっていう。
そんなにすごいみんなでコスメ使ってるわけじゃないって言ってましたね。
でも、かつ実際の人気っていう肌感覚で言うと、
中国国内のブランドだったりとか、ヨーロッパのブランドだったりとか、
日本のブランドの方が身近でよく買われているというふうに言っていました。
そして彼女も使っているそうです。
ちなみに化粧品は中国語で化粧品って言います。
まさに化粧品、化が化粧品の化ですね。
化がメイクする。
で、品が品物。
漢字見るとちょっとイメージしやすい。
そのまま日本で使っている化粧品と同じです。
デパートで彼女がよく見るブランド、どんな感じかなって言うと、
結構日本に似ているかもなって思います。
コスメ売り場。
ロレアルだったりとか、エステイローダ、ゲラン、リオール、シャネル、マックスファクター
っていうのがデパートの一回感がある。
欧米のラグジュアリーブランドがずらっと並んでいるイメージだと。
中国ブランドも結構ここ数年伸びていて、
いわゆるシービューティー、中国発のコスメブランドっていうのもよく見るそうです。
まずはメイク好きの間で有名なのが、マオコピンっていう、
人気のメイクアップアーティストの名前がそのままブランドになっている
メイクブランドだったりとか、
スキンケア系でよく名前を聞くのが、
トーライヤーっていう、日本だとプロヤーって呼ばれていることもあるそうで、
見たことありますかね、私はちょっとないんですけど、
こういうちょっとなかなか日本では見ないようなコスメがいっぱいあるそうです。
あとは、自然堂って書いて、
自然堂、自が自ですね。
嵐が自然の禅ですね。
堂が堂って言うんですけど、それもすごく有名だそうで、
英語名だとシャン堂っていうので知られているみたいです。
日本のブランドの影響
日本のブランドもむちゃくちゃ存在感があるということで、
これは結構私自身は面白かったですね。
例えば、資生堂、広瀬、アルビオンあたりはすごく有名だとのことで、
資生堂はどのように呼ばれているかというと、
自然堂っていうのが資生堂の中国語読みで、
広瀬はガオスっていうのが広瀬で、
アルビオンがアルビンっていうのがアルビオン。
なんかちょっと不思議ですよね。
もう一つ面白いのが、日本でもおなじみの化粧水、SKⅡなんですけど、
これもむちゃくちゃ人気だそうで、
神様みたいな水みたいなことで、
神に、仙人に水って書いてSKⅡの美容液を呼ばれているそうなんですけど、
神の仙人のような水っていう風に書いて、
この名前がものすごく、このSKⅡはものすごく有名で、
これがみんな欲しいって思うような化粧水美容液だそうです。
情報源の変化
じゃあ、こういうコスメの情報ってどこで仕入れてるの?って聞いてみたらですね、
先生がはっきりおっしゃってたのが、テレビ全然見ないと。
ここの数年テレビ実際に触ってないっていうことでしたね。
代わりに、若い人の情報源になっているのは、
英語ではRedって呼ばれていると思うんですけど、
小本集っていうアプリだったりとか、
抖音っていう、これはね、TikTokですね。
あと、ビリビリっていう風に呼ばれているもの、
小本集っていうのは、いわゆるインスタだったりとか口コミサイトのようなもので、
コスメレビューが買ってよかったものの評価が大量に上がっているそうで、
TikTokの中国版の抖音、
中国版というよりももともとTikTok中国なので、これその本家ですね。
それからショート動画、だいぶ配信を見て、
コスメそのまま見て買うっていうのが当たり前の流れになっているそうですね。
ビリビリはオタク文化の動画サイトっていうイメージも強いらしいんですけど、
最近はコスメレビューやメイク動画も増えていて、
若い世代の長良市長の相棒になっているようで、
もう全然テレビ見ないと、
とにかく全てスマホで情報を得ているっていうことでしたね。
というわけで今日は、中国人の先生との雑談から見えてきた、
中国の化粧品市場と人気ブランド、そして情報源の変化をざっくりと、
ご紹介してみました。
ポイントをまとめると、ずっと韓国コスメのことやってきたんです。
韓国コスメにとって、中国は今でも最大の輸出先だけれども、
人口が多いからちょっとみんなが買うだけでバーッといっちゃってるみたいな感じみたいですね。
中国の中に入ってみると、国産ブランドと外資ブランドが入り混じって、
すごく多層的な市場になっているのかなっていうことが感じました。
伝わりました。
今日も世界のどこかに住む素敵な女性との女子トーク、
言葉たびのお世話にお付き合いいただきありがとうございました。
本日の中国の先生と私の対話が、
皆さんの今日彩る小さなヒントになれば嬉しいです。
今回の言葉で旅する思考と暮らしのエッセンスはここまでとなります。
この番組では、リスナーの皆さんからのメッセージもお待ちしています。
オンライン英会話などを通して、私もこんな言葉旅を楽しんでいますというお話や、
オンライン英会話を続ける中でのお悩みがありますなどのご相談まで、
あなたのエピソードや経験、前回までのエピソードの感想など、ぜひぜひお寄せください。
SpotifyもしくはStandFMのコメント欄からお待ちしています。
それではまた次回の言葉旅でお会いしましょう。
宇住寛子がお届けしました。
グラシアス、アスタル英語、チャオチャオ。
ではではね。
