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#1744 音楽と素直さ
2026-10-11 07:17

#1744 音楽と素直さ

#1744 音楽と素直さ

突然昔の曲が流れてきて…「あ、この曲…」って、胸がキュってなった経験、ありませんか?

カフェやお店、たまたまラジオから流れてきたあの曲。 それだけで何年も前の景色が、匂いまで含めて一気に蘇って来ます。

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サマリー

昔の曲を聴くと当時の景色や匂いまで蘇るのは、音楽が感情や記憶と強く結びつく脳の仕組みによるものだと説明します。特に15〜17歳ごろに聴いた音楽は、生涯で最も強く長く感情と結びつきやすく、研究者はこれを「追想の山」と呼んでいるといいます。失恋や喪失と結びついた曲は不安や身体反応を引き起こすことがありますが、安心できる環境で聴き直すことで記憶の意味は変えられます。思春期に形成した自分はその後も再編集・再解釈できるため、懐かしい曲を、過去を振り返るだけでなく、素直で柔らかかった自分を思い出す鍵として捉えています。

音楽が記憶と感情を呼び戻す仕組み
笑倍繁盛チャンネル、望月まもるです。本日もよろしくお願いします。
突然、昔の曲が流れて、耳に入った時、「ああ、この曲!」って胸がキュッとなった時とか、懐かしい時とか、そういう経験ありますよね。
カフェとかお店とか、たまたまラジオとかさ、流れてきたね、その一曲なんですけども、それだけでね、
なんか当時の景色とか匂いとか、そういうものも蘇ってきたりしますよね。
なんですかね、あれね。でも実はこれね、気のせいでもノスタルジーでもなくて、脳の仕組みなんですって。
しかも音楽が刻まれる黄金の時期、ゴールデンタイムっていうのはですね、これ全世界共通、ほぼ全員に共通してるみたいなんですね。
で、それはいつかというと、15から17歳の間に聴いた音楽らしいんですよ。
この時、脳に特別な形で刻み込まれると証明されたんですね。
フィンランドの大学の研究によるとですね、17歳前後の音楽が生涯で最も強く、最も長く感情と結びつく傾向があるっていう風に結論続いているんですね。
これを研究者たちはですね、追想の山、追う、思うですね、追想の山と呼んでるんですね。
これ何で思春期なのかと言うとですね、この時期に脳が報酬と記憶の定着に対して人生で最も敏感になっているからということですね。
だから10代の脳って感動の感度ですね。感動する感度がですね、最高に達している状態だと。
だから生えるらしいですね。その時に聴いた曲はただの音楽じゃないんです。感情ごと、自分ごと記憶にインストールされるんですね。
景色とか匂いとかね。だからこれは大人になってから聴くと深さが全然違うということなんですね。
つらい記憶と結びついた音楽の反応
でね、あの頃いい思い出ばっかりだったよって方はこれ幸せなんですけども、実は辛い経験と重なった音楽ってのは全然違った大きさなんですね。
例えば失恋の直後に繰り返し聴いてたとか、大切な人を失った時期に流れてたとか、苦しい場面で心の支えにしてたとか、
こういう場合、こういう曲は脳の中で危険サインですね。当時の危険サインのラベリングっていうのがされていることがあると。
何年も経って何気なく耳にした瞬間に心拍が上がったりザワザワしたり、なんかね理由がない不安が来たりだとかっていう風になってしまうと。
これは古典的な条件付けといってパブロフの犬と同じ仕組みらしいですね。
ベルを聞くだけで犬がよだれ垂らすっていうね、それと全く一緒で音楽がですね、感情の引き金になってしまってるということなんですね。
しかも厄介なのはですね、その曲だけじゃない。
似たコード進行だったり、似た声質だったり、似たテンポだったり、同じ時代のなんか似通った感じとか、
あの頃の空気っていうのと似た要素があるだけで体が反応してしまうと。
じゃあね、これずっとそのまま縛られちゃうのかと言うとですね、全然OK、大丈夫なんです。
脳の記憶は再固定っていう仕組みがあるんですね。
記憶は思い出すたびに少しずつ書き換わるわけですよ。
つまり安心できる環境でその曲を聴き直してみると。
楽しいことをしている時に聴いてみると。
そうすると時間が経ってさ、人生の意味が変わってますから。
すると、当時なんかもうあれから聴きたくないなと思った曲もある日、なんか懐かしいな、に変わったりするわけですね。
実際そういう方はとっても多いと言うんですね。
思春期に形づくられる自分の物語
今日ここが一番重要なんですけど、先ほど15から17歳って人生言ったけども、
なんで大事なのかと感動の感動がバリバリだって言ってたよね。
これは人生で初めて自分は何者なんだろうって考え始める時期だからってことなんですね。
心理学者のエリック・エリクソンはですね、この時期はアイデンティティ対役割混乱の段階って呼んでるんですね。
つまりこの時期に初めて自分というストーリーをですね、書き始めたんですね。
何が好きで何が嫌いかとか、誰と言うと安心できて、誰と言うと嫌かとか、どう生きていきたいかとか、
そういうことを友情とか恋愛とか音楽を通じてですね、必死にキャッチして感じ取っていた時期だからこそ、
その頃の曲を聴いた時に蘇るのは、その思い出じゃなくて当時の自分そのものだと言うんですね。
だからあの頃の感触とか、あの頃の熱さとか、あの頃の柔らかさとか、
ここに一瞬でクッと戻っていくのが吹奏の山の正体だと言うんですね。
懐かしい曲から素直さを取り戻す
じゃあね、四春期でじゃあ全部決まっちゃうんじゃないかって言うと、そうでもないんですね。
なぜかというと、脳みそで言うとですね、15から17はOSの初期設定だからっていうことなんですね。
その後20代で再編集されて30代で再解釈をされるんですね。
40代で再統合なんですね。
人は何度でも自分を書き換えることができるらしいんですね。
でも一つ怖いことがあって、それは何か年を重ねるにつれてですね、頑固になっちゃうんですよ。
素直じゃなくなっちゃうんですね。柔らかさが失われていく人たちも多いんですね。
四春期の頃ってすんごい素直だったんですよ。
知らないこと知らないって言えて、これってどういうこと?って純粋に疑問を持てたりとかしたわけでしょ。
でも大人になるにつれてさ、こうに決まってるとか、こういうもんだって固まってっちゃうんですよね。
するとそれ以上成長できなくなってしまうということなんですね。
だからあの頃の曲、懐かしい曲が耳に入ってきた時ですね、
この思い出とか懐かしさだけじゃなくて、あの頃の自分はどれだけ素直だったっけって思い返してみるのはいいのかなと思うんですよね。
まだ固まる前の自分だし、いろんなものに感動できてた自分だし、
知らないもの知らないって言って素直に言えてた自分だし、傷ついても前を向けた自分なんですよね。
その柔らかい状態ってですね、今なくなってるかどうか全然、今でも全然自分の中にあるんですよ。
一度できたことってのは必ず覚えてるしできますからね。
だから音楽ってのは遠い過去への改装するものではなくてですね、
今の自分がですね、柔らかかったことを思い出す鍵なのっていうですね、そういう見方もあるかなと思うわけです。
ということで本日も最後まで聞いていただき誠にありがとうございます。
また明日お会いしましょう。
さあ、あなたの思い出の曲は何ですか?聞いてみたらいかがでしょうかね。
ということでまた明日。バイバイ。
07:17

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