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みなさん、こんにちは。だれせめ相談室のお時間です。
だれせめ相談室室長で臨床心理師のゆうこさんです。
ようこそ。
こんにちは。アシスタントで、キャリアコンサルタントのぼうちゃんです。
この番組は、ゆうこさんとぼうちゃん2人が、
誰も責めないコミュニケーション、だれせめを使って、
お悩み・お困りごとの解決のヒントや、元気になるメッセージをお届けしていきます。
こんにちは。ぼうちゃんです。
今日はひとりだれせめです。ゆうこさんがおりません。
実は、今日はクリスマス。12月25日にこれを収録しています。
いわゆるクリスマスひとりぼっちってやつですね。
クリぼっちです。ケーキもチキンも食べてません。
寂しいクリスマスを過ごしているぼうちゃんにふさわしい、きょうのテーマ。
何をやってもつまらない。楽しいことは何もない。
という気持ちについて、だれせめ的に深掘ってみたいと思います。
2024年、最後を締めくくるのにふさわしいのかな、このテーマ。
と言ってもね、みなさまオンデマンドでお聞きいただいているので、
今年最後にこだわらないでいきたいなと思います。
何をやってもつまらない。楽しいことは何もない。
よく聞く言葉ですよね。
年代、性別、学生さん、社会人でも関係なく使うと思います。
実は私も結構言ってしまいます。
口に出さないまでもそう思ったことがある方。
今現在も思っている人、結構いらっしゃるんじゃないかと思います。
あとはね、友人、パートナー、同僚などから聞いたことあるフレーズではないでしょうか。
何かつまらないな、何か面白いことないの。
そういうふうに聞かれて、提案すると、
そういった先から、いやいやそれはこれだからできませんとかね、
それはそれこうだから嫌だ、と返されて、
結局もう勝手にすれば、とその人言われてしまう。
ということもよくある話の流れじゃないかなと思います。
言葉の重さはその人それぞれ、その人の健康状態、社会的に置かれている環境なので、
環境などで、同じ言葉でも意味や相手に伝えたいとも変わってくると思います。
もしかしたら心からのSOSなのかもしれません。
気にとめて聞いてあげることで、サポートできることもあるんじゃないかなと思います。
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例えば誰責め的にこれ考えてみましょう。
楽しいことなんて何もないと考えている人は、
もしかしたら楽しくならなきゃいけないと思っているかもしれないです。
それで楽しめない自分ってなんてダメな奴なんだと思っているのかも。
周りの人もどうせいつも楽しくないって言われるからもう誘わない?
ということになってしまったら、ますますその方追い込まれていってしまいます。
楽しくならなきゃいけないと思うプレッシャーを何とか外してあげていきたいですよね。
別の視点で考えてみましょう。
そのつまらない楽しくないというその気持ち、その日一日ずっと持ち続けていたんでしょうかね。
例えばお勤めしている方、朝起きて通勤して会社に行って仕事をして、
同僚と話をして、電車で帰ってきて家族と食事をしてという一日、
また学生さんでしたら通学して学校に行って授業を受けて、
クラスメイトと話をして、クラブ活動をして、
帰ってきてバイニュータイム塾行ってといった一日がよくある一日かなと思いますが、
この一日の活動の中でずっと楽しくなれないつまらないという気持ち持ち続けていられますか。
例えばオフィスのエレベーターで素敵なおじさまがお先にどうぞと言ってくれた。
例えばコンビニで可愛い子が笑顔でありがとうございますと言ってくれた時なんか楽しくないって思ってましたか。
例えば奥さんにたまには二人で出かけましょうよと誘われて、
どうせまた買い物で待たされるのも嫌だなぁと思いながら出かけていったけれども、
一緒にモールに行って待たされたかもしれない。
でもランチをした時はつまらなくなかったかもしれないですよね。
意外にこのお店は美味しいなぁと思った瞬間はどうでしたか。
感情は一日の中でも揺れ動いているものです。
それこそ秒単位で動くこともあります。
つまらない楽しくなれないという気持ちにフォーカスしてしまうと、そうでもないといった時間を見過ごしてしまいます。
また楽しくないつまらないという気持ちもランク付けしてみると意外に段階があることに気がつきませんか。
例えば今日は二人で買い物に出かけて奥さんに散々待たされて挙句、結局喧嘩した時は楽しくないレベルは10段階のうちMAX10だけれども、
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ランチをした時はつまらなくはなかったからまあレベル7ぐらいかなという風にレベルで考えてみると、
一つの気持ちをとってもメーターが振れている、動いているものだというのがわかります。
そういった視点で自分の気持ちの変化をセルフモニタリングしてみるのはいかがでしょう。
つまらない楽しくないではなくてそうでもなかった悪くなかったという部分に注目してみると、
何をやってもつまらないという気持ちにも変化があるかもしれません。
心理療法の一つで認知行動療法というのがあるのですが、
1日や1週間などの感情の動きを自分自身で細かく観察していくことを治療の方法の一つとして行っています。
セルフモニタリングだけではなく、マインドフルネスなどいろいろな方法も取り入れて行っています。
ですので自分のことをモニタリングするというのは結構大切な行為であるし、
意外にやっていないというのも自分でやってみてわかるのではないかなと思うんですよね。
でも難しく考える必要はないです。
そうでもなかった悪くなかったと思えた時を自分だけでこっそりスマホにメモしておいて、
例えば楽しめたポイント、他のポイントが自分で名前をつけて、
ポイントがたまったらおいしいものを食べるなんてやっていくと結構それを楽しめるかもしれませんね。
そんな感じでも全然いいんじゃないかなと思います。
つまらない楽しめないと自分を責めるよりは、
そうでもなかったなぁ悪くないじゃんと思える自分を見つけていくのはいかがでしょうか。
意外にこの気持ちの変化というのは周りの方もあらって気がつくことがあるんですよね。
またその周りの方も例えば旦那さんがあらあなた意外につまらそうにしてるけど楽しめてたんじゃないとツッコムを入れると、
ご本に気がついてないところであ、もしかしたらそうかもしれないなんて思うかもしれませんよね。
結果的にポイントではないんですけれども、それってお互いお得なんじゃないかなと思うんですがいかがでしょうか。
ということで今日のテーマは、何をやってもつまらない楽しいことは何もないという気持ちを誰攻め的に考察してみました。
クリスマスを過ぎたらあっという間に年末です。
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皆様の2024年はいかがだったでしょうか。
年末はいろいろなイベントがあって本当に慌ただしいですが、皆様無理をなさらずに年末元気にお過ごしください。
2024年誰攻め相談室お聞きいただきありがとうございました。
ぼーちゃんがお送りしました。
