39回目 テーマは「褒められる」 褒められた時に素直にその言葉を受け取ることができない、というお悩み。そういった気持ちになる心理と、褒められ上手になるためにどうすればよいのか、2人でトークしています。
こちらもおすすめ → 35回 「 褒め方がわからない。どうやって子供・部下を褒めたら良いの」
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臨床心理士の「ゆーこさん」キャリアコンサルタントの「ぼーちゃん」の二人が【だれせめ】を使ってお悩み、お困りごとの解決のヒントや元気になるメッセージをお届けしていく番組です。
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みなさん、こんにちは。だれせめ相談室のお時間です。
だれせめ相談室室長で臨床心理師のゆうこさんです。
ようこそ。
こんにちは。アシスタントで、キャリアコンサルタントのまおちゃんです。
この番組は、ゆうこさんとまおちゃん2人が、
誰も責めないコミュニケーション、だれせめを使って、
お悩み・お困りごとの解決のヒントや、元気になるメッセージをお届けしていきます。
今日のテーマは、褒められること。ゆうこさん、褒められたことってあります?
あるかな。褒めるっていうか、こう、
あら、ちょっと今日オシャレですね、とかね、あ、素敵な髪型ですね、とかね、髪切った後とか、
そういうのは、えへへ、もっと言って、とかって、反応してます。
それいい感動ですね。
もっと言って、もっと言って、とか、ありがとう、とかですね。
今日はいつものように、ヤフー知恵袋から、褒められることでお悩みっていうのをピックアップしてみました。
褒められたとき、素直にその言葉を受け取ることができません。
叱られたり怒られたりしたときは、自分が悪かったと思えるのですが、褒められたときは、どうしてもそのままの言葉を受け取れないです。
褒められて素直に笑ったり喜んだりする人を見ると、羨ましくなります。
そのような人は、褒められたその言葉を疑ったりしないのでしょうか。
純粋に疑問なんです。
どうすれば言葉を素直に受け取ることができるのでしょうか。
そもそも褒められることに慣れていないので、どのような反応をすればいいのかも、少しわからない部分があります。
おかしな質問かもしれませんが、どなたかアドバイスください。
というお悩みでした。
はい。褒められるのは、そもそも慣れていないとね。
これ、みんなもしかして、日本はと言っていいのか、慣れていないかもしれないですよね。
褒められていない人が多いし、褒められていないということは、褒めるというふうに人をまず見るということに、私たちはあまり慣れていないかもしれないですね。
慣れていないですよね。
ちなみに、褒め方がわからないとお悩みのテーマで話したのが35回ですので、よかったらそちらのほうも聞いてみてください。
はい。
だから褒める、褒められる自体が、あんまり文化的に馴染みがないのかもしれないなというのはね、思いますけど。
あとはね、そうだな、褒められたとき。
どの程度の内容なのかにもよるけど、場合によってはその人を評価して、良いと思って評価してくれているから褒めるにつながっているんだけど、
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逆に言うと良い悪いっていう目で、この人のこの行いはいいとか悪いとかっていう評価的な目で見たときに、その人にとっていいじゃないと思ったところを言ってくるとしたら、
そういう評価っていう文脈が強すぎると、褒められたときにちょっと警戒するみたいな先輩とか、なんかちょっと面上の人とかだったりすると、
今回褒められてるけど、ちょっとプレッシャーだなとか、ハードル上がっちゃうなとか、いつもはダメなのかなみたいに、
ちょっと評価の側面の強い褒められ方すると、緊張したり警戒するのは、まあまあ自然なことなんですよ、反応として。
そうですよね。期待されてるって思われちゃうと、結構なプレッシャーになっちゃうのかな。
そうなんですよ。特にね、まあそうだな、上司部下とか、学校の先生に褒められる生徒さんとかでもね、
じゃあできてないときはダメなんだみたいに、ちょっと評価的だと。
そうね、確かにね、分かる。優等生のね、お子さんなんかは常に褒められてるじゃないですか。
でもきっと彼はとか彼女はものすごいプレッシャーになってるのかな、そうすると。
そうそう、そういうことが起きちゃうから、人間ね、どうしても褒められると、それをキープしようと思うからね。
だから褒められる内容によっては確かに、ちょっとこれ受け取ると危ないぞっていう、本能みたいなものが働くのは本当にあることだと思うし、自然なことだと思うんですよね。
あとはまあその、関係性ね。
普段こう、辛辣に言ってくるね、それこそ厳しい、普段いつも怒られてばっかりの上司があるときもふっと褒めると、
え、これは受け取っていい話なの?どうなの?なんかトラップがかかって?っていうね。
そう、関係性も重要なんですよね。
あと嫌味でね、嫌味で言ってるってこともまあゼロじゃないので、あんまりそこは神経質になる必要はないと思うんだけど、関係性から言ってちょっと本能的に、なんか不自然だぞ、みたいな感じになることは確かにあるので、
だから褒めるのを受け取るっていうのも、実は結構大変なこと、大変な認知プロセスっていうのかな、結構大変なことだと思います。
だから特に褒め慣れてない、褒められ慣れてない私たちだと、こういう悩みは全然自然なことかなと思いますね。
確かにね、なんか素直に受け取っちゃって、アホみたいと思われたら嫌だなって思ったりとかします。
レベル感というかね、それが本当にそういう、良い悪いとか丸か×かの評価で褒めてるんじゃなくて、本当に素直にね、こう、あら今日のお飯物素敵ですねとかね、その髪型素敵ですねみたいなことであれば、わざわざそんなことないですっていうのもちょっとおかしな感じの文脈になってくるしね。
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まあね、でもいるじゃないですか、全力で否定する人。
いるんですよね。遠慮しすぎてこう、なんでそんなこと言うんですか。
絶対そんなことないですみたいにね、なっちゃうとまた気まずい感じでね、こう言った方も、ああちょっと悪いこと言っちゃった。
なんていうかね、そう褒めたのになあみたいなね。
確かにでもね、受け取る方も難しいとは思います。
まあまあどっちにしてもね、その嫌味で言うにしても本当に褒めてくれるにしても、社交的なそのコミュニケーションのうまい返しとしては、やっぱりどうもありがとうとかありがとうっていう風に返しとくのが一番無難ですよね。
そうですよね、まあそうですね、たとえ嫌味で言われたとしても、まあありがとうって言っておけば、あれ、意外にそのように受け取ったなって思う。
そうそう、それ以上言えなくなるしね、嫌味もね。
そう何回も同じような嫌味は言えないだろうなと、そういう返されたら。
本当に褒めてくれてるとしたら、この人ありがとうって言って、喜んでくれたんだって思うと、また何かね、またこういいとこ見つけたらいいよっていう風になるので、どっちにしてもありがとうで返すのが一番いいと思うんですよね。
そうですね。
もう一つちょっと重要なポイントとしては、もうこういう風に言われたらこういう風に返すもんだみたいな挨拶の一環として、その社会的なスキルとしても、なんかそれっぽい褒めてるっぽいこと言われたらどうもありがとうっていう方がスムースにいくんだけども、
でも一方でこの方のその不安っていうのは、褒められた時はどうしてもそのままの言葉を受け取れないのですとかね、純粋に疑問なんですと、どうすれば言葉を素直に受け取ることができるのでしょうかってあるように、その相手方が言ってきたことを、その真実がどうなのかっていうことを吟味してから反応を決めたいっていう風に思うと、すごい難しくなってくるんですよね。
そうですね、悩んでる間に会話がもう終わっちゃう。
そうそうそう。しかもそれって答えはわかんないじゃない。何気なく着てるこの今着てるTシャツをすごい褒めてくれたとするよね、例えば。そういう時にその人がそう思ってくれたんだろうな、それが本当に素敵かどうか、その結果性みたいなものを考えなくても良くて、そういう風に感じてくれて言ってくれたっていうことだけで、別にそれが本当に素敵かどうかとか。
まあTシャツならまだいいんだけど、私のいいところを褒めてくれたみたいなことだとすると。〇〇さんって優しい人だよねとか言われた時に、いやいや私そんな優しくなんかないですって思ってるとしても、その人から見たら優しく感じてくれたんだなぐらいで、それが本当なのかどうかとか、素直に信用していいのかどうかみたいな感じで受け取らなくても、
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あ、この人は感想としてそういう風に感じて述べてくれたんだなっていうところで留めとけば、全部ありがとうで済むんだよねって。
アメリカ人なんかはもっとカジュアルに会話するじゃないですか。
あ、そのTシャツ素敵よねって言うと、まあありがとうって普通にポンポンって返すじゃないですか。
そうね、よくナイスナイスって言うもんね。
初めて知り合った人とかね、通りがかりの人に対しても、ちょっといいじゃないとかって言いますもんね普通に。
まあそんな感じないよねきっとね、褒めるってことはね。
あとは褒められたときに、さっとどう返すか、それが真偽がどうかなんとかね、本当に思ってるのか知らんとか、嫌味なのか何なのかとかって考える前に、褒めてるっぽい言葉が来たらこう返すみたいなのも、
定型文としてこう一つね、それ素敵ねって、ナイスって言われたらサンキューみたいな、セットでこうね、ナイスサンキュー、ナイスサンキューって定型文があるように、
なんかこうそれっぽいこと言ってもらったら、どうもなのか、ありがとうございますなのか、なんか一つも決めとけばね、ワンフレーズね。
そうですよね、それも非言語コミュニケーションも含めてね、ニコって笑うというのをセットにして、準備しとくといいですね。
そうそう。で、とりあえずそういうワンセットでこう、そういう開始を一つ二つパターンを決めといて、悩むんだったらその後で打ち替えて、あれは信じてもいいのかどうか、もしそこがどうしてもぐるぐる回っちゃうんだったら、
その時に考えてもいいけど、まあ考えないほうがいいんだけどね、本当はね。その沼にははまらないほうが。絶対正解を、その人が本当に思っているのかどうかなんてわからないから、まあまあそこまで考えなくてもね。
あとはその関係性によるっていうのも、最初冒頭ね言いましたけど、その褒める、褒めてる人のその褒めてる内容よりも、褒め言葉を伝えようとしているその人の意図がね、どこにあるのか、どこにあるのかっていうか、その意図がまあ温かくて、私にとってね、受け取る私にとって温かいものであれば全部受け取っちゃえですよね。
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そうですよね。
ね、せっかく言ってくれたんだもんねっていうね。
そうですよね、まああの先ほど言ったように日本人ってやっぱり褒めることに苦手な人が多いわけだから、その中で褒めるっていうのはある意味エネルギー使って褒めてるはずなんですよ。
カジュアルに話せる人も中にはいらっしゃるかもしれないけれど、私なんかも結構、ちょっとここはなんか素敵な言葉で返してあげたいなと思いながら褒めたりとかすることも実はあったりとかするときに、いやいやいやいやいやとか言われちゃうと。
そんなことないですとか言われちゃう。
そうなんですよ。せっかくなんかね、一輪の花を第9位さんのために渡したいなと思った気持ちを全力で叩き落とされてるような気持ちになっちゃう。
そうなんですよ。だからね、謙遜もまたね美徳っていうのがあるから、どうしてもね、プレゼント渡すときはつまらないものですがとかってね渡すね、そういう謙遜の美徳みたいなのあるけど、
でもつまらないものならくれなくてもいいじゃんみたいなね冗談、そういう言葉があるように、謙遜もしすぎるとちょっとかえって相手に失礼っていうか、ちょっとギクシャクする感じになる場面も多々あるので、やっぱりありがとうが無難かな。
自分がどう思うかさておき、まあありがとうって受け取っておいて、あとはまあね、あれは絶対イヤミだったなと思うにしても、あれはちょっとおべんちゃらだったなと思うにしても、まあでもおべんちゃらでも言おうと思ってくれた気持ちにサンキューっていう感じでね。
そこには必ず何かエネルギーは絶対使ってるはずなんですよね。イヤミだとしてもね。
だからね、悪い方に解釈しようと思えばいくらでもできるのかもしれないけど、逆にいい方にもいくらでも解釈はできるので、どっちにしても解釈の世界なんだったら、まあいい方に解釈した方が自分も幸せだしね、変なストレスホルモンとかも出なくてすごいし。
あとはだから、まあ褒めることに慣れていくことで結果褒められるときも、私もいつも褒めてるからその気持ちわかるわーみたいな感じでありがとうってなるから、褒める練習をするのが近道かもしれないですよね。
褒めることによって褒めてる人の気持ちがわかるっていうのはありですね、確かにね。
そうそう、あと人の素敵なところとか、ああいいなと思うところに意識が向くようになると、結果として自分のいいところとか素敵なところとか気に入っているところにも意識が向くようになっていくものなんだよね。
そうでしょうね。
自然とね。
そうそう。だからそうするとこう、なんだろうな、世界全体がポジティブになっていく、世界っていうかね、自分から見えてる世界観自体がなんかポジティブになっていくっていうか、なんか温かいものになっていくっていうかね、そういう効果はあるので、褒めるっていうか褒める、褒め目線で世界を見る、相手を見る、人を見るっていうのは、
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実際に褒めなくても、その褒める気持ちで見るっていうのはすごい、自分のためになるかなっていうのは思いますね。
褒め目線ね。
ついね、やっぱりそれこそ誰攻め的にはやっぱり問題を見つけて、それを何とか攻めるとか、自分を攻めるとかね、相手を攻めるとかっていう解決のためにはそうなるっていうのが、まあ人間の脳はそういう風になりがちなんだけど、
いやいやでも、全然全然逆で、別に攻めなくても、相手の素敵なところ、相手だけじゃなくて、無生物でもいいんだけど、いいところ、素敵なところ、ワクワクするところ、好きなところみたいに、明るくポジティブな方に意識が向くようになってくると、褒めるも褒められるも、かなり普通のことになっていくっていうかね、
特別なことじゃなくなっていくっていう。
日常化していくんですね。
そうそう、そういう見え方になっていくっていうかね。
なので褒め、褒め癖、褒め目線癖をお勧めしたいですかね。褒められ上手になるにはね。
そうですね。ぜひぜひ褒める達人に皆さんなっていただいて。
ね、そうそうそう、褒めることに長けてほしいですよね。
ということで、今日は褒められるですね、褒められることについてお話ししてみました。
褒められるか難しいな。私は褒められ、褒めるべた褒められべたなんで、それこそ嫌嫌嫌って言っちゃう。
でもなんか昔ほどじゃなくなってきてないですか。
やっぱりブリーステラピーを始めてからか。
本当にそう思います。
本当にメガティブ坊ちゃんもそのままだったから、それこそ私なんかも鼻叩き落としてた方ですからね。
マジで、そんなわけないでしょって。
だからそんなわけないでしょっていう世界観で見てる人に、いやそんなことあるよって言っても絶対入んないからね。
難しいね。
あとなんかの事例でね、どの先生だったかな、東北かなんかの先生だったと思うけど、絶対拒否するクライアントさんに、それでもいや私は諦めませんよとかって言って毎回褒めてたら、なんかやっぱ回をごとにその人が変わってきたっていう。
やっぱり慣れてもらうことが大事。
そうだね、結局そうだね。聞き慣れてきたんだろうね。
誰攻め相談室ではお困りごと大募集しています。
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では、次回の誰攻め、お楽しみに。
誰攻め相談室
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