第13回|年末雑談:教材がない。だから「本」と「場」を作る
第13回は、年末雑談回です。コース管理の現場には経験則はあるのに、体系だった「教材」がほとんどありません。だから私たちは、「本」と、学び合える「場(コミュニティ)」を作りたい。本にしたい内容、場を作る理由、呼びたいゲスト(設計者・プロ・業者・海外キーパー)まで、私達の野望を話しました。感想・質問はXかInstagramで #コース管理の現場 でお願いします。間違いの指摘も歓迎、必要なら訂正します。こちらからもどうぞ。▶お問い合わせフォーム▶田村のXアカウント▶「コース管理の現場」のnote
第12回|女子最終戦はなぜ質素に見えた?フェニックスとリコーカップ、芝の演出差
第12回は、女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」を現地観戦した畑さんが、コースの見え方をグリーンキーパー目線で解説する回です。畑さんがまず口にしたのは「フェニックス(ダンロップフェニックス)と比べると、なぜか質素に見える」という違和感。その理由を、芝の良し悪しではなく「芝の演出差」という視点で整理します。高麗グリーンの冬の表情と色の残し方、オーバーシードによる“映え”とベース作りの境界線、さらに花時計や景観づくりがコースの印象やプレー環境に与える影響まで、現場の判断として掘り下げました。番組へのご感想やご質問、取り上げてほしいテーマなどをお寄せください。 ▶お問い合わせフォーム▶田村のXアカウント ▶「コース管理の現場」のnote
第11回|なぜスコアが伸びるのか?元キーパーが斬る「美しいラフ」と「止まるグリーン」
宮崎県のフェニックスカントリークラブで2025年11月20日~23日に開催されたダンロップフェニックストーナメント。この現地視察をきっかけに畑さんが語る「フェニックスレポート3部作」の最終回です。見た目は美しく仕上がったコースでも、プロの視点で見ると「なぜスコアが伸びるのか」の理由が明確に見えてきます。話題は、フライヤーが起きにくいラフの構造から、ボールがピタリと止まってしまうグリーンの「足(転がり)」についてまで。「私ならこう仕上げる」という畑流の柔らかくて硬いグリーン管理術や、海外コース(キクユ芝)との難易度の違いなど、ここでしか聞けないディープな技術論が満載です。 番組へのご感想やご質問、取り上げてほしいテーマなどをお寄せください。▶お問い合わせフォーム▶田村のXアカウント▶「コース管理の現場」のnote
第10回|「オーガスタの美学」をフェニックストーナメントで再現するなら ?
フェニックストーナメントは、毎年「お祭り」の舞台として世界のトッププレーヤーが集まる特別な場です。そのコースをどう魅せるか。今回のテーマは、畑さんが現地を歩きながら思い浮かべた「フェニックスで、オーガスタの美学を再現することは可能だ」という視点です。鍵になるのは、エッジングと松葉。一見細かな作業に思われがちですが、実はコースの印象もプレーの公平性も左右する“輪郭づくり”の要となる仕事です。フェニックスをフェニックスらしく、そして「オーガスタ級」に魅せるためには何が必要なのか。トーナメントという非日常を支えるコースデザインを、現場目線で語ります。▶番組へのご感想やご質問、取り上げてほしいテーマなどをお寄せください▶お問い合わせフォーム
第9回|フェニックストーナメントの真っ青な芝の裏側
宮崎県のフェニックスカントリークラブで2025年11月20日~23日に開催されたダンロップフェニックストーナメント。この現地視察をきっかけに畑さんが語る「フェニックスレポート3部作」の第1作目です。第9回では、テレビ画面に映る「真っ青なフェアウェイ」がどんな技術で生み出されているのか、そしてその美しさの裏で、本来見落としてはいけない「ベース作り」の重要性について話しています。今回の中心テーマは オーバーシーディング。色を補うための播種ターフを揃えるための播種この2つは似ているようでまったく違います。ベースと表面処理のバランスを誤ると、プレーのフェアネスにも影響してしまう。そんな光と影の両面を、現場目線で丁寧に掘り下げます。感想・質問はXまたはInstagramで #コース管理の現場 をつけて投稿するか、こちらのフォームからどうぞ。フォローやレビューが次回制作の大きな励みになります。
第8回|ゴルフコース設計家の意図が消えるメンテナンスの落とし穴
今回のテーマは、「ゴルフコース設計家の意図が消えるメンテナンスの落とし穴」についてです。長年コース管理をしてきた畑さんが、・戦略型コース設計・グリーン形状とスピードの関係・リスクを取ったプレーヤーに「ご褒美」が用意されている構造・設計意図を壊す典型的なメンテナンスのミスなどを語ります。コース設計家は、プレーヤーの動線からスコア分布まで緻密に考えてグリーンやバンカーを配置しています。しかしその意図がキーパーに伝わらないと、「転ばない」「締まらない」「ただ難しいだけ」という残念な仕上がりになることも少なくありません。コース設計 × メンテナンス。この2つが噛み合った時にだけ、ゴルフ場は本来の姿を見せ始めます。「設計家が何を考え、キーパーがどう受け取るべきか」現場でしか聞けない視点で深掘りした回です。
第7回|「グリーンを仕上げる」とは何か? 春へ逆算するグリーンづくり
第7回のテーマは「グリーンを仕上げるとは何か」。 一見シンプルに聞こえるこの言葉の裏側には、季節をまたいで積み重ねる長い準備と、秋から春へ向けて続く逆算の思考があります。仕上げとは、表面をきれいに整える作業ではありません。 芝が健全な状態であることを前提として、「正しく反応できる状態」を整えていく、長いプロセスの先にあるものです。春の仕上げは春にはじまらない。 芽が動き出すより前、秋の段階から組み立てていくことで、 春に狙ったスピード・硬さ・転がりをつくることができる。 仕上がったグリーンとは何か。 「見たまま転がる」とはどういう状態か。現場のリアルな感覚と、長いスパンで芝を見続けてきた思考の流れを、いつも通り率直に語り合いました。番組へのご感想やご質問、取り上げてほしいテーマなどは、X / Instagramで「#コース管理の現場」をつけて投稿していただくか、お問い合わせフォーム からお寄せください。
第6回|グリーンを「診る」技術。色・硬さ・匂い・根から芝を読む
グリーンキーパーの仕事は、朝の観察から始まります。芝の色・硬さ・匂い・踏み心地・根の張り方。それらを総合的に読み取って、その日の判断(刈高・散水・養生)を決めていく。第6回目のテーマは「観察」。畑さんが毎朝18ホールを歩きながら、 どんな視点で芝を見ているのか、どんな感覚で違和感を察知しているのかを掘り下げます。芝と「対話する」とはどういうことか。 経験を積むと何が見えてくるのか。 そして次世代のグリーンキーパーに必要な「観察の力」とは?お問い合わせフォーム 番組へのご感想やご質問、取り上げてほしいテーマなどをお寄せください。
第5回|ルーティンを壊す。芝と向き合うと言う仕事
コース管理の仕事は、季節ごとに決まった作業の積み重ね。けれど、ただ同じことを繰り返すだけでは、本当の面白さには辿り着けません芝のわずかな変化を感じ取り、自分の技術と知識と工夫をそこに投入する。同じ作業でも結果が変わる、その瞬間こそがコース管理の醍醐味です。第5回は、「ルーティンにしない」コース管理の仕事の向き合い方について話しました。 お問い合わせフォーム番組へのご感想やご質問、取り上げてほしいテーマなどをお寄せください。
第4回|「くどい」と言われても語るべき事がある
ゴルフ場「コース管理の現場」第4回は、少しゆるめの「反省会」。言葉の間違いや伝え方に悩みつつも、「伝えたい」という気持ちから見切り発車で始めた番組の裏側を話しました。今回は、季節感を大切にしたコース管理と配信のあり方畑さんの「くどい説明」について短くまとめられないほど深く考えてきたコース管理の哲学「サラリーマンキーパー」について率直に語ります。畑さんの芝の作り方がちょっと垣間見えるエピソードなので、ゴルフ場コース管理、芝生管理、グリーンキーパーの仕事や考え方に興味のある方におすすめです。お問い合わせフォーム 番組へのご感想やご質問、取り上げてほしいテーマなどをお寄せください。