トーナメントの準備と松山選手
田村
コース管理の現場。この番組は、トーナメントコースをはじめ、様々なゴルフ場を渡り歩いた元キーパーの畑さんと、現場を支える事務員の私、田村が、ゴルフコース管理の現場で見えること、感じることを素直に語り合う番組です。
畑
はい、よろしくお願いします。
田村
今日は、先週の、あ、スモールトークしたい?
畑
ちょっとしようか。
前回楽しかったよね。
田村
楽しかったね。
ああいう話してる時は、イキイキしてるよね、畑さんね。
畑
そうですか。
今年はね、私初日トーナメント見に行ったんだけど、前田さんっていうプロが、6アンダーでトップ、今走ってて、松山選手が来日してて。
田村
ああ、そうなんだ。
畑
ギャラリーがすごいの、松山選手。やっぱりすごいな。マスターズを制覇した方は、もう違うな、みたいな。
田村
オーラが違うの?
畑
オーラが違う。
田村
えー、そうなんだ。
畑
一番ホールにいてても、あ、私は松山選手にはついてなかったんだけど、芝生が見たかったから、まあ歓声が聞こえてくる。
松山選手のね、ギャラリーの。やっぱりそういう歓声を聞いてるとね、こう日本もね、まだ捨てたもんじゃないなと、ゴルフね。
田村
お客さんたくさん入ってた?
畑
いや、そうでもないと思う、初日はね。
田村
あ、そっか、そうだよね、予選だもんね、まだ。
畑
けど松山選手とかね、ビッグネームが来てるから。
田村
そうだよね、その方がゆっくり近くで見れるね。
畑
そうそうそうそう、私もその考え。
でね、松山選手のサイン入りのキャップが欲しくて、早く行ったんだけど、既になかった。
みんな考えてることは一緒だなと。
で、今松山選手が27位対イーブン。ゼロで回ってる。
けど松山選手はだいたい20位から30位ぐらいで透けてて、だんだんだんだん見極めていって、自分がコースに馴染んでいって、どんどん上がっていくから。
いきなりドーンとトップから、そのままぶっちぎりで逃げ切るとか、その時もあるけど、だいたい上にいるとちょっと下がったりするよね。
松山選手はらしいんじゃないかな、27位ぐらいからグーッと来るから、やっぱり来ましたね、みたいな。
松山選手は2014年にマイナス15で優勝してるのかな。
あ、去年ね、18アンダーで2位対イーブンだ、たぶん。
田村
毎年来てくれるんだ。
コースのメンテナンスとギャラリーの期待
畑
毎年ではないと思うけど。
で、去年の優勝した人が22アンダーで優勝してるんだよね。
アメリカのマク・グリービー選手。30歳の選手。
田村
それはちょっとメンテナンス的にはどうなのよ。
畑
あ、22アンダーっていうのが?
田村
そうそう。
畑
これは今までの傾向から見てると、1974年にジョニー・ミラーが勝ってるよね。
私大好きな水野の契約プロやって、ジョニー・ミラーさんのモデルのアイアンを持ってたもんね。
その人が優勝したのが14アンダー。
当時でも14アンダー出してるね。
で、その次がヒューバート・グリーンっていうのが16アンダー。
田村
何、そのコースは簡単なの?
畑
いや、簡単じゃなくて、考え方がそうなんだと思う。
内容は分からないけど、アンダーが出るっていうことはバーディ合戦を見る。
ギャラリーが喜ぶ。大谷翔平のヒットじゃなくてホームランが見たい。
ゴルファーって300ヤード飛ばしてバーディーを取るのが見たい。
田村
確かに。うわバーディー、またバーディーとかその方が。
畑
そうそう。天国と地獄みたいなセッティング。
ご褒美をもらえたらバーディー取れる。
けどもご褒美取りに行った時に大失敗したらトリプルだ。
トリプルはないけど。
そういうアグレッシブな戦いをギャラリーは望んでる。
田村
確かに。
畑
だからセッティングを多分二桁にされてるんだと思う。
田村
なるほどね。そういうのもメンテナンスでできるのか。
畑
だからよく全員ベイオープンとかね、あの辺はスコアを絞るんですよね。
例えばもうアンダーがないとか優勝スコアがゼロとか。
そのスコアが出ないトーナメントってみんなセーブしていくのよね。
パーをクリアしたらマイナスが来る。ご褒美もらえる。
そこを一つミスるとボギーになるっていうしのぎを消していくんだけど、
難しいところはいかにパーを取るかが難しいから、
ボギーを打たないように頑張ろうとするから、
本来冒険するところもしなくなってくる。
セッティングが難しすぎると。
田村
なるほどね。そういうこともあるの。
畑
だからダンロップフェニックストーナメントはやはり採点。
世界の選手が集まってしのぎを削る採点っていうのが
強いアピールポイントなんじゃないかな。
田村
なるほどね。
畑
と思います。
これだけ言いたかったね。
田村
わかった。
畑
もう一つね、僕の大好きなセベリアーノ・バレステロスっていうのが
2回優勝してくれてるんだよね。国内にも来てくれてて。
田村
そうか。そういう人たちも来るような大会なのね。
畑
そう。だからみんなが憧れてる人が来るから見に行く。
田村
そうだね。
畑
タイガーウッズもそうだし、みんなが来てるの。
だからメンテナンスも力を入れましょう、みたいな。
理想のコースデザインについて
田村
今日はそんなフェニックストーナメント?
畑
ダンロップフェニックスオープントーナメント。
田村
それを昨日予選を見てきた畑さんが
自分だったらこういうふうにしたいっていう
畑
妄想を語る会に今日はなります。
妄想ですね。勝手に思う。
田村
勝手に俺だったらこうしたよね。
畑
そうそう。
田村
はい、どうぞ。まず第一。
畑
まずは今回仕上げられたキーパーに大拍手ですよ。
よくプレッシャーの中、関係スタッフの皆さんもそうだし
特にキーパー、もう気が気がなかったと思うけど
今年の暑い気候の中で、例年と違う異常気象の中で
よく仕上げられたなっていうのが大前提です、私は。
田村
畑さん、トーナメントがあるとちょっとおかしくなるもんね。
畑
おかしくなるね。
田村
何かお香を体に振りかけて眠れないとか
畑
夢を見るとか
あるある。夢を見るよね、本当に。
田村
一夜にして全部シバが枯れてる夢を見たとか
畑
何かいい夢は一回も見たことがない。
そうだね。
褒められる夢みたいに見たことがない。
だからね、スタッフの皆さんね。
田村
畑さん、本当に苦労が大きかったよなっていうのはね、素晴らしいと思います。
畑
まずそれを前提にしてね。
前提ですよ。
で、コース大好きな私が勝手にウロウロしてて
こういうのは面白いな、こうしたらいいなって勝手に思ったことは結構あって。
田村
聞かせて。
畑
あくまで私なりの。
例えば、一番から順番に歩いて一日かけて回らせてもらったんだけど
まず一番ホールでちょっと私ならこうしたいなって思うのが一つあって
私マスターズに何回か行って色んな勉強させてもらったんだけど
やっぱりマスターズに匹敵するような景観を持ってるベースがあるコースだと私は思うんですよね。
マスターズってジェネラルエリアって言われる部分に
芝生があって林があって拉地部分があるっていう構図があるんですよね。
芝生がある部分とない部分のコントラストを
マスターズトーナメントなんかはフェアウェイとラフは真っ青。
緑色がものすごい濃い洋芝、綺麗に整備されてる。
ところが林まで行ったらラフをエッチングをして芝生の際を作ってる。
田村
綺麗だろうね、それは。
畑
で、その外、林の方面をどうしてるかっていうと
マツッパで敷き詰めてある。
分厚く。
田村
で、あとは伐採したキリカブとかも全て処理してある。
畑
処理してるっていうのはどういうこと?
田村
伐根をする。
畑
あ、もう見えないようになった。
田村
見えなくしている。
畑
だから林の中も演出している。
ポイントポイントにポッと花が植え立ったりする。
田村
それが何とも気持ちのいい綺麗な光景。
畑
もうこのコントラストが本当に何とも言えず綺麗。
田村
それはトーナメントのために松の葉は敷いてるのかな?
それとも年中敷いてあるの?
畑
トーナメントのために敷いてる。
田村
あ、そうなんだ。
じゃあ雑草予防とかじゃなくて演出のために。
畑
違う。演出のために敷いてます。
田村
なるほど。
畑
で、フェニックストーナメント行って一番ホールを歩いたときに
まず思ったのが
あ、ここをマスターズのようにすることが可能だなと。
それにはエッチングをして
まずラインで演出をして
次はコントラストで演出して
それは緑と
緑はも当然オーバーシーティングされてるから
ものすごく綺麗な緑。
あとはそこから外のラフっていうのか輪帯を
松っ葉で綺麗に作れば
このフェニックス最高に印象深いよな。
田村
なるほどね。
畑
これは本当に思います。
田村
あと15分ぐらいなのを考えながら喋ってね。
畑
わかりました。
第3弾があってもいいよ。
ちょっとくだいかもしれんけど。
田村
聞きたい人もいるかもしれん。
畑
わかんないけど。
今一番大きな流れの中ですよね。
ただこれには予算がいる。
フェニックスも松のコースですよ。
シーサイドの松で覆われたコースで
他の樹木がほぼないかな。
田村
そうだよね。写真見たら松いっぱい。
畑
だから松いっぱいがあるだろうって思うけど
とんでもないないんですよね。
オーガスターのケースで言うと
マスターズもないの。
テーダ松ってものすごく大きな松で
葉っぱが3本ついてる松だからね。
2本は1本ずつよね。
それがこう重なってる1本ずつ。
田村
日本はね。
日本は2本ずつ。
畑
ジャパンはね。
ジャパンの赤松黒松は2本。
これが米松は3本。
田村
そうなんだ。
畑
長い。
その米松が植わってるよね。
マスターズも松が多い。
ところが松っ葉がないんですよ。
あんだけ松いっぱい敷いているのに
本当に10センチぐらい敷いているよ
田村
そうなんだ。
畑
ふかふかしてるから。
すごいねって思ったけど
あれはないんです。買ってますって輸入してるの。
それも紹介してもらったんだけど
どこから買ってるっていうの。
だから予算がかかる。
それとそこに思いを持っていかないと
価値を見出せない。
そこに投資ができるかどうか。
田村
でもそこまでしなかったとしてもさ
ラフのところのエッチングするだけでも
パキッと見えそうな。
ダメ。
畑
段がつくから。段がついちゃうから。
それこそエッチができちゃうから。
ギャラリーが歩くにしても
選手が歩くにしても
ボールが止まっちゃったら
これ打てなくなっちゃう。
田村
土が高くなるの?
畑
芝生が高くなる。
田村
そしたら段のところを土で埋めればいいじゃん。
畑
だからそれでは中途半端だって。
やるんならやっぱりそこをやったところで
綺麗には見えない。
そう?
いや自分はオーガスタナショナルと
同じにはできると思ってるから。
ただそういう強い思いで
志を持ってやらないと
今言う話中途半端なことになっちゃう。
せっかくやったんだから
もう少しお金かけられなかったから。
例えば
エッチングした箇所から
5メーターだけは厚く敷いて
そこから外はほぼ敷かない。
田村
そういうことはできるね。
分かった。
じゃあ2番。
畑
2番。
またそれに絡むことなんだけど
松の根っこが
松の管理とリスク
畑
当然生き物の中に根っこがある。
けど結構ゴルフ場に生えてる松って
横根が張るんですよね。
横根が張るっていうことは
どうなるかっていうと
芝生の間を走っていくことになるね。
田村
そうだね。
畑
ネッシーじゃないけど
水面から背骨が出てるみたいな
そんな状況がね
芝生の中に点在してしまう。
そこにボールがついちゃうと
根っこごと打たないとダメだから
手首もダメになるし
一番肝心のランティングエリアの
左右の輪体は
根っこを埋めてあげる
配慮が必要なのかなって思うんですよ。
ナイスショットがひょっとしたら
止まる可能性が出てくる。
それは何かって言ったら
多少リスクを得て
そこのコーナーを狙っていった人が
枝にパッと当たって不運になっちゃう。
田村
それもね
畑
運も技術のうちって
よくゴルフは言われるんだけど
だけどやっぱり少なくとも
全部とは言わないけど
そういうコーナーとか
主要な場所に関しては
私なら根っこを埋めるから。
それはそれでいいんだけど
一番だけではなくて
他のホールもそういう考え方に
田村
私ならなるなって。
畑
その流れで言えば
グリーンの前に
ちょっと主たるところで
バーチカルハザードって言われる
難易度を高めるために
存在する松が
グリーンのサイドにあったりする。
それの剪定を私ならするかな。
剪定って言って
日本風の剪定ではなくて
スカシ剪定って言われる
荒剪定をして
田村
自然な樹形に見えるように。
畑
それはなぜするのかっていうと
今のフェニックスの
主たるバーチカルハザードを見た時に
密集してしまってる枝葉が。
そうすると何が起こるかっていうと
ボールが行った時に
上に乗っかる可能性がある。
なるって言うんだけど
ボールがなっちゃうって言うんだけど
それが最低ね。
なったにしても
下から確認ができる。
お日様がちょっと入るようにしておけば
上に引っかかったとしても
下から見たら
あそこにボールがあるっていうことを
分からせる。
田村
上にあるのが分かったらどうするの?
叩いて落としていいの?
畑
叩いて落としちゃダメ。
そこにはルールがあるから
上に登って打つか
いや、よく昔あったの。
枝に引っかかって落ちてこないの。
選手が登って
キャディがクラブ渡して
そこでコンと打つの。
田村
それでもちょっと面白いから
見てみたいかもしれない。
畑
アンプレヤブルを宣言する。
そこでもうちょっと打てません。
だから罰払うんで
落とさせてくださいって言って
下ろす。
それもボールがあってこそじゃん。
ボールがなかったら
ロストボールになるから
元打った箇所に戻らなかった。
そこでプレーが止まっちゃうじゃん。
そういう要素が
全ホールに見られるから
私はプレーに関わる
主たるバーチカルハザードに関しては
ルールが適応できるように
整備をしてあげるべきなんじゃないかな
というのが私の意見です。
バンカーの整備
田村
そうだよね。だって木を切ったら
難易度が変わっちゃうから
設計家の意図っていうのがさ
壊されちゃう。
畑
そこは絶対避けないとダメだよね。
田村
そうだね。
もう1個ぐらいいけるかな。
畑
もう1個いける?
田村
マツに関わることばっかりだったから
もう1個ぐらい。
畑
マツとエッチングに関わるよね。
それからまだまだあるけど
今回バンカーを見ると
ノリ面は縦ならしで
レイキングでラインをつけてある。
平面は機械で回ってある。
私ならこうするっていうことを言えば
まずノリ面のならし方が
綺麗ではない。
なぜ綺麗に見えないかっていうと
平面のならし方なんで
やっぱりノリ面って
まっすぐではなくって
多少くびれができたり
うねりがあったりする。
それからの形状が
下に流れていく
綺麗な流れを作った状況で
枯れ算数って日本風で言えば
流れを作ってある。
そうすると最高の演出になるんじゃないかな
と思うんだけど
いかんせんちょっと流れがなくって
逆に流れてくびれるところが膨れていたり
そこにもラインは入れてあるんだけど
そこまで気が回らなかったのか
とは思ったんだけど
悪いことではないんだけど
そしたらもうひと手間かける。
少しくびれを作って
ラインを綺麗に見せてあげて
田村
そこに化粧する。
畑
写真もらってみたときに
田村
これどうやってやるんだろうと思って見てて
下から流して
その後上からも流してるみたいな
線が二重になっているところが
上の方とかにあって
畑
それは私はあんま好きじゃないなと思った。
そこもこだわりだから。
けどそれなりのやり方だから
それなりのやり方だから
じっくり見るもんじゃないかな
田村
パッと見ての話
私たちはそうやって見るからね
畑
でもバンカーのエッジとかすごい綺麗に
ただ今から言うのは
均しの次はエッジ
エッジに関してはやっぱりもう少し
芝生から土の部分にアプローチした方が
より綺麗だったんじゃないかなと
土の部分に?
あのね浅くエッジングがされてるんで
どうしてもエッジが立ってない
綺麗なLになってない
角が出てない
あのね私はなんでこれを言うかって言ったら
マスターズとか見たときに
本当にねきっちり角度が出てるから
エッチェッと出てるから
あれのねあの角度とライン
田村
何垂直にっていうこと?
畑
そうそうそう
コース管理の重要性
田村
今私がもらった写真見てると
芝に対して斜めにエッジが入ってる感じ
畑
ああとかもあるね
けどそればっかりじゃないんだけど
芝生を平面で切れば
落ちてる部分は全部取っちゃって
垂直に入れたらいいんだけど
そうじゃなくって
芝生が一旦下に向いて落ちてる部分
そこの際取りをもう少し
鋭角に入れた方がいいんじゃないかなと
田村
なるほど
こうとか言って
こうする気がする難しいね
あの芝があって
芝の下をえぐるみたいな感じ?
畑
エッジを利かす
田村
わからん
畑
角を出すっていうこと
けど今は角がなくて
少し丸みを帯びてるから
キレイを感じない
キレイなんだけど
うわぁ整ったっていうのを
ちょっと感じなかったなって
田村
へー
ちょっとそれは
素人目にはわかんないな
畑
なんかこう
田村
やばい時間だ
終わる
どうする?第3弾撮る?
畑
第3弾行こうか
田村
わかった
じゃあ一回とりあえず終わらせるね
はい
えーっと
ちょっと待ってどこだ
はい
この番組は
畑さんの経験を元にお話ししています
芝草学的には
誤りや異なる解釈があるかもしれませんが
こういう考え方もあるんだなと
一つの現場の声として
聞いていただけたら嬉しいです
感想や質問は
Xやインスタグラムで
ハッシュタグコース管理の現場をつけて
投稿していただくか
概要欄のお問い合わせフォームから
送っていただけます
ここが気になった
こんな話が聞きたいなど
一言でも大歓迎です
もしこの番組を気に入っていただけたら
ぜひフォローやレビューをよろしくお願いします
次の配信の励みになります
また畑さんは現在
コース管理のアドバイザーとして
活動しています
現場の改善や品質向上の支援に加え
次世代のグリーンキーパー育成にも
力を入れています
芝の管理技術だけでなく
なぜそうするのか
どう考えるのかといった
考え方の継承を大切にし
現場のスタッフと
共に学び合うスタイルで
指導を行っています
番組を聞いて
一度話を聞いてみたい
うちのコースも見てもらいたいと
感じた方は
概要欄のお問い合わせフォームから
お気軽にご連絡ください
では第3弾に向かいます
ありがとうございました
畑
ありがとうございました