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2026-11-05 22:39

グリーンの刈高、何を基準に決めていますか?

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畑
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<第58回>夏は刈高を上げ、秋には下げ、冬に向けてまた上げる。
グリーンの刈高は、なぜ季節によって変わるのでしょうか。
今回は、若手コース管理スタッフからの空想お便りをきっかけに、1年を通した刈高の考え方について話します。
畑さんが大切にしているのは、何ミリで刈るかよりも「どんな芽を育てたいか」ということ。
実際に芝を見て、測って、触って、そこに経験から培った感覚を重ねながら、グリーンの未来を描いていく。
刈高というひとつの作業から、グリーンづくりの奥深さが見えてきます。

【今回の内容】
自分には不要な話が、誰かには価値ある話 / 刈高を季節によって変える理由 / 刈高を決める前に、まず芽を見る / 観察と経験から生まれるキーパーの感覚 / 4mmから3mmへ、一気に下げることも? / 春から冬まで、刈高管理の1年間 / 目砂で地面を上げ、芽の高さを保つ / グリーンとカラーの段差はなぜできる?

 

皆さんのゴルフ場では、何を基準に刈高を決めていますか?
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編集後記をnoteに書いています。
📝 田村のひとり言

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00:04
田村
コース管理の現場。この番組はトーナメントコースをはじめ、数々のコースを渡り歩いた元グリーンキーパーの畑さんと、
何する私?何する?
畑
いいやん。
田村
まあいいや。田村がコース管理の現場で見えることを色々と語る番組です。
畑
探していったらいい。
田村
はい。2本目だからちょっと時間がなく考えられませんでした。
畑
はい。
田村
あのさ、この前私さ、畑さんの会議の議事録っていうか、まとめをするためにさ、畑さんの会議の音声を聞いてたのよ。
で、畑さんが、その会議ではこういう問題があるから何とかしなきゃみたいな、その問題提起をする会議だったんだけど、
まあ畑さんの話が長くてさ、
たぶん私の脳みその使い方と畑さんの脳みその使い方がもう全然逆なんだ、方向がね。
で、私はそれを聞いてて、これ最初の15分全部いらないと思いながら聞いてたの。
なかなか問題にいかないと思ってさ、イライラしながら聞いてたんだけど、
その会議の中でさ、その話を聞いてた向こうの社長がさ、私がいらないと思った15分にめっちゃ食いついたんだよね。
で、私それを見て、あ、私が勝手に編集しちゃうじゃない、ポッドキャストとかも。
で、畑さん話長いからザクザク切っているんだけど、そこに引っかかる人ももしかするといるのかもと思って、
編集の仕方もちょっと考えなきゃいけないのかなって。
畑
何?私寄りになってくれるってこと?
田村
いや、でもなんかね、私聞いててイライラしちゃうから無理。
結論とか、今日はじゃあ問題提起をしますって言ったら問題を先に言ってほしい、私はね。
でも畑さんは前提から全部話すじゃない。
過去から未来に向かっていくから話の流れが。
だから過去聞いてるうちに私は本当に何聞いてるのか分かんなくなって、あれ?みたいにフワーンってしちゃって。
私が短気で、せっかちだからいけないんだ、きっと。
早く、早く本題に行けよって思っちゃう。
畑
その、ガバッと受け入れる、
もっと、今も器大きいけど。
田村
もっとね、もっと器広くね。
畑
そうそうそうそう。
陶器の鍋ぐらいに大きい。
田村
でもあれはね、衝撃だった、私。
そこ引っかかるんだと思って。
立場が違うし、畑さんが話した前提条件っていう話が、社長の方の立場とちょうどこうあったから、そこに興味を持たれたのかもしれないけど。
そこかーと思って。
なんか、いろんな角度で発信することの大切さとか、私がせっかちだから切っちゃってる部分も、もしかすると宝なのかなって思ったりとか、
03:07
田村
発信者が発信したことが、どう受信者が受け取るかっていうのは、もう発信者がコントロールできないことだなとか、いろいろ考えさせられて、面白かった。
畑
例えばさ、実証実験じゃないけど、原型のものの配信と切ったものの配信と、1回2つ並べて配信して評価してもらう。
それにさ、何パーセントぐらいの人が、やっぱ切った方がいいんじゃないのと言うか。
田村
いや、もし垂れ流しした方がいいっていう人がいれば、私はもうめっちゃ嬉しいけどね。
だって40分を20分に縮めてるわけだから、相当切ってるもんね。
畑
半分ぐらい切ってるもんね。
田村
言い間違えとか、私たちのこのなんかなんかやっぱりやっぱりを切ったりとかしてる。
畑
ということはさ、この前1年記念あったじゃん。2年録ってるっていうことだよ。
田村
そういうことだよ。
畑
そうやろ?
丸1年分のストックがあるはずやで。
田村
継ぎ接ぎでね。
まあいいや、まあいいや。
今日も空想お便りいきます。
まいごちゃんからのお便りです。
畑さん、たむらさん、こんにちは。ゴルフ場のコース管理で働いている20代のスタッフです。
最近グリーンの刈高について疑問に思うことがあったのでお便りしました。
うちのゴルフ場では夏になると芝を守るために刈高を上げます。
それはなんとなく理解できるのですが、秋になって涼しくなると少しずつ刈高を下げていき、
冬が近づくとまた上げていきます。
正直なんで上げたり下げたりするんだろうと思っています。
夏に芝を守るために刈高を上げるならずっと高いままでもいいんじゃないでしょうか。
そもそも刈高を下げることにはどんなメリットがあるんですか?
普段僕はキーパーから指示された高さに機械を設定してもらって刈っていますが、
どういう意図があってその高さになっているのかはまだわかっていません。
畑さんは1年を通してどんなことを考えながら刈高を決めていっているのでしょうか?
季節によって刈高を変える理由やそのタイミングについて教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
畑
これは難しいね、本当に。
田村
ざっくり1年大まかに全部を俯瞰して話してほしいってことだよね?
畑
うん。だけどものすごく難しい。
田村
そう?なんで?
畑
なんでなんでっていう部分に関して答えていくとなかなか難しいんだけど、
夏に刈高を上げる考え方とかさ、昔からそういう話がいっぱいあったりするんだよね。
けどもなんでって言われるといろんな考え方が考えられるんだよね。
だからそれを一個一個説明していると時間ばっかりかかるから、
私の刈高の考え方の概念っていうのは1つしかないのよ。
06:03
畑
夏だからどうとかこうとか、冬だからどうとかこうとかっていうのは季節から考えたりはするけど、
基本は芽を見て芽を作る、それだけですよ。
その芽を作る時の1つの手段が刈高である。
だから本来刈高を下げる云々ではなくて芽を作るからこういうプロセスで芽を作っていくのに、
ここで刈高をこういう考え方で調整しましょう。
だから基本はまず芽を取ってルーペで見てスケッチすることから始める。
そこからずっと1本の目をこうしていきたいこうしていきたいっていう妄想して、
芽をスケッチする時に大きさを測って、今地面の状態がどこで芽の長さがこうだからこのぐらい下げたらいいよね。
下げるには目砂で上げないとダメだよねとかさ。
この位置で刈高をキープしておくことによって下から分げつを促すことができるよね。
それには肥料をこのぐらいやることによってこの辺りで刈込高さを止めておくと、
その辺りまでの充実がまず測れるからとかなんかこういろんなストーリーを考えるの。
その元は芽作りなの、芽作り。
田村
でもさ、春は分げつしていく時期だからこういうことをやる。
梅雨は徒長しやすいからこうする。
夏はじりじり暑いからこうなるみたいな。
そういう何かイネの成長と季節と考えてやってるんでしょ?
畑
考えてやってる。
田村
それを知りたいね。
畑
いや、だから考えてやるんだけど、
ここの質問にあるその刈高をどうして決めてるのかとか、
なんで刈高を上げたり下げたりする必要があるのかっていうのは、
ただ単に刈高を上げたり下げたりっていう話ではなくて、
芽の成長をどうコントロールしたいか、
どうこの一つの芽を育てていきたいかっていうのが、
例えば沖縄で育てる感覚と北海道で育てる感覚っていうのは全然違うと思うよね。
だから刈高の概念だけで言うと、暑くなったら上げる。
じゃあ何をもって暑いっていうのかって感覚的なもんじゃんか。
だからその感覚的なもんで植物、生き物ってなかなか育てられないと
俺は思ってるんだよね。
けども結局一つ一つ見たって感覚的なものは入ってくるんだけど、
どう言ったらいいのかわからないなって聞いたら
とっちらかってきたわ!
田村
畑さんはいつも感覚めっちゃ大切にしてるのに、感覚じゃ芽は育てられないんだと思って。
なんか今面白いなと思って。
畑
いや、感覚では芽が育てられない。
09:02
畑
いや、けど結局考えたら感覚か。
どうなんだろう。
田村
多分、芽を一本一本見て、この芽を育てたい。
この芽のところでグリーンの表面を作りたいみたいなのは感覚じゃないじゃん。
それは見て測ってやってるから感覚じゃないよね。
これを育てるためにどのぐらいの目砂の厚さにするも感覚じゃないじゃん。
そこに行ってちゃんと測って見てやってるから。
畑
けどそれとそういう暑いから芽ってこんな感じで今おるんじゃないかとか、
芝生はこんなことを感じ取るんじゃないかとかさ、
だからそれとそういうストーリーをマッチングさせないと。
田村
でもさ、今の季節芝生はこんなことを考えてるんじゃないのかっていうのはさ、
感覚じゃなくてもう経験とかさ、知識として知ってるっていうのはあるんじゃない?
もう暖かくなってきたから発根が始まって、
そしたらきっと分げつもしてくるから肥料を上げてみたいなさ。
畑
だから芽を見て決めていくときって感覚じゃないよね。
田村
感覚じゃないよね。
実際に見て決めるから。
畑
けどそこからのプロセスを考えていくときは、
それをベースに感覚的なものを中心に計画していくよね。
今まで培ったものとか、その今の季節感を感じてることとか、
例えば芽を取ったときにいつ取ってるかによってもあるやろうと思うけど、
涼しいときに取ってたときの感覚っていうのを持ちながらその芽を見るよね。
田村
そうだね、畑さんがさ、冬かな、芽を取ってきて、
事務所に帰ってきて、いつものようにほぐし始めて、
うわ、もう乾燥しちゃった、みたいな。
もうやっぱそういう季節になってくるよな、みたいな話をしてる時があって、
そういうのを感じるっていうのは感覚かもしれない。
畑
そうだね。
田村
自分の季節感と芝の季節感を合わせるみたいな。
畑
そうそう、だから実際見て測ったり触ったりスケッチしたりして、
感覚論ではなくて、ちゃんと実際に見たものと感覚を噛み合わせながら計画をしていくっていうのが、
私の作業のスタイルなんだと思う。
田村
そうだね、それにしないとさ、
去年も9月の終わりにコアリングやったから、
今年も9月24日にやりますみたいな感じになっちゃうもんね。
そうじゃなくて、今の芝の状態を見てコアリングできるの、できないのとか、
だったら何ミリでやるの、みたいなのを考えるっていうのは感覚なのかな。
感覚でもないんだよな、だって実験したりもするからそれで。
畑
だから芽をまず見てそれを決めるやんか、
だったら今度コアリングをするのかどうなのかっていうのを、
芽を見てるだけではなかなかわからないよね。
12:00
畑
洗ってない状態の土壌サンプルを撮って、
実際にある状態を目で確認して、
コアリングが必要なのかとか、
土壌がちょっとここは還元層ができてるねとか、
匂いがするねとかいうのをダブルで見るよね。
だから全て何か、自分の目の前に洗った芽とか、
土のサンプルとかを持ってきて、
自分の目で確認して、あとは妄想していく。
ずっとストーリーを描いていくっていう作業だよね。
田村
なんかさ、畑さん、例えば明日から刈高下げようとか言って、
0.1ミリ下げようとか言って、みんな準備してたのに、
次の日の朝になったらやっぱダメみたいな、
今日は下げるのでやめようみたいになったりするじゃない。
それを畑さんが毎日そうやって見てて、
データを自分の中に蓄積して考えて、
目標値も立ててみたいなのを知らない人が見たら、
感覚で言ってるって思っちゃうかもしれない。
見て、今日ダメだわって言ってるだけって、
思っちゃうかもしれないけど、
だから感覚じゃないんだよ、あれは。
畑
けども、確かにそこは感覚だよね。
見て、あ、なんとなく感じて、
田村
あ、そう、なんとなくって言うんだよな。
畑
あ、ちょっとこいつ顔色悪いぞとか、
ちょっと下げるのやめてくれって言ってるなって感じちゃう。
田村
そう、なんか目砂欲している顔してる方がよく言うけど、
何それって思うもん。
畑
そうそう、だから結局ストーリーは描いて芽を見てるんだけど、
ざっくり見たときに、あ、何か違うって思うよね。
田村
だからそれってやっぱり蓄積だよね。
畑
蓄積だと。
田村
なんかそこまで考えて、
毎日見てるからパッて見たときにあって思うけど、
ドット絵みたいな感じでさ、
ざっくり見てる人にはそれはわからないじゃん。
畑
ざっくり見る感覚の人が、
そういったストーリーを描いたり、
一本一本の芽を自分で観察しながらやると、
両方がマッチングしてきて、
初めてこの感覚的なものが養われるようになってくるんだと思う。
そこで初めて、刈高っていうものって、
あ、なるほどなるほど。
今まで刈高を何ミリに下げてどうこうどうこう言ってたけど、
畑
そうじゃなくって、グリーンを作っていくっていうのは、
そういうプロセスの中に、たまたま刈高っていうのは重要だけど、
その一つの作業が入ってるだけの話で、
それが何かとマッチングしてるから、この刈高が可能になる。
その理由は、芽をこうしたいからこの刈高なんだ。
たまにやってるときにね、
これも言ったことあると思うんだけど、
例えば4ミリの刈高です。
普通なら4ミリから刈高を落としていくときに、
3.9、3.8、3.7みたいな落とし方をしていく。
けど私のやり方っていうのは、
どの目にアプローチしたいかをバッて決めるから、
15:04
畑
今4ミリで刈っているグリーンであったにせよ、
この芽にアプローチしようって決めたら、
3ミリで刈るのよ、いきなり。
田村
みんな怖くてできないやつ。
畑
けどもう何も怖くないよ。
田村
だって見てわかってるからね。
畑
どうしたいかだけのことなんじゃないの?
けど刈高って何で0.1ミリずつ下げる必要があるの?
答えてって言ったら多分答えられないと思う。
田村
4から本当は3にしたくて、
1ミリずつ下げていったらすごい時間かかるけど、
一気に3にすればそこで整っていくわけだからね、早く。
畑
だから1本の芽のどこの部分で面を作ろうとしてるかを決定した時点で、
たまたま4だっただけの話なんだよ。
たまたま3に落とさないと、思ったようにそこで芽が作れないから。
田村
でもさ、それ言ってることはすごいわかるんだけどさ、
この20代スタッフのコース管理歴何年かはわかんないけどさ、
この方はそんなことを聞きたいんじゃないと思うね。
季節によって刈高を変える理由やそのタイミングについて、
もっと一般的なやつを教えてよ。
畑
一般的っていうか、またまた元に戻るかもしれない。
田村
わかった、じゃあ私が思う一般的なやつを言うから、間違ってたら直して。
まず春です。
芝が立ち上がってきました。
刈高そこでは変えなくて、
新芽とかが出てきて、分げつもしてきました。
できるだけ細かい小さい芽を作りたいから、
分げつ芽にアプローチしたいですってなったら、
刈高を変えるとかの前に、
土壌環境を整えていくことも大切だから、
コアリングとかもきっとしたり、目砂撒いたりとかして、
土壌をまずフラットになるように、不陸がないようにしていって、
新芽のところにアプローチできる刈高にしていく。
だから刈高は冬はちょっと高くなっていると思うから、
刈高を下げるということをきっとそこまでにしていくんだよね、春。
春はそんな感じで、
できるだけ細かい小さい芽を作るように、
分げつを促すように刈高を整えていって。
梅雨は間延びしていくんだよね、直射日光が減っていくから。
間延びしていくから軸がりにならないように、
軸がりにならない線を攻めていくから、
必然的にちょっとずつ刈高も上がっていく感じになるのかな。
畑
攻めていくという表現は違っていて、逃げていく。
田村
逃げていく。
成長点を刈り取らないように、軸がりしないように逃げていく。
畑
間延びした分とか、
間延びしようとしている分を見ながら、その分逃げていく。
18:01
田村
逃げていく。
だから刈高は上がっていく。
畑
上がっていく。
田村
夏場は直射日光がバシバシ来るから、
でもへたって弱っているから、
あまり動かしたりとかしないように、
直射日光が地面に直接当たると、
田村
地面が固くなっちゃったりとかして、環境が悪くなるから、
ちょっと長めをキープしたままやり過ごす。
畑
その直射日光が地面に当たるっていうよりは、
梅雨時期に上げた高さで、
畑
基本的にはキープしていく必要がある。
田村
そのまんまキープしていくよね。
秋は、先週も言ったけど、
その芽はキープしながら、
目砂とかでまた土壌環境を整えて、
また緩くなったのとかを、
不陸とかしているのがあったら、それを整えながら。
畑
単純に。
田村
苦しい。
目砂とか撒いて、
目綱を1ミリ撒いたら、刈高が1ミリ減るみたいな、
芽の大きさを変えないようにして、
畑
地面を上げて、トップをキープしていく。
田村
で、冬は?
畑
冬はそのままやる。
秋口にキープした状態を、春まで引っ張っていく。
そこに、例えば地上って色々あって、
入場者がものすごく多いコースとか、足のスパイクで擦り切れたり、
畑
ボールの転びが早くなりすぎてしまう危険性があるから、
芽とは別に、ちょっと長めにキープするケースもある。
田村
そうだね、なるほどね。
ゴルフ場の事情でちょっと長めにしたりね。
畑
今田村さんが言ったことが大体、サイクルとしてはそういう感じだよね。
1年間の流れ。
田村
流れとしてはね。
それが何ミリかとか、どこの芽に合わせるのかっていうのは、
キーパーとかゴルフ場の考え方で変わるけど、
畑
そうそうそうそう。
だから、春の作り方と、
梅雨から夏にかけてのキープの仕方と、
秋の仕込み方っていうのは全部違うから、
これを、この中にたまたま刈高っていうものがあるっていうだけのことだから。
田村
そうだよね。
だから、去年の夏は4.2だったかもしれないけど、
今年の夏は3.8かもしれないし、
それはその時の芽の…
畑
それは前年の秋の仕込みと、春の状態から決まってくるから。
もう1年通してずっと繋がっているからね。
田村
私ゴルフ場に勤めてびっくりしたのがさ、
そんな風にやってったらグリーンがどんどん上に上がっていくじゃんって思って、
それにびっくりした。
1年で目砂結構撒くから、
10年、20年経ったらさ、一番最初に作った時よりだいぶ高いよね。
畑
だいぶ高い。
その証拠にさ、周りのスプリンクラーが下がっていくじゃん。
あれ下がってるんじゃなくて、周りが上がってくる。
田村
そうだよね。
カラーとかはさ、そんなにまかないじゃない?
グリーンに撒いたやつが飛び散ったりとかして、カラーとかも撒くけどさ、
そんなカラーとか巻かないから、段差ができてきたりとかもするんじゃない?
21:03
田村
でもなんかいつもカラーの方が高い気がするんだけど。
畑
いや、逆にグリーンって短くキープしてるよね。
そこに砂撒くじゃん。
砂撒いて擦り込みするじゃん。
擦り込みする時に、4ミリの目の隙間に砂が完璧に一発で入ることってないのよ。
余った砂っていうのは周りに寄っちゃうのよ。擦り込んだ時に。
田村
うんうん、そうだね。
畑
そうするとカラーの部分って1センチであったりするから、
カラーの芽の中に砂が入っちゃう。
畑
そうするとその砂って動かないのよ。
だからグリーンのキワが結構上がるのはその現象。
田村
うんうんうん。
なるほど。はい、わかりました。
畑
だから20代の人にとってもこういう話を聞いてくれてたらありがたいけど、
そういう1年通しての自分なりのストーリーを作って
刈高が成り立ってるんだよっていうことを知ってくれたら、
ちょっと疑問に思いながら毎日の仕事してくれるんだね。
田村
そうだね。はい。終わりにします。
今日の話は畑さんの経験をもとに話をしています。
芝草学的に異なる解釈もあるかもしれませんが、1つの視点として楽しんでいただければ幸いです。
田村
感想や質問もお待ちしています。
概要欄にあるお問い合わせフォームからお送りいただけます。
畑
はい、ありがとうございました。
田村
ありがとうございました。
22:39

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