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第38回|梅雨の重いグリーンと刈高判断
2026-06-18 23:16

第38回|梅雨の重いグリーンと刈高判断

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畑
Co-host

梅雨になると、グリーンは青く見えるのに、どこか転がらない。
プレーヤーが感じる「重さ」の裏側には、芝の伸び方や葉の変化があります。
今回は、梅雨時期の重いグリーンと、刈高を上げる判断について話しました。
数字だけでは見えない、グリーンの速さと感覚の話です。
 

【今回の内容】
ゲスト収録の難しさ / 梅雨のグリーンはなぜ転がらないのか / スティンプの数字とプレーヤーの感覚 / 8フィートでも速く感じるグリーン / 重さを生む芝の変化 / 梅雨に重くならないグリーンの作り方 / 刈高を上げる前に見るべきもの / 梅雨だから上げる、ではない判断

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サマリー

このエピソードでは、コース管理の現場で活躍する元グリーンキーパーの畑さんと田村さんが、梅雨時期のグリーン管理について深く掘り下げています。梅雨時期には芝生が青々とする一方で、湿気や日照不足の影響で芝が間延びしたり葉が肥大化したりして、グリーンが重くなる現象について解説します。この「重さ」は、ボールの転がりが悪くなることを意味し、ゴルファーにとっては好ましくない状況です。畑さんは、グリーンのスピードを測るスティンプメーターの基準値と、プレイヤーが感じる実際のスピードとの違いや、なぜグリーンが重くなるのか、そのメカニズムを詳しく説明します。さらに、重いグリーンを避けるために、春からの芝生の「芽」作りが重要であることを強調します。具体的には、単位面積あたりの芽数を増やしすぎず、個々の芽を健全に育てることで、芝生同士の過度な競争を防ぎ、梅雨時期でもボールがスムーズに転がるグリーンを目指す方法を解説します。また、梅雨時期に芝が間延びする兆候を早期に察知し、刈り高を上げる判断を誤らないための「芽」の観察の重要性についても語られています。最終的に、一年を通して安定したグリーンスピードを提供するためには、日々の細やかな観察と、芝生の特性に合わせた管理が不可欠であることを伝えています。

ゲスト招聘の難しさと梅雨時期のグリーンについて
田村
コース管理の現場。この番組は、トーナメントコースをはじめ、数々のコースを渡り歩いた元キーパーの畑さんと、そんな畑さんを裏から讃える私、田村が、コース管理の現場で見えることをいろいろと語る番組です。
はい。 よろしくお願いします。 お願いします。
田村
あのね、私、ゲストを呼びたいんですよ。
ゲスト、はぁ。
田村
で、最初は、身内の森ちゃんの旦那さん。
あぁ、いいね。
田村
でも、呼びたいんだけど、畑さんの予定がいまいちわかんないじゃないですか。
合わさなあかんもんな。
田村
そう、それがさ、結構この時期っていうのもあるしさ、何曜日にやりましょうって予定してたとしても、急にコースで何かが、確認しなきゃいけないこととかが出たりすると、そっち優先になっちゃうから、呼びづらいなぁと思って。
難しいかもしれないな。
田村
そう、私、今日ちゃんとさ、こうやって集まれるかどうかも若干不安でさ。もう取り溜めしてるのがなくなっちゃうから、来週はひょっとすると穴が開くかもしれないなぁとか思いながら・・・。しばらく難しいかな。
流れで考えたらいいじゃない。
田村
そうだね、ちょっと落ち着いたら。
まあ、そう、気持ちはさ、何か早くこう一緒にこう話をしたいなっていうのもあるけど。
田村
ちょっと難しいよね、やっぱりね。
そうやね。予定せっかく入れてもらってさ、やっぱりできませんっていうのは、やっぱ失礼だし。
田村
ね、みんな忙しい中そこ開けておいてくれてるのにさ。
そうそうそうそう。
だからこちらができたらね、先方さんに会わせられたら一番いいんだけど、なかなかね、そこ自体も予定が立たないからね。
ちょっと今難しいね。
まあ、流れで考えましょう。
何かそれまで、温めておいたらいいじゃないですか。
田村
はい、わかりました。
いろいろ考えてもらってありがとうございます。
田村
いえいえ。
梅雨時期のグリーンが重くなる理由とゴルファーの感覚
田村
で、今日私が話したいのは、これは素人考えかもしれないけど、梅雨時期にちょっと湿気がむしむししてくると、グリーンは青々してくるのかなと思うんだけど、その代わり遅くなったりとかするのかなと思ってて、それはどう?
その通りやね。
田村
遅くなる、やっぱり。
重くなってくる。
田村
重くなるっていう言い方?
スピードが重くなってくる。
まあ、同じやね、遅くなってくるのも一緒やね。
田村
それはゴルファーにとっては嬉しくないことなの?
やっぱり嬉しくないよね。
田村
なんで?
やっぱりスピードのクオリティっていうのか、スピードを求めてプレーをする人が多いんで。
そのクオリティっていうのは個人個人、さまざま基準は違うけども、そのクオリティに合ってるかどうかっていうのをもとに、良いか悪いかが判断されると思うから。
そんなことを考えてプレイヤーはプレイしてないけど、なんとなく自分のゴルフ感のタッチに合うかどうかっていうので、比較的重いのは好まれないかな。
田村
なんかね、速ければ速い方がなんかすごい良いグリーンみたいなイメージが。
そうではきっとないんだと思うんだけど、なんかある。
そうだね。だから、なんかスムーズに自分が思ったタッチで打った時に届くか届かないか。
で、それをしっかり打てるのはプロゴルファーなんだけど、
素人ってしっかり打ってないのに重いとかね、グリーンが転ばないとかっていう矛盾した考えを持ってるんだけど、
まあそれが本来の姿なんよね。
だから個人個人がこう持ってる基準っていうのがあるから、それを基に速いとか重いとかなってくる。
けどまあ比較的、速いのを嫌がる人も多いけど、どちらかというと重い方を嫌がる人の方が多いんじゃないかな。
極端に重い方をね。
グリーンスピードの基準と実際の感覚の乖離
田村
で、それをさ、じゃあ重いグリーンがあまり好まれないっていう前提に立つと、コース管理としてはできるだけ重くならないように作業してあげようって思うわけじゃない?
うん。
田村
どういう工夫をしてるの?
梅雨時期にできることってあるの?
まず、速い重いの考え方っていうのにもう一回立ち返って考えた時に、スティンプメーターっていうのがあるよね。
速いか重いかを基準を作るものがあって、
田村
グリーンスピードを測る。
グリーンスピードを測るスティンプメーターっていうのがあって、それで何メーター転がったら8フィートですとか、9フィートですとか、11フィートですとか、っていう基準になるモノサシがあるよね。
で、その基準っていうのは実際、芝生の状況をそのままダイレクトにお客さんに伝えるもんだから、間違いのない数値だよね。
世の中では8フィートがちょっと重め、9フィートがやや重いか速いかのこの挟ま。
10フィートになってくるとまあまあいいね、11フィートになると速いねみたいな。
こういう基準が世の中でトーナメントで結構言われるもんだから、皆さんがインプットされてるのかなと思って。
で、グリーンキーパーが刈り上がった後にスティンプを測るよね。
今日は8フィートですと。
だったら実際の基準の世の中の評価は8フィートって重いですよねと。
もう一つ大事なのは自分が実際にパッティングをしてみて、本当に8フィートなのか確認するよね。
その時に打った感じが、あっ8だなと思ったら本当に重いグリーンだよね。
あっこれ9ぐらいあるんじゃないのと。早く感じる。8フィートよりもものすごく転ぶっていう感覚を受ける。打った感じが。
その時ってお客さんって早く感じるよね。
実際の数値は8なんだけど、重いっていう評価なんだけど、打ってみるとものすごく早く感じる。
この作り方を春からずっとやってくる。
それは何かっていうと、フェイスを重視して作ってくる。
そうすることによって梅雨時期に重いグリーンになるんだけど、早く感じさせることができる。お客様に。
田村
そういう時はお客さんに表示するグリーンスピードっていくつにするの?
9にするの?8にするの?
少し上げる。
田村
8.6とか?
8.7とかに上げる。
やっぱりシングルプレイヤーとかゴルフの上手な方が来ると、やっぱりわかるよね。ある程度。
けどやっぱりハンデキャップが10以上、例えば20くらいの方が来られると、多分8フィートを9って書いても、9よりちょっと重いかなって感じがする。
それは騙してるわけではなくて、あくまでそれは基準となるモノサシで測ったもんだから、一番大切にせなあかんのは人の感覚。
グリーンが重くなる芝草学的なメカニズム
田村
そもそもなんで重くなるの?
葉っぱが開くっていうか、水分があるから・・・。葉っぱが開いてるのかな?
わかんない。間延びするから・・・
そう。一番は間延びすること。
田村
朝買刈っても、ちょっとずつすごいスピードに伸びてっちゃうっていうこと?
そう。
単純に間延びをする。
それから葉っぱが肥大化する。
やっぱり日照不足とか交互が多くなってきたりすると、光合成をしなくなるから葉っぱを展開する。
田村
なるほどね。
それから競合、共存してるから、我先にお日様を求めて上に上がろうとするっていうのが一番だよね。
田村
なるほどね。
あとは肥料の関係とか土壌の関係とかいろいろあるけど、自分が生きていくために葉っぱを展開して光合成をする。
まず間延びをするとなぜ重くなるのか。
軸が上がってないグリーンっていうのは、ボールが沈み込む率が少ない。
地面により近いところにボールがとどまってくれる。
ところが軸が上がると、ボールが地面に近いところに重力がかかって落ちようとするんだけど。埋まる感じ。
もう極端なこと言ったら芝生の中に埋まる感じ。
その状態でトンと転がすと抵抗ができるよね。
田村
そうだね。重たいよね。
それと葉っぱが肥大する場合は、よりこのカットの断面が大きくなってくる。
田村
なるほど。
カットっていうのはグリーンを刈り込んだ時の断面が大きくなる。
そうすると、刈り込んでない時よりも刈った時の方が抵抗が多くなる。
田村
なるほどね。
しかもそこで軸が上がってくるから沈み込む。
だから全体的にボールが羽毛布団の中にポンと埋もれるような感じになっちゃって、重くなっちゃう。
抵抗が強くなっちゃう。
田村
なるほど。
っていうことをやっぱり往々にして考えられるよね。
それだけじゃないんだけど、単純に言えばそこが強い。
田村
単純に言えばね。
春からのグリーン作りと「芽」の重要性
田村
で、それをできるだけなくすために春からできることと、今できることがあるの?
今できることはほぼない。
田村
ない。
じゃあ、春に何とかしなきゃいけないの?
春に何とかしないとダメ。
田村
なるほどね。
そこの土壌環境とか、土壌状態とか、それから周りの環境、それから今年の気候とか、全てを読んだ上で、その土壌を大前提で芽を作っていく。
っていうのが大事だよね。
だから、私がやってるやり方っていうのは、できるだけ小さい芽を作っていく。春に。
田村
何回かこのあれでも、ポッドキャストでも話したことある。
短葉法でね、作っていく。
それから肥培管理を考えていく。
目砂とかの更新作業を、それを見越して逆算してやっていく。
ただ、短葉法をやったからって言って、ボールの地面に対する沈み込みがないのかって言うと、あるのはあるのよね。
大きいか小さいかだけの話で。
小さい目は小さく沈み込むけど、大きい目の場合は大きく沈み込む。
これも単純にね。
だから、どちらにせよ沈み込んであるんだけど、重くなる度合いが違います。
それともう一つは、できるだけ密集状態作らない。
今のゴルフ場のグリーンの芝生って、アップライトな高密度の芝生が多くなってきて、結構密集してしまう。
そうすると、どうしたって梅雨になると、競争の原理で徒長が起こっちゃう。
田村
でもさ、春先に話したときは、芽数を増やすために、子株に当てるように刈高を設定して、分げつを促してっていうのをやってたじゃない?
それは密集させようと思ってやってたんじゃないの?
密集じゃないの。芽数を増やす。
だから、例えば「1センチ真っ角のところに20本入れるのが適正なんです」って言ったら、同じ20本でも、一つの作り方は、その1本1本がものすごい小さい葉っぱです。
0.1ミリに満たないような、一つの芽ができます。
かたやもう一つの方は、1ミリぐらいの芽ができます。
同じ20本なんだけど、1センチ真っ角で、その個体が大きくなったときに、上で密集する率が全然違うんだよね。
だから、まず単位面積あたりの芽数を増やしすぎないこと。
一番このグリーンにベストな芽の大きさと、個体数はどれぐらいがベストなのかっていうのを自分で作っていくこと。
田村
じゃあ、畑さんがグリーン作ってたとき、28本とかあったけど、やりようによっては、32本とか35本とかに作ることもできたけど、そこまではしない。
しちゃダメだと思ってるからね。
ちょっとやっぱり、1本1本の個体がちゃんと健全に、葉っぱを横に展開させて、健全に分げつさせるためには、隙間がないとダメだと思ってるから。
田村
へー、難しい。
じゃあ、攻めればいいっていうだけじゃないんだよね。
途中でやめなきゃいけないの?攻めること。
そうそう、そういうこと。
だから、刈高とか、肥培管理とか、床の状態とか、更新作業とか、全てがマッチングしたときに、初めて自分の思うことができる。
思うことができるために、そういったものを考え抜いていく。
だから、地域によっても違うし、場所によっても違うから、一概には何がいいとは言えない。
だから、グリーンのスピードを安定させるためには、そういった少し隙間のある、芽数の多い、短葉法で小さくされた個体のあるグリーンを作っていくと、抵抗なく、梅雨と言えども、夏と言えども、綺麗に転がってくれるグリーンができるし、芝生個体の呼吸もできる、必要とする栄養分も、そんなに多くなくて済む。そういう競争の原理も働かない。
だから、競争が浅いところに、側根が張って毛細根が出て、土をグリップして、コンパクションが上がってくる。
深いところまでの根を必要としない。だから、深いところに有機物が残らなくなる。
なんか好循環だね。
それを作るのがものすごく難しい。
刈高の問題じゃないのよね。
芽が1本1本健全かどうなのか、その環境がどうなのかによって、そういう操作ができるようになっちゃう。
そうすると、1年間通して、重い早いっていうのが、安定して提供できる。
梅雨時期の刈り高調整と「芽」の観察
田村
そうか。私なんか、この梅雨時期に何かできることあるかなと思って、このテーマを選んだけど。
いいテーマだと思うよ。
だから、この会話ができたから、俺はいいと思ってる。
田村
じゃあさ、梅雨時期にできることを、ちょっと時間もないからサクッと話したいんだけどさ。
軸刈りが怖いじゃない?
間延びするっていう知識はあるから、軸刈りが怖いから、って言って、極度に恐れて、刈高を上げすぎちゃうこともあるでしょ?
それも重い原因になると思うんだけど、それを起こさないためにはどうしたらいい?
今言う話、大前提は、さっきまで長く話したことが、大前提なってくる。
田村
でも、ちゃんとした、しっかりした、フェイスのある短葉法で作ってたとしても、梅雨時期に怖いから、上げて、上げて、みたいに、どんどん上げてっちゃったりとかしたら、ダメじゃん?
けど、その大前提で話したところの考えを持ってる人は、多分、上げない。
上げる概念が違うのよ。
今田村さんが言いたいのは、大多数がそうじゃないんじゃないのと。
単純に梅雨時期に高くなって、そのままやったら軸刈っちゃうから、良くないよね。
じゃあ上げる必要はあるんだけど、逃げていかないと成長点に、刈高のところが刈込みラインに近づいてくるから、それって良くない。
弱る元だよね。
ところが、もうどうしようもないのよね。
そういう作りをしてきたグリーンっていうのは、もうコントロールがなかなかできなくなってるんで、じゃあどうするのかって言ったら、工夫って言うより、逃げるしかない。
だから、極論言ったら何もしない方がいい。
刈込みをしない方がいい。極端なこと言えば。
けどもそういうわけにはいかんよね。スポーツターフだから。
だからどうするかっていうと、少しずつ逃げるしかない。
上に上げていって、軸刈りを防ぐしかない。
田村
でもたぶんみんな、徒長するから、軸刈りしちゃいけないから、刈高を上げなきゃいけないっていうのは、知ってると思うんだよね、キーパーは。
だから、上げていっちゃうんだけど、まだ上げなくていい時期に、上げちゃったりすることもあるじゃない。怖いから。
その場合は、何を必要とするかっていうと、まず芽を見ないとダメだと思う。
その上げる原因っていうのが、芽が徒長するわけではなくて、グリーン全体が軸狩りになってくるから上げるんだけど。
けどその現象っていうのは、個に置き換えた時に、芝生一本一本の集合体だからグリーンは、だから芽を見るしかないよね。
で、徒長をしてない時期、春先から梅雨に入るまで、みんな芽を見てもらいたいね。
一本一本目をとって、春先から梅雨まで。それから梅雨時期、それから梅雨の中、末期、夏。
全てずっと追い求めてほしいと。
そうすると追い求めてる中で、
梅雨に入ってしばらく日照不足とか続いてきた時に、収量が上がってきましたっていう前に、おいおい、ちょっと間延びしてきたよっていうのがわかるのよね。
田村
収量が上がる前にそれがわかるんだ。
収量が上がる前にわかる。
なんとなく予兆がある。
表面で見ててもなんとなくわかるけど、芽を見てるとなおわかる。
田村
葉っぱが肥大化するのと、軸が伸びるのってどっちが先なの?
軸が伸びる。
同時って言ったら同時なのかもしれない。
どちらかといえば、軸がスッと上に上がりかけて、なんか葉っぱの色が濃くなってくる。
それを続けると葉っぱの色が薄緑みたいになってきて、葉っぱのカラーが弱ってくる。
カラーっていうのは葉っぱと軸とつないでるところね。
そこがなんか薄くなってくる。
見てるとわかるんだけど、健全な軸の薄さ、色の薄さと、不健全な時の薄さっていうのは違うんよね。
なんとなく。
これも健全な時から見てるから違いがわかる。
だからそれを追い求めてもらって、梅雨時期に「そろそろ来たな」「だいたい何ミリぐらい上がるんじゃないか」「上がってきたな」っていうのがわかった時に、逃げ方を考えていく。
田村
その分上げればいいんだもんね。
成長点切らないようにね。
そうそう。梅雨になってきたから、台風が来たから、ちょっと雨が降ったから、日照不足だから、そろそろ刈高上げようかっていうのは、俺は間違ってると思う。
上げることは最終的には上げないと、芝生を弱らすからそうなんだけど、なぜ上げるのかが抜け落ちてると思うんだよね。
梅雨だから上げるっていう考え方は、俺は間違ってると思う。
実際見てたら芽が上がりかけてるから、どうやって逃げていくか、刈高を何ミリ上げるべきなのか、っていう議論をしていかないと、ダメだと思う。
田村
プレイヤーの人だって、重たいグリーンより重たくないグリーンの方が好きなのに、よく見ないで、梅雨だからって言って、「じゃあ2ミリ上げとくか」「0.2ミリ上げとくか」とか言って上げちゃって、そしたらその分ちょっと重たくなるわけでしょ。
重くなる。
田村
だからその時の最高のグリーンを提供するっていうことができなくなっちゃう。
そうやね。しかも健全なやつを上げてしまうと、健康体で勢いがあるから、その間延びの勢いじゃなくて、健康体としての勢いがあるから、ポンと開放すると上で頑張ろうとするから、逆に援助しちゃう。
その夏場の徒長とか、密集度合いとかを援助しちゃって。
田村
なるほどね、そういうこともあるのか。
じゃあやっぱりほんと芽見るのが大切なんだね。
大切ですよ。
やっぱりグリーンっていうのは目の集合体なんで、そこをやっぱりしっかり見ないとダメだと思うよね。
田村
分かりました。
これはね、ほんとにしゃべりだしたらこれも延々とこう、
なんかダラダラと長く続くから。
田村
そうなんだよ。
刈高のところだけでも一本取りたいかなと思ってたんだけど、でもね、梅雨が終わっちゃってから配信されてもしょうがないかなと。
無理やりここに入れてみました。
今からでも遅くないからちゃんとルーペを出して、今から見て、来年のためにね。
田村
そうだね。
見てほしいと思います。
田村
はい、分かりました。
はい。
田村
じゃあ今日は終わります。
はい。
番組からのメッセージ
田村
今日の話は畑さんの経験をもとに話をしています。
芝草学的に異なるところもあったかもしれませんが、一つの視点として楽しんでいただければ幸いです。
感想や質問はXかインスタグラムで、「#コース管理の現場」をつけて投稿していただくか、概要欄にあるお問い合わせフォームからもお送りいただけます。
フォローやレビューもお待ちしております。
田村
はい。
ありがとうございました。
田村
はい、ありがとうございました。
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