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#43 「今、読んでいる本 26年10月!」
2026-10-29 19:15

#43 「今、読んでいる本 26年10月!」

【本日紹介の5冊】

①『文化人類学者の違和感だらけの日常 みんぱく・モンゴル・フィールドワーク』(島村一平・著/KADOKAWA)

②『父よ、わが糞尿譚』(米本浩二・著/共和国)

③『神のゴーストライター 聖書を作った古代ローマの奴隷たち』(キャンディダ・モス・著/白水社)

④『世界カタコト辞典』(開高健・小田実・著/白水社)

⑤『世界秘薬紀行 アマゾン・アンデス編』(山下智道・著/KADOKAWA)


【エピソード概要】

銀行のようなカウンターに、悩み別の料金表。そこに並ぶ僧侶が相談をパソコンに打ち込んでいく、モンゴルのスピリチュアル事情が紹介されます。メンバー5人がいま読んでいる本やこれから読みたい本を持ち寄る今回は、収録に通う浜町の寄り道トークから。しゃぶしゃぶ屋の前に立つ谷崎潤一郎生誕の地の石碑やスコーンの店の話題で、本に入る前から会話が弾みます。

父が夜もテレビをつけっぱなしにするのは、人の声がしないと落ち着かないから。まだ読む前の遠隔介護の本をめぐり、知っているつもりの親を知り直す話にもなりました。聖書の記述や筆写に関わった古代ローマの奴隷たち、開高健と小田実が旅先で拾った言葉へと話が広がります。読書途中の探検記では、薬草研究家がアマゾンでアヤワスカの儀式に参加する話から、植物を「先生」とするシャーマンの視点に触れます。


【チャプター】

() オープニング

() 浜町界隈のおすすめスポット:栗下・中野

() 中野『文化人類学者の違和感だらけの日常』

() 栗下『父よ、わが糞尿譚』

() 浜町界隈のおすすめスポット:首藤・刀根

() 首藤『神のゴーストライター』

() 刀根『世界カタコト辞典』

() 内藤『世界秘薬紀行 アマゾン・アンデス編』

() エンディング

【出演】

プレゼンター:栗下 直也/中野 亜海/首藤 淳哉/刀根 明日香/内藤 順
ナビゲーター:内藤 順


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【収録場所】

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サマリー

BIBLIO JAMのメンバー5人が、浜町周辺の寄り道情報を交えながら、いま読んでいる本を紹介します。谷崎潤一郎生誕の地の石碑や、甘酒横丁のスコーン店、荒潮部屋、ギンビス本社など、収録場所の周辺についても語られます。中野亜海は島村一平『文化人類学者の違和感だらけの日常』から、モンゴルで病気や恋愛の悩みを僧侶に相談する、銀行のようにシステム化されたスピリチュアル事情を紹介します。栗下直也は米本浩二『父よ、わが糞尿譚』を取り上げ、徳島で一人暮らしをする90歳超の父を遠隔介護した800日の記録から、夜にテレビをつけっぱなしにする行動の背景を考えます。 首藤淳哉は『神のゴーストライター』を通じて、聖書の記述だけでなく筆写、運搬、朗読にも古代ローマの奴隷が関わっていたことに注目します。刀根明日香は、1965年刊行の復刊本『世界カタコト辞典』について、開高健と小田実が旅先で集めた18言語の生々しい言葉や体験を紹介します。内藤順は『世界秘薬紀行 アマゾン・アンデス編』から、薬草研究家がアヤワスカの儀式に参加する話や、植物を「先生」と捉えるシャーマンの視点を紹介し、薬理学、精霊、呪い、民族植物学を横断する本の面白さを語ります。

浜町周辺の寄り道とおすすめスポット
こんにちは、BIBLIO JAM始まりました。ナビゲーターのナイトオジョンです。 今日も日本橋浜町のブックカフェ、浜ハウスからお届けします。
さて、今日は全員集合のコーナー、今読んでいる本の時間になります。 このコーナーは、我々BIBLIOJAMのメンバーが買ったばかりの新刊や、現在進行形で読んでいる本を持ち寄り、
なぜその本を手に取ったかを順番に語っていきます。 まず前半後半に分けて紹介していきたいと思います。
まずは栗下さん、中野アミさんのコンビです。 栗下です。中野です。
ところでですね、本の話の前に、この番組毎回、日本橋浜町の浜ハウスからお届けしますと言っている割には、浜町の話を一回もしていないということも気づいてしまいました。
お二人、収録の度に毎月浜町に来てますけども、浜町のおすすめスポットってありますか?
じゃあ栗下さんから。 僕はですね、浜町界隈って言っておきながら、浜町じゃないんですけど、
柿原町っていう、隣に日本橋の水天宮とか日本橋がすぐなんですけど、ここにですね、谷崎純一郎生誕の地っていう石碑があるんですよ。
ほんとさ、文豪好きなんですね。 石碑がマジで建ってて、今そこ何かというと、シャブシャブ屋なんですよ。
人形町谷崎っていうシャブシャブ屋があって、その店の前になぜか石碑が建っているだけなんですよ。
谷崎純一郎の何か、 生誕の地なんですよ。
子孫がやってるってことじゃない? 関係なくて、生まれた場所です。
それだけなんで、僕行ったことないんですけど、ぜひみなさん行ってみてください。
ここが谷崎純一郎は生誕の地だなって思いながら。
谷崎はシャブシャブ屋やってたわけじゃないんで実家は。米豆屋なんで全然関係ありませんみたいな。
そういう感じでございます。
じゃあ中野さん。
私もすいません。近い人形町の甘酒横丁ってあるじゃないですか。
あそこにね、完璧なスコーンが食べられるお店があるんですよ。
スコーンとか食べてるの? おしゃれ。
スコーン大好きで。 小池屋のスコーンじゃないよね?
違います違います。私本当にスコーン大好きで、都内のスコーン結構いろいろ食べ歩いてるんですけど、
大体のお店が余計なことするんですよ。
なんかちょっと入れたりとか、オレンジ入れたりとかするんですけど、
私は何も入ってない、外がカリッとして中がふわっとしてるのが最高のスコーンだと私は呼んでるんですけど、
それが食べれるのがタイニートリアティールームっていうのがあって。
タイニートリアティールーム。
ここね、でも予約全然取れなくて。
予約しないといけないの?
予約はできるとこ忘れちゃったんですけど、とにかく入れないんですよ。
常にいっぱいで、しかも運良く入れたとしてもスコーンだけないですみたいな時とかあるぐらい。
だからティールームですね。
ここはね、都内のお茶とスコーン好きの聖地みたいな。
そうなんですよ。
でもね、浜町も人形町もそうだけど、食べ物関係充実しますよね。
美味しいですよね。
美味しいし、値段的にもいい感じの値段のお店がね。
モンゴルのスピリチュアル事情を読む
では中並さん、今読んでる本の紹介をお願いします。
はい、私はですね、文化人類学者の違和感だらけの日常っていう本です。
この本はですね、著者側の島村一平さんっていう大阪の民博みたいなじゃないですか。
国立民族学博物館のね。
そこのね、結構名物の先生ですね。
僕は民博の本、「変わり者たちの秘密基地」っていう去年の本ですね。
これ書評を書いたことがあって、モンゴルが専門の先生ですかね。
そうなんですよ。この先生がいろんなモンゴルについてのエッセイを書いてて、
一個一個はね、すごい読みやすいんですよ。
短く、数ページ単位でいろんなモンゴルについて書いてるんですけど、
例えばですね、モンゴル人ってそんなに宗教に関心がない。
日本人ぐらいの感じで、関心深くはないんですけど、
ただ何かあると結構スピってるみたいなスピリチュアル流行ってるんですよ。
えーそうなんだ。
例えば日常生活で病気になったとか、恋愛で困ってるとか、
そういう時にすぐ薬除けみたいなところに行って、呪文を唱えてもらうんですけど、
お寺行くんですよ。ただそのお寺もかなりシステム化されてて、銀行みたいなカウンターみたいなのがあって、
悩みごとに料金の一覧表みたいなのがあって、そこにずらっとお坊さんが並んでて、
あなたはこの悩みですねとかパソコンに打ち込んでいって、それに応じていろいろやってもらうみたいな。
それがビジネスになった人結構。
そうそう、だし結構身近な存在みたいな感じで。
この人ヒップホップモンゴリアの人?
そうですそうです。
読んだ読んだ。めっちゃ面白いよ。
これ名作ですよね。すごいですよね。
モンゴルがあんな、なんていうんですかね。
ヒップホップと結びつくなんて。
すごいみんなゲルとか草原みたいなイメージだったけど、実は都会ですごいヒップホップ流行ってる。面白いですよね。
モンゴルおくすかいもんね。
モンゴルって共産権時代があったじゃないですか。
その時に宗教とかお寺がめちゃめちゃ破壊されたらしいんですよ。
で、こんだけスピリチュアルとかが間に流れているのも、やっぱりお坊さんが学校の先生とかになって原則をした時に、
私生の人はやっぱりこっそりお経とかをね、学校の先生になっているお坊さんに読んでもらったみたいな。
そういう経緯があって、だからスピリチュアルがみたいな形で根付いたんじゃないかって言ってますね。
これ見落としてたな。面白そうでも。
面白い絵ですよ。
遠隔介護で父を知り直す記録
続きましてクリスタナガさん、今読んでいる本の紹介をお願いします。
本屋で見かけて買おうと思っている本っていうのは正しいんですけど。
そうなの?買えないの?
アマゾンカートに入れて。
アマゾンまだね、人気なんですよ多分。
在庫切れになって。
在庫切れなんだ。
そうなの?
米本浩二さんの父を我が分尿炭。共和国から出てるんですよ。
共和国すごいね。
この人は元々新聞記者で標伝の石森美智子さんなども標伝を書いてる人なんですよ。
そうなの?
この人は徳島で90歳を超えたお父さんが一人暮らしてて、それを遠隔介護した800日の記録なんですよ。
なるほど。タイトルからして綺麗音で休んだ。
そうですね。分尿炭なんで。
実際最初は遠隔介護なんですけど、通院だとか肺血施設の世話をしたりとか。
連載が元なんですけど、お父さんが夜もテレビを付けっぱなしにする話があるんですよ。
著者としてはだらしねえなと思うんですけど、結局お父さんは人の声がしないと落ち着かなくてはいけなかったっていうのを入院に突き沿って初めてするんですよね。
だからだらしないキスだと思ってたらそこには理由があった。
そうなんですよね。
だから知っているつもりの親も介護を通じて知り直していく本でありそう。
読んでないんで。という感じでございまして。
僕もちょっとそろそろ親の介護から逃れない年齢かなという。
二拠点生活なんでちょっと読んでみようかなと。
そんな時代でございます。
面白そう。
では続きまして後半戦ということで、志藤さん、トネさんコミの出番になります。
志藤です。よろしくお願いします。
トネです。よろしくお願いします。
お二人にも聞いてみましょうか。
前半ではクリスさんと中野さんに浜町のおすすめスポットについてお伺いしました。
ついながら浜町じゃなかったですね。
二人ともね。
かきがら町と人形町に行っちゃいましたね。
我々はちゃんと浜町。
俺らデイリーできなくなるぞ。
志藤さんとトネさんは浜町というと何を思い浮かべますでしょうか。
浜町ですよ。まさに。
相撲部屋の荒潮部屋です。
知らなかった。
いつもこの浜ハウスに来る途中にあるんですけど。
この辺のまさに下町な感じの住宅街の中に普通に家々と並んであるんですよね。
その部屋って見学ができる。
大体朝稽古をやってますけど、
多分ここら辺通学路だし、
通勤する人たちが普通に撮ってるところなんだろうなっていうようなところをイメージでガラス売りの稽古場があって。
あっちの公園の方ですか。
そうですそうです。
荒潮部屋といえばね、
筆頭が若高陰っていうね。
僕は翼で優勝しましたけどね。
大咳取りだっていう時に大怪我で。
左太もものコンパートメント症候群って聞いたことがない。
美容器だったんですけど。
筋肉の圧力が急激に高まって血行障害が起こるような。
緊急手術で筋脈を切開しないとやばいみたいな。
最近稽古に復帰してるっていうニュースもチラッと見たので。
また活躍してほしいですけどね。
浜町の誇りみたいな感じじゃないですか。
荒潮部屋って。
行ってみたいですね。
鳥谷さんはどうでしょう。
私も浜町のことちゃんと話します。
相撲部屋の近くにギンビスの本社を見つけたんですよ。
かわいい本筒で大きくギンビスって書かれているんですけど。
食べっ子動物とかアスパラガスビスケットとか。
ギンビスって世代の若い子たちみんな名前知ってて。
ナイトさんギンビスの歌知ってますか。
知らない。
ラップがあるんですよ。
私もライブに行った時にいきなり振られてみんなでギンビスっていう歌があって。
ギンビスじゃなくて、ギンビス、ギンビスじゃなくてっていう歌があって。
今違いがあると思った。
ギンビスじゃなくて、ギンビス、ギンビスじゃなくて。
後ろが上がるの?
ギンビス、ギンビスがせいです。ギンビスじゃないです。
ギンビス?
ギンビス。
俺今合ってる?
合ってる。
今のが何?ライムってことなの?
ギンビスとは関係ないラッパーたちが作ったギンビスの歌があって。
ファンだからってこと?
そこにね、ちゃんとギンビスの会社の由来は銀座ビスケットだとか。
ギンビスのロゴや創業者が買っていたコクマのコロちゃんだ。
じゃあ元々銀座にあったってこと?
そうなんですよ。
今のビルも結構老舗感のある古いビル。
あれが1974年に建てられた。
じゃあもう50年くらい。
嬉しい。
すぐそこ曲がったとこになりますよ。
いろいろありますね。
聖書を支えた古代ローマの奴隷
しとさん、今読んでいる本の紹介をお願いします。
完全にタイトル外ですね。
今読んでいるのは神のゴーストライダーという本ですね。
出版社はどこですか?
白水社です。
著者はキャンディ・ダ・モスという歴史学者なんですけど、女性なんですけど。
彼女の専門は初期キリスト教で、
言われてみれば確かにそうだなと思うんですけど、
この本って聖書の文章を書いたのは誰かっていう。
そういう謎に迫った本。
ゴーストライダー。
確かに英語でザ・ブックっていうと聖書を指しますけど、
本の代表みたいな本ですけど、
誰が書いたかなんてそういえば考えたことなかったなと思って。
新約聖書の副印書はイエスの死とか、
生涯を記したものということですけど、
後述を誰かがまとめないといけないですよね。
誰なんですか?ゴーストライダーは。
奴隷なんですよ。
古代ローマ時代って文章を作るのに奴隷が関わってて、
キリスト教に関して言うと原本のテキストの記述だけじゃなくて、
それを筆写、印刷ないですから、筆写するのも奴隷なら、
地中海沿岸各地にそれを運んだのも奴隷だし、
キリスト教の集会でそれを朗読する役が奴隷がやってたらしいですよね。
だからありとあらゆるところに奴隷が登場するっていう。
すげーな。
じゃあキリスト教が今みたいに世界中に広がるのに、
彼らを大きく貢献してくれたんですか?
奴隷のおかげなんですよね。
今の常識で言えば奴隷なんて言っちゃダメなんだけど、
世界の歴史を振り返ると奴隷なくしては反映画とか、
そういうのありえなかったみたいな話って多くて、
ちょっと今僕奴隷の歴史みたいに関心あるんですけど、
資本主義もやっぱりここまで発展したのは別に、
労働者が勤勉だったからじゃなくて、
それもあるかもしれないけど、
奴隷性があったからだっていう研究もやっぱりあったりするぐらいなので、
結構その歴史も面白いなと思いますね。
旅人が集めた世界の言葉
では鳥屋敏香さん、今読んでる本の紹介をお願いします。
私は世界片言辞典です。
著者、海光たけしさんと織田誠さんです。
古い、古い。
これ何、復刊?
復刊ですね。
白水ユーブックスから復刊された、
1965年に出版された本です。
白水ユーブックス的にはAI時代に実際現地に訪れずにも、
文章を書けちゃう時代で、
この二人の言葉をまた出版して、
リアルな言葉の価値をもう一回届けたいという。
それはわかるんだね。
じゃあなんかあれか、
ずっとなんか入手困難っぽかったのかな?
そうなんですよ。
待望の復刊ってありますね。
実際二人がですね、
世界中で拾い集めてきた全18の言語を、
iWebo順で紹介するっていう。
二人ともね、でもね、
行動する作家っていうかね。
そうですよね。
旅する作家で、行動する作家でっていう、
そういう書き手ですよね。
昭和の怪物っていう二人だと思うんですけど、
この時まだ30代の時の本なので、
結構下ネタとかいうものを交えつつも、
時代ですね。
実際旅してたのは1960年代なので、
その時の生々しいアウシュビッツの話ですとか、
結構ドゴール政権の打倒のデモに実際参加してたりとか、
思い話も入っていて、
すごい楽しい一冊でありました。
改めて今読むと面白いかもしれないですね。
アマゾンの秘薬と植物を先生とする知恵
それでは最後私ナイトーから。
僕が今読んでいるのは山下智一さんの
世界飛躍気候アマゾンアンデス編という本です。
ヤバそうな本ですね。
カドカーからね10月に出たばっかりの瞬間で、
これタイトル見ただけでヤバい本ってことは分かるわけですよ。
あとはどっち方面でね。
そうそうヤバい本ってね。
本当にヤバい本ってケースもあるじゃないですか。
ちょうど山下さんって薬草研究家で、
ハーブ王子の異名を持つ人ですね。
ところが本人は昔から主人公よりも
悪役とかの方が好きなひねくね者で、
呪いとか悪魔崇拝とかに使われた
毒草の歴史に興味があったらしいです。
しかも直接現場で経験したことしか信じないって人だから、
アマゾンの奥地まで行って、
聖なる秘薬アヤバスカの儀式に
自分の体で参加しちゃうと。
幻覚見ちゃったりするんですかね。
このアヤバスカっていうのが、
アマゾンの蔓植物と別の植物の葉っぱを一緒に
煮出した飲み物なんですけど、
名前は源氏の言葉で魂の蔓。
死者のロープという意味なんですね。
葉っぱの幻覚成分はそのままだと
体の中ですぐ分解されちゃうと。
蔓の成分がそれを防ぐので、
2つが揃って初めて効くっていう。
そういうメカニズムらしいです。
飛べそうな感じが。
遠くへ遠くへ。
アマゾンには約4万種の植物があるそうで、
そんだからこの2つを組み合わせてきたっていうね。
戦獣民の知恵にも驚かされますよね。
さらに面白いのが、本の中には
病人のための薬草を求めて
森に入るシャーマンっていうのは薬草を探さないっていうね。
ちょっとシャーマン方向の話が出てくるわけですね。
アヤバスカを飲んで森を歩くと、
必要な植物の方がヒカって呼んでくれるって。
彼ら考えてるんですね。
決めてると。
決めてるとっても現地の人の一切ではない。
だから儀式で吐くっていうね。
キミチワルキャンって吐くっていう行為も、
彼らにとっては副作用じゃなくて、
体に溜まった毒を出す浄化と。
今なんかもアヤバスカ目当ての観光客が
世界中からなんか押し寄せられてて、
修行積んでない偽物シャーマンみたいな、
ビジネスシャーマンみたいなのも増えてきてるそうなんですけども、
そういった中で山下さんは本物のシャーマンの元を訪ねて、
いよいよ儀式に自分の体で参加するというとこで、
その先どうなるのかちょっと僕まだ読んでる途中なんで、
なんか分かんないんですけども。
この本のジャンルがクロスしていくっていうのはね、
やっぱり面白くて、
アヤバスカが脳の中でどう効くのかっていう、
薬理学の話をしたかと思えば、
精霊とか呪いの話になったり、
あとは先住民が植物とどう付き合ってきたかみたいな、
民族植物学の話にもなったりというとこで、
科学とオカルトと民族植物学、
行ったり来たりする短期運動ですね。
だからどっちの方面にヤバいのかなと思って、
読み始めたんですけど、
全方向にヤバそうですよ。
いいですね。
それでも読みながら考えさせられるのは、
植物と人間の関係ですよね。
僕たちは普段植物を食べ物とか、
薬の材料っていう風に見てますけども、
シャーマンたちは植物を先生としても付き合ってきたと。
だから使うのか、使われるのかっていうね、
この関係って実は逆なのかもしれないと、
そういうことを考え直すきっかけになる一説なのかな、
という風に思います。
というわけで、
メンバー全員で今読んでいる本をお届けしました。
文化人類学、
糞尿、
奴隷、
トネアスカ、
アヤバスカということで、
一言まとめると、
世の中キレ事だけじゃないということなのかなと思います。
この中から近いうち、
ビビルジェムで深掘りされる本もあるかもしれないので、
よかったらリスナーの皆さんもチェックしてみてください。
本日の収録も、
日本橋浜町のブックカフェ、
ハムハウスよりお送りしました。
それではまた次回お会いしましょう。
19:15

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