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#13「今、読んでいる本 26年5月!」
2026-05-01 16:19

#13「今、読んでいる本 26年5月!」

【本日紹介の5冊】

①『隔離の文学 増補新装版: ハンセン病療養所の自己表現史』 新井裕樹(書肆アルス)

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②『本屋百景 独立系書店をめぐりめぐる』井上理津子(講談社)

https://amzn.to/4vUHxIb

③『世界を動かす宗教」講義』池内恵(PHP新書)

https://amzn.to/4uhN6z6

④『親友は山に消えた』小林 元喜(小学館)

https://amzn.to/48nFIJV 

⑤『人生を救う 名もなき料理』佐々木 俊尚(ダイヤモンド社)

https://amzn.to/48qLf2k


【エピソード概要】

「今読んでる本」5月です。

私たち、ビブリオジャムのメンバーが、買ったばかりの新刊や、現在進行形で読んでいる本を持ち寄って紹介しあいます!

最新の面白そうな本を並べてみました。みなさんが気になった本はありましたか?


【チャプター】

() オープニング

() みんなどこで本買ってる? 中野亜海&栗下直也コンビ

() 中野亜海のおすすめ “自らの手で火を灯す人”を突き詰める著者による『隔離の文学』

() 栗下直也のおすすめ 独立系の小さな本屋さんが増えてる『本屋百景 独立系書店をめぐりめぐる』

() 最後まで読むかどうかっていつ決めてる? 刀根明日香&首藤淳哉コンビ

() 刀根明日香のおすすめ アメリカ政治と宗教もわかる『世界を動かす宗教」講義』

() 首藤淳哉のおすすめ 親友、野口健への強烈な人物評を語る『親友は山に消えた』

() 内藤順のおすすめ 生活の主導権を取り戻そう『名もなき料理』


【出演】

プレゼンター :中野 亜海、栗下 直也、刀根 明日香、首藤 淳哉、内藤 順

ナビゲーター :内藤 順


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【収録場所】

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感想

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サマリー

今回のビブリオジャムでは、メンバーが現在読んでいる5冊の本を紹介。新井裕樹著『隔離の文学』ではハンセン病療養所の自己表現史を、井上理津子著『本屋百景』では独立系書店の現状を掘り下げる。また、池内恵著『世界を動かす宗教」講義』で宗教と政治の関係を、小林元喜著『親友は山に消えた』で友情と喪失を、佐々木俊尚著『人生を救う 名もなき料理』で料理と生活の主導権について考察する。多様なテーマの本を通じて、固定観念を打ち破るノンフィクションの魅力を探求する。

オープニングと近況報告
こんにちは、BIBLIO JAM始まりました。ナビゲーターのナイト・ジュンです。
今日も日本橋浜町のブックカフェ、浜ハウスからお届けします。
さて、今日は全員集合のコーナー、今読んでいる本の時間になります。
このコーナーでは、我々BIBLIO JAMのメンバーが買ったばかりの新刊とか、
現在進行形で読んでいる本を持ち寄って、なぜその本を手に取ったのかというのを順番に語っていきます。
今回はですね、前半・後半に分けて3人ずつの紹介にしていきたいと思います。
まずは、中野アミさんと栗下直哉さんのコンビです。
中野です。
栗下です。
よろしくお願いします。
ところで、お二人は最近どうやって本を見つけてますか?
中野さん。
私は結構本屋さんか、それかツイッターですね。
やっぱりSNS中心ですか。
栗下さんは?
僕も完全にほぼネットで。
ネットで?
アルゴリズムに支配されてます。
もうじゃあ、Amazonの押されるがままに。
Amazonの押されるがままに、あとSNSもなんかおすすめのままで、ずっと道が狭くなってきて。
なるほど、そうなんですね。本はあんまり行かない?
本はね、たまにちょっとまずいなと思って行くんですけど。
まずいなと思って。
まずいなと思って、面白いなと思うのは全部新刊じゃない。
なるほどね。
でもあれだよね、中野さんなんかは職業的なこともあるから、仕事をしてる時にも本を探してるような感じってあるんですか?
いや、仕事の本は実はオンライン一遍倒で、売れてる本が一覧で見えるんですよ、会社のデータでね。
そっちは逆に本屋さん行く前にすでに知ってますね。
なるほど、ランキングとかやっぱり常に見てるような感じですか?
そうですね、めっちゃ詳しいですよ、私。
中野亜海のおすすめ:『隔離の文学』
なるほど。ではですね、本の紹介に入りたいんですけど、じゃあ中野亜美さんの方から読んでる本の紹介をお願いします。
私が今読んでるのは、隔離の文学、新井雄貴さんっていう方の本で、諸子やアルスから出てます。
えー、なんでまたこの本手に取ったんですか。
なんでそんな不思議なんですか。
いやほんとね、中野亜美さんは割と先章に特徴があって、僕とは絶対かぶんないんですよね。
で、どうしてこの本手に取ったのかなっていうところは気になるところでありますね。
そうですか。この間、志藤さんが取り上げてた本の累章って、苦害浄土って書いてあるじゃないですか。
私、苦害浄土こそノンフィクションの最高峰だと思ってるんですよ。
僕も同感ですね。
で、これはこの隔離の文学って、ハンセン病療養所の自己表現史っていうのがサブタイトルに来てるんですけど、
もう苦害浄土の系譜なんじゃないかなと思って読もうかな、面白そうみたいな感じで。
これ、いつぐらいに出た本ですか。
これはですね、これは審判なんですよ。
審訟版。
審訟版、そうです。
改版ってなってるんですけど、それが2026年1月30日になってるんですけど、実は初版の方が2011年の末ですね。
そうなんだ。この出版社も初めて僕知った出版社ですね。
はい、実は私もこれは初めて知りました。
中野区にあるらしい。
内藤さん、ハンセン病の作家といえば誰を思い浮かべ持つ?
命の主役の北条民雄さんですよね。
ですよね。この本は北条民雄の日記を説読している章もあるんです。
そうなんですね。
清瀬にハンセン病資料館っていうのがあって、知らなかったですか?
知らなかったです。
すごい、私も行ってみたんですけど。
行ったんですか?
そうです。行きませんか?って。
不思議さを際立てないで。自然な感じにしてるんだから。
本当に行ってみたら過酷で悲惨な暮らしなんですよね。
完全に社会とか国家から抹殺されようとした人みたいな。
その辺も不害情度とすごく被るんですけど。
そういう社会から追われて、家族からも縁を切られて、一生隔離されたという極限状態ですよね。
いる人がどう自分を表現したのかっていうことをいろいろ研究したのがこの新井さんですね。
この著者の方って研究者の方なんですか?
研究者で文学の研究者なのかなって。
去年サントリー学芸賞を取られた方なんですよ。
私、最近彼のファンになって結構いろいろ読んでるんですけど、
サントリー学芸賞でのインタビューでですね、
新井さんが自分のテーマは客観して自らの手で火を灯す人っていう風に。
かっこいい。
すごくかっこいいんですよね。
極限状態で言葉で生きていくってどういうことかっていうことを研究されている方だそうです。
なるほど。面白そうですね。
人気作家で本もすごく出ていて、ファンも多い方です。
存じ上げなかったです。
栗下直也のおすすめ:『本屋百景』
それでは続きまして、栗下直也さんお願い致します。
僕が今回紹介したいのは、井上立子さんの本屋百景、独立系書店を巡り巡る。
登山者から出てくる本ですね。
井上立子さん。
なんでこの本を選んだのかというと、
単純にちょっと前に本屋やりたいなと。
絶対嘘だよね。本屋行かないって言ってたじゃん。
いやだからちょっとまずいと思って、自分が行きたくなるような本屋を作ろうと思って。
アルゴリズムのされるがままに。
アルゴリズムに反しようと思ったんですよ。
それで結構いろんな人の話聞いたり、ウェビナーみたいなの聞いたりしたんですよ。
結局やめて、これ長くなるんで。
飛ばしていきましょう。
なんでこの面白いのは、本屋って今は衰退産業じゃないですか。
どんどん減ってます。
いわゆる独立系の小さな本屋さんって、年間100点ペースで増えてる。
え、日本で?
え、そうなの?
なんでそんな増えてるの?
産業としてちょっと興味があって。
で、この本は全国102件の独立系書店を、著者が実際に歩いて取材してるんですよ。
著者の井上さんといえば、ないとーさんもご存知で、飛び立ちんちん。
もう10年以上してる。
なんか俺を飛び立ちんちんのプロみたいにしながらね。
それが狙いなんですよ。最後の井上町飛び立つ。
名著があると思うんですけど。
消えていくものを書いた人が、逆に新しく生まれつつあるものを書くっていうのは、
すごい面白いんだと。
まあちょっとまだ読み始めたばっかりです。
へー。
クリスタさんが気になった独立系書店はどこですか?
そうですね。練馬にある図鑑カフェの。
図鑑カフェ?
図鑑だけがあるカフェで。
へー、そうなんだ。
ふみくらっていう本があって。別に僕は図鑑好きじゃないんですけど。
その店主が、弁当屋さんをやってたらしいんですよ。
へー。
弁当屋さんはすごい重労働で、もう疲れて毎日。
本を読む元気もなくて、図鑑ぐらいしか読めない。
なるほど。
図鑑ってどこでも読める。それで店を開いちゃったという。
へー。
大丈夫かなという。
へー。面白そう。
図鑑じゃないですけど、この本自体がどこからでも読める作りになってるんで。
疲れた人もぜひご一読いただければと思います。
面白そうですね。
刀根明日香と首藤淳哉の紹介前のトーク
続きまして後半戦ということで、しとうさん&とねさんコンビの出番になります。
こんにちは、しとうです。
こんにちは、とねです。
今日お二人がそれぞれ本を持ってきていただいていると思いますが、今どれくらい読み進めている状況ですか?
まだほとんど読んでないですね。
そうですか。
もう本当に頭のプロローグというか、入り口のところですね。
なるほど。とねさんは?
私は完全にこれから読む本を持ってきています。
これから読む本。ガチでそうだよね。みんなそう言いながらちょっと読んでるんだけどね。
あれですか、しとうさんとかって、その本を最後まで読むかどうかってどこら辺で判断します?
だいたいいつも平行して読んでるんですけど、ちょっとつまんないなと思ったらそのまま止まったままずーっと読むみたいな感じになりますね。
でもだいたい前書きと第一章の入り方ぐらいで、だいたい最後まで行くかどうかだいたい決まりますよね?
そういう意味で言うと確かに確かに。
なるほどね。とねさんはどうですか?
私は最後まで読む派です。
そうなんだ。つまんないなと思っても最後まで読むんだ。
だいたいつまんないと思っているものは自分の知識不足なんですよ。
最後まで読んで自分のわかんないところを確かめるっていうのがやり方としてあります。
ありがとうございます。
刀根明日香のおすすめ:『世界を動かす宗教」講義』
じゃあ、とねさんの方から今読んでいる本の紹介をお願いいたします。
今読んでいるのはPHP新書の世界を動かす宗教の講義です。
来たね。
なぜこれを選んだかというと、先日の収録時に中野亜美さんと新書って面白いよねって盛り上がったんですよ。
なので3月は新書をとにかく手に取ったんですね。
その中でも、これは編集が池内さとしさんということで、池内さとしさんは
久しぶりじゃないかな、池内さんの本ですね。
中東の紛争とか宗教の関係を知性学的に分析する第一人者ですよね。
今回も池内さんのフィルターが入っているから間違いないかと思って選びました。
内容自体は池内さんだけではなくて、様々な専門家の対談だったり論文で構成されています。
誰との対談が面白そうですか?
私は今一番気になっているのがアメリカ政治と宗教の関係なので、
松本沙波さんのタイトルで言うとアメリカ大統領選で注目すべき宗教票。
あと加藤義久さんのトランプを支えるクイーン派とヒルシット教のシオニズムというものが期待しています。
でも確かに面白そうですね、そこね。
なるほど、ありがとうございます。
首藤淳哉のおすすめ:『親友は山に消えた』
続きまして首都純也さんお願いいたします。
今読んでいるのは小学校から出た「親友は山に消えた」という本です。
僕は大きな商店に行くと、普段あんまり馴染みのない棚を覗くことがよくあるんですけど、
この本も矢板登りなんかしないくせに登山の本を眺めてから、
これメンチにされてて目立ったと思いながら手に取りました。
手に取った後、気がついたのが、著者の小林茂樹さんの名前が見覚えあったなと思って、
だから手に取ったのかなと思ったんですけど、
この方、さよなら野口健さんの本が書いてあるんです。
話題になりましたね。
10年間にわたってアルピニストの野口健さんのマネージャーを務めて、
この間の愛を渦巻く思いの竹をぶちかけた本で、
僕も本で取り上げましたけど、
この本が野口健に対する強烈な人物表と、
それからのこの著者の小林さんの過剰なマネージャーですね。
自分語りが融合した独説用の。
だからスキッキではっきりわかりますよね。
そうですね。史上説ならぬ私のオフィションみたいな本なんですけど。
で、この親友が山に消えたは、
ワラスカで滑落して亡くなった三角カメラマンの親友の足跡を
たどったもののようなんですよね。
ただね、この本も帯に、
嫉妬・喪失・親友とは何かっていう、
心揺さぶる私のオフィションって書いてあって、
またこれ、著者の異様な熱量のある、
こじらせた自分語りが読めるんじゃないかなと期待して手に取りました。
なるほど。面白そうですね。
首相さん、これ本屋で見つけたっておっしゃいましたけど、
首相さん、どこの本屋で買うことが多いですか?
これは池袋の純久堂だったので。
純久堂。
あとはキノコ屋新宿の本店と、それから丸の内の丸前と、
二毛町の東京堂と、最近ね、
結構幅広いですね。
山西でも行きました?
ぐるぐる、山西でも行きました。
俺まだ行ってないんだよな。
ぐるぐるでパトロールしてる感じですね。
本屋がなくなるとその町行かないですよ。
やっぱそうですよね。
首屋ほとんど行かなくなりました。
そうですか。
ありがとうございます。
内藤順のおすすめ:『人生を救う 名もなき料理』
それではですね、最後私ですね、
僕が今読んでる本ですね、
ダイヤモンド社から3月に出た佐々木俊直さんの名もなき料理という本です。
佐々木さんって言えばですね、ITジャーナリストとしての顔が有名ですけども、
実は実水歴40年という料理の達人でもあってですね、
実はですね、僕かつて本図の時代の時に、
佐々木さんにですね、家飯の極意を教わるという企画です。
直接取材をしたことがあるんですね。
今日ここにいるトネさんもですね、
あの時初に取材に行ったと思うんですけど、どうでしたか?
行きました行きました。
青山のファーマーズマーケットから同行したんですけど、
それまで料理全然やったことなかったんで、
もう本当にビビりました。
まあそうですよね。
あの時の取材でですね、
僕が一番衝撃だったのが、
佐々木さんが何を作るかみたいなメニューを一切決めずに、
野菜とか食材をですね、買ってたことなんですね。
レシピありきで買い物に行くんじゃなくて、
食材ありきで料理を組み立てていくっていう、
その考え方にですね、当時すごく感銘を受けたんですけども、
今回の新刊はですね、まさにその哲学がさらに進化して、
一つの完成形になったような本なんですね。
タイトルの名もなき料理っていうのは、
名もなき家事っていうキーワードが何年か前に流行ったりしましたけども、
名前のついた立派なメニューを目指さなくてよくて、
レシピの支配から解放されようみたいな提案なんですね。
100の料理に100のレシピはいらないと。
頭の中で作りたいものを一瞬で決まる積み決めセットみたいな、
発想法が紹介されていて、
これだったらですね、冷蔵庫のあり合わせで、
無限に料理が作れるようになるという趣旨の本なんです。
この本が面白いのは単なる実用性じゃなくて、
いわゆるバブルの外食市場主義の時代から、
あとは丁寧な暮らしとか時短のブームっていうのが得て、
今の私たちが何で料理に疲れちゃってるかっていう、
そういう社会的な背景まで分析してるっていうところなんですね。
人生100年時代、毎日自分のために料理を作るってことが、
単にお腹を満たすだけじゃなくて、
生活の主導権を取り戻して、自分自身を救うことに繋がるという意味で、
タイトルに人生を救うっていうサブ題がついてるんですけども、
その意味が最後まで読むとよくわかるなという本なので、
ぜひ皆さんもチェックしてみてください。
エンディング
というわけでですね、メンバー全員で今読んでいる本をお届けしました。
今回もですね、ハンセン病文学から独立系書店、
宗教、三学、そして家庭料理までということで、
見事なまでにみんなバラバラでございます。
でもどの本にもですね、自分の固定概念を壊してくれるような
パワーっていうのが感じられて、
そういうところがノンフィクションの醍醐味だなというふうには思います。
この中から近いうちにですね、
ビビリオジャムで深掘りされる本もあるかもしれないので、
よかったらリスナーの皆さんもチェックしてみてください。
本日の収録も、日本橋浜町のブックカフェ、
ハムハウスよりお送りいたしました。
それではまた次回お会いしましょう。
16:19

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