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はい、600回目の放送となります。犬にですね、餌を与えるときに、チャイムを鳴らしたり、ベルを鳴らしたり、そういう合図をして餌をやっていると、そのうち、チャイムを鳴らすだけで、ベルを鳴らすだけで、よだれを垂らすようになる。これをパブロフの犬と言います。
そして、象がですね、小さな象のときにサーカスに捕らえられてですね、あの鎖につながれて、毎日生活をしているんですね。
で、象の間は、小象の間は、その鎖を断ち切ってですね、逃げることはできませんが、それに慣れてしまいますと、大きな犬になって鎖を断ち切る力があったとしても、鎖をつけられていると絶対に逃げない。これがサーカスの象という話です。
そして、カエルを容器に入れてあるんですけども、水が張ってあってですね、それを少しずつ少しずつ温度を上げていきます。熱していきます。すると、カエルはですね、だんだん熱くなっているように思うんですけども、そのまま気づかずに茹で上がってしまうと。これが茹でがえるというお話。
毎回100回目の放送の時、200回目の放送の時、そして300回、400回、500回、そして今回600回目と同じ話をしています。パブロフの犬、それからサーカスの象、そして茹でがえるというこの3つの話です。
これは同じことをずっと繰り返している中で、まんねりになってしまったり、新しく規制概念を打破するとか、そういった観念がなくなってしまうということを警告した言葉、それぞれのように思うんですけれども。
毎回毎回超えて100回100回繰り返していく中で、この話を振り返って、もともとあるそういったものや積み重ねてきたものをいかにそうやって破っていくかとか、変えていくかとか、進化していくかということを見つめ直してですね、また次の100回に向かっていこうと思っています。
いやー600回目は結構ボロボロで迎えました。こうやって600回も毎日毎日ね、600日間ずっとこうやって収録をしているわけなんですけど、昨日ですね、599回目を収録するときにですね、いきなりSpotifyがログアウトしてしまいまして、ログインを当然ね、買ってるからログインするんですが、なかなかこれこれうまくいかないんですよね。
なんかあれやなぁと思ってね、600回を迎えるにあたって、なんかスッと迎えられへんなって、ちっちゃなことかもしれませんけど、1回もせってログアウトなんか600日間したことがないのに、急になんか勝手にログアウトしてしまうというね、いろんなことが起こるんだなぁと思いつつ。
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で、今日はせってその3つの話をするんだなぁと思いながらずっと考えてきたときに、以前規制概念っていう話や、それから既得権益みたいな話をしたことがあるんですけれども、我々が生きているとですね、また活動するということは、何らかの権利を守る、何らかの権利を有する、そしてそれを維持していく、それを広めていくということが活動そのものやし、生きていくことそのものなんですけれども、
それが次の未来のために本当にそれが生きているのかどうかということをね、本当に今よく考えなあかんなというふうに思います。
この600回を迎えるにあたって、そしてこの11月本当にいろんなことがありました。自分の中でもね、天気になるようなこともありましたので、また次の100日に向かって今日から頑張っていきたいと思います。
ということで、5回に1回進歩とは全然違う話をして、今日600回目を迎えました。またこれからもよろしくお願いします。
