00:10
ugo Robotics Radioは、UGOで働いている社員や各領域のプロフェッショナルをゲストに迎えながら、
ロボット開発のリアル、最新の技術動向、事業や組織の経営論など幅広くお届けするチャンネルです。
横沢さんのマネジメントスタイル
今週は引き続きソフトウェア・グループマネージャー、横沢さんのインタビューです。
全体最適をちゃんと見ながら、自分よりも知っている人に対しての変なプライドとかもなく、
ちゃんと取りまとめていこうというふうに公平に接し知られているというのを今お話を伺っていて、
実際にやっぱり普段から見えますもんね、横沢さんのマネージメントスタイルみたいな。
そうですね。ちょうど横沢さんが入られたタイミングが、組織でいうと30人ぐらいだったんですね。
ちょうど30人の壁みたいなところで、会社のフェーズもみんな独創的に開発をしているところから、
ちゃんと組織になっていく、ちょうどそのタイミングで入っていただいたので、本当にキーパーソンですね。
まさに束ねるという役割を必要としていたタイミングでの横沢さんの登場って。
すごい話しづらいですね。
いやいやいや、そういうのってすごい大事ですよね。
アラビさんって長いじゃないですか、この会社。
こういう局面局面でのヒーロー誕生みたいなのってあったと思うんですけど、
やっぱり横沢さんの登場もそういう意味では。
そうですね。でもその時って自分たちってその壁にいるってあんまり気づいていなくて、
後から考えるとあの時に横沢さんが入ってこういうふうに組織が飛躍的に大きくなっていったなみたいなふうに、
振り返るとそうだったなっていう感じなんですよね。
なるほど。そうなんですね。
エンジニアチームの変化と挑戦
横沢さんの今どういうことをやっていますかっていうお話をちょっと伺いたいなと思ってはいるんですが、
一担当者としてこういうことを成し遂げようとしていますということもそうだと思うんですけど、
どちらかというと今横沢さんの思い描いているものってマネジメントをどう…
そうですね。
そのほうが近いのかなというふうには思います。
結構UGOの場合だと統一並行で扱っている開発アイテムがかなり多かったりするんで、
だから自分がそこにもう一個に100%やってしまうと他がどうなるんだろうみたいなところがあるんで、
そこは自分でもバランスは探りながらやってて、
なのでどちらかというとさっき遠藤さんおっしゃったみたいなところのちょっとマネジメントよりなところっていうところを意識はしていきたいなというふうには思っています。
今エンジニアの作業強化してますけど、何名か続々と入社が進んでますが、
そうですね。ありがたいことに。
またこれもトランジションといいますか、チームの変革期になるんじゃないかと思いますけど、
どういうところが楽しみで、どういうところが気をつけなきゃなみたいなところって何かありますか?
そうですね。それこそ新しく入ってくる方って、もともとユーコにいる方もいろいろなバックグラウンドの方が来てくれてますけれども、
これから入る人もいろんな多種多様な方が来てくれるといいのかなとは思っています。
それこそ今度入るエンジニアも日本人じゃないエンジニアとかもいたりとかするので、
いろいろな多様性の中で、ちょっとカオスじゃないですけれども、そういうのもありつつ、
ものが作っていけると視野が広がっていいのかなというふうには思ってます。
どう気をつけていくかっていうと、ちょっと前にYouTubeで桜井雅宏さん、
星野カビーとかスマブラを作ってる方の動画がちょっと流れてて見てたんですけれども、
開発のチームの話が少し出てて、10人、人が集まると10人分仕事できるかっていうと実はそんなことではなくて、
10人集まっても実は7人ぐらいの仕事しかできない。
で、その残りの3人分は何をしているかというと、全体の方向性を整えて進む。
整えることに回らないとそもそも最終的なアウトプットが出ないというふうに。
ちょっとごめんなさい、うろ覚えなので。間違ってたらあれなんですけど。
でもそういったところではあるので、だから単純に人は増えればいいというふうにはわけではなくて、
さっき10人って7人って言ったんですけども、それってやり分によっては5人分の力も出ない時もあれば、
10人以上の力が出るのかわからないですけれども、7人以上の力が出せるっていうところもあったりとかすると思うんで、
その何ですかね、7人ぐらいって言われているところをどれぐらいそこから上げていけるかっていうところも。
ちょっと考えていきながらやりたいなというふうには思いますね。
普段のコミュニケーションスタイルとかチームをまとめていく上で大事にしたいところとか、
こんなことを気をつけているところっていう質問と被っちゃうんですけど、
どんなふうに心がけているんですか?
そうですね、あまり意識していないというところは、
でもあれですね、あまり命令にはならないようにしようっていうところはあるのかなってとは思いますね。
特に今あまり世の中的に上の人が言うことが何でも正しいんだって言ってトップダウンで言ってものを作っていって、
それがそうやってできたものが果たして本当にいいものかっていうとそうではない気はするので、
なるべく本当にいいものって何なんだろうねとか、
もちろんそれだけでやると逆にプロダクトとしてものが出てこないっていうところもあるので、
今出せるレベルってこれぐらいだよねとか、
そういったところのバランスも取りながらではあるんですけれども、
基本的に少なくとも自分の考えていることがベストだっていうのをまず捨てて、
なるべく100%は難しいんですけれども、
いかに客観性を持って物事を進めていくかっていうところを、
それは結構チームメンバーと話すときとかにも気をつけたいなとは、できてるかは別として気をつけたいなと思うんですけど。
めちゃくちゃ納得感ありますね。
ありますね。マネジメント理論として素晴らしく感じますね。
しかも実際そういう場面を何度も横沢さんの周りで、横沢さんがされているところで見かけるので、
単純に詳しくないとか結構感があんまり良くないって言うときもあるかもしれないですけど。
すごいなあ。
技術以外の縁の下の力持ちみたいな感じですよね。
そうですね。みんながパフォーマンスをいかにしたらはっきり生きるかを調和とって、指揮者みたいですね。
確かに。
中学の時の合唱コンクールとか指揮やってましたよね。
その頃からもう道決まってたんじゃないですかね。
開発プロセスのアプローチ
一つのものを作るときに設計プロセスみたいなのってどういうふうに横沢さんの中で考えたりとかってしてます?
設計プロセスですか?
品質をどうしたら上げられるかとかそういうのを結構そういう視座から見ていくことをされていると今の話聞いて思ったんですけど。
今やっている点検とか警備のロボットだとなかなかベストって難しいよなというふうには思います。
品質で言うとそれこそ油圧ショベルの時なんかはめちゃくちゃ品質は厳しくて。
そうなんですね。
だって壊れたら人が死んじゃうんで。
そうですね。
っていうところではあるんですけれども。
あっちはどっちかというとショベルカー自体って実は1950年代ぐらいにだいたい今の形になったらしくて70年ほぼ形変わってないっていう感じなんですね。
それぐらい歴史のある機械ではあるのでどういうふうに動くべきかっていうところはもうある程度決まっている。
でお客さんが期待するところっていうところもある意味クリアになっているというかプラスアルファの要素はあると思うんですけども。
それに対してここまで動いたらokって基準があるのでそこに向かってひたすら作り込むっていう風な。
だからソフトウェアの開発の言葉で言うと結構ウォーターフォール型の開発っていうんですがそれがすごい当てはめやすくて。
最初のもうここまで行けばokって基準はすごいもう上流で決まっているからひたすらそれの通りに作っていけばokっていう風な感じなんですよね。
で一方で我々のロボットって生まれてまだ全然新しいというか2018年創業。
そうですね7年目。
だとしたら70年と7年で下がるわけじゃないですか。
自由が生まれるのか。
だからまずどう動くべきか正解かっていうところはようやく少し見始めたところなのかなっていうふうには思ってて。
なのででもまだ全然新しい使い方というか案内ソリューションっていうのも最近出たりとかしていてどう振る舞うのが正解なのかっていうのは手探りな状態なのかなと思います。
でそういったその手探りなところってやっぱり大事なのは試していってフィードバックもらってっていうどっちかというとそれってアジャイル寄りなところというかそういったところで最終的なゴールを定めていくっていう風なところが新しいことに関しては必要かなと思ってて。
で逆にもう基本となる機能っていうのも結構これまでの蓄積で出てきてるとは思うんでそういったところに関してはさっきのウォーターフォールじゃないですけれどももうここまで行けばokっていう基準をちゃんと決めていってそこに対してひたすら突き込めっていう結構ハイブリッドな形で回していけるといいのかなってふんわり思ってきたり。
確かにそうですねその過渡期かなと僕も思っていて今まではそのとにかく世に出してその反応を見ながら改善していくみたいなのと一方でやはりそれなりに数も出てきていてしっかり作り込むところはしっかり作り込むべきだと私もすごく今お話聞いてて共感をしていて
ただまだこう地盤が固まっていないどうあるべきかみたいなのはやっぱり試しながらっていう。なるほどなんか割と僕こうやり方を少し強めに変えなきゃいけないのかもしれないみたいなのをちょっと思ってたんですけどそこもなんかグラデーションがあるのかなって今のお話聞いてて。確かにそうですね。
すごい資産をいただきました。今後の融合が楽しみですね。
でもねなんか手前味噌じゃないですけどなんか融合ってすごいなって思うのがやっぱりユーザーのフィードバックがすごいくるじゃないですか。
そこってすごいいいなと思っています。厳しい意見とかももちろんあると思うんですけど、例えばこれもちょっと全職との比較とかになっちゃうんですけど、全職だとお客さんのところに訪問する機会って大体働いてから2年目ぐらいの研修で営業研修で1週間営業所に行くっていうそれぐらいなんですね。
だから以降って基本的にお客さんが使ってるかってまず知る機会がないです。
特にちょっと面白かったのがですね、喋るかってメーカーさんにもよるんですけれども、大体機種の違いっていうところをそのトータルの総重量で判断してて、20トン級だったりとか30、35トンとか総重量で思ったんですけども、営業所に行ったときに機械のことをコンマ4スケって言ってて。
なんだコンマ4スケって思って。なんだろうと思ったらバケット容量の土を救う量なんですよね。コンマ4っていうのも0.4立方メートルかな。ちょっとタイム間違えてたらごめんなさいなんですけれども、呼び方が違うんですよね。
要はお客さんからしたら別に機体の重さなんかどうでもいいって、どれぐらいの量これは1回で救えるんだっていう、その救えるサイズで、それでどれぐらい働かせればいいのかってきっと見えるのかなみたいな、だからそういう呼び方になってるのかなと思って。
なんかそういう考え方の違いみたいなのが、結構社内にいるときと外にいるときとで違ったりして、そういったところにもなかなか気づく機会がないっていうのを思ってたので、そこと比べると、なんていうか全然違うなっていう印象を持ってます。
それはじゃあ、当時全職のときはお客さんと社内の視点のずれみたいなのに気づいたきっかけであって、一方でそれが優吾に置き換えて考えてみると、
横沢さんの認識だとすごくお客さんからのフィードバックもたくさんくるから、社内にいてもお客さんがどういうふうに思ってくれているかとかどういうふうに使ってくれているかっていうのは比較的社内に届きやすいとは思う。
あくまで比較っていうレベルではある。でもやっぱりちょっとまだ100%理解するっていうのはやっぱり難しいだろうなっていうのがあるんですよね。
顧客との関係性
ただ、今まさにソフトウェアのエンジニアとして活躍されている中においても、営業じゃなかったとしてもお客さんの顔が少し見えるような、そんな位置関係。
本当だったらもっと見れた方がいいんだろうけど、やっぱりなかなかまだ分かってないよなっていう自覚としてはあるんですけど、なかなか難しいですよね。
そうですね。そこは見たくなる気持ちも分かります。
僕も元々エンジニアで営業に移動させてもらった前職で、その時の動機はやっぱりお客さんの顔が見たいということで。
そこからまたいろんなキャリアが出てくるんですけど、やっぱり一つのものを届けている上では、それがどういうふうに使われていて喜んでくれているのかどうかっていうのを実際に見てみたいなって思います。
それで遠藤さんは何か、お客さんの実際に使っているところを見て何かびっくりしたところとかってありましたか?
びっくりしたところという、もちろんそうですね。びっくりしたのは、もうそれは反省点なんですけど、お客さんが本当に使いたい使い方できてないじゃんっていうのは思いましたね。
いろいろちょっとあれなんですけど、物を運ぶ機械を作ってたんですけど、その器の大きさと運びたいものが単純にずれてる。
もう一回り大きければとか、そんなに高さ必要ないのにとかっていうのが目の前で見えて、それはやっぱりすぐ持ち帰ってこうだったっていう話をすると、社内でびっくりされるんですよ。そんな話初めて聞いた。
自分も中にいたらそれは同じだったなみたいな。そこからそんなやり取りをしてたら、じゃあ商品企画やってよ、営業と技術のつなぎ役やってよみたいな話で、そこから企画職っていう方に行くんですけど、そんな気づきがあったなっていうのを横沢さんの話を聞いてて思いました。
すみません、僕の話でした。
でもそうですよね、プロダクト作ってるメーカーだったらやっぱりお客さんの顔を見たいなって思うのはすごく自然な感情だなって思ってましたね。
やっぱり横沢さん自身もそういうのを求められてるっていうのもそうです。横沢さんがマネジメントしているグループのみんなにもできるだけお客さんの声を拾うとか、そういう活動というかアクションはされてたりするんですか?
そこがなかなかできてないですね。
忙しいっていうのもありますしね。
やりたいっていう思いは?
そうですね、そこはでもやっぱりまだギャップはいっぱいあるよなとか、現状のリソース上難しいというところは全部叶えるっていうのは当然難しかったりするんですけどね。
今後どんな風にしていきたいって思ってます?
組織もそうだし、製品もそうだし、いろんな観点があると思うんですけど、横沢さんの今後ってどうなっていくのかなっていうのを。
そうですね、それこそもう少し製品作る時の企画の力を上げていきたいなっていうところは大事なのかなっていうふうには思いますね。
最近だとユーザーストーリーの本とかを見てたりとかするんですけれども、最終的にはまず物を作る時って使う人にどういう状態になってもらいたいかっていうところから入っていって、そこからどうやってそれを実現していこうかっていうふうに考えていくのがある意味理想型なんだろうなって思いつつ、でもなかなかそれって結構難しかったり。
そうですね。
もともとの今の製品だけじゃなくても、それこそもう昔からある製品だったらもうベースが決まっちゃってるから、それ前提で物をそこからの改善しようで考えがちになっちゃったりとか。
あとは、かといってストーリーから考えていっても、実際に物まで落とすところって結構最初のストーリー書くところまではできたんだけど、そこから最後までやり切るのってすごい難しかったりとか。
難しいですね。
そこを難しいとはわかりつつも、強めていけたらチャレンジしていけたらいいのかなとは。
リーダーシップと新しいメンバー
製品としてはどんなふうにしていきたいとかいう思いはあります?
そこはあんまりこだわりはないというか、どっちかというとエンジニアになろうと思ったきっかけというか、そっちにつながってくるんですけど。
だいたいこういうのって人の役に立つ仕事したいとかってそんな感じになるじゃないですか。
で、人の役に立つ仕事だとお医者さんとかも正直あるかなと思うんですよね、高校生の時とかって。
だけど当時思ったのが、医者だったら個人でできることには限りがあるかなと思って。
自分で見たとしてもその時間に1人の患者さんしか見れなかったりとか、1日に見れる患者さんの量には限界があるかなと思ったんですけど。
例えばエンジニアだったら、何か便利になるものを作れたら、それをいっぱい作って、自分の力でなんかめちゃくちゃいろんな人がハッピーになれるものをできるんじゃないかなっていうふうに思ったんで。
素晴らしいイメージですね。
私高校生の時にはそんなこと一つもないと思う。
いや、だからそういう状態が作れれば、すごい今抽象的な言い方をしましたけれども、最終的に自分の出したアウトプットがそんな感じで世に回っていったら嬉しいなっていう。
なるほど。
そうですね。
素敵ですね。
夢を語って。
いやいや、こういう何か公共の場だから素敵なこと言っとかないといけないみたいな。
何かこんな人にジョインしてもらいたいとか、あとは例えばこんな人だったらきっと楽しめると思うとか、そういう何かありますか、メンバー新しい。
そうですね、結構月並みな言い方かもしれないんですけど、何かいろんなことに興味を持てるタイプの方が来てくれるといいのかなというふうには思います。
我々のロボットって警備とか点検とかっていう文脈で言うとすごい単純な作業なのかなとも思いがちですけれども、それこそロボット自体はクラウドとつながっているからIoTも関連するし、
ロボット側にもAIを搭載していって、人の検知だったりとかメーターの認識だったりをしているし、それだけじゃなくてフロアを自立走行で巡回するってなるとそういう自立走行の技術が入っていたりですとか、
結構いろいろなものが全部ギュッと入っているものではあるので、扱う範囲はすごい広いので、そういったところに対して今までこれ触ったことないからちょっと難しいかもなって思うよりは、やってみようって興味を持ってできるタイプの人の方がフィットするんじゃないかなというふうには思います。
なるほど、ありがとうございます。
ここだけの話、マニピュレーターも強化していきたいみたいな雰囲気を感じますもんね。
フィジカルのAIの文脈で。
動き出してますよね。
なるほど、そういういろんなことに興味を持てる人であれば横沢さんのマネージメントの元。
僕は大したことはしない。
メールマネージャーが一番素晴らしいですよね。
みなさん活躍できますね、きっと。個性を潰さずにみたいな。
今回の放送を聞いてくださっている方で、いろんなことに興味を持ちながらいろんなことをやってみたいとかっていう人がいれば、本当に自由に活躍できるような場はリフゴにあります。
どうしましょう、締めをどういうふうに締めましょうか。
結構メッセージ的なところは。
リサも収録60分くらいしてて。
頑張りましたね。
30分くらいカットしてる作業が。
頑張ってくださいですね。
ノエロと今日はお話を聞かせいただいてありがとうございました。
ありがとうございました。
本当に素敵なマネージャーがU5にいるんだなってことを改めて分かりました。
恥ずかしいですね。
引き続きよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はソフトウェアマネージャーの横沢修一さんにお越しいただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。