月の裏側への反射器設置
月の裏側、情報がなかなかない中で、絶対的にこの位置にはこれがあるという、座標の基準点みたいなのが新たに設置されました。
月っていうのは、地球みたいにたくさん人がいて、たくさんの仕組みがあるわけではない。 なので自分がどこにいるか、その情報がかなり重要になってくるんですね。
その情報を見極めるために、中国によって設置されたレーザー反射鏡。 一体これがどういう役割を果たすのか、こちらについて紹介していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
はい、ということで、今日でエピソードが1778話目ですかね。 基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。 はい、ということで
昨日は大大大発表がありましたが、どうですか? なんかこう予想してもらっていた発表と近かったのか遠かったのか。
まあでもいきなり新番組でしかもあんなすごい人とね、 カジユキさんと一緒みたいな、そんなのはさすがに予想できなかったんじゃないかなと思いますね。
なんかまあ例えば本の出版がこの日に決まりましたとか テレビ出演しますとか、なんかそういうねスポットの話とか
どっかと大きいコラボしますとか、そういう感じだと思った人もいるんじゃないかなと思いますが、 まあ
全然違う角度でしたねっていう。まあそうこういうね発表とかでちょっと盛り上がってもらいながら それでも宇宙の話ばっかりしながらそれを楽しみに聞いてくれているあなたと一緒に
番組作っていければいいかなと思っているので 引き続きよろしくお願い致します。
僕今日声大丈夫ですかね。なんか 昨日から結構やばくて体調が。だいぶ回復したので平気なんですけど
昨日の夜が結構大変でしたね。 なのでちょっと収録のタイミングが遅れているんですがまあ大丈夫でしょうかね。
はい頭がかち割れそうでした。でも別に他はちょっと喉違和感あったけどそれも大丈夫になったし
熱も出るわけでもないし何なんだろうみたいな。 妻からは疲労ではないかと言われましたが
受け入れません。あの疲れてると思ったらめっちゃ疲れちゃいそうな気がするんで ただまあね最近ちょっと詰め込みすぎてたなっていう気もするのは若干反省気味ではあります。
反射器の役割と重要性
そんな感じでじゃあ早速本題に入っていきましょう。 今回お話しするのは月の中での絶対的な位置がわかる目印
これがどれだけ重要なのかそんなお話をしていきたいと思います。 今回の話は中国によって設置されたレーザー反射器
これがね月の裏側にですね初めて設置されたと。 でこのレーザー反射器っていうものがどれだけ月の中で重要な役割を担っているのか
っていうところを改めて話していって なんかこうみんなに理解してもらえたらいいかなぁと思っているんですね
そうで そのそもそもどういうことかっていうとこのレーザー反射器
簡単に言うとどっか違うところからそのレーザーを飛ばしてその鏡に当てて帰ってきた 情報によって自分の場所がわかるようにする
だったり月の状況がわかるようにするっていうのが目的なんですよ なんか例えばその反射するミラーみたいな鏡がこの位置に絶対置いてあります
というのがわかったとしますよね。そうしたらそのレーザーをその反射機の方向に向かって飛ばして
帰ってきた反射した光のこの 経路差というか時間差で自分がどのぐらいの位置にいるのかっていうのが把握できる
ようになるみたいな ざっくりと言うとそういう機能なんですよ
でこれ今回その冒頭で話したみたいに裏側に初めて設置されたっていう話したと思うん ですけど
表には実はもうすでにこの反射ミラー反射器あるんですよ しかもこれはアポロ時代にあのナサの宇宙飛行士によって月面に設置されたものになっていて
でこれを使って何がわかったかっていうとそもそも使い方としては地球から月に向かっ てレーザーを発射してそのレーザーの光が帰ってくるタイミングを見て月と
地球の絶対的な距離だったりとかそういったものを測るために使われていたんですね でこの研究結果があったことによって実は月が地球に対して毎年
3センチから4センチぐらい あの地球から遠ざかっているっていうこともわかったんですよ
ねあのハワイみたいですよねこの話どっかでしたかな ハワイって僕これは本当にまゆつばというか本当にあるのか知らないですけどなんか
ちっちゃい頃にハワイっていうのは日本に3センチずつ年近づいているみたいな 聞いたことないですかそういう話それの逆バージョンじゃん月ですげー思ってたんですよ
そうまあそんな話は置いておいてそんなこう 月に反射のミラーを置いてレーザーを使っていわゆる即位位置を確認するっていう行為が
まあできるよねっていうのがわかっていたとこれも50年前からわかってる でそんな中でまぁ今回中国が裏側に設置した理由としては例えばこれから人工衛星
とかね あとはまあローバーとかいろんなものが月に行く中で自分特に裏側に行った時に自分の
位置っていうのを正確に理解する方法っていうのを まあ1個目印として残しておくべきだろうという発想で今回はまずはこの反射器
っていうのが月面の裏側に始めて設置されたと いうような感じですね
月の探査と未来の展望
まあだから道に迷わないようにほら 宇宙兄弟とかの描写とかでも自分が今どこにいるんだとかそういった情報が意外と
重要みたいな話とかって出てたじゃないですか ねそれをなら例えば地球だったら結構やっぱ情報が多いんですよね
夜だったら 北極星見つければ北の方向がわかるし昼だったらだいたい何時ぐらいかなっていうのが
あのまあ体感でもわかった上で太陽の角度が高だから 季節的にはこっちが南だこっちが来ただみたいなことがわかるみたいな情報多いです
けど月はやっぱなかなかそうはいかないしあの常識的にわかる範囲っていうのがまだ 少ないのでこういった要素がまあどんどんどんどん
増えていくと非常にあの いい開発のきっかけになっていくんじゃないかなと思いますね
でまぁこの土地自体とかこの反射鏡が置かれた場所とかは まあ着陸だったりとかにもどんどん使われるもの差しになるだろうし
あとこれ論文の中で触れられていたんですけど月の裏に天文台を作ろうという話が あるんですね
電波天文学とかっていうところそういうののまあ 基準点というか
あの参考になる点としても使われそうなイメージもあるのでなかなかこれは面白い 取り組みになってくるんじゃないかなと思います
ただねこれ8アポロ計画の時も実はまたが反射するミラーなので 実際に今もアポロ計画の時に持って行かれた反射器って現役だったりするんですよ
ねまぁ現役なんですけどその時も実はアポロ11号もそうだけど 14号15号っていうような別のミッションであの
反射器っていうのがどんどん運ばれていくっていうのもあったりしました なのでこれからこの反射器が有用だなってなったらこれをどんどん増築するだったり
違う角度だったり違う場所でつけるとかね ながそういったのもどんどん出てくるかなと思うので
そうなった時にはまたポッドキャスでいろいろお話ししていけたらいいかなと はい思っております
そんな感じでじゃあ今回は以上にしていきましょう いっぱいしゃべるとめっちゃ咳しちゃいそうなので今日は以上にしましょうかね
すごい取り上げたい質問とかがめっちゃあるんで明日はちゃんと答えていけたらいいかな と思っておりますよろしくお願いします
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