1. とらジオ
  2. 27: 神にいちばん近い選手
2026-10-09 21:08

27: 神にいちばん近い選手

HSL
HSL
Host

超強かったテニス選手、フェデラーの勝率とポイント獲得率の話をしました。試合には8割勝っているのに、なんとポイントは54%しか取っていない! ポイント中は完全に入り込み、ポイントとポイントの間はクールに客観視しているのではないか。メタ認知の観点も手がかりに、その切り替えについて考えてみました。

 

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

テニス選手ロジャー・フェデラーの試合勝率が約82%である一方、ポイント取得率は54%にとどまるという数字から、勝負どころでの強さについて考える。フェデラーの「次のポイントに集中する」という姿勢を手がかりに、ポイント中はプレーへ没入し、ポイント間は客観視するメタ認知の切り替えを論じる。さらに、勝負どころが見えにくいビジネスや人生では、結果に一喜一憂せず、短期的な失敗が長期的には良い結果へ反転する可能性も踏まえて行動することを考える。

フェデラーの驚異的な勝率とポイント取得率
最近ですね、どこで聞いたんかな? ちょっと前に多分インスタのリール動画かなんかで見たんやと思うんですけど、びっくりして、フェデラーっていうテニスの有名な選手がいるんですね。
もうこの間、何年か前に引退しましたけど、めちゃめちゃ強くて、フェデラーなだるジョコビッチあたりが3強みたいな感じで、もうちゃんと数えてないですけど、10年ぐらいその3人でトップバラシをしてたんですかね。
その中の一角で、3人ともめちゃめちゃ強いんですけど、一番最初に出てきた王者格がフェデラーで、その後なだるとジョコビッチが追いかけていくみたいな、そんな時代が続いてたわけなんですけれども。
もうプレイもすごくて、ショーノートのところにスーパープレイばっかり集めた動画貼っておこうと思うので、また見ていただければと思うんですけれども、本当に昔最初に見た頃は、本当にこの人人間なんかなぁと思うぐらいですね、神業というのがふさわしい、神に一番近い人間じゃないかと思うぐらいスーパープレイ。
スーパープレイだけ取り出すとというところがありますけど、スーパープレイを見ていると本当に全く信じられないクオリティーでテニスをする選手なんですけれども、連勝記録とかも結構すごくて、多分当時歴代最高記録とかもあって、この間見て忘れちゃったんですけど、20連勝とか30連勝とかだったと思うんですよね。
だいたいテニスって1個の試合優勝するのに、6試合とか8試合だと思うので、何連続優勝してるのかっていう話ですよね。
まあ、とにかくポイントは史上最強クラスに強い選手、フェデラーっていうのはそういう選手だっていうことなんですけれども、そのフェデラーがですね、障害勝率でいくと、もうこれさすが強くて、何パーセント言ったかな?
障害勝率が82パーセントですね。8割以上プロになってから試合をして、8割以上の試合で勝ってると。1500試合くらいして、ちょっと波数抜きますけど、1500くらいの数の試合をして、1250くらいに勝ってます。
それくらい強いフェデラーなんですけど、そこがびっくりしたところなんですけど、1個1個のポイント、テニスというのは当然のことながら、1個1個ポイントを重ねて最終的に勝つっていうスポーツなんですけど、
フェデラー8割くらい勝つんですけれども、ポイントの取得率だけで見ると、50%ちょっと超えるだけ、54%なんですよね。テニスって必ず相手が取るか自分が取るかなんで、半々取ったら50%、それは当然ですよね。
半々取るより、4ポイントだけ上回る。相手が46になるんで、上回り方でいくと8ポイントは上回るとは言えますけれども、何が言いたいかというと、1個1個のポイントだけを見てると、ほとんど半々。
誤差の範囲かなっていうくらい半々しかポイントを取っていないのに、蓋を開けてみると試合が終わってみると、8割型フェデラーの方が勝ってるっていうことなんですよね。
これってめちゃめちゃすごくないです。どう解釈していいかわからんくらいすごい数字やなと思って、自分らに何か置き換えてみると何かに例えられるのかなっていう話なんですけど、それもあんまりうまく思いつかなくて。
例えば、僕らビジネスパーソンとして、いっぱいキーボードを打ったりして日本語を入力したり文章を作ったりすると思うんですけれども、それの入力とか変換が2回2回間違えてる。
打ち間違いにしろ変換ミスでもいいんですけど、2回2回ミスるぐらいの打ち込みしかしてないのに、出来上がった文章がシェイクスピアかなっていうぐらいすごい文章ができるみたいな例えも考えてみたんですけど、それもちょっと違うし、これがどういうふうにすごいのかっていうのがちょっと想像を絶するなと思っちゃったんですよね。
そもそもテニスっていうのは、僕もテニスやってて学生の時かな、割とがっつりやってたんですけど、がっつりやってる学生のテニスぐらいのレベルでもサーブ側圧倒的に有利なんですよね。僕らのレベルだと圧倒的ではかなり有利なんですよね。
これぐらい本当のプロの選手になっていくと、サービスゲームが圧倒的に有利で、サービスゲームを取るっていうのは当然で、サービスゲームを一個ブレイクすれば相手を打ち負かすことができれば、だいたいそのセットは取れるっていう。
基本サービスは取って、たまにサービスを落とすっていうところで勝負が決まるっていうものではあるんですよね。ちょっと細かいテニスのルールとかは省略しますけれども、もともとは結構近差で勝負をしていて、ほんの少しのところで勝利が決まるというスポーツであるというのは、そういう前提はあると思うんですね。
勝負どころで強い選手の特徴
まあそれにしたって4ポイント上回るだけで、54%取るだけで82%を勝つっていうのは、まあたぶん勝負どころでのポイントをちゃんと取るっていうところがやっぱりすごいのかなと思ったりもするわけですね。
確かに昔からテニスの試合を見ていて、強い選手とか今優勝する選手とか、その時代をときめく選手っていうのは、勝負どころでめちゃめちゃ強いんですよね。ここを取られると負けるっていうところで取られないとか、ここのポイントを取れば勝てるっていうところできっちり取っていくとかですね。
なんかその時、普通、アマチュアのテニスとかビジネスとかでもそうかもしれませんけれども、大事なところほど緊張したり安全に行ったりいろんな理由があって、大事なところでちゃんときっちりできるかっていうとなかなかそういうわけではなくて、やっぱり大事なところほどいい動きができない、いいプレーができないっていうことが多いんですよね。
こういう超一流の選手とかめちゃめちゃ強い人っていうのは、大事なところできっちり取っていくっていうところがあるなーっていうのは、やっぱりいろんな試合を見ていると思ってたことなんですけれども、そういう意味でいくとフェデラーみたいな選手っていうのは、そういう大事なところでの取得率みたいなのが、
たぶん普段は54%なんでしょうけれども、大事なところでどれぐらい取るかっていう確率が全然違ったりするのかな、それは統計で大事なところポイント取得率みたいなのはないんで、そこはわかんないわけですけれども、いや、もしかしてそういうことなのかなと思ったりしなくはないと。
フェデラーの哲学とメタ認知の切り替え
ただ、どうしたらそんなことができるんだろうかと、勝負どころできっちり取っていくっていうことがどうしたらできるようなのかなっていうふうに思うわけですけれども、一応ね、フェデラー自身が喋っているのを聞いたのはダートマス大学かな、そこの卒業式でのスピーチみたいなところで喋っているのを聞いたんですけれども、
そこでフェデラーが言ってたのは、自身が言ってたのは、そういうふうにテニスっていうのはそういうスポーツだから、1ポイント1ポイントくよくよしてるマナーなんか全くないんだと。
全てのポイントにおいてポジティブな気持ちでいることと、次のポイントに完全に集中すること、それの積み重ねでしか勝負はないんだというようなことを言っていて、たぶん卒業生向けに勇気を持たせようと思って言ったんだと思うんですけれども、
でもそのフェデラーとしても実感のある話なのかなと思って聞いてたわけですけれどもね。
そういう話を聞きながらちょっと思ってたのはですね、最近このメタ認知ってすごい大事やなと思っていて、今というか本業はマネジメントを中心とするコンサルティングっていうのが本業なわけですけれども、
マネジメントの世界においてもやっぱりメタ認知できるかっていうのは大事かなとか、最近よく経営者とかリーダーとかいう人にとっていかに自分をメタ認知できてるかが大事だっていうような話がよく言われる、もしくはよく言われるようになってきてると思うんですけど、
メタ認知っていう観点から少し整理してみると、今回のフェデラーの話を聞いている限りそのメタ認知の切り替えっていうのが第一なのかなっていうことを考えさせられましたですね。
やっぱりプレイに100%集中するとかいうのは、もう完全に入り込むっていうことなので、その時はもうメタ認知どころじゃないと思うんですよね。完全にもうメタ認知ゼロみたいな世界になると思うんですけど、ただそのポイントが取れたにしろ取れなかったにしろ、一騎一遊せずにポジティブに言おうとか、次に切り替えようみたいな、次のポイントに集中しようみたいなところは、
完全に客観視できている世界で考えていることだと思うので、だからポイントとポイントの間はすごいメタ認知力が高いと思うんですよね。もちろんテニスというスポーツは今の状況に応じてどういうプレイをするかっていうリズムを変えていかないといけないので、
メタ認知力がそもそも必要なスポーツではあると思うんですよね。ポイントによってどういうプレイをすべきかっていうのが結構変わるんですよね。この話をするとちょっと専門的になりすぎるのでやめておきますけれども、すべてのポイントが均等な重要性を持つわけではなくて、奇数ポイントが重要だとか、細かいことはもうちょっと省略しますけれども、
ポイントによって重要性が違うので、メタ認知力がそもそも必要なスポーツではあるんですけれども、そのメタ認知を使っているところと、メタ認知を捨てているところと、そこのあたりの切り替えっていうのが圧倒的にこういう選手はすごいのかな。
フェデラだけじゃないと思うんですけど、トップクラスの選手はすごいのかなというようなことを思ったりしました。ここまで話を聞いてくれてた人から2つ質問がありまして、ちょっと確かに面白いなと思ったので、回答してみたいと思うんですけど、1つ目が、
勝負どころへの向き合い方
学生時代にがっつりテニスしていたあなた自身は勝負どころで安全にいくタイプでしたか?それとも攻めるタイプでしたか?フェデラのこの数字にここまで惹かれるのは、当時の自分が勝負どころで取り切れなかった悔しさと重なっているからではありませんか?という質問なんですけど、
これは勝負どころでは…そもそも勝負どころにならないように試合をしたいなって思うタイプでしたね。なるべく早い段階で相手の心を折るというか、やっぱりもうこれ勝てないなと思った後でテニスで勝つのって難しいんですよね。
なので、いかに早く勝てないっていうふうに思わせるかっていうことに注力する。だからその勝負どころで強いタイプだと…メンタル強いタイプではなかったと自分では思ってたので、メンタル勝負に行く前に勝負をつけたいというふうに思ってたんですね。
それでどうしてもしょうがないっていうんですかね。この勝負どころになってしまったところは、これは矛盾した言い方になるんですけど、安全に攻めるっていうのをめちゃめちゃ意識してたっていう記憶がありますね。
守ったら絶対ダメなんですよね。攻めていかないといけないんですけど、確率は下げずに攻めるっていう、ここのバランスをいつも考えてたかなという気がしました。
当時の自分が勝負どころで取り切れなかった悔しさと重なっているからではありませんかっていうことなんですけど、これは逆で、竊ったときの勝利率めちゃめちゃ高かったんですよね。負けるときは圧倒的に負ける。勝つときは圧倒的に勝つか、竊ったときは半々ではなくて、8割と言いたいんですけど、多分8割はなかったと思うんですけど、6、7割ぐらい竊ったらだいたい勝つっていうふうに思っていて。
竊ったら勝つという自分の体感でも8割ではなかったので、どうやったらそんなことになるんやろうなっていう興味っていうほうが近いかもしれないですね。
ビジネスや人生で結果に一喜一憂しない
もう一個の質問は結構これいい質問というか難しい質問ですね。テニスはスコアを見ればここが勝負どころだっていうふうにはっきりわかるけれども、ビジネスや人生ではどこがブレークポイントというか勝負どころだったかっていうのは後になってからわかることがほとんどですよね。
勝負どころが見えない世界でこのフェデラーの54%の戦い方っていうのを真似するとしたら何を変えればいいと思いますかっていう質問が来てるんですけども、これはちょっと難しいというか考えさせられる質問ですね。
ちょっとかわす回答をすると、ビジネスとか人生とかリアルワールドっていうのはどこが勝負どころだということがわからないからこそテニスとかそういうテレビゲームとか他のカードゲームとかでもいいと思うんですけど、
抽象化されたゲーム、勝負というものをやることによってリアルワールドではなかなかわからない勝負どころ感っていうのを養う、架空の世界だとそういう勝負どころっていうのをシミュレーションできるんだっていうふうに考えるというのが若干かわした回答になりますかね。
あとはかわさない方向の回答でいくと、実際にはビジネスでも別に人生でも何をやってこれがポイント取れたとか取れなかったとかあまりどう良かった悪かったっていうのって何事においてもすぐにわからないことって多いと思うんですよね。
だからそういうことなので結果が見えなくても一騎一遊しないっていうこともあると思いますし、あるいはいろいろ生きてたり仕事してるとうまくいかないこと結構いろいろありますよねっていうかいっぱいありますよね。
私なんかもいろんな人と接していろんな人との関係とか作りながら物事を進めていくっていう仕事なので、やっぱり人間の相性みたいなこと、相性だけじゃないのかもしれませんけど、人間関係って100%誰とでもうまくいくっていうことって多くの人にとってないと思うんですよね。
半々かどうかわからないですけれども、一定割合うまくいかない、うまくいかないっていうところまでいかなくてもなんかしっくりいかないっていうことがあると思うんですけれども、そういうことも一騎一遊せずにやれることに集中するっていうふうに切り替えるアレもあると思いますし、
人間関係とか人間関係だけじゃなくてリアルワールドでのどうでの良かった悪かったってテニスと違ってテニスってあるポイントを失いました、でも後でそれは実は失ったんじゃなくて良かったんですっていう後で丸×がひっくり返るっていうことはないと思うんですけれども、
実際の世界では時間軸を変えるとその結果っていうのが良かったり悪かったりっていうのは結構反転することも多いと思っていて、短期的に見ると今やったことは良くなかったんだが失敗なんだけれども、長い目で見ると結構結果的には良かったっていうことって結構多くあると思うんですよね。
そういうメタ認知の仕方もあると思うんですけど、とにかく結果ということに関しては一騎一遊しないということは、フェデラーの54%のポイント取得率っていうことからですね、一騎一遊しないというところは盗めるのかなというふうに思いました。
ということで今日はフェデラー、もちろん大好きな選手なんですけれども、テニス選手、歴代のテニス選手の中で色々好きな選手はもちろんいますけれども、トップクラスに好きな選手で、一時ラケットとかもフェデラーの真似したりしてて、テニスクラブのコーチとかにやめとけとか言われてましたけれども、
そんな話ではなくて、フェデラーの勝率すげえなっていう話、プラスポイント取得率の低さがすごいなっていうことで、それとですね、これを我々のリアルワールドの中でメタ認知ということと絡めて考えたときに、どんなふうに考えられるかなというような話をしました。
今日も聞いていただいてありがとうございます。
小ノートなどなどは、listenstyle.be.radioにいつも通り置いています。
他の音声配信プラットフォーム、SpotifyとかApple Podcastとか、あとはYouTubeか、なんかにも配信していますので、また便利なやつで聞いていただければと思います。
アマゾンとかおいしいとか、もうちょっといくつかに配信してもいいのかもしれないですけれども、また増やしていこうと思いますので、聞きやすいやつで聞いてお聞きいただければというふうに思います。
では、今日もありがとうございました。
21:08

コメント

このエピソードのトピック

すべてのトピック →

それぞれのトピックから、ほかの番組の会話も探せます。

スクロール