そこがいろいろと配慮してくれるようになる。
言ってみれば、私が私が私の力で勝つぞ勝つぞって 言っている間は握りしめているわけですけど、
だから今、例に出していただいたパターンで、 もう後のことを考えていないっていうのは、
自分で、いわゆる私たちが普段は出しと思っている 一個人が優勝するぞ、
俺の力で、私の力でと思っている場合には、 その後の折り返しのパターンのことは絶対考えます。
だけど、優勝したい。
あとはもうお任せするようで、パッと結んで開いちゃうと、
その時仮に2メートルパッと強く打ちすぎても、 その後のことはお任せしているわけですから。
別にそれが入ろうが入るまいが、 それはもうお任せしているわけなので、
どっちでもいいや、みたいなことも考えてはないですけど、 そういうゾーンに入るわけですよ。
だからここでのポイントは、 やっぱりリー選手は10位以内でいいと思っていた。
10位以内に入れば十分。 だからやっぱりゴルフのスイングもそうじゃないですか。
力んではいいのが出ないわけで、 かといってもうどうでもいいやと思って振っててもいいのは出ないわけで、
いいのは出したいけど、ちょっとそこで振って力が抜いた時に抜けた時に いいスイングになったりするのと全て同じように。
だから強い意思は必要ですけど、一方でそれを手放して、 ギュッて握ったらパッと離すっていうことがすごく大事。
なるほどね。 じゃあキラキラ折りとかそういうことも一緒ですか?
そうですよね。そういうも同じです。 だからそれまで握りしめてたけど、
ここでもうちょっとダボ打っちゃったからもういいやってなった時に、 そうやって手放しているわけです。
だから必ず結んで開いてなんです。 もっと先を話したかもしれませんが、その後は手を打っているので神社行って拍手と同じなわけです。
あと神様お願いっていうか。 だから運とかも必要じゃないですか。
だからもちろん、例えば昔の話で言えば、 グレッグ・ノーマンがそうだったわけです。
タイガー・ウッズの憧れの選手のグレッグ・ノーマンですね。 別のことで話題になってますけれども、彼ももうほとんど2位が多かった。
それでもPGAツアーの観客が、当時はもっとオーストラリアとアメリカとの間で、 ギャラリーもアメリカに買ってもらいたいって言って足引っ張ろうとして、
まだ万年にみたいなね、チキンだとか、 チキンというよりはチキン・ウィングじゃなくて、ハートが弱いということですけれども、
そう言われて喧嘩になったりとかしてたこともあるわけです。 だけどやっぱり強ければ強いほど、誰が見ても勝てるよっていう人ほど、
だったら私は勝つべきだよね、とか勝てるはずだよね。 なんで勝てないの?って言って、やっぱり握りしめやすい環境にあるということです。
で、また2位が続くと、今度は心が先で現実が後ですから、 そのうち自分は勝てないんじゃないかとか、
自分は2位ばっかりなんじゃないかって思ってくるので、 やっぱり心が先で現実は後ですから、それはお願いしているようなものですから、
2位とかそういう意味では勝てないというのが、ずっとこうやって現実化してきちゃうわけです。
そうですね、これはもうゴルフだけじゃなくて、 確かにもう難しいですね。
自分でも思うんだけど、皆さんも体感的にそういう感覚あると思うんだけど、 OB打った後の暫定球、真ん中行くんですよ。
今度逆に、こんな感じで打っておけばよかったなぁって毎回思うんですけど、 今度逆に緩みすぎると全然ダラダラになっちゃうんです。
本当にまあ、それこそ重要なんですけど、 その状態をやるのはやっぱり、なかなか難しいですよね。
ただ力みすぎて良いことないよね。 だから、今メイクワーキーさんね、応援してるんですけど、
仲良くさせてもらってるんですけど、 毎回優勝争いってなると、やっぱり見るわけですよ。
やっぱね、タッチがちょっと一筋違っちゃってるんですよ。 本当にパターンも、あのステージでやってる中、みんな上手いわけですよ。
ショットもパットも上手いんだけど、やっぱりそこの勝ち負けのところで、 しかも優勝争いしてるってことは下手じゃないですからね。
なんだけど、勝太君のパターンで言ったら、 ちょっとやっぱりその強さだとその位置一筋違っちゃうんだよね、みたいな。
外野は何とでも言いますよね。 本人が僕はもうあれだったら、やっぱりショートだけはさせたくないとかね。
言われたもんか、やっぱりずっと思ってたでしょうけど、 本当にたぶんそこがまさにそういうことなんだろうなって、ちょっと今日お話聞いてたと思うんですよ。
そうですね。 なんか力みって取れないですけどね。
もう皆さん聞いてる皆さんもね、 たぶん力んでることすら気がつく。
そうですね、まさにね。
ふと気がついた時に、肩の力が抜けたみたいな時もありますけどね。
入ろうと思って入るわけ、そこに入るわけでもないですね。 そうですね。
どうしたらいいんですか? でもやっぱり皆さんがご存じないのは、ずっと意志を強く持っていればそういうのが達成できるっていうのが、
世の中で情報として出ているので、 気を強く持たなきゃいけないとか。
それは大事なんですけど、メリとハリなんで重要は。 だから強く持っていれば、持つほどもういいやっていうのも同じぐらい、やっぱり反対方向でバランスしなきゃいけないわけですね。
だからちょっと勝ちたいと思っている人より、 うんと勝ちたいと思っている人の方が有利なんですけど、
うんと勝ちたい人が勝つためには、やっぱり脱力感、もういいやっていうのも、 ちょっと勝ちたい人のもういいやよりも、
もういいわ、ええわっていうふうなものが反対サイドで必要になってくるから、 まずこの仕組みを知らないでやっている人たちが多いと思うんですよ。
そんな気抜いちゃったら勝てるもん。 みんな狙っているのに勝てるわけねえだろうかっていうような考え方が多いような気がするわけですよ。
気だけ強く持つ。その開く、手放すっていうところが、 まず知識を知って、それを実際やってみるということですよね。
それを知識は知らないという人も多いし、 やってみようと思っていない人も多いので、っていう感じですよね。
確かに僕は開く方がちょっとね、開く苦手かもしれません。
開くみんな苦手です。欲望だけはみんな持ってますからね。
それは確かに。
譲れるのは譲れる。やっぱりここだけはみたいところほど、 仕事もそうですけど、ゴルフもそうですけど、真剣にやろうと思えば思うほど、 なかなか開けないっていうのはありますね。
だから結んで開いての動揺がありますから、 いつもBGMとして聴いといてください。
なるほど。
結んで開いて。子供用じゃなくて本当に大人用でもあります。
なるほどね。
また開いてじゃないですか。また開かなきゃいけない。
なるほどね。
でも握りしめ続けてますから。
そうですね。
握りしめる方は割と誰にもできるけど、開くのは難しい。
開くっていうのはもう神、仏にお願いするということです。
お任せしますと。もう良くても悪くてもお願いしますと。
そこでまたちょっと悪くなってきたりすると、 やっぱり任せて折れるもんかみたいなのが出てきて、任せられなくなっちゃうんですけど。
でも任せられると途中、やべーって言ってOB打った後も、 あいったーと思う奴が例えば木に当たってフェアウェイに戻ってくるとか、
ダボ打った後にまた今度はバディバディが来るとか、
そういうお任せで開くと、どういう形で目標を達成されるかっていうのは、また私たちが頭で描くものと違って、
パーパーパーパーパーで逃げ切るとかじゃなくて、
それはどういうようなプロセスはどうなるか、まだ分からないわけ。
そこまでお任せできるか。
いやほんとそれは、僕はね、話を今日出すにしても最後は長くなっちゃったんですけど、