株式会社オカムラ WORK MILL編集長・山田悠介さんをゲストに迎えた第3回。
今回のテーマは、「余白」と「発酵」。
WORK MILL編集長として、世界中の働き方やカルチャーをリサーチし続ける山田さん。
その背景には、“無駄”や“余白”を意図的に働き方の中に取り入れるという独自の価値観がありました。
目的地の周辺を歩いてみる。
いつもと違う道を通ってみる。
気になる場所やイベントに立ち寄ってみる。
一見すると非効率にも見える行動が、時間をかけて“発酵”し、未来の問いや企画につながっていく——そんな編集的な働き方について語っていただきました。
また後半では、「働き方そのものが自己表現になる」というテーマについても深掘り。
WORK MILLというメディアや雑誌づくりを通じて、山田さん自身がどんな価値観や美意識を表現しているのか。
“遊び心”や“余白”を持ちながら働くことの意味を考える回です。
「無駄をつくる行動者」という言葉がぴったりだった、山田さんの働き方と編集哲学に迫るエピソードです。
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サマリー
本エピソードでは、株式会社オカムラのWORK MILL編集長である山田悠介氏をゲストに迎え、意図的に「余白」や「無駄」を自身の働き方に取り入れることの重要性について語られています。目的地周辺の散策や、普段通らない道を通るなどの行動が、時間をかけて「発酵」し、未来の企画や問いにつながっていくという編集的な働き方が紹介されます。また、働き方そのものが自己表現となるというテーマについても掘り下げられ、WORK MILLというメディアを通じて山田氏が表現する価値観や美意識が語られました。
仕事における価値観と「余白」「無駄」の意図的な導入
働き方ラジオ始まります。株式会社セッション・クルー代表、働き方エヴァンゼリストの田中健士郎です。
このラジオは、誰もが自己表現をするように、情熱を持って働く、そんな世界を目指す仲間づくりをしていくポッドキャスト番組になります。
みなさん、自己表現していますか?
そうですね。山田さんが今、いろいろな問いを持ちながら、テーマを持ちながら、編集もやられて、リサーチもされていると思うんですけど、
仕事において大切にしていることとか、個人の価値観みたいなところって、何かあったりされますか?
そうですね。やりながら感じて作って、今のような仕事を通じてですけども、これ価値観って言ったらいいのかわかんないんですけど、
結構、意図的に余白とか無駄みたいなところをちゃんと持つようにはしています。
それが結果的に時間かもしれないですし、何の意味あるんだろうとか、別に直結しなくても気になる場所があったら行ってみるとか、関係ないイベントだとか、
そういうところをチェックして、無駄だと思われる男にリソースを投下してみるっていうのは、大きいものを何かやるっていうよりちょこちょこそういうところを大切にしています。
なぜならっていうのは、後からいろいろ考えるようになった。例えば、報道としては、僕よく出張行くんですけども、目的地はもちろん行くんですけど、目的地以外の周辺のところもなるべく見たり回ったり、
結構気をつけて、面白いものないかなとか気になる、自分が違和感感じたくないかなと思うようにしてるんです。
意外とそこから入れる情報が結構役立ったり、後々何かに繋がったりすることが結構多いので、引き出しに入れとくようなイメージですよね。
今は確実にそれが役に立たなかったり、何の意味を持たないかもしれないんですけど、時間が経ったりタイミングが合えば、寝返すとかつけ物じゃないですけど、それが発行して価値に変わるっていうところが結構あるので、
そうすることで狙った目的だけを100点にしか、もしくは100以下にしかならなくて、そうじゃない部分までいくと最大100じゃないところが生まれると思ってるので、プラス20は出てきたみたいな。
めっちゃいいですね、その考え方。
っていう部分が多いので、結構そういうところ、余白無駄みたいなところを意図的にちょっと作業の中に取り入れたりして、自分の行動の中で意識はしていくようにしてるので、それが価値観、今の価値観かな。
なので、だから、効率はあんま良くない部分も多いので、そこ、めちゃくちゃ仕事が早いかっていうとそういうわけじゃなく、適度に無駄とか入れてるんで、仕事のスピードはそんなに早くないです。なので、そういうデメリットもちょっと出てきてはいる。
「余白」や「無駄」を作るための具体的な行動
いやもう、共感がね、我々のチームの話をしてるのかなと思ったぐらいなんですけど、あのりささんもね、散歩理論がね、ありますしね。
そうだね、やっぱり。散歩インプット最強説をいろんなところで唱えています。
やっぱり五感でね、いろんな匂いとか空気とか風とか、そういうものを体が感じるっていうインプットが、さっきね、山田さんがおっしゃってた引き出しに入れとくみたいな、後で何か繋がったり思い出すってことに生きるなと思っているので、もうすごい縦に首を振りながら聞いています。
いやー、意図的に余白とか、場合によっては無駄を作っていくっていうのはね、なんかなかなかこう、仕事をするとそれが難しくなっていくからこそ、あえて意図的にっていうことをおっしゃったんだと思うんですけど、
なかなか余白が作れない人にこういうところから始めるのはどう?って、なんか山田さん的に何かありますか、アイディアとして。
さっきね、出張のついでにって話は一つあったと思うんですけど、何かそれ以外何かありますか。
でも、その延長線上ですよね。何かいつも行ってる場所とか行き先あったら、いつもと違うルート道で行ってみるみたいなところで、何か新しい発見、気づき、美味しい店あったみたいな、そんなことでも。
あったみたいな、そういうのでもいいっていう。
いいと思うので、何かやっぱりこういうちょっと、もちろんルーティーンみたいなのが大切に皆さんされてて、そのルーティーンっていうのもあると思うんですけど、あえてルーティーンじゃないところもちょっとずつ日々の行動で動かして、何かこのイベント面白そうだからちょっと行ってみようと。
行ってみようと。
ちょっと行ったり。
あらべく何かこう、自分の足とか体験みたいなところでちょっと無駄をこう。
無駄を作ると。
作るっていうのを、今日だからまっすぐ帰ろうと思ったけどちょっとここ寄ってみる。
何かクレイビーで行ってみるっていう。
100求めたらいけないと思ってて、その中で1個でも何か見つかったり。
何かあれば。
これ面白いとか、そういうものがあると、何かそれぐらいの感覚で、よし、よっしゃってこう。
何かすごい全部がためになったみたいなのってそんなにない。
ないですよね。
基本ないと思うんですよ。
何か1個でも、これここに行かなかった、気づかなかったな、こういう情報入れなかったのか、そういう考えもあるんだみたいなのが1個でも入れると、
それはきっとその場じゃなくても1年後でも5年後でも絶対生きる場面が出てくるので、
生かすための工夫も必要だと思うんですけど、何かそれぐらいの感覚でやると、
まずはちょっと普段のルートだとか何かやり方を意図的に小さなことから変えるといってみるっていうのもありかなと思って。
めっちゃいいですね。
編集的な仕事と予期せぬインプットの重要性
何か共通点で言うと、僕の周りでやっぱり編集的な仕事をしてる人はみんなかなり近いことやってますね。
我々セッションクルーも編集、関係性の編集なんてよく言ってるんですけど。
他もね、僕ら割と編集絡みの人多いですけど、みんな散歩好きですよね。
そうだね。散歩してるね、みんな。
すごい。
何かやっぱりそういう企画を何かね、ゼロイチで作ったり問いを持つっていうのに、
何か目的意識を持ってその目的の達成だけに動くっていうのとは違う、
自分も予期してないようなインプットを常にしておくっていうのが、
企画とか問いを立てるような仕事には結構効いてくるのかなっていうのは今ね、
山田さんの話を聞いてて、何かより確信を持てた感じがします。
山田悠介氏にとっての自己表現
ありがとうございます。ちょっとじゃあ最後に聞きたいことがあるんですけれども、
これ働き方ラジオ恒例の質問なんですけども、
山田さんにとっての自己表現は何かっていうところで、
もうここまででヒントも結構出たかもしれないですけども、
自分らしい表現とか、別に具体的な何か表現活動とかアートとかじゃなく、
普段の仕事もあるいはプライベートも含めて自分らしいとかついついやってるとか、
何かそういうことがあればちょっと聞いてみたいんですけれども、いかがでしょうか。
そうですね。今言ったところの働き方が結構自己表現なのかなっていうのは、
何かそういうところを見て感じてもらうっていうところ。
人によっては何か、そうですね、よく分かんないことをやってるとか、
どこにいるか分からないとか、
どこにいるか分からない。
遊んでそうみたいなことは言われるんですけど、
何か言うと、いやいや、結構それはそれ大変。
遊んでるように見せかけて、なるべく見せてる部分はあるかもしれない。
あるっていうことですよね。
そういう働き方の部分、自分自身の働き方のそういう自己表現。
フットワーク軽くいろんなところにいるみたいなところは一つあるかな。
一つ自己表現としてある。
かといって全然僕陽キャとか外交的じゃない、めっちゃ内向的なんで。
一人の時間も大好きで大切にしてるんですけれども、
一つは自分の働き方みたいなそういうところで感じてもらえるといいなと思ってます。
二つはやっぱりアウトプットの先ほどおっしゃっていただいた雑誌を見ていただいて、
テーマとかに共感。そこが一つ自己表現の場になっているので、
文字を書いてもらっているのはライターさんにしっかり表現していただいて書いたりしてもらっているので、
文字自体が何か僕の表現ではないんですけど、
あの雑誌のデザインだとか企画のテーマだとか、
そういう全体のというところ、いろんな側面の部分が自己表現になっていると思うので、
それで内容もそうですし、デザインもそうだし、テーマもそうだし、
そういうところで表現、自分ではしてるつもりなので、
ラフさんみたいにいろんなことを感じ取っていただけるととても嬉しいです。
「無駄を作る行動者」としての山田氏への共感と称賛
良かった。僕も嬉しくなりました。
本当に山田さんの表現が詰まってるなと思ってたんですよ。
この雑誌を見た時にやっぱり本人からもそういった言葉が聞けて、
なんかよりよりファンになりましたというか、
次の絶対すぐ買うよっていう感じなんですけども。
なんかやっぱりその、何て言うんでしょうね、
余白とか無駄をあえて作るみたいなのを本当に覚悟を持ってやられてるなというか、
そういう岡村という会社の中でもある意味そういう存在、
いわゆるメイン事業で売り上げをめちゃくちゃ追っているという部署ではない中で、
でもやっぱり会社にも余白とか、いい意味での無駄みたいなものがないと、
未来は作れないしっていう役割をやっているし、
ワークミリという雑誌自体も普段ちょっと考えないような問いをくれるっていう意味で、
社会の余白を作ってるとも言えるし、
山田さん自身もその余白を作るっていうことを働き方で体現してるっていう、
それが全部つながっている感じが、
なんか本当にそれ自己表現だし、
なんかいい働き方だなというふうに思いました。
すいません、感想っていう感じなんですけど。
いえいえ。ありがとうございます。
そう言っていただけるとすごく嬉しいです。
番組の締めくくりとリスナーへのメッセージ
ありがとうございます。
りささんもね、かなり共感が今日はあった。
今日もですけど。
後半ね。
ちょっと予定よりもだいぶいろいろ聞いちゃいました。
発声たくさん話しちゃってごめんなさい。
山田さんの活動というか、遊び心を感じました。
遊びじゃなくて遊び心。
なんか働くに遊び心とかって結構難しいなと思っていて、
それこそ遊んでるって思われがちっていうのは私もよく言われるし。
よく言われる。
言われるので、すごく共感したんですけど、
働くと遊び心をすごくつないで、
本当に体現というか実践されてるんだなっていうのが今日はよく分かって、
行動者なんだなっていうのも思ったし、
無駄を作る行動者なんだなってすごく素敵だなって思いました。
無駄を作る行動者。
すごいいいですね。
ある一見ちょっと矛盾してそうな言葉がしっかりコンセプトとしてはまりますね。
ありがとうございます。
今日はちょっとそんな、
山田さんの割と価値観に近いところも含めて聞けたので、
ぜひこれ聞いてる方にはまずはワークミルの雑誌のほうをぜひ手に取っていただきたいなというところで、
今日は山田さんゲスト回本当にお越しいただきありがとうございました。
貴重な機会いただきありがとうございます。またぜひよろしくお願いいたします。
ではまた来週お会いしましょう。
今回もお聞きいただきありがとうございました。
働き方ラジオを運営する私たちセッションクルーは、
ラジオの外でも緩やかに続く対話の場を大切にしています。
例えばセッションクルーバーというスラックのワークスペースを持っています。
働き方ラジオを聞いてどこかピンとくるものがあった方は、
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16:12
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