ファンタジーマネジメントの紹介
はるか
これちょっとおもろいんよなぁ、今日の。
ひとし
マジ?
はるか
例え話したい、かも。
あぁ。
あの、モードを変えるっていうのが今日ポイントなのよ。
ひとし
はいはいはい。
はるか
モードを変えるっていうのはどういうことかっていうと、
ひとし
うん。
はるか
例えば、子供がわーって泣くやん。
ひとし
もう、もう始めてよくね?
はるか
あ、ごめんごめん。
www
ひとし
www
はるか
いけん。いけん。
ひとし
www
始まりました。
Teacher Teacher。
はるか
よっ、やったぁ。
ひとし
やっ、やったぁって何?
はるか
やるぞ。
ひとし
あ、いいね。
はるか
頑張るぞ。
ひとし
ひとしです。
はるか
はるかです。
ひとし
この番組は、世界中を回る先生のはるかと、
ラジオ番組のプロデューサーをやってるひとしの2人で、
子育てのお悩みを納得するまで考えていくポッドキャスト番組です。
はるか
よろしくお願いします。
ひとし
よっしゃー、今日もやりますか。
はるか
今日もね、納得いくまで話し合っていきましょう、今日も。
ひとし
ちょうど、今日収録してるのが4月19日。
はるか
うんうん。
ひとし
昨日ね、初回の配信をやりまして、ついに。
はるか
始まったねー、ほんとドキドキした。
ひとし
さっそくいろんな声をいただいてるよね、この1日経って。
はるか
いや、ほんとほっとしたね。
ひとし
ほっとした?
はるか
初めてね、声聞いてもらえるわけやし。
ひとし
うん、そうやね。
はるか
話をするってまたハードルが高かったけんさ。
ひとし
そうね。
はるか
よかったですって声もらったら、ほんと安心したね。
ひとし
嬉しいよね。
ぜひぜひ、いろんな感想を。
わかりませんでしたとかでもね、参考にできるんで嬉しいんで。
はるか
うん、ありがたいね、そっちのほうが。
ひとし
なんでも送ってもらったらいいかなと思います。
はるか
はい。
ひとし
では、やっていきましょうか。
今回のお悩みです。
「息子がうまくいかないことがあると大泣きをします。
隣の家に聞こえるほど大きな声で泣くので困ります。
一度泣いてしまうと全然泣き止まないので困ります。
どうしたらいいでしょうか?」
はるか
うわー、これほんと大変よね。
ひとし
確かに。
イメージはだから小学校1,2年生とか保育園の年長さんとかなのかな?
はるか
が多いと思う。
ひとし
うん、そうね。
はるか
ちっちゃい子が大泣きしてさ、全然泣き止まんで、隣の教室まで聞こえてくるとかね。
いわゆる子供の癇癪ってやつよね。
ひとし
癇癪。
はるか
そうそう、わーって感情的になって大泣きしちゃったりすることを癇癪って言うんだけど。
ひとし
うん、癇癪。
はるか
これ、やっぱりこのお悩み相談多いよ。
ひとし
あー、これもやっぱり多いんだ。
はるか
だってめっちゃ困らん。
ひとし
デパートとかね、遊園地とかね、スーパーとかね。
はるか
俺たちとかはさ、子供大好きで見てても全然どうも思わんし元気だなって思うんだけど、
やっぱそれを嫌な目で見える人とかおるのかなって不安になったりもするけどね。
ひとし
そうやね、確かに。自分はそうじゃないけど、あれ、この子いま嫌な目でみえる人いるんじゃないかみたいなね。
逆にそっちを心配するみたいなのがあるよね。
はるか
そうならんのが一番なんやけどね。
ひとし
どうなんですか、これは。
はるか
これは俺も相当悩んだけん。けっこう勉強して。
ひとし
おー。
はるか
だって子供が大泣きしとったらもうどうしていいかわからんのよ、こっちもパニックって。
ひとし
うんうんうん。
はるか
勉強して、一番いいなと思った方法があって。
ひとし
お、なんなん?
はるか
これはね、またごめんね、わからん言葉使って。
ひとし
いや、わかるかも。
はるか
ちゃんと説明するけんね
ファンタジーマネジメントっていう方法。
ひとし
ファンタジーマネジメントね。
全体的な説明
はるか
うん。
ひとし
いやー、あの、ファンタジーはわかります。
はるか
ファンタジーわかるよね。
ひとし
ファンタジーは、あの、ファンタジーはすごい幸せなイメージ。幸せな世界のイメージ。
マネジメントもわかります。
はるか
わかるよね。
ひとし
マネジメントはね、人に動いてもらったりね。
はるか
そうね、そこまではわかると思うんだけど、
まあ、そんな感じではない。
ひとし
あ、ではないんや。
はるか
そうそうそう。
ファンタジーマネジメントっていう方法があって、
ひとし
うん。
はるか
これね、
まあ一回紹介したことがあって、親御さんに。
そしたら後でメッセージでさ、
ひとし
うん。
はるか
おかげで子供がめっちゃ変わりました。ありがとうございますってメッセージ来たんよ。
ひとし
うーん。
はるか
さっきのこれはほんとおすすめ。
ひとし
えー、じゃあ具体的にはどういうふうにやっていくの?
はるか
一言で言うなら、
ひとし
うん。
はるか
的を外して、
モードを変える。
ひとし
的?
はるか
あの、的ってわかるかいな。
的、的当ての的。
ひとし
的当ての的ね。
はるか
これをあえて外すことによって、
子供のモードを変えてしまいましょうっていう方法なんよ。
ひとし
じゃあ誰が的を外すの?それは。
はるか
オッケーオッケー。じゃあちょっと具体的に説明していくね。
ひとし
うん。
はるか
例えば大泣きしている子供がいますと。
ひとし
うん。
はるか
で、大泣きをしている子供の大人側の的を得た反応っていうのは、
ひとし
うん。
はるか
あら何々くん悲しいことがあったの。大丈夫？っていうのが、
ひとし
うん。
はるか
たぶん予想される反応やん。
ひとし
うん。
はるか
これは子供のモードに合わせとるよね。
ひとし
っていう風になるのね。
はるか
うん。
具体的な方法
はるか
子供が大泣きしてます。で、悲しいことあったの？っていうのは子供のモードに合わせてる状態。
ひとし
うんうんうん。
はるか
でもこれ全然別に悪いことじゃないんだけど、
ひとし
うん。
はるか
子供の大泣きを止めたいのであれば、
ひとし
うん。
はるか
あえてね、違った反応をすることによって、このモードをコロッと変える必要がある。
ひとし
へー。ずばりその的を外すとは。
はるか
実際に俺がどうするかっていう話をするね。
ひとし
うん。
はるか
大泣きをしている子がいます。
ひとし
うん。
はるか
そこに行って、おー〇〇くん、ちょうど話したいことがあったけんこっち来てっていう。
ひとし
おー。
はるか
もうトーンも明るく、おー〇〇くんちょうどここにおったー。話したいことがあるけんこっちに来てっていう。
ひとし
あー。あなたが泣いているは関係ないってことね。
はるか
そう。一旦ここはもう全く違うモードで行く。
ひとし
へー。あ、そこ、それをモードっていうわけね。
はるか
うん。でね、ここにはポイントがもう一個あって、
うん。
こっちに来てって言って、場所を変えるんよ。
ひとし
うーん。
はるか
この場所を変えることもまたモードを変える一つの方法なんよ。
モード切り替えの重要性
ひとし
子供が泣いているってことじゃない話題の声かけをすることで一個モードを変えるのと、
その場所から別のとこに移動させることでもう一個モードを変えるってこと?
はるか
うん。
ひとし
うーん。
はるか
そういうこと。で、もっと言ったら人が変わってもモードが変わる。
ひとし
あー。だからひとし先生に怒られてたところから、はるか先生が出てきたら人変わるってことか。
はるか
そういうこと。
ひとし
はいはいはい。
はるか
だから泣いてるところにちょうど俺が来て、
おー〇〇くんちょうど話があった来てって言って、
ひとし
うん。
はるか
例えば違う部屋に行ったり外に行ったりとかすると、
子供って、
ひとし
うん。
はるか
さっきまで大泣きしとったのが収まってきて、
ゆっくりお話を聞いてくれたりするようになるんよね。
ひとし
へー。
はるか
これはびっくりした。
ひとし
実践してみて。
はるか
びっくりした。こんなに変わるんだって。
ひとし
そうなんや。
へー。
はるか
なんかね、もともと学校でも大泣きしたり暴れたりする子って結構おるとよね。
ひとし
あ、そうなの?
はるか
で、そん時マジでどうしていいか分からんのよ。
ひとし
うんうんうん。
はるか
もうひたすら大丈夫?とか、
ひとし
うん。
はるか
落ち着いて?とかね、一生懸命その子のモードに合わせて励ましたりとかしてたんだけど、
全然変わらんから困ってたんよ。
ひとし
うーん。
はるか
もうただひたすら待つしかないっていうように。
ひとし
うん。
はるか
こういうファンタジーマネジメントをして、
全然違ったモードで行って、
ひとし
うん。
はるか
違う場所に連れてって話をするってことで、
もうすっごく落ち着くってことが分かったんよね。
ひとし
へー。
それさ、一個深掘りたいとこがあるんやけどさ、
モードを変えることでさ、子供が泣き止むっていうのは確かにそうかなって思ったんやけど、
はるか
うん。
ひとし
子供が抱えてたモヤモヤは根本的には解決してないわけやん。
なんか、子供の気持ちを無視してるような接し方にも見えるなっていうのはあって、
それはどう?
はるか
さすがやね。
ひとし
ふふふ。
さすがですか。
はるか
根本的に子供の気持ちが良くなってないけんね。
ひとし
ね。
はるか
また繰り返すんじゃないかってことよね。
ひとし
見せかけの解決なんじゃないかみたいなのはあるよね。
はるか
いや、いいこと言ってくれてありがとう。
ひとし
ほうほうほう。
はるか
そこからがミソで、
ひとし
うん。
はるか
あのね、まず落ち着かせることが大事なの。
ひとし
そういうことか。
はるか
うん。
なぜなら大泣きしてる時っていうのは、冷静に話し合える状況じゃないけん。
ひとし
はいはいはいはい。
はるか
で、今回はいったん落ち着かせるための方法を紹介した。
ひとし
うん。
なるほどね。
その先があるわけね。
はるか
そう。
で、こっからが大事で、
ひとし
うん。
はるか
一回落ち着くやん。
ひとし
うん。
はるか
例えば俺やとよく外に一緒に行くんやけど、お茶とかも飲みながらね。
建設的なコミュニケーションの重要性
ひとし
うん。
はるか
さっき泣いてたんやけど、なんか困ったことがあったの?とかっていう話を聞くわけ。
ひとし
うん。
はるか
そしたら落ち着いてる時はね、素直に話してくれるもん。
ひとし
へー。
はるか
さっきは図工の作品がこう、うまくいかなくてもやもやして、
ひとし
うん。
はるか
もうイライラして声出しちゃった。とかっていうふうに言ってくれたりとか。
ひとし
へー。
はるか
そんな風にこうポロポロ本音が出てくるんよね、子供の。
ひとし
本音出るんだ、それ。
はるか
うんうん。落ち着いた後は。
ひとし
へー。
はるか
大泣きした時は全然言ってくれないけど、
ゆったり心落ち着いた状態で話すと、けっこう本音話してくれる。
ひとし
へー。
はるか
で、その時にいつも話すアイメッセージで、
ひとし
はいはい。
はるか
そうやって話してくれて嬉しいって、ありがとうっていうふうに伝えるわけ。
ひとし
うん。
はるか
で、まずはその話してくれて嬉しいありがとうって言った後に、
そういう時には、こういうふうにしたらいいんじゃないっていうふうな解決策を一緒に考えるわけよね。
ひとし
おー、子供と?
はるか
うんうんうん。
ひとし
素晴らしい。
はるか
具体的に言うと、あ、もやもやしたんだねとかっていうふうに子供の気持ちを言葉にしてあげて。
ひとし
うん。
はるか
で、もやもやした時は一回やめて、その場を離れてお手洗い行ったりとかするっていう手もあるよねとかっていうふうに解決策を話したわけ。
うん。
で、さらに重要なのが、
ひとし
うん。
はるか
もう次、大泣きしてほしくないわけよ。子供もしたくないわけよ。
だから、大泣きして、
ひとし
うん。
はるか
〇〇くんが大きな声出すと、先生どうしていいか分かんなくなっちゃうんだよねって。
ひとし
うん。
はるか
ちょっと困っちゃうんだ。
だから次は、大泣きするんじゃなくて、先に相談してくれない?とか。
ひとし
うんうんうん。
はるか
そしたら、すごく嬉しいなっていうことを伝えるわけよ。
ひとし
うーん。
はるか
で、約束してくれる?とか言って、約束したりとかする。
ひとし
すごい。
それさ、何歳の子?2年生?
はるか
そう、2年生の時もしてたし、
ひとし
うん。
はるか
なんか1年生でよく教室の外出て暴れちゃった子とかともしたりとかしてた。
ひとし
はあ、うまくいくんだ。
いや、なんかすごい理論上は確かにいきそうだなと思ったけど、
はるか
うん。
ひとし
実際にそういう子供と建設的なコミュニケーションを取って成功するっていうのがすごいなっていう感覚を今持ったよね。
はるか
そう、あくまでも成功例を話してて、
ひとし
うんうん。
はるか
もちろん1回でうまくいく場合もあれば、
ひとし
うん
はるか
それを何回も繰り返してね。
ひとし
うん。
はるか
また大泣きして、でも今回はちょっと時間が短くなったねとか。
ひとし
ああ、そこでも挟めるわけか。
はるか
そう、そこでもう1回時間短くなったけん、次もうちょっと短くできたらいいねとかっていうふうにもうこれ何回も繰り返していく。
ひとし
はいはい。
前よりも短かったから先生ちょっと嬉しいって。
はるか
そうそう、まさにそのアイメッセージが大事。
アイメッセージね。
ひとし
アイメッセージ大事。
さっきはるかアイメッセージになってなかったよ、気をつけな。
はるか
ああ。
ごめんごめん。
ありがとう。
ひとし
気をつけて。
はるか
そう、嬉しいって短くなったから嬉しいっていうふうに言うわけ。
それでだんだん短くなっていくっていうのがすごく大事。
ひとし
なるほどね。
ファンタジーマネジメントとは
はるか
だから要はまずは落ち着く、落ち着いてゆっくりお話をして子供のモヤモヤを取り除いて次の作戦を一緒に考えてもう繰り返すしかないと思う。
ひとし
はあ、すごい。そんなことが可能なんだ、すごいな。
はるか
難しいけどね。
ひとし
うん、俺の子育て知識がどんどん上がっていってる気がするわ。
はるか
パパになった時にね。
ね。
ぜひ役立ててほしいよ。
ひとし
すごい。いや、アイメッセージも出てくるし、なんか結構蓄積されてる感じはあるね。
うんうん。
このポッドキャストを通じて、知識が。
はるか
そう、多分これから何回も出てくると思うし、聞けば聞くほどね、繋がっていって面白いんじゃないかなって思う。
ひとし
いいねー。いやー、面白い。
じゃあ今日はまとめると、癇癪を起こしちゃった子には的を外してモードを変える。
だからまずはそれで落ち着いてもらうってことだね。
うん。
建設的な議論、例えばアイメッセージを使って子供と一緒に大泣きしてたことを振り返る。
それで徐々に良くなっていくっていうのが今回の話だね。
はるか
まさにそうです。
専門家の力を借りる場合
はるか
けど最後にどうしても言いたいことがあって、
癇癪について何冊か本を読んだんやけど、やっぱり深いところまで行っちゃってる子はいるよね。
もう実際に何回も繰り返して、もうおうちの方の言うこと全然聞かなくなっちゃったりしてる子もいるんだよね。
そういう場合はやっぱり専門家の力を借りるっていうのも一つの手で、
具体的には学校に心理カウンセラーさんとか無料で相談できるようになってるから、
そういった専門家の方の力を借りるのも一つの手かなっていう風に思った。
ひとし
えー、そうやってどこの小学校にもカウンセラーさんがいるの?
はるか
うん。小学校には必ずおって。
学校の先生にね、お願いして予約取ってもらえば。
ひとし
へー、それ知ってるみんな?
はるか
そういうわけで知らない人が多いけん、結構紹介したりすることもある。
ひとし
へー、あ、そうなんや。是非本当に難しくなったら頼ってみるとか。
はるか
うん。
ひとし
いいよ。てか本当に難しくなる前に頼んでいいのか。
うんうん。
気楽に頼んでみましょう。
では、今回はこんなところですかねー。
なんか話しときたいことある?
はるか
うん。やっぱりさ、あのー、反応が気になる。
ひとし
反応はね、気になるね。
はるか
うん。教育って反論の余地いくらでもあるから、
まあ素直に疑問に思ってることとかいっぱい投げかけてくれると、
それ話したくてラジオしてるからさ。
ひとし
そうね。
はるか
いっぱい反応くれると、もっと深掘れるよね。
ひとし
そうね。いろいろね、質問とか感想をもらえたほうが、
なんかいろんな話ができそうだよね。
はるか
実際にこの間ね、メッセージくれた人のお悩みとかもね、
今度ラジオで話したいしね。
ひとし
あー、どれだっけ?
はるか
えーと、この間インスタで来たのは、
嫌なことがあったら家を出ちゃいますっていうこと。
ひとし
そっかー。そういうのもね、取り上げていきたいな、私。
はるか
ねー。これもちょっと人々と一緒に深く考えていきたい。
ひとし
よし、じゃあ今日はこのぐらいですかね。
はい。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
はるか
ありがとうございました。
ひとし
ぜひ番組のフォローと評価をお願いいたします。
ハッシュタグティーチャーティーチャー、
全部カタカナでつけて、
ツイッターで感想や質問お待ちしております。
インスタのDMとこのポッドキャストの概要欄からも
お便りを送れるので、
ぜひお願いします。
全部本当に見てます。
はるか
見てます。楽しみにしてます。
ひとし
全部見て、2人のLINEで盛り上がってます。
はるか
盛り上がってます。
本当に嬉しいもんね。
ひとし
ね、嬉しいから本当に。
はるか
キャッキャ騒いでるね。
ひとし
じゃあ今回は以上です。
さよならー。
はるか
はい、ありがとうございました。
ひとし
バイバイ。
はるか
さよならー。
