アドラー心理学の目的論とは
やっていきましょう、自分たちらしく。
自分たちらしく頑張っていきましょう。
ダンス大会の決勝みたいな。
ありのままの自分で、自分を偽らない。
いきましょう。
始まりました。
Teacher Teacher。
ひとしです。
はるかです。
この番組は、世界中を回る先生のはるかと、
ラジオ番組のプロデューサーをやっているひとしの2人で、
子育てのお悩みを納得するまで考えていく
ポッドキャスト番組です。
よろしくお願いします。
よし。
きたね。
このテーマ、ついに。
このテーマ。
やっていきましょう。
はい。
今回のお悩みです。
5歳の娘が赤ちゃん帰りのようにダダをこね、困らせてきます。
どうしても手がかかるのが2歳の息子なので、
手伝うことが多く、それが面白くないみたいです。
友働きで子供に咲く時間が無限にあるわけではないです。
子供が親からの愛情を感じるのはどういう時でしょうか。
なるほどね。
愛してるよとハグしながら言うのですが、
満足していないみたいです。
すごいな、この人。
最初に言わせて欲しいのが、
マジでこのお悩みは分からん。
お、珍しい。
分からん。
分からん。
だってまず、2歳の子と5歳の子を同時に育てたことがないし、
はいはい。
そこにアドバイスとかっていうのは全くできるものはないんだけどね。
まず前提として、この人すごすぎる。
すごい。
だって子供に咲く時間が無限にあるわけではないってさ、
もう本当仕事しよったら本当分かるやん。
今、俺たちが2人子供って今も見とかないかっていう感じやろ。
自分が寝るまでずっとこういうポトキャストを撮ったりしよるわけやん。
そういう時間が全然ないわけやしね。
それなのによ。
こう愛してるよってハグしたりとかさ、
もうするのが素敵すぎて脱帽、本当に。
うん、拍手。
でもさ、これまでも子供へのアドバイスでさ、
子育てはしたことがないわけやん、はるかも。
でも特に今回これは分からんってなったのはどういうことなの?
えっとね、まず2歳と5歳っていうことで、
俺6歳以上の子としかあんまり関わってきてないけん。
あ、そこね、小学校の先生やからね。
でもせっかく相談してくれてるから、
目的論に立ち返る関わり方
全力で答えようかなっていうふうに思うんやけど、
この2歳と5歳の子が2人いて赤ちゃん帰りするよね。
こんなふうに赤ちゃん帰りをした子供と関わったことはないけど、
子供との関わりがうまくいかんことっていうのはもう死ぬほど経験してきたわけよ。
自分の言ったことを聞いてくれないとか、
なんでそんな困ることするの?とかっていうふうに思ったことがたくさんあって、
だからそういうときにこの考え方をしたらものすごく変わったっていうのがあるんよ。
それを今日紹介させてもらえれば結構いい回になるんじゃないかなと思って。
もしかすると2歳5歳のお子さんを持つこのお母さんにも適応できる部分があるんじゃないかという。
割と適応できると思ってる。
うーん、なるほどね。
でもね、これは経験してないからもうはっきりとは言えないけど、
でもね、これは俺の子供との関わりを変えてくれた考え方だから、
ぜひね、最後まで聞いてほしいなと思って。
へー、ズバリ今回はどういう解決策なんでしょう?
ズバリね、今回はアドラー心理学の目的論っていう考え方を紹介する。
おー、また出てきましたね、アドラー心理学。
そう、もう好きなのよ。ポジティブで。
ポジティブな心理学ね。
そうそうそうそう。
この考え方がもう俺の中で衝撃的すぎて、
人間関係で悩んだり、特に子供との関わりで悩んだ時はいつもこの考え方に立ち返るんやけど、
早速目的論ってのは何かってことを説明していくんやけど、
原因論と目的論の違い
その前に目的論をわかりやすく説明するために、
その反対の原因論っていうのを説明するね。
原因?物事の原因の原因?
そうそう、原因っていう。
原因論っていうのが何なのかっていうと、
この人がこの行動をしてるのは何か原因があるんだろうなとか、
この人がこうなってしまったのは何か原因があるからだっていう風に考える考え方。
例えばよ、リモコンが壊れました。
リモコンが壊れた原因は何だろうなっていう風に考えるやん、普通。
原因を考えれば、あ、電池がなかったんだっていう風に解決策が見つかって、電池を入れれば解決するやん。
真っ当な考えや。
そう、真っ当な考えよね。
で、これが原因論で、機械とか仕事については結構使える考え方やし、
もうこれがないと困る考え方なの、原因論っていうのは。
そうやね。
で、この原因論っていうのは仕事とか機械についてはすっごく使える考え方なんだけど、
人間関係になると原因論より目的論の方が解決に向かいやすいって、アドラー心理学で言われてるんよね。
へえ。原因の反対か、目的。
そうそうそう。で、この目的論は何かっていうと、この人がこんな行動しているのには何か目的があるんだろうって考えると。
あー、なるほど。
さっきはこの人が行動するのには何か原因があるんじゃないかだったけど、今度は逆で何か目的があるからこの人は行動してるんだっていう風に。
あー、分かった。
分かった?
原因論と目的論
分かったよ。
例えば、とある詐欺師が10億円を詐欺したのは何か社会から嫌われてすごく社会に不満を持ってやったんじゃないかっていうのが原因論で。
おー、いいねいいね。
10億円稼いで夢のような暮らしがしたいんだっていう強烈な目的があって犯行を行ったのが目的論。
めっちゃ分かりやすい。
よし。
さすがやね。
いいの出てきた。
いいなー。
やっぱあれやね、例える力あるね。
いや、来た来た来た来た。
コンプリメントが来た。
なんかコンプリメントしづらいわもう人死に。
そう、それでそんな感じで人は何か問題があった時に原因を探ろうとするけど、本当はそうじゃなくて目的があるんだって考えた方がこれ解決に向かいやすい。
例えば子供で言うとどんな感じ?
例えば子供がいたずらしてきますって、何回も何回も斧を落としますとわざと。
でもなんで斧を落とすのって、なんでそんな嫌なことばっかりするのって言った時に原因を考えると、もしかしたら私のこと嫌いなんじゃないのとか、もしかしたら何か心に闇を抱えてるんじゃないのとか、悲しい思いしてるんじゃないのとかって考えるのが原因論だよ。
はいはい。
これを原因考えるのは大事なんだけど、気づいたと思うけど、原因を考えても解決法が思い浮かばんのよ。
ああ。
なんか嫌なことあったのかなってこっちが落ち込んでくるだんだん。
確かに。
先生のこと嫌いなのかなとか、なんか嫌な思いさせてるんだなとかなんか悲観的になってくるよどんどん。
はいはいはい。
こっちがきつくなるこれは。
赤ちゃん返りの対応策
だけど目的論で考えると、この子は今注目してほしいんだな、私に関わってほしいんだなっていう目的を考えると解決法が思い浮かんでくるわけよ。
はいはいはい。
例えば先生に子供がちょっかいかけてくる場合ってあるよね。
うん。
で、この時にちょっかいかけてきました。
うん。
で、それ関わってもらう目的よね。
うん。
で、その時に関わってあげるじゃん。
例えば叱ったりとか笑わしたりとか。
うん。
してあげると子供はこうやってちょっかいを出したりいたずらをすれば。
うん。
かまってもらえるって学習してしまうよ。
ああ。
だからそうじゃなくて。
うん。
子供が普通に過ごしてる時に。
うん。
すっごい関心を寄せてあげる。
はいはい。
例えば子供がテレビ見てる時に何見てんのって。
うん。
それが好きなんだねとか。
そのアニメのどんなキャラクターが好きなのとか。
何が面白いのとかって言って。
うん。
そんな風に子供が普通に過ごしてる時にめっちゃ注目してあげる。
めっちゃ関わってあげる。
はいはいはい。
こんな風にして目的を果たしてあげることで子供の問題行動が減ってきますよっていうのが。
うん。
この目的論の考え方だね。
じゃあそれで言うと今回の赤ちゃん帰りっていうお悩みで。
で、お姉ちゃんに何か原因があるんじゃなくてお姉ちゃんの目的が何なのかを考えるってことだよね。
そう。だから今回の赤ちゃん帰りの例でいくと。
うん。
原因論で考えた場合は弟に時間を取られて寂しいのかなって考えたりするよね。
確かに。てかそれが自然かもね。普通に考えちゃいそう。そうやって。
てかもうこのお母さんはこの原因をわかってるよ。だって言ってたよねさっき。弟に時間を取られて寂しいのかなって。
あーそうだよね。
で、もちろん原因考えるのすごく重要なんだけどこの原因を考えても今のところどうしたらいいのかわかってない状況よね。
うん。
で、目的は何かなって考えてみると多分この赤ちゃん帰りはもっと注目してもらうためかなとか。
うん。
さらにはもっと弟がいない2人だけの時間が欲しいんじゃないかなとかっていう風に考えると解決策が見えてくるよね。
子供の自尊感情の向上
あー。確かに。そういう時間を作るとかいうことになるね。
そうそうそう。俺一つ具体的な解決策を考えたから聞いてほしいんだけど。
うん。
えっとねこれはちょっと俺の母がしてたこと。
えー。
娘さん用に専用の時間を作る。
うーん。
どういうことかっていうと娘さん専用の時間を使って弟がいない時間に俺の母がやってたのは俺の妹と一緒によくね女子会とか行ってパフェに行ったりしてたんよ。
えー。
この時間が兄ちゃんとしてはパフェに行くんだぐらいだったんだよね。
うん。
だけど妹すごい嬉しそうだったんよ。
うーん。
もちろんパフェに行くことも楽しかったんだろうけど。
なんかね2人で行って女の子同士で話をしてこういう時間を作るっていうのがすごく子供の心を満たすんじゃないかなという風に思ったんよ。
なるほど。
ちょっと調べてみたらやっぱりこういう2人きりでゆっくり過ごす時間っていうのが子供の自尊感情とか自己肯定感とかを高めてくれるらしいんよ。
へー。
なるほど。
例えば娘の目的が他に考えられるとしたらどんなのとかはなんとなくあったりするのかな。
これはもうその子の状況を見てないからもう想像でしか言えてないよね。
うん。
子供への愛情表現
だから今回はもう俺の頭の中でイメージをしてお母さんが言ってたじゃん。
弟に時間を取られて寂しいのかなっていう風に。
うんうんうん。
だからつまりその裏を返すともっと自分との時間だけを確保してほしいっていう目的があるんじゃないかなと思った。
うーん。
でもさ。
うん。
それをなんとなく分かった上で親御さんは娘さんにハグする時間も作ってるわけよね。
あっそうそうでひとしありがとう。
うん。
大事なことを言っときたかったねここで。
はいはいはい。
まさに今ひとしがハグしてるのにとかっていう風に考えたかもしれないんだけどこれねめちゃくちゃ俺の中でこうカッコたる考え方があって。
うん。
これね親とか教育者は子供の後手に回ったらいかんと思うよ。
後手。
後手。
後ってことか。
そう後の手に回っちゃいけない。
あー。
これつまりどういうことかっていうと子供が赤ちゃん帰りをしましたその後でハグをします。
うん。
そしたらこれ子供どう思う。
赤ちゃん帰りしたらハグしてくれるんだ。
そうこのご学習が生まれるんよ。
はーそれね。
だから重要なのは赤ちゃん帰りをした時にその後するんじゃなくて。
うん。
娘さんが頑張っている時とか頑張ってなくても普通に過ごしている時にこそたくさん関わってあげて時間ある時は2人でどっかに行こうかとかっていう風にすることで子供の心って満たされていくんじゃないかなっていう風に思う。
先手を打って関わる
なるほどこれは例えば社会人だとさ。
うん。
精神的に辛くなったから。
うん。
上司に相談しました。
うんうん。
そしたら急に上司が優しくなって休んでいいよとか気にかけてくれるようになりました。
うん。
だから精神的にきつくなることのメリットが生じちゃうなと思って。
うん。
社会人で家庭の人が完全にきつくなる前から日々優しく接しておくのが大事よ。
そうよねそうそうそう。だからそうまさにそうなんよ。
うん。
なんか子供が問題を起こしてからとか子供が悲しそうにしてるから助けるじゃなくて。
うん。
もうその前から先手先手でしておくっていうのがすごく重要っていう風に思うよね。
てかさお悩みのさ。
うん。
共働きで時間がありませんってとこに立ち戻るとさ。
うん。
娘と時間を作ることすら難しいとかもあるかもしれんなと思って。
そこなんよね。
そこね。これはどう?
そこなんよ。いやこれはもうやけん俺が分からんって言った理由の一つでもあるんやけど。
うん。
やっぱね。
仕事しながらさ。
うん。
子育てするってもう多分俺らの想像を超える大変さと思うよ。
そうだね。
だからこそもうこれはね。その考え方を俺は提案して。
うん。
あ、だから目的を考えてその先にさ。
うん。
特別な時間を作るのが大事なんだなっていうマインドさえあれば、たとえちょっと時間がなかったにしても。
うん。
こう特別な時間を二人で作ろうっていう考え方があればちょっと関わり方変わるんじゃないかなっていう風に思ったりとか。
うん。
あとはさっき言ったように後手に回らない。
うん。
赤ちゃん帰りしてから対応するんじゃなくてさ。そうじゃないときに。
アドラー心理学における子育て
なるほどなるほど。
やることを意識するとかっていうのでちょっと変わるんじゃないかなっていう風に思ったけどどうやろう。
あ、だからここは遥かもう想像のアイデアみたいな感じになるってことね。
そうそうそう。だからね偉そうに言えない。これはもう俺の実体験じゃないし、もう子供二人育ててらっしゃるだけでも俺はねリスペクトだから。
そうよね。でも1日5分とかでもねいいってことだよね。
そうね。あの不登校の問題もそうやったけど。
そうやったよね。
1日3分でいいって言ってたもんね。
そうね言ってたよね。遥かが言ったような目的論で考えてアクション起こそうってして時に3分とか5分でいいならなんとかひねり出してみれないものかなって思ったりはしたけど。
うん。
これはもう実際とも働きで働いてる方々の意見も聞きたいね。
ね。聞きたい。これは。
うん。
でもその時間がない中でも多分この方はさ本気で娘さんのことを思って悩んであるじゃん。
うん。連絡までしてくれてね俺らに。
ね。でその時にどうやったら子供が愛情を感じてくれるのかなっていう方向性さえ分かっとけばこの方は少し楽になるんじゃないかなっていう風に思ってちょっとチャレンジだったけど今日はこの悩みに回答してみたいよね。
いいチャレンジでしたね。
何か批判があればね批判というかご助言があればお願いしたいね。
うん。お願いしたい。
うん。
ぜひ。
じゃあ今日はそんなところですか。
はい。
これさアドラー心理学ってさ。
うん。
膨大にあるものなの?
アドラー心理学はねもうまだまだ語りきれなくて。
あー。
アドラー心理学入門
そう。まだまだ語りたいけどでもちょっとずつじゃないと情報量が多いと聞くのきついかなと思ってちょっとずつ。
なるほどね。
出していければなと思って。
今まで出てきたのだと酔い出しと。
うん。
となんだっけあれか論理的結末。
そうそうそうそう。
と今回目的論。
うん。目的論とかはさ結構あの嫌われる勇気とか。
はいはいはい。
自己啓発の本でもね。
うん。
あったから馴染み深い人もいると思うけど。
うん。
これをね教育とか子育てに活用するとこんな感じかなっていう風に思って。
なるほどー。
うん。
いやー面白かったです。
いや良かった良かった。
じゃあ今日はこんなところで。
うん。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
なんかツイッターでやってくれてるらしいね。
あ。
ツイッターでちょいちょいコメントいただいてるね。
めっちゃ嬉しいね。ありがたい。
嬉しいね。
それとですね。
ポッドキャストの編集メンバー募集中
うん。
実はね最近インスタのストーリーでこのポッドキャストの編集メンバーを募集しまして。
うん。
なんとかなりの方がご連絡をくれて。
ありがたい本当にもう。
ありがたいね。
ちょっと皆さんにねお返事をしてどういう形になるか分かんないけどこのポッドキャストの編集とかもしかしたら編集以外のところでご協力していただくことになるかもしれない。
うん。
なんか嬉しいね。
嬉しい。
この仲間がどんどん増えていく感じがして。
感じねー嬉しいねー。
そうめっちゃ嬉しい。
これでどんどん教育についてね。
うん。
熱く語る仲間が増えていく気がするね。
そうねー。
頑張っていきましょう。
いきましょう。
では皆さんさようならー。
ありがとうございましたさようなら。
じゃあねー。
ばいばーい。