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はるか
ありがとうございます。
やっぱり友達からの仲間外れとか、かなりトラウマ体験になるのかなと思っていて、
今回は特に友達との関係とかトラブルって昔もあったわけやん。昔からずっとあり得るわけやん。
ひとし
俺らの子どもの時も、俺のお母さんの子どもの時もあったよね。
はるか
自分も鬼ごっこ、仲間外れにされた記憶とかあるし、
だけど昔よりも、ちょっと前よりも、今の方が友達とのトラブルが相対的に子どもたちに影響が大きいっていう話があって。
それをちょっと今日お話しして、なんで今の子たちがこんなにも友達関係で深刻に悩んでしまうのかっていう話を
今日シェアしたいっていう、新しいメガネを。
ひとし
そういうことを言ってる人がいるんか。
はるか
言ってる研究者の方がいて。
それを踏まえて、「じゃあどうすればいいの?」って具体的なアクションをいっしょに提案していきたいっていうのがあります。
かなり新しい、ぜんぜん今までなかった学問からのメガネだったから、
ひとしに話してどんな反応、皆さんどう思うかがちょっと楽しみなんですけど、
ぜひ『X』とかでも感想、欲しいんですけども、
前提として再登校するべきかとか、再登校を目指すためのアクションっていうのは、
しっかりとやっぱり状況を把握しないといけないから、ここで話せることではないんだけど、
もし相談があるときはフリースクールコンコンで相談会を毎週木曜日しているので、
ぜひ相談に来ていただけたらと思います。ホームページから申し込めます。
ということで今回、話したいことは大きく2つね。まとめると、
「今の子どもたち、令和の子どもたちにとって、なんで友達とのトラブルがここまで深刻化するのか。」
ひとし
深刻化してるんだ。
はるか
そうそう深刻化してます。で、「それを乗り越えるために何ができるのか」っていうところを、
発想の転換をしていけるようなアクションを考えていきたいと思っています。
じゃあまず最初に、『人文社会科学』という学問なんですけども、
『土井隆義』さんという方で、『令和型不登校をあきらめない』っていう本の中でね、
『つながりたい世代の生きづらさ』というテーマでお話をしています。
ひとし
つながりたい世代か。
はるか
つながりたい世代なんだって、この土井さんによると。
で、文部科学省の調査によると、子どもたちが考える「学校への戻りやすいと思う対応」。
不登校の子たちが学校休んだ時に、これがあったら学校に戻りやすいなっていう対応があって。
これ第1位は「特になし」なんだけど、
ひとし
特になしなんだ。
はるか
第2位は「友達からの声かけ」らしい。
だから友達からの声かけがすごく戻るためには、子どもたちにとって大きな影響なんだなってことがわかってくる。
で、この方がおっしゃるには、人の生物学特性的にこの短期間でそこまで大きく変化したとは考えられないし、
学校制度もそんなに大きく変わったわけじゃない。
なのに不登校を選択する子たちは大きく変動している。
これはいろんな社会的な変化の要素があるんだと思うんだけど、
土井さんは「近年の不登校の増加は、友達との関係の変化によって説明される部分が大きいんじゃないか」っていう話をしてて。
ひとし
おー、新しいね。
はるか
そうそう。
ひとし
これまでSNSのドーパミンとかさ、スマホのドーパミンとかそういう話はあったが、
友達関係なんだ。
はるか
よくしてきたね、ドーパミンもそうだしね。
はるか
学校に行かないという選択ができるようになってきたとかっていうのもあったし。
だから友達との関係で説明するんかと思って。
ひとし
へー。
はるか
面白かった。ちょっと聞いてほしい。
ひとし
うん。
はるか
面白いのは、社会が『高原化』しているんだと。
ひとし
高原ってあれよね、野原一面みたいな。
はるか
そうそうそう、高い丘ができてるイメージね。
ひとし
はいはいはい、丘ね。
はるか
これどういうことかっていうと、つまり急成長してきた、これまで。
1990年代まではGDPが右肩上がりで急成長してきた。
だけどそれ以降、横ばいになっていて、今後下がるかもしれないみたいなイメージ。
だから高原ができてるイメージ。
ひとし
はい、プリンね。
はるか
そうそう、プリンみたいなイメージ。
社会が右肩上がりの時代には将来の今っていうのが全く違うものだっていうふうに感じられやすく。
だからずっと社会は成長していくんだっていうふうな雰囲気があった。
世の中はもっと良くなっていくんだっていう雰囲気があったし、
そのために、学校っていう制度が相当価値が高かった。
これイメージつくかな。
ひとし
へー、なんでだろう。どんどん右肩上がりだと学校の制度、学校が機能しやすい。
はるか
だし、学校っていう制度がその当時は道具的価値が高かったっていうのがどういうことかっていうと、
学歴っていうのをしっかり取ることができれば将来安定して。
ひとし
なるほどね。
はるか
さらに将来はもっとハッピーになってるから、将来幸せに生きていくために今、学校で頑張るってことが相当、価値が高かった。
ひとし
はいはい、納得感あるよ。
はるか
学歴を一生懸命勉強して、将来良い会社につけば幸せだっていう社会通念的な価値観があったというところがあるんだけど、
「社会が高原化すると、より良い生活を実現するために学校の価値っていうのは弱まっていますよね」って。
ひとし
まさに。
はるか
まさに今、皆さん感じてると思うけど、「本当に学校で学歴だけ取ってたら幸せなんだっけ?」っていう揺らぎがあったりとか、
そもそも、ね。ひとしとかも大企業行くかベンチャー行くかで迷って、ベンチャー行ったみたいなのもあるし。
ひとし
増えてるよ、そういう人。
はるか
だから本当、価値観が多様化してるし、あとはSNSでぜんぜん学歴とかなくてもハッピーだよとかっていう情報にすごい触れる機会もやっぱり、子どもたち大きくなってきたっていう状態がありますと。
ひとし
はい、それで?友達関係なん。
はるか
どうなるかっていうとですね、そう。ここから繋がってくるから、こういうふうに社会が高原化していくと、いったらもう社会は豊かになっていて、そこまで苦しい思いしたりとかっていうことが減ってきている一方、不満が低下した代償としてただひたすら目指していけるような目標を設定するのが難しくなったと。
ひとし
はいはい、そう。まさに。
はるか
そうそう、まさにそうよね。これまでの一個の一定の価値観があったから「そこに向かって頑張るぞ」って思ってたのが、どこ向かっていいのか分かるのが難しい状態になっているっていうのがある。
ってなるとどうなるかっていうと、将来のために今、頑張るっていうよりも、今っていうものの価値が相当高いわけらしい。
ひとし
まあね、そっか。それでね、自然体験とかサウナとかそういうのいいよねっていう雰囲気はなんかあるよね。
はるか
だから学校に通うのは将来のためだっていう価値観が揺らいでるっていう。
ただひたすら将来のために頑張り続けるっていうのができなくて、子どもたちにとって現在のブランドを確保するためになっているんだって、学校に行くっていうのが。
ひとし
確かに俺らの時ともちょっと違うかも。
はるか
これまではさ、今、正直「友達がおらんかったりとか学校の中におらんでも、ここを一人で努力して乗り越えて新しいハッピーな生活に行くんだ」っていうふうに思っていたのが、
もう今の子どもたちにとっては、「現在が辛いのなら、逃げ出さないと今後もずっとこの辛さは続くだろう」って思いやすくなるんだって。
で、この現在の学校生活の中で友達関係っていうものが占める割合も大きくなっていく。
ひとし
そうか。学力とかじゃないもんね。
はるか
そうそうそう。社交性っていうのがすごく占めてくるっていうのがあって、だからこそ学校っていうのは現在のアイデンティティを管理する場として色濃くなってきたからこそ、
人間関係っていうのは今、より良くしなければならないんだっていうふうに思ってきているっていうのがあるっていうので、相対的に交友関係、友達との関係を良くしていかなければならないんだっていうふうに思いやすくなっているんだっていう話があって。
ひとし
なるほど。繋がったね。
はるか
そうかそうかと。だから将来のために今、頑張るんだっていう話が通じにくくなってるのがひとつ。
ひとし
これのアクションまでさらに考えたっていう感じ?
はるか
アクション考えましょうよ、と。
ひとし
考えましょうよ、って感じね。
はるか
アクションを考えましょうよ、皆さんでっていうことで、大きく3つ方向性あるなと思ったんですよね。
ひとし
はいはいはい、なんやろ。
友達と、いやまじで見当がつかん。
はるか
1個ストレートにできることは、『友達との関係をサポートする』っていう。家庭としてできることは。
で、よくこの間、相談会とかでも「友達との関係が悪化しました」と。で、「もうけっこう自信を失っています」っていうなかで、
「家に友達を招いて遊ぶ機会っていうのを作って、そこでまた繋がりが戻って、学校に行けるようになりました」みたいなパターンもあったんよね。
だから一回、家に招くっていうのは、けっこうホーム戦なんよ。
ひとし
なるほどね。
はるか
ホーム戦っていうっけ、こういう。
ひとし
なんかあの、アウェイとホームの。
はるか
サッカーワールドカップ、そう「アウェイ」と「ホーム」の「ホーム」
ひとし
しかもキーパーソンにもできるしね。
はるか
そう。
ひとし
つないだりね。
はるか
Teacher Teacherのね、知識を使えばキーパーソンとして親御さんが最初のうちだけね、最初のうちだけいっしょのボードゲーム提案するとかね、いっしょのゲーム提案するとかっていうのがしやすいし。
だからこれを甘えてやりすぎだっていうのも簡単なんだけど、ひとつのきっかけ作りっていうのはできるのかなって思った。
ひとし
なるほど。
はるか
これ不登校の支援の専門家も言ってた。
ひとし
へえ。
はるか
最初は家に招いて友達との関係を作って、でそこからいっしょに行くっていうのは相当、再登校率が高いって言ってた。
ひとし
へえ。
はるか
っていう話は。
ひとし
そうなんや。
それこそね、まずオンラインゲームでつながって、ちょっとリアルでもやろうぜとかはいいかもしれんね。
はるか
ああ、それめっちゃいい組み合わせやね。
ひとし
ね。
はるか
オンラインゲームやろうから始まって、オンラインゲームしてうちで遊ぶとか、まあ公園でも全然いいんだけどね。
ひとし
うん。
はるか
まあそのきっかけを作るっていうのはひとつ、できるなと思ったのと。
ひとし
できますと。
はるか
もう1個は逆。
ひとし
きっかけを作らない。
はるか
友達以外。
ひとし
はいはいはい。
友達以外と出会っていく。
はるか
友達以外でつながっていく。
ひとし
うんうんうん。
はるか
これこないだすごい勉強になった事例が、
フリースクールコンコンのお子さんで、お友達とやっぱり精神年齢にギャップがありすぎる。
ひとし
ああ、なるほど。
はるか
そう、から、そもそもなんか今のクラスの子達と関わるのも、そんなにしたいと思わないみたいな子もいるなかで、
ひとし
なるほどね。「話、合わないよ」ってなってる。
はるか
そう、だけど、まあやっぱり学校の中でつながりもリアルな友達も欲しいって言ってる状態があって、
その子に対してさ、いや精神年齢、なんかまあ合わせて付き合いなよっていうのも難しいなかで、
なんかその子はね、教頭先生とつながってた。
ひとし
へえ。
はるか
ね、お手伝いしに行くって言って。
いや、なんかだからクラスの子達だけじゃなくて、学校の先生とか管理職の先生のお手伝いを通してつながると、
「またおいで」とか言ってくれて、すごい張り切って行ったりとかしてたみたいで。
ひとし
へえ。
はるか
で、やっぱそこにコンフォートゾーンができる。
友達がいなくてもつながりがいるんだっていうこのコンフォートゾーンさえあれば、
やっぱ精神年齢の合わない友達とも、「じゃあコミュニケーション取るか」っていう、
ちょっと負荷があることも頑張れるみたいな状態ができていくのかなって。
ひとし
なるほど。
はるか
思うから、まずは『友達以外の場所で居場所を作っていく』っていうのが、
これ教頭先生だけじゃなくてね、保健室の先生とかもキーパーソンになるだろうし。
ひとし
ちょっと待って、泣き始めたな。
はるか
あ、でもぜんぜん聞こえてないよ。
ひとし
あ、うそ。
ちょっと抱っこしながら。
はるか
いいよ、ゆっくり。
ひとし
はい、抱っこしながらですが。
はるか
あははははははははは。
ガン見、ガン見じゃない?ひとしの顔。
もう収録はいいから遊んでよって。
ひとし
中断中断。
はるか
あとワンアクションだからちょっと待ってね。
「待たん」って顔してるよ。
ひとし
あと1個のアクション。
はるか
早く収録終わりなさいって顔してる。
ひとし
えっと、1つ目が友達を家に招くか。
はるか
そう、友達との繋がりを作るっていうのができるだろうし、
友達以外での場所を作るっていうの。
じゃあもう1個は最後。
『ハッピーミッションを作る』っていう。
ひとし
えー、なんやろ。幸せなミッションよね。
そのまますぎか。
はるか
これハッピーミッションを作るっていうのが、これまた面白いメガネで、
『大対香奈子』さんっていう、『ポジティブ行動支援』の研究者の方がいるんだけど、
この研究者の方が、近畿大学准教授の方で、
インスタグラムを使ってよくお話しされてるんだけど、
これすごい面白かったのが、心理学の研究で、
結論は、「今の心の状態が過去の記憶に作用する」っていう話ね。
ひとし
どっちだ。今の心が健康だと、過去の思い出も嬉しい。
はるか
いい方に捉えられるっていう話。
だから、今をいかに楽しむかによって、
過去友達とのトラブルがあったとしても、
それを経験として捉えようっていうことがしやすくなる。
ひとし
なるほどね。
はるか
これ面白くない?
ひとし
体感もあるしな、確かに。
はるか
あるよね。
ひとし
あるある。
はるか
心理学の研究では、感情と記憶っていうのは結びつきやすいっていう。
だから今どんな感情か。今ハッピーだったら、
引き出される記憶もハッピーとして捉えられるし、
今の気分が悪かったら、その時の記憶もやっぱりネガティブに捉えてしまう。
ひとし
そうよね。
はるか
そうそう。
これさ、落とし穴やない?
なんかさ、「過去の記憶は変えられるんだ」みたいな話ってあるやん、よく。
ひとし
あるね。捉えかた次第ですよ。
はるか
そう、捉え方次第ですっていうのを、子どもがすごく落ち込んでる時に、
「過去も経験やけんね」って。
「捉え直したらいいよ」って。
「もう今、楽しまんとしょうがないやん」っていうのもいいんだけど、
結局それは、今の気分の状態がいいからこそ、それを捉えられるっていうのが一番あるから、
これ順番としてよ、順番として、まずハッピーな状態を作る。
ハッピーな状態の中で、やっぱ「過去も失敗っていうのは経験として捉えられるからね」っていう意味付けをできるんだなと思って。
ひとし
なるほどね。
はるか
これ面白くない?
ひとし
そうよね。精神、悪い状態の時に過去の経験を捉え直そうとしても、どんどん悪い方向に。
はるか
悪い方向になっちゃう。
ひとし
なっちゃう。
はるか
これで負の歯車おきてる人間関係をいっぱい見てきたなって思って、
どうしたらいいかわかんなかった。どうやってリフレーミングするのかって。
なるほど。
ひとし
すごすぎ。
はるか
今、ハッピー作るのかって。
ひとし
今回の回は俺、けっこうすごい学びあるんやけど、マジで。
はるか
めちゃくちゃ多くない?情報量。
ひとし
論文、書き。
はるか
いやこれ、皆さんの論文から紹介してるのに過ぎないんやけど。
ひとし
なんか世に発信した方がいいよ、この方法。
はるか
いやいや、now、now。
ひとし
now、今これ。これか、これをしてるのか。
はるか
そうそう、今、発信してるから大丈夫。
やけん、だからハッピーミッションを作るっていうのは、
いかに今、楽しめるかっていうのが過去の記憶をね、つらさから解放してくれるから、
「今、楽しむこと考えようよ」っていって、リラックスできることを作ったりとか、
自分の好きなことに没頭できるようにしたりとかするっていうのをできたらいいのかなと思って。
だから楽しむことを目標にしてみる。
どうしても成長とかっていうところをさ、目標にしがちだけど、
今、楽しむってことは、過去を捉え直して成長につながっていくっていう、この順番。
ひとし
なるほどね。
はるか
面白かった面白かった。
なんかこれで説明ついたんよ、いろいろ。将来のために今、こうしなきゃいけないよとかって言えば言うほど、
どんどんどんどん子どもたちのモチベーションが下がっていくみたいなことを、
いっぱい見てきたからさ。
だけどむしろなんかコンコンでワクワクタイムやって、
自分の好きなこと思いっきり没入していったら、
学校にも行っちゃいました、みたいなことってあるからさ。
なぜかというと、こういうこともあるんだなって思いました。
ひとし
そういう、ひとつの子どもの現象をいろんな目線で見るのは面白いね。
はるか
ね、説明がつくのは「やっぱりそういうことか」っていうのは面白いなと思ってて。
でよ、さっきひとしは言ったね、その種類の話をね、幸せの。
「ハッピーって何なの?」っていう話よね、だから。
ひとし
うわ、なんかこの前もせんやったっけ、その話。「幸せとは何か」みたいな。
ちょっと前、配信した気もするけど。
はるか
今回はちょっと沼に入らんように。
ひとし
もっとシンプルな。
はるか
用語を使って説明すると。
ひとし
いやもう太陽を浴びるとか、そういう話とか。
はるか
あ、もうまさにそうで、太陽を浴びた時になぜハッピーになるかっていうと、
「幸せにはホルモンが3つ影響してるんだ」って言ったりするよね、よく。
詰め込みすぎ?今日。大丈夫?
ひとし
いやもう一応、ここまで言っとこう。
はるか
用語、多すぎてね。
『セロトニン』っていって、心の安定とかリラックスを促すホルモンがありますと。
ひとし
それが太陽を浴びたりよね。そこは覚えてる。
はるか
うん、朝日を浴びるとか、ウォーキングとかね、ジョギングとかリズム運動だったりとか、
睡眠とか、あとは『トリプトファン』っていう、食事ね。
タンパク質、豆とかバナナとか卵とか乳製品を摂るとか、
っていうのがセロトニン出しますよって。リラックス系のハッピーがあったりとか。
今回、全部は説明しないんだけど、こういう種類のハッピーがありますよっていうメガネがあれば、
いくらでもネットで出てくると思うから。
ひとし
そうやね、分類だけ。セロトニンと?
はるか
『ドーバミン』ね。
ひとし
ドーバミンね、そうねゲームとかね。
はるか
これが、やる気を出したりとか達成感を感じることで、幸福感を感じますよっていうことで、
これ小さな目標を決めて達成するとか、「今日はこれだけはする」って言ってやる。
これのドーバミンは何をすれば出てくるかっていうと、
小さな目標を決めて達成するとか、できたと感じて経験を積むとか、
新しいことにチャレンジするとか、目標とか筋トレとか色々あるんだけど、「できた!」と思えること。
これを例えば、ゲームとかでももちろん、いいんだよね。
ひとし
あるよ。だって俺もポケモンカードのゲームしたら、
めっちゃスモールステップで達成感を設計してくれてるから、どんどんドーバミン出るもん。
はるか
だからそれが手軽に出せるドーバミンの方法だし、
いったら逆に言うと、ドーバミンがめちゃくちゃ出るように設計されてるから、出すぎる。
ひとし
なるほどね。
はるか
出すぎると、前もちょっと話したんですけど、子どもの無気力の回かなんかで話したんですけど、
ドーパミンがテクノロジーの技術で出されすぎると、一気に落ち込んじゃう。
それこそ不安であったりとか、無気力であったりする状態があって、
それをまた回復させようと、ドーパミン性の高いゲームとかをやるとかっていう、
このサイクルができてしまって、すごいアップダウンが激しくなるから、
ゲームっていうのを一定の制限の中でやるのはいいんだけど、
これやりすぎると落ち込むんだよって。落ち込んじゃって無気力になっていくんだよっていうのは、
ひとつ、情報として与えて選択するのがいいのかなとは思っています。
もう1個の視点はね、ドーパミンを出したことによって、
自分の成長を実感できることってすごく重要だと思ってるんよね。
ひとし
なるほどね。
はるか
例えば、30分YouTubeを見ました。この時にドーパミン出てるよ。出て、一定の幸せ感は得られました。
このあとの時間と、30分間、目標を立てて筋トレしました。このあとに残るものって全然、違うなと思ってて、
この30分を自分の将来のために使えたかどうかっていうのは、全然そのあとの無気力かに関わってくると思うよね。
だからそれが積み上げられて将来につながっているのかっていうことを設計するのが、ドーパミンでは大事なのかなって思っている。
ひとし
なるほどね。
今を幸せにも大事だが、ドーパミンに関してはやっぱそこの、将来にどうつながるか、けっこう大事になる。
はるか
そうそうそう。積み上げて、積み上げた結果、将来につながっているねっていう設計ができれば一番いいなって思ってる。ドーパミンに関しては。
はるか
これはちょっとなんか、がっつり話したいね。ちゃんと。
ひとし
そうだね。
はるか
でもコンコンはそういうふうに設計してる。
ひとし
なるほどね。
はるか
今、楽しんで、今、目標を達成することが、今後の将来の力にもつながっているっていう設計をしないといけないなって思っているという感じです。
ひとし
なるほど。
はるか
最後は『オキシトシン』
ひとし
オキシトシンか。
はるか
オキシトシンは、人とつながることで分泌されるから、ハグするとかスキンシップもそうだし、これ一番いいなと思ったのが、感謝の言葉を伝える。
ひとし
なるほど。
はるか
うん。「ありがとう」って。ありがとうっていうのを伝えるだけで出てくるとかね。
ひとし
なるほどね。
はるか
あと、人とのコミュニケーションをするっていう。
ひとし
赤ちゃん抱っこしてるのでも今、出てると。
はるか
あ!今、完全にオキシトシン、出てますよね。だからやっぱり重要だなって。いきなりね、「身体的なスキンシップは思春期だから厳しいですよ」とかっていう場合も、感謝の言葉を伝えるとかね、あたたかい会話をするとかでも出るっていうし。ペットもそうみたいで。
ひとし
あーなるほどね。アニマルセラピー的な。
はるか
アニマルセラピーもあるし。あとボランティアとかで人助けをするとかっていうのも、オキシトシンが出るとかっていう話があったりとかして。
お手伝いするとかっていうのも、ひとつこういうふうにオキシトシンが出るんだなと思うと。あともう1個『エンドルフィン』ってのもあった。エンドルフィン。『脳内麻薬』って言ったりとかするけど。これは運動もそうだし、笑うとか音楽を楽しむとか。
音楽いいよね。最近の俺の幸せスイッチは音楽。完全に。気分が下がってきたら音楽かけるっていうのはしてるし。あとチョコレートとかもそうみたいな。映画とか。
とかっていう、いろいろ種類があって、どれかが強すぎるんだったら、「ドーパミン性が高いからセロトニンを出すために朝日を浴びてウォーキングしよう」とか。「オキシトシンを出すために感謝を伝える会話しよう」とか。「スキンシップ取ろう」とかっていうふうなのがあったり。「音楽を聞こう」とか。そういうふうなかたちで、今をいかにハッピーに過ごすか。ハッピーミッションを作るっていうのは、ひとつできて。
ひとし
なるほどね。それがハッピーミッションっていうね。確かに。子どもがね、この4つのホルモンを理解するかわからんけど、「散歩、行こう」とか「運動、行こう」とか言ったりはいいかもね。
はるか
でもこれ一瞬で出てくるからさ、幸せのホルモンを出すためのアクティビティーは。あ、わかった。じゃあおすすめは、幸せのホルモンを出すためのアクティビティーをばーって、たぶん画像で出てくるから、「どれする?」っていうふうに選択するのはいいかもしれんね。いっしょに。
今、ハッピーになることが過去をポジティブに捉えられて、自分がね、前向きなアクションを捉えるようになっていくんだよってことで、いっしょに決めていくのはいいかもしれんね。これ親御さんもいっしょにやるとね、もっとハッピーになるのかなって思ったりしました。
ひとし
という感じですかね。詰め込みすぎた。 だいぶ詰まったね。いやでも面白かったわ、これは。
よかったです。 出てくる、まだ出てくるもんなんやね、その新しい捉え方とかが。もうないやろって思っちゃうけどね。
はるか
でも最近ほんと学び加速してるから、どんどんどんどん増えてるわ。それは楽しみや。 溢れてる。
ひとし
じゃあ最後に感想を読みますか。金魚を飼い始めたお母さんからですね。 はい、そうです。オキシトシンが出ますね。『金おか』さんですね。
はるか
『金おか』さん。
ひとし
「初めまして。主人から『今の僕たちにいいのがあるよ。しかも九州の言葉を話す優しい2人で癒されるんだ』と言われて、1ヶ月半くらい前から聴き始めました。」
はるか
あ、お父さんありがとうございます。
ひとし
ありがとうございます。「小学校3年生と年長の男の子の2人がいる母です。何から伝えたらいいのかわからないですが伝えたい気持ちがたくさんあります。 」ありがとうございます。
「でも一番はこの番組を聴いて一筋の光が見えた気がしました。子育てにうまくいかず、長男は生まれてからすぐ泣き止まない、寝れないに始まり、離乳食も食べない、
お菓子もフルーツも食べない。どうにか食べてくれるものにたどり着くまで必死でした。そして洋服もチクチクがダメ。遊びも土いじりが苦手。果物の香りがダメなど、数えたらたくさんありました。
食も生活も睡眠もあれこれ試して、まさにトライ&エラーのエラー続きでした。そして小学校に入ってからはいじめを受けても我慢しており、体に下痢や頭痛など不調が出るようにまでなりました。下の子のやんちゃぶりも重なって、もう手一杯の状況でした。」
はるか
大変だ。もう想像しただけで。
ひとし
「それらの詳しいことは長くなるので省くのですが、私もこの8年間のあいだに、様々なところに相談したり、メンタルクリニックを受診したりしましたが、言われたことは『お母さんがもっとゆったりかまえなくちゃ』的な言葉や、『今は話を聞くしかできないです』でした。
そんなことはわかってます。母親がゆったりかまえなくちゃいけないことくらいわかります。それができないくらい苦しいから相談に行ってるのに…と、だんだん諦めの気持ちが大きくなり、
誰かに相談するには一から話さなくちゃいけないし、また同じことを言われるだろうと疲れてしまったんです。もう疲れ果て、死んでしまいたくなることも何度かありました。
最近も、そうでした。主人も状況をわかっているものの仕事で、育児はわたしのワンオペで悪循環なのは確かでした。だから探して探してたどり着いたのが、はるかさんとひとしさんのTeacher Teacherだったんです。
ひとし
何が良かったのか、それは具体例があることです。この言葉がけ、この考え方、この受け答え方、『それが知りたかった』というものがありました。
今まではどこに行ってもだいたい同じで、抽象的で『ゆったりかまえてニコニコで笑顔で受け止めて』と言われたんですが、『それができないから困っているんだ』と相談・受診しているのに、すごくもやもやしていました。
でも、このTeacher Teacherには具体策があって、『今はダメでもヨイ出しして、コップの水が満タンになるときは来るから諦めたくていい』など、わたしには本当に一筋の光でした。
本当に疲れ果てたわたしを、ポッドキャストというかたちで救い、命を守ってくれました。
ありがとうございます。他にもいろいろと試していけるように、まずは自分が元気になれるようになりたいです。
わたしを助けてくださりありがとうございます。まずはお礼をとにかく伝えたくてメールしました。これからも主人といっしょに聴いていきます。」ということでした。
はるか
ありがとうございます。すごいありがたい文章が届きました。
ひとし
良かったです。でも、試行錯誤できている状態はすごい嬉しいです。
はるか
こちらがありがとうございますかもね。
やっぱりこのポッドキャストを継続していく意味とか理由ってさ、自分たちには見出せない部分、大きいやん。
だけどこうやって、誰かのためになっているという実感を持つことが継続する意味になっていっているから、本当にありがとうございます。
おかげでTeacher Teacherのガソリンがまた溜まりましたので、これからもいっしょに乗り越えていけたらと思います。
ひとし
頑張っていきましょう。
はるか
良かった、出会ってくれて。
ひとし
ありがとうございます。ま、そんな感じでメッセージいただけたら、直近のものは、アドレスがあるものには返信を僕が書いていると思うので、ぜひお便り送ってください。
はるか
それ知らんやった。ありがとう。
ひとし
有益なことは書いてないかもしれないですが、感想は送れます。
はるか
良かったです。今日もありがとうございました。
ひとし
最後までお聴きいただき、ありがとうございました。
#ティーチャーティーチャーをつけて『X』にポストいただくか、お便りフォームから感想を送っていただけるとすごく嬉しいです。
そして僕たちの活動を応援してくださる方は、Discordの『Teacher Teacher村』というオンラインコミュニティに月額1100円以上のスポンサーになってくださった方を招待しておりますので、ぜひお願いします。
はるか
お願いします。
ひとし
概要欄にTeacher Teacher村の紹介ページも貼っておりますので、ぜひ見てください。
はるか
Teacher Teacher村で、ほんと各地でたくさんのオフ会が起きており。
ひとし
昨日、行ってたね。はるか。
はるか
あの、ぜんぜん僕たちなしでもオフ会しようとしてたんですけど。僕が行きたすぎて、遊びに行ったんですけど。
もうね。
ひとし
よかった?
はるか
幸せ。
ひとし
いいな。
はるか
幸せ、もう。
ひとし
4月はね、いま、あるんですよ。1日ピクニックの日が。
はるか
あ、ピクニックね。
ひとし
東京でね、何人かと。
はるか
そっかそっか。
子どもたちがね、キャッキャ芝生で走り回って、笑ってるんよ。
ひとし
かわいい。
はるか
それを大人がずっと笑顔でニコニコ見守ってね。
ひとし
見ながらお酒飲んで。
はるか
お酒飲んで。二日酔いになって。
もうね、幸せ。
ひとし
それや。
それこそがハッピーミッション。
はるか
ハッピーミッションです。
Teacher Teacher村に入って、オフ会に参加することが。
ひとし
ハッピーミッション。
ぜひ、入会お待ちしております。
はるか
おーい。
急に宣伝色、強くなったけど。
でもほんとみんなで子育てしていきましょう。
ぜひぜひ、お待ちしております。
ひとし
ということで、ありがとうございました。
はるか
ありがとうございました。
それではまた。