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2024-06-11 15:49

【発達障害00】大人ができる支援とは何か? #54

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発達障害の調査回が始まりました。中心となる問いは「発達障害がある子が困り感を抱えている場合、大人はどんな支援ができるのか」です!

【今回の内容】

きっかけはインスタライブ / 4つの視点(医学・教育・社会・家庭) / 結論「ニッチづくりをしましょう。ニッチづくりする力をつけましょう。」 / 過去回・まもなく、不登校問題の解決を目指すフリースクール「コンコン」がオープンします! 特別編03 (⁠Spotify⁠ , ⁠Apple⁠)


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【ひとしの編集後記】

教育調査回は色々な人を巻き込んでいる上に、重要な内容でもあるので、いつものテンションと若干異なってますね。編集をしていると少しだけ緊張感が伝わってきました。この文章を書いている段階では発達障害回の2話目以降をまだ収録していないので、これからが僕も楽しみです。


サマリー

発達障害についての調査を始めた背景には、インスタライブでの親御さんの発達障害に関する問いかけがきっかけとなります。調査では、発達生涯と呼ばれるものの定義やニューロダイバーシティという考え方、発達生涯と選択肢についても取り上げられています。大人が発達障害の子供たちにできる支援には、教育的視点、社会的視点、親と家庭の視点の3つがあります。

00:02
はるか
押しました。はい、押しました。 いかん。ちょっと口がまめってない?ちょっと待って。
あ、え、い、う、え、あ、か、け、き、く、け、こ、か、こ。 口がまめらん。口がまめらん。口がまめりません。
よしよしよしよし。 今の発声練習のとこ使うわ。
ひとし
マジ、はず。 よかった、いいの録れた、いいの録れた。
はるか
はい、恥を捨ててやっていきましょうか。 やっていきましょう。
ひとし
始まりました。 ティーチャーティーチャー。 よっ。ひとしです。はるかです。この番組は、世界中を回る先生のはるかと、
ポッドキャスト番組のプロデューサーのひとしの2人で、子育ての悩みを納得するまで考えていく、ポッドキャスト番組です。
はるか
よろしくお願いします。はい。はいはいはい。 口がまめってきました。やってきましたね。
やってきましたよ。調査。 もう、この数週間、結構、この調査回特有のプレッシャーみたいなものはありますね。
ひとし
そうですね。はい。テーマが大きいですので。 今回の調査のテーマを発表してください。どどん。
はるか
はい。もう今は、この言葉を使うことすらどうかと思っていますが、
発達障害についての調査会ということですね。 そうね。はい。発達障害と言われるものについてかなり
ひとし
アップデートがありましたね。 うん。俺もさ、いろいろ本一緒に読んだりしたけどさ。うん。
だいぶ昔やん。そうね。結構時間経ったけん、まじで楽しみ。 おー、よかったよかった。はるかがね、そこから整理し直してくれて。
はるか
今回はね、前調査したメンバーに加えて、 hayatakaさんが入ってくださったりとかして、情報量がめちゃくちゃ多くなって、
ひとし
落とし所が。難しい。 うん。いろんな角度から。 そうね。基本的にメインとなる問いは何だったかというと。
調査開始の背景と問いかけ
はるか
まあそうね、ちょっと背景から話していいかな。はいはい。 この発達障害と言われるものについての調査を開始した背景がありまして、
それはインスタライブで俺とひとしで、あれこれね、親御さんがコメントくれることに対してお話をしている中で、
親御さんがね、ふと発達障害についての問いかけを投げかけてくださって、 まあいわゆる、「うちは忘れ物が多いんです」とか、「よく動くんです」みたいな話があったときに、
俺が、「あ、そんなこと僕もあったんですよね、昔」とかいう話をしたり。「結構大人、いろんな人も経験しますよね、そういうこと」とか。
いう、なんかカジュアルな感じで会話がポップに進んでいってて。 うん。 で、その時に結局落とし所として、みんなそれぞれ多かれ少なかれ特性あるよね、みたいな感じの話で終わりそうになってたところを、
かなり真剣に悩んでる親御さんもいたし、 そこで俺がまずハッとさせられた。こんな感じで丸く納めていいもんじゃないよなやっぱりとか、いうのがあったり、
ひとしが結構、自分の特性と向き合っている時期とかでもあったじゃん、その時が。 うん。 で、その時にひとしが結構真剣な顔をしながら、
結構世の中では強みがあるんだから、その強みだけで生きていこうみたいな情報があるけど、結構ひとしは自分が悩んでるから、本当にそれでいいんだっけ?みたいな疑問も持ってったっていう話をしたんだけど、覚えてる?
ひとし
覚えてません。 あ、覚えてないんだ。 けど、思っていることではあるね。 うんうん。 やっぱ、よくビジネスの場で言われることとかは、
人から求められていることに全力で価値を返すことで自分の力がついていく、みたいな考え方もけっこうあったりして、なんか乗り越える方がいい苦手なことと、でも特性上もう無理じゃんみたいな苦手なこととかの違いもわからんし、
その子が苦手って言ったから特性だって思って、その苦手は注目しないみたいな風にしていいのかなとかっていう疑問もあったのよね。
はるか
なるほどね。そうかそうか。だからその、発信されてる方とか、俺も多分言ったことあるんだろうけど、その方を肯定するとかね、励ますつもりで言ってるっていう方もいらっしゃるんだろうけど、
そういう考えを持ったとしても悩み絶えませんよみたいな親御さんがいたりとか、もっと具体的にどうしたらいいのかっていうのを真剣に考えたいなと思っている方もいらっしゃるんじゃないかなと思って、
ひとし
そうだね。
はるか
その時に、きちんと勉強し直そうっていう話にインスタライブ内でなったんだよね。
ひとし
はいはい、そういう感じだったのね。
はるか
そうそう、それで発達障害と言われるものについて、ティーチャーティーチャー村の皆さんとその部屋を作ってね、調査会っていう部屋を作って、
文献持ち寄ってみんなで読んだりとかしようということになって、かなりの量の本とか論文とか集めてくださって、まとめてくださったりとかして、
もう相当な量のアップデートがあったよね。
ひとし
うん、あったよね。
はるか
うんうん。ただ、勉強会の時にも発達障害と言われるものについては専門にされている方がいらっしゃって、
で、やっぱり「この定義の考え方とかってまだ認識違うんじゃないの」とかっていう意見もあったりしたから、
やっぱりこう専門家の方から見るとまだまだ認識は甘い部分が多いんだろうなっていうのはある、現実として。
だけど、発信の目的としては、俺たちが一生懸命チームになって勉強して、
この発達障害と言われるものについて、いろんな立場の考え方を共有、そして啓発することで、
リスナーさんの考え方がアップデートされて、子供たちに対して言葉が変わったりとか、あるいは行動が変わったりとかして、
結果的に親御さんとか子供の心が軽くなったらいいなっていう思いで発信しているというのが、まず大前提であるということね。
ひとし
不登校の回とも近くて、どんな立場の人がどういうことを言ってるかを理解しようみたいな感じかな。
はるか
そうそうそう。で、大きな問いとして、発達障害と言われる子供たちが、
実際に困り感を抱えている場合、大人がどんな支援ができるんだろうかっていうことを中心の問いとして据えて調査をしました。
で、この中心の問いを元に明らかにしたいことが大きく分けて4個あって、一個目が発達障害と呼ばれるものは一体何なのかと。
ひとし
一体何なのかよね。
はるか
一体何なのかと。なんか分かっているようで全然実態がつかめない言葉で。
発達生涯の定義とニューロダイバーシティ
はるか
で、いろんな文献を読むとすごく解像度が上がってきたから。解像度が上がってきたというより、今までの認識の曖昧さがすごく明らかになったという方が正しいかもしれないんだけど。
っていうのをまず話していく。用語をアップデートしましょうっていうことと、カジュアル化すること問題あるよねとか、診断をするとかっていうのはあるけど、それって結構あやふやだよねとか。
あとは早期診断するべきなのかなみたいな。なんかそんな話もしていければなと思っていて。
二つ目が新しい考え方ね。ニューロダイバーシティという考え方。これが結構発達障害と呼ばれるものを考えていくので重要な考え方だったから、これについて紹介して。
個性とか才能とか障害とかって言葉あるけど、そこじゃなくて特性を見ましょうっていう話ができたりとかもあるわけで。
3つ目が発達障害と選択肢というテーマで、教育についての選択肢があったり、あとは仕事の選択肢っていうのを調べた範囲で、その考え方とかもお話してきたらなと思っているところ。
4つ目が結論。発達障害の子供たちに大人ができることは何なのかということでお話ししたいということですね。
ひとし
はい、そっか。なんで今回を含めて5話分になるっていう感じかな。
うんうん。発達障害とは何なのか、ニューロダイバーシティっていう考え方、発達障害と選択肢と発達障害と言われる子供に大人は何ができるのか。
長いね。
はるか
いい感じよ。
ひとし
いい感じに長いね。
はるか
頑張るよ。で、終わりにね、勉強会で皆さんがくださった質問とかに対してできる限りでお答えしたりとか。
あと一番大事なのはティーチャーティーチャーとか、コンコンは一体何ができるのかとか。
ひとし
はいはいはい。
はるか
あとはね、私たち個人は何ができますかっていう、最後問いを皆さんと一緒に考えていければなというふうに思っているわけであります。
ひとし
楽しみ。
はるか
はいはいはい。で、今日はね、全体像、調べてみた全体像と、あとは結論についてお話をして次回に続けていきたいなというふうに思っておりますというところですね。
ひとし
全体像か。
はるか
そうそうそうそう。まあ色々調べてみて、発達障害と呼ばれるものについていろんな角度から情報があって、ざっくり分けると4つかなと思って。
一個目が医学的、科学的な視点。
結構ね、この角度で全然発信の内容が違って面白かったんだけど、
まあお医者さんとか科学者の方々によると、これは脳の構造とか機能の違いだよとか、あるいは遺伝的要因とか環境的要因があるんだよとかっていう話で捉えると、ああそういうことねってことが見えてきたりとかね。
教育的視点と社会的視点
はるか
あとは皆さんがこのティーチャーティーチャーを聞いている方々が馴染み深いのは教育的視点かなと思っていて、教育者とか特別支援教育の専門家の方々が言う早期発見とか早期介入ってやった方がいいの?とか、その課題ってどんなものがあるの?とかっていう話があったり。
あとはインクルーシブ教育って言って、子供たちをみんなで一緒に勉強するべきか、特別支援教育で別々で教育するべきかとかっていう話とかもあったり。あるいは社会的視点ね。社会全体の考え方とか支援の仕方の変化が必要だよねっていう話があったり。
あとは親と家庭の視点ね。子供たちにどんなことができるのかなとか。あるいはどんなサービスが受けられるのかなとか。この4つの視点を踏まえてお話が聞けるとより理解が深まるのかなというふうに思った。
ひとし
なるほど。医学、教育、社会、家庭。中心の問いは発達障害がある子が困り感を抱えたときに大人はどんな支援ができるのか。これを今から4回聞いていただいたら発達障害について全体像が分かって、メタ認知できることで日々の振る舞いの中に心の余裕が生まれると。
はるか
そうね。あとは啓発活動よね。啓発したいことがあると。啓発じゃない?このティーチャーティーチャーの結構大きな役割として。そうね。だから俺ティーチャーティーチャーのリスナーさんって先生に聞いてほしいとか他の親御さんにも聞いてほしいっていう力が働くのかなと思ってて。
なんかこの考え方をみんなで共有したら結構全体的にハッピーになるんじゃないっていうような考え方が。あーそのポイントまで行ったんだ。いやもう俺この調査会終えて結構見方変わって結構ハッピーにはなってるかもしれんね。えーそうなんや。うんうんうん。
てかあぶねーみたいな。あぶねー?あぶねーみたいな。どっちの意味?それはどういう意味だ?いやこれ知らんかったって考えたらゾッとするわみたいな。あーそういうことね。うーん、いやーゾッとするね。いやまあ今までの教育者としての振る舞いとか反省したりもあったし、まあ、でも具体的にね、これから自分たちの活動にも繋がっているから。うん。ありがたい調査会ではあったね。
なんか一言で言うと、一言で言えるか分からないけどさ、一言で言うとはるかが思ったポイントは何だったの?えっとね、まあその結論について先にお話しして、今日は終わりにしようかなと思うんだけど。はい。結論を先に言っちゃいますね。はい。はい。いやもうこれは俺の結論だよ。保険をかける。これは俺の結論だよ。はいはい。
えっと、そう、具体的に何ができるの?っていう話でここに集約されるなと思ったのが、ニッチ作りしましょうっていう。あーそこなんだ。ニッチ作りする力をつけましょうっていう。うーん。ここができることかなと思った、大人が。なるほどね。うんうんうんうん。なるほどねって多分皆さんなってないと思うんだけど。
いや、ニッチ作りっていうのは簡単に言うと、自分の住処を作るみたいな感じだったよね。あーそうそう。その巣作りみたいな話でまさにそうで、ニッチ作りっていう言葉を最初に使ったのがハーバード大学の生物学者:リチャード・レウォンティンさんっていう方で、「生物が生存の可能性を高めるために自分自身の環境を変えることだ」っていう風に定義しているんだよね。
うーん。で、それでまさにひとしが言ってくれたように、ビーバーがダムを築いたりとか、蜘蛛が巣をかけたりするのはまさにニッチ作りの典型例で。はいはいはい。
で、動物は移動して好ましいニッチを探しますよねって。その中で子孫を増やしていきますよねって。なんか止まったり固定されたりとか環境に適応するというものがある一方で、この個性的な脳のニーズに合うように自分たちで環境は変えられるんだということを主張している。
なるほど。で、この時のポイントとして、積極的なニッチ作りっていうのは、本人の生きやすい環境を見つけるだけじゃなくて、周りに適応する能力すら高めてくれるんだという主張があって。はいはいはい。そっか、これ、第3回の特別編か何かで話したかな。
詳しく。うんうんうん。そっか。そうね。で、なんでニッチ作りが必要なのとか、こんだけたくさん発達障害と呼ばれるものについて勉強した上で、ニッチ作りが大事っていうこととか、ニッチ作りする力をつけようっていうふうに、この結論に至ったのにはたくさんの理由があって、それについて次回から、発達障害って一体何なのっていうのの話からスタートして、具体的にさっきのニッチ作りのためにどんなことができるのかなっていうことについても、
ひとし
一緒にお話しできればなというふうに思っております。はい。楽しみ。はい。ニッチ作りやっていきましょうって、もうこの段階からなっちゃった。
それの理由がもうどんどん明らかになっていくと。はい。はい。こんな感じかな、初回は。うん。はい。よし、じゃあ長い長い旅をしていきましょう。はい。
ぜひ皆さんのご意見もください。そうですね。ご意見ありましたら、いつでもお便りや、(ハッシュタグ、カタカナ#ティーチャーティーチャー)や、インスタグラムへのメッセージでお願いいたします。はい。よろしくお願いします。
はるか
それでは、さよなら。
15:49

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