今回は海外駐在や海外インターンシップ、バックパッカーの経験等を生かして事業活動を行う国際派起業家のキャリアを学びます。田村の母校である東京外国語大学の先輩で、パキスタン家具の販売、インテリアコーディネート、沼津での民泊事業を手掛ける合同会社MONDAY 代表の原川萌佳さんと対談します。
※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。
合同会社MONDAY様のHPはこちらです。
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原川萌佳さんのインスタグラムはこちらです。
https://www.instagram.com/moeka.harakawa/
多彩な職歴が紡ぐ“線”としてのキャリア
一見バラバラに見える職歴も、すべては「将来自分の会社を持ちたい」という一点に向かって進んできた道だった。旅行業では現地アテンドのノウハウ、小売ではモノづくりと流通、営業職ではコミュニケーションスキルと顧客理解を学び、パキスタン駐在では言葉にならない現地感覚を体得した。起業後、「すべてが活きている」と実感できる今、原川さんにとっての“点と点がつながる瞬間”が訪れている。
なぜパキスタン?異文化への想いと家具ビジネスの挑戦
パキスタンにはネガティブな印象がつきまとうことが多いが、実際に暮らし、働く中で原川さんはその温かな人間味や美しい手仕事に心惹かれた。とりわけ、現地の家具職人が下書きもせず迷いなく彫り・塗り・仕上げるその豪快さと繊細さに感動。「同じものは二度と生まれない」家具たちが持つぬくもりを、日本でも伝えたい。その強い想いが、家具輸入という形で花開いた。
チャイとともに伝える“人と人”のぬくもり
原川さんのビジネスのもう一つの柱が“チャイ”の提供。単なるドリンクではなく、現地ではおもてなしの象徴であり、会話や交流の場を生むきっかけでもある。日本でのチャイ販売は家具展示とセットで行われ、異文化を五感で味わう「空間」を演出する。その中で人と人がつながっていくことこそ、原川さんが目指すビジネスの真価でもある。
沼津という土地との“再会”から始まったまちづくり
祖母の家をきっかけに沼津へ移住した原川さんは、知人ゼロの土地で街づくり活動へ飛び込んだ。空き家活用のイベントやローカルワークショップへの参加を経て、パキスタン家具を並べたシェアスペースを開設。地元住民との接点を築きながら、パキスタンという異文化と沼津という地元を同時に活性化するユニークな試みが進行中だ。
起業の原点と、覚悟を決めたその瞬間
学生時代からの夢だった「起業」だが、コロナ禍で一時は就職も検討した原川さん。だが、これまで応援してくれた人たちの顔が浮かび、「このままではいけない」と思い直す。結果、すべての選考を辞退し、登記へと踏み切る。そこには、自らの信念を形にするだけでなく、「応援してくれた人への恩返し」でもあった。覚悟を決めた起業──その第一歩を、彼女は確かに踏み出した。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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