人間の習慣とメタ認知
今週の戦略的幸福論は、苦しくてもそのゲームを続けてしまうんだなっていう人間は。
それを理解しているのに、そこから抜け出せないんですよ。
なるほど。輝きくんが絶望してるって話だ。
絶望してると同時に、もう一個深掘りできたなってところがあって。
何から学べるか、わからないもんですね。
何からでも学べます。
戦略的幸福論で、墨友少女を辞めて専業主婦になった岡田リチャードと、会社が500億円持ち逃げされて悟りを開いた川端輝きです。
はい、というわけで、今日のお話、これ面白そうだなと思ってんすけど、何々?
ホスグルイの女性がメタ認知できてたけど救われてない話っていうことで、どういうことっすかこれ。
これね、僕の中ではすごい大きな気づきだったんですよね。
僕の思いとして、人類のメタ認知を高めて、自分を客観的に見ることで、自分のやってることはただの一つのゲームなんだなと思うと、
自分の生きてるフィクションから目が覚めて、より良い人生を歩むんじゃないかなっていう仮説があったんですよね。
ホスグルイの女性の事例
一昨日の夜、とある番組を見ていて、ホスグルイの女性が人生相談するって番組だったんですね。
Amazonプライムで見れる番組ですけど、タレントの優と恵美に対して人生相談するって番組で、それを見ていて、
ホスグルイの22歳の女性が現れて、ホスト通いがやめられなくて、1000万円ぐらいをけりままに使ってますと。
だからもうずっと見ついたわけですよ。そこにいるホストにシャンパンタワーしたいと。
1000万円とかね。
そう。で、昼食は全てホストにお金を払うためにひたすら頑張ってるっていう感じらしくて。
で、そういうことをしてる自分がいるのを、この人は結構客観的にも同時に見てるんですよね。話を聞いてると。
自分の様子をこう。
自分の様子を。なのでこう、特に冷静になると今の自分が終わるみたいな発言だったり。
なるほどね。
ショーフォースとか、あとホストは一番遠い他人っていう。このワンフレーズも結構メタ認知者に出てこないフレーズだと思うんですよ。
確かに。
金を見過ぎまくってるから近いけど、金というものがなくなったら一瞬で他人になるんですよ。
だから金を見過ぎ続けないといけないっていうのをメタ認知してるわけですよ、この22歳の女性は。
なるほどね。
だから金の切れ目が円の切れ目だっていうものを理解してるから、金を絶やさないようにしなければいけなくて。
何でかっていうとこの関係を続けたいから。この関係は何かっていうとお金で終わる関係だと。
そうそうそう。
っていうのを理解した上で、それを一言でホストは一番遠い他人っていう一言にまでフレーズにしてしまうぐらいメタ認知できてるわけですよ、この女性は。
だからあれか、絶対に交わらないから遠いし他人だって言ってるわけですよね。
そうですね。自分の言葉でもそれを表現できるぐらい認知できてるんですよね、自分というものを。
でも、それを理解しているのにそこから抜け出せないんですよ、この彼女は。
新たな生き方の必要性
抜け出せないんだ。
うん、なるほど。
要するにマトリックスの中にいるっていうことに気づいてるにもかかわらず、そこに留まるという選択をずっとしてるわけですよ。
すっごい苦しい、同時にその子は。
昼食で死ぬほど汗水、働いてかけたお金をここにすぎ込んでるっていう自分は、認知できてんのにこれを続けちゃうんですよ、元に戻っちゃうんですよ、この状況に。
で、なんで戻っちゃうんだろうなっていうことを考えると、やっぱりこう新たな居場所とか、ここよりも心地のいい場所とか、
自分の今までプレイしていたゲームとは違う、自分にフィットする新しいゲームソフトみたいな、新しいルールのゲームみたいなものを用意しておかないと、
たぶんずーっと自分が慣れ知った死んだ、苦しくてもそのゲームを続けてしまうんだなっていう、人間は。
なので、メタ認知だけではダメ。で、メタ認知プラス、そういう人たちがマトリックスから出た後の世界を用意して、
なおかつその世界はいいところなんだよっていうところを、その人たちに感覚的にも感じてもらわないと、人は移行できないって思いましたね、自分のとらわれが。
なるほどね、だからメタ認知して自分の状態を客観視したときに、うん、それが一番良さそうだねっていう判断もあり得て、
で、その構造がホスブルイの人、要するに健全ではない人間関係とお金の使い方にはまり込んでる、のめり込んでいる人の解決策がメタ認知ではなかったと、
いうことに気づいて、輝き君が絶望してるって話。絶望してると同時に、自分はなぜメタ認知をして抜け出せたのかっていうところを、
もう一個深掘りできたなってところがあって、僕の場合だと資本主義の世界の中で、ずっと金を稼いで出世して上場して、
それをしないてればいけないっていうマインドセットが20代の頃はあったんですけど、
その、まあ瞑想修行に行って、瞑想修行の中でメタ認知をして、あ、これも一つのゲームだったんだってことに気づいて、
なおかつ、この瞑想してるその施設にいるときの高揚感とその幸せな感じ。
自分の今までのパラダイムとは違うパラダイムで、幸福を感じれるっていう世界線を、メタ認知と同時に感じてたわけなんですよね。
メタ認知もしていたし、なおかつ新たな居場所っていうものも、同時に自分の中でセットで見つけてたんですよ、その瞬間。
うーん。
なので、ここがワンセットじゃないと、人はメタ認知で気づいたとしても、
あ、やっぱり処分主義で金稼ぐしかゲームがないと思っちゃったら、そっちのゲームで戻っちゃう。
なるほど。
違うゲームがあるっていうことも提示してあげないと、そっちのゲームには移行できないっていうことなんだなっていう気づきになりましたね。
面白いなあ。メタ認知大事っていうのは、私もよく思っていること。
例えば、今コーチとして、クライアントの人とお話をしたときに、自分が発揮できる価値の一つが、
引いてみるとこうだよ、私から見るとこうだし、別の人から見たらこうかもしれませんねっていう視点を提供することで、
本人が自分が主人公の一人称視点のゲームをやって、全然周りが見えなくなっているところを、
上から見るとこんな感じですよって提示できることが価値だと思ってたんですけど、
それじゃ足りないんだ。びっくりした。
でも僕はびっくりしたんですよ。
足りないって思って、それでいいと思ってたんですけど。
その時に新しい活路が見出せるから、たぶん皆さん満足されるんですよ。
そうです。
普段の会話って。
そうだな。自分のメタ認知体験でいくとね、
例えば、私住友障子辞めてリクルートに転職したとき、すげえ思い切ったと思ってたんですよ。
年収すごく下がる、転職だけどやりたいことをやるんだって言って、
みんな転職なんかしない?するとしてもね、コンサル行くとか、
もう少し年収を維持できるようなもの。
あるいはベンチャーに飛び込むとかなんですけど、
僕はリクルートで転職するっていうことで、
それで苦労もしたんですけど、
年収も下がったけど頑張るんだって頑張っていた。
結局それも辞めて、イギリスに来て、
妻が働いてて、僕は家のことをやる専業主婦としてなったときに、
初めて気づいたんですけど、
僕は住所から思い切って転職したと思ってたけど、
こっちにいると日経大企業Aから日経大企業Bにスライドしただけじゃんかっていう、
そこも辞めてイギリスで主婦になるっていうくらいのジャンプに比べると、
最初の転職って期間ものすごく揺さぶるようなものだったって僕は思ってたけど、
イギリスにいる他人からしたら、
メタ認知の重要性
転職ってするよねみたいな。
そういう範囲の話なんだって思ったときに、
自分が今会社に属してなくて、
日本に帰った後に同じような会社に入れるかどうかはわからんみたいなね。
当時不安に思ってた状況って、
まあ、もっと広く取ればなんとかなるんだなっていう、
視点を変えると物事の意味って全然変わっちゃうんだなっていう気づきで、
僕は満足してたんですけど、
その他にも多分いろいろなことが重なってんだなっていうことを、
今の細ぐるりの人の話から学びましたよ。
自分の発見、視点を変えてメタの視点で見たときに、
自分には新たな道が開けるんだとか、
こういう可能性があるんだっていう気づきとセットになるから、
メタ認知に意味があるんじゃないかっていう説ですね。
まさにまさに。
用意しなければいけないっていうのは、
これから宗教を始めるんですか?みたいな雰囲気漂ってましたけど、
これもメタファーですよね。用意しなきゃいけないっていうのは。
要するにそのメタ認知が何かしらの活動に繋がるっていうところまで
合わさって認識できないと、
メタ認知すること自体が必ずしもその人を助けるわけではない。
むしろその時々の状況に肯定するきっかけを与えられないっていう
悲観を持ったっていう、そういう話なんですかね。
そうですね。
なおかつメタ認知をして気づいて活動を見いらせる人たちは
恵まれている。そもそも。
っていうふうにも思うんですよね。
要は視点を変えただけで幸せになれたってことは、
もう居場所はあなたあったんですよ。
ただ見え方が違ってただけなんです。
ただこういう細黒いみたいな人はそもそも視点を変えたとて、
自分が幸せと思える場所がそもそもなかったという状況。
なんで、なんかそうですね。視点を変えたとしても、
この時に活動を見いらせているってことは、
すでにありがたい状況にいた自分がっていうことでもあるかもしれない。
そんなふうになんか思います。
なるほどな。
いや、だからあれですね。僕らのこの番組を聞いて、
自分の人生の幸福って何だろうってゆっくり立ち止まって考えられる人たちって、
満ち足りてるからこそ、そういう考えを巡らせる状況が生まれてるんだよみたいな、
そういう話でもありますかね。
可能性としてはね。
そうですね。可能性としては。
いや、でも確かにそうなんですよ。僕らの番組を聞いて、聞き終わった後に、
よし、じゃあ1時間取って自分の幸福について考えてみようってできる人って、
かなり時間の融通効いてる人だと思うんですよ。
視点を変えることの意義
で、結構、だから想定してるのって、
通勤時間に聞いて、聞いてる間だけ自分の将来について考えるとか、
聞いた後、寝る前の、なんかまどろんでる布団の中で、
俺の幸福ってなんだろう、私の幸福ってなんだろうみたいに思うきっかけになったらいいなと思ってね、
ポッドキャストを毎週毎週配信してるっていうのもあるので、
ですけれど、なるほど。だから、メタインチを向上させるっていうのは目的だったけれど、
まあ手段の1つでしかなかったかもしれないですねっていう輝きさんの大きな気づきを、
このホスグールインの女性が、あるいはホスグールインの女性を取材した番組が教えてくれたということで、
いや、何から学べるかわからないもんですね。
わからないです、いろいろと。
何からでも学べます。
いや、そうですね。
ね、あの、なんだっけ、
みなわがしなりってやつですね。
うん。
はい、ということで、
今日はショートバージョンでこんな感じで締めていきますよ、という感じです。
はーい。
はい。
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