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子育てのラジオ「Teacher Teacher」
活動のキーワードはみんなで子育てです。子育てがつらい要因の一つとして、何か責任を押し付けられるような、親の責任だろう、みたいな冷たい意見があるっていうのが事実としてあると思います。
そうなった結果、どんどんどんどん子育てがつらくなっていくし、そうやって塞ぎ込んでいくと、子どもにもやっぱり悪い影響が及ぼされて。
高見知英
NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組、SBCast.です。この番組は様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、SIDE BEACH CITY.にてDX推進サポートなどの活動を行う高見知英です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、子育てのラジオ「Teacher Teacher」というポッドキャスト番組を配信する、はるかさんでございます。はるかさんどうぞよろしくお願いいたします。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
よろしくお願いします。
高見知英
どうもよろしくお願いいたします。
それではまず簡単にではございますが、自己紹介からお願いできますでしょうか。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい、子育てのラジオ「Teacher Teacher」という番組を配信しており、あとはフリースクールコンコンという無料の不登校の子どもたちへのサポートをしています。福田はるかと申します。よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いします。
それではまずこちらの子育てのラジオ「Teacher Teacher」という番組についてということでお伺いできればと思います。
こちらの番組としてはどのような配信活動を行っておりますでしょうか。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい、僕たちの番組では子育てのお悩みについて元教員であるはるか僕と、あとはポッドキャストプロデューサーであるひとしが納得するまで解決策を考えていこうという番組です。
高見知英
納得するまで。具体的には大体どのようなところまで行きたいなという形で話をされていらっしゃるんでしょうか。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうですね、基本的に子育てについて正解はないんですけども、僕たちで議論する中でこうした方がいいんじゃないかっていう具体的なアクションまで落とし込めたらいいなって考えています。
高見知英
そうですね。具体的なアクションっていうのが、これかこんな形でやってるよっていうのは、こんな形でやるというよみたいな言葉っていうのが、いつもの話を聞いていても感じるところ、聞ける機会っていうのは多いですもんね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい。ありがとうございます。
高見知英
自分自身もここ最近子どもに関わる活動をすることが多くて、やっぱり自分もこの子育てっていう軸については非常に興味深く聞いています。
自分自身子どもはいないなりに、やっぱり何らかの価値で子どもに関わるっていうようなことをすることがすごく多くて、
じゃあそういう子どもたちが普段どういうふうに、どういうふうな学校の授業を受けているのか、どういうふうな親からのコンタクトを受けているのかっていうのは非常に興味あるところではあるので、この話を聞けるのはすごい興味深いところだなというふうに思っています。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
ありがとうございます。
高見知英
何かこういうような配信を主に行おうというふうに思い立った理由と何かございますでしょうか。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい。
僕もともと小学校の教員を5年間福岡でやっていたんですけども、その中でなかなか学校に行きたくてもいけないっていうような子たちに出会ってきました。
いわゆる不登校と呼ばれる子たちです。
その子たちと話してみたら、やっぱり学校に行きたいんだけど行けないんだよねとかっていう子もいたりとか、あるいは学校になかなか行く意味見出せないんだよねとかっていうところで、どうやったらこの子たちの学ぶ機会を保証できるんだろうというところを一生懸命考えて悩んでいたんですよね。
そんな中で、社会に目を見渡しても不登校の子たちが急増しているっていうことがあって、目の前に何か困っている子どもたちがいるっていうのがあったので、思い切って学校の教員を辞めてこの子たちへの支援をしようというふうに決めたんですよね。
そんな中で、ポッドキャストプロデューサーであるひとしが誘ってくれて、ぜひその思いとか考えを話してくれないかっていうことで言ってくれたので、ポッドキャスト番組が始まりました。
高見知英
ぜひそういう子育てについて、不登校の子どもについて急増している子について何か思いを話してほしいということで、実際にこの子育てのラジオ「Teacher Teacher」が始まったということなのですね。
そうですね。やっぱりそういうような形で始まるポッドキャスト。発信したいことをぜひ表に出してみてよっていうふうに始まるポッドキャストって、とてもいいなというふうに思います。
高見知英
なかなか地域でこういうのは、何らかのもっと話してみなきゃとか、こういうことを話したいなっていうふうに思いを持ってらっしゃる方いても、じゃあ実際にその言葉が表に出てくるかっていうのはなかなかそういうことなくて、
結構やっぱり自分たちの間だけで留まってしまうっていうことが多いので、そうじゃなくてちゃんと表に出てきたっていうのはとても素晴らしいことだなと思います。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
ありがとうございます。
高見知英
何かこういうようなことについてどうなっていけばいいな、こういうようなことを届けたいな、こういうようなことを実際目指していきたいなとか何かございますでしょうか。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうですね、もうこれは本当にいろいろ変わってきた部分も大きいんですけど、今は一番目指しているのは、子育てが孤立化しないようにしたいっていう思いがあって、逆にビジョンでいうと、みんなで子育てしていく世の中にしたいなっていうところを目指しています。
というのも、不登校の子たちと関わっていく中で、やっぱり親御さんがですね、すごく孤立化していることがわかってきたんですよね。
どこに相談していいかもわからないし、たとえ相談者としても待ちましょうって言われたりとかどうしようもないねっていう解決策が見出せない中で、家の中でどうしようもできない状態にあるっていう親御さんとか子どもたちにたくさん会ってきたんですよね。
その中で不登校のこの急激な増加っていうのは、やっぱり社会的な課題であるというふうに思うので、もう親御さんだけに責任のしわ寄せがいくんじゃなくて、関わる人たちをもっと増やして、みんなで子どもたち見ていこうよっていうところを一生懸命発信して、それを形にしていきたいなと思っています。
高見知英
そうですね。子育てが孤立しないように、みんなで子育てできる社会を作りたいっていうところですね。
こういう子育てはみんなでやっていく、子育ては街でやっていくっていうことって、やはりこのSBCast.でいろいろな子育て支援団体に関わっていて、非常によく聞く言葉ではあります。
やっぱり子育てを親だけでやらずに、地域の大人たちと一緒にやっていこうっていうような流れっていうのは非常によく聞きますし、自分自身もそういう活動に関わっていて、そういう思いがあることはすごく感じています。
ただ一方、そういうところに関われない人たちって結構いるよなと思っていて、実際そういう子育てを街でやっていくっていうことはよく聞くんですけども、
じゃあその方のおっしゃってる街ってどの範囲のことだろうっていうと、案外子育てをしてない世代の人が入っていなかったり、
そういう人たちが入り込む隙間がなかったりっていうようなものがありますし、
最近だと例えばITの利活用支援とかそういうことをやっている中で、結局周りの大人がなんとかしていかなければいけないってところも多いんだけども、
そういうのってちゃんとやられているのかなっていうふうに思うことが多くて、
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
やっぱりそこのあたりはちゃんと実際に子育てを街でやっていくっていう姿勢ができているのかっていうのはすごく思うところはあります。
高見知英
そのあたりについては、以前ポッドキャスト ウィークエンドなどでお話ししたときにもちょこっとお話をさせていただきましたけども、
やはりここは課題は結局大人の側にあるのではないかっていうのを以前聞いた言葉ではありますが、
それはやはり実際本当のところ結構真実なのではないかなというふうに思うところはあったりしますね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい、そうですね。今やっぱり子どもたちが学校に向かわなくなっていて、
それが社会的に見てもあからさまに急増しているという状況がありますよね。
これを単純化して、最近の子どもは甘えてるなとか、親御さんの責任だとかっていう単純化するのは簡単かもしれないんですけど、
果たしてそうなのだろうかというふうに思ってて、そんなに急に子どもも親御さんも変わるだろうかというふうに思ったときに、
やっぱり社会的な急速な変化とか社会的な課題として捉えた方が解決に向かいやすいんじゃないかっていうのは一つ思っているところです。
で、僕たちがどうやって大人がより子育てに関わっていける仕組みづくりをしているかっていうと、
一つはフリースクールコンコンっていう無料のメタバース空間のフリースクールを作っているんですよね。
で、これがなぜ無料にしたのかというと、やっぱり子どもと親御さんの責任にするんじゃなくてみんなで見ていこうよっていうメッセージがあり、
で、どうやって無料にしているかというと、僕たちのフリースクールコンコンを応援してくださっている周りの大人とか企業の皆さんの応援資金で運営するというスタイルをとっているんですよね。
なので、つまり大人の人がどうやって子育てに参加するかというと、一つはそうやって資金的に応援するっていうのは一つあると思います。
で、もう一個はですね、僕たちその応援してくださっている方々でコミュニティを作ってるんですよ。
今はTeacher Teacher村っていうオンラインコミュニティなんですけど、そのコミュニティの方々がですね、フリースクールコンコンに実際にボランティアとして参加してもらったりとかして、
ただただ応援するだけじゃなくても参加するっていうところまでお願いしています。
具体的には子どもたちの探求学習を伴奏してもらったりとか、あとはキャリア教育でご自身の仕事の話をしてもらったりとかっていう形で、
高見知英
それは子育てしてない方にも参加してもらったりとかして、いろんな形で子どもたちに関わってもらうようにしています。
そうですね。子どもたちが学校に向かわなくなっている現状を甘えとするのは確かに簡単だけど、そうではなくて社会的な課題として向き合う必要があるので、というふうに考えていらっしゃるということと、
そのための対策として、そのための一つの案としてフリースクールコンコンを作成したり、無償の学習塾を作った上で、
そこにいろんな方に来てもらって、場合によってはTeacher Teacher村の方々に講師として関わってほしいということで、いろんな取り組みも含めて実際に活動していらっしゃるということなのですね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい。
高見知英
そうですね。やっぱりそういうような学びの場に講師として関わるっていうのはとても良いことだなと思います。
自分自身もここ最近は毎年になってますけれども、中学校でのプログラミングの授業なんかもやってたりしておりまして、
やっぱりそういうところで子どもと関わる機会っていうのはとても必要だなと思うし、
もう一つ、やっぱりここ最近子育てに不寛容な街ができているのではないかって言われることもちょくちょく耳にしていて、
やっぱりそういうような子育てに不寛容な空間をなくしていくっていう効果もあるのではないのかなっていうようなことを考えているので、
だからこそやっぱりこういうような形で子育てにしていない人でもあっても気軽に子どもと関われる、そんな機会が必要なのではないかっていうふうに思いますね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
ありがとうございます。ほんとつくづく思うのが、これまではやっぱり先生っていう存在が子どもたちに何か教えるであったりとか授業を作るっていうことをしてきたと思うんですけど、
本当にそれに限界があるなってフリースクールコンコンを運営してて思います。
というのもやっぱり子どもたちの探求学習を見守っていると、プログラミングでゲーム作ってみたいとか、電車について詳しく調べていく中で、
きれいなプロのカメラマンみたいに写真撮ってみたいとかっていうふうに、僕たちの範疇を超えるような興味関心が出てくるんですよね。
それをまた今度ねで終わらせたくないっていう僕たちの思いもある中で、ただコミュニティの方々にはエンジニアの方がいたりとか、
プロのカメラマンがいたりとかするので、その方々にどうかお願いできませんかとか声かけると、やっぱり来てくれるんですよね。
そこで本当に自分のしたかったプログラミングが実現したりとか、写真が実現した時の子どもたちのやっぱり喜びっていうのは本当にかけがえのないものだなと思うし、
そういったことができるようになっていくと子どもたちは本当に自信ついていくんですよね。
自信ついていくとどうなるかっていうと、これまではなかなか学校に足向かなかった子たちも、もう自分ならできるんじゃないかなっていうふうに思って学校に向かったりする子もいるので、
やっぱりこうやっていろんな大人がいろんな形で参加するのは重要だなって改めて感じました。
高見知英
そうですね。やはりそういう大人たち、いろんな大人たちが関わることっていうのは、とても子ども自身にとってもすごいいい刺激になるなっていうのは思います。
やっぱり親とか親の交友関係だけで限定されていると、なかなか出会えない人っているわけで、
高見知英
やっぱり未来への投資っていうのは本当にその通りだなって思いますし、
実際じゃあ事業を継いでもらうかどうかは別として、
その子どもたちってたぶんあと10年後ぐらい経ったら自分の部下になる可能性もある人たちなので、
だからやっぱりそのための支援を惜しまないでもらいたいっていうところは正直ありますよね。
だからやっぱりそういうような気持ちってとても大事だと思いますし、
現状やっぱり結構あるということはとてもいいことだなというふうに思います。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうなんですよ、希望ですよね。
僕たちがその会社さんに何かメリットを提供できてるわけじゃないのに、
未来のためって言ってくれて定期的に支援をしてくださってる企業があるってことが希望だなと思うし、
これからもそういったところといっぱいつながっていって、
もっと日本の未来に還元していきたいなって思ってます。
そうですね。
高見知英
その他何か課題に感じていることとか、
何かこの配信を通じて課題だなっていうふうに思ったことなど何かございますか。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい、課題はもう明確に目の前の課題があって、
それは僕たちが無償でフリースクールをしている中で、
どんどん待機している子どもたち、親御さんが増えていっていることなんですよね。
まだまだちっちゃな規模でやっているので、
すぐに今入学したいって方々に対応できていない状態があるので、
そこはもう直近僕たちが仕組みづくりをするっていうことと、
やっぱりもっと発信して支援者を増やして規模を大きくすることを頑張っていきたいなっていうところがあります。
もう1個は僕たちこういう非営利の活動をしながらも、きちんと持続可能にできるように、
株式会社で運営していて、きちんとこの非営利で頑張っていることをもとに、
営利でも社会に価値提供できるようになって、
高見知英
もっともっと自分たちでも実装できる仕組みを作っていかなければいけないなっていうふうなのは考えています。
そうですね。
やはり一つの課題として待機している、入れない子どもが増えてしまったということ。
やっぱり自分たちのマンパワー的なところでも限界があるというところ。
そしてもう一つは、持続可能にする仕組みを現在作っていろいろ考えてやっているということなのですね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい。
高見知英
ぜひここについては、実際今どのようにしたいなというふうに思っているというお考えもお伺いできればと思うんですけども、いかがでしょうか。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい、ありがとうございます。
まず待機している子どもたちにどうできるかということなんですけど、
これまでは僕たちが、いわゆる教育の専門家ポジションの僕たちが、
どんどんどんどん増えていって支援できる人を増やそうって思ってたんですけども、
これじゃやっぱり限界があるなというふうに思ったんですよね。
そこで思ったのが、今コミュニティの皆さんにいろいろ参加してもらって、
そこで保護者同士で助け合ったりとか、子どもが実際に変わったりとかということが起きているので、
僕たちは自分たちが直接子どもたちに支援しようっていうのよりも、
もっと助け合いが起きる、もっと周りの大人が参加できる仕組み作りっていうものに注力していく必要があるなというふうに思っているので、
そこの仕組み、もっとどうやったら参加しやすいのかなということと、
どんな支援が適切なのかというところをもっと言語化してみんなが分かりやすいようにしていくことで、
そこの支援できる幅を増やしていきたいなというのは思っています。
もう1個の持続可能性のところについては、だんだんフリースクールコンコンで継続していく中でいろいろノウハウができてきたんですよね。
例えば子どもへの関わり方であったりとか、親御さんへのメンタルケアであったりとか、あるいはメタバース空間の運営、コミュニティの運営であったりとか、
本当にいろんなノウハウができているので、そこで企業さんに価値提供できることがあったりとか、
あとは自治体の方々にコンサルで入れたりとかしたらいいんじゃないかなというところで、今形にしていっているところです。
高見知英
そうですね。まず自分たちだけではもう対処しきれない。子育てに子どもたちにアプローチしきれないという点については、
やはり自分たちで直接やるのではなく、助け合いの輪を使うという方法を考えるということ。
そしてどうやったらそういう人たちがいろんな人が参加できるのかなというような仕組みを作っていくということ。
そして持続可能な仕組みについては、今回コンコンと運営しているノウハウとか、
そういうようなものを企業へとか自治体へとか発信をしていくということを考えていらっしゃるということなんですね。
はい。
そうですね。やっぱりこういうような、まず持続可能な仕組みっていう点については、
やはり実際こういうようなノウハウ、活動していて見つかるノウハウってとてもたくさんあると思いますし、
こういうようなことをさらに外部に発信をしていく、いろんな形で発信をしていくということはいくらでもできると思いますので、
そういうようなところをもっと積極的に運用していくっていうのはとても良いことだなというふうに思います。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
ありがとうございます。
高見知英
またこういうような学習塾についても、いろんな人が関われるようにする、
そういう仕組みを作っていくっていうのはとても重要なのかなというふうに思います。
やはり自分もプログラミングの授業とかをやっていて、
やっぱりそれで変えられるのってせいぜい一つの学校の一つのクラスだけだったりして、
そういうクラス以外のところにどうやってアプローチをしようって思うと、
じゃあそういう仕組みを考えるですとか、
そういう情報発信の別の方法を考えるですとか、
そういうことをしなければいけないっていうことは常々考えるところではありますので、
やっぱりそういう仕組みを一つ組み上げていくっていうのはとても大事なことかなっていうふうに思います。
だから自分たちとしては、子どもが学べる仕組みっていうのを作るっていうのはとても大事なことではあるけれども、
何よりその周りにいる大人が何か楽しそうにやってる雰囲気を作っていくっていうことがまず大事なのかなっていうふうに思っています。
やっぱりそうしないと、じゃあそういうようなものって興味を持ってもらえるっていうことはあまりないと思いますし、
プログラミングについても、やっぱり結局親が楽しそうに何か作ってたりしたら、
その親の活動をなんとなく真似したいっていうようなことはあるという話は聞きますし、
実際親がプログラミングやってた、親が電子工作やってたっていうところから、
子どもがそういうような分野に入っていくっていう事例は聞いていますし、
そういうようなものがもっとあってもいいのになっていうふうには思いますね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうですね。
本当そうで、僕たちも大事にしているのが、主語をWeにしようって言ってて、
よく子どもたちの学びを支援するって言ったら、どう子どもたちを変えようかとか、
どう子どもたちをやる気にさせようかっていう議論になりがちなんですけど、
一緒にやっていこうよって、目標も一緒に作っていこうよっていうところを、
最近見えてきたところで大事にしていきたいなって思っているところです。
高見知英
主語をWeにしようっていいですよね。
やっぱり実際そうですね。
自分も本当に相手の利活用支援とか、子どものIT活用とか、
そういうようなところについてよく関わってはいるんですけども、
結局大人が楽しくやってれば、多分子どもは何かしら触るでしょうっていうふうに思いますし、
そういうような大人が環境を用意できないのに、どうやって子どもがそういう分野を触るのかっていうようなところが大きいのかなと思います。
やはり特にコンピューターの分野ってそれなりに初期投資が必要になる分野でもありますので、
じゃあ子どもが全部準備できるかってそんなことないですから、
やっぱりそういうような環境を整えるのっていうのは、
親だったり大人だったり周りの地域の人々だったりすることになると思いますので、
そのための何らかの活動っていうのは必要になるのかなっていうふうに思いますね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうですね。
高見知英
それでは続きまして、ITについて、この子育てのラジオ「Teacher Teacher」やTeacher Teacher村コンコンなどの活動を通して、
ITについてどう関わっていきたいなど何かございますか。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい。ITについては僕たちのコミュニティがオンラインコミュニティであるということで、
そこのオンラインでどう皆さんが相互コミュニケーションをとれるのかというところで、
エンジニアの方が入っていれると環境を整えてくださっているところです。
またフリースクールコンコンもメタバース空間で運営をしておりまして、
メタバース空間とオンラインコミュニティの接続であったりとかっていうところを、
どうデザインしたらもっと活発に皆が参加できるのかというところを今探求しているところであったり、
あとはオンラインコミュニティのことを村と呼んでいて、
皆がもっとそこの住民であって、その住民としていろんな面白いことを作っていこうよって、
村を盛り上げるためにもっと何か自分のできることをやっていこうよって思えるためには、
どんなデザインが必要なのかというところをITの力を使って実現したいなって僕は思っているけど、
高見知英
技術がないので、エンジニアの方とか相方の人たちであったりとかが今いろいろと進めているところです。
オンラインで皆さんが相互のコミュニケーションをとっていくっていうような仕組みを構築しているものに加えて、
フリースクールコンコンの取り組みや、オンラインコミュニティとの接続などいろいろと考えている。
ただそこについては、周りの人たちさんとかいろんな方々にお手伝いいただいている現状であるということなのですね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい。
高見知英
そうですね。
やっぱりそういうふうにオンラインを使っていろいろとコミュニケーションを作っていくっていうのはとても大切である一方、
やっぱり現状できる人とできない人の大きな差が生まれてしまっていることや、
あとは、じゃあそれを文章にしたところで伝わるか伝わらないかというと、人によっては伝わらなかったりするというところが難しいところなんだろうなというふうに思います。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうですね。
本当に今僕らのコミュニティにjunebokuさんというエンジニアの方がいらっしゃるんですけど、
その方がいなかったらきっと今の活動はできてなかったなと思うぐらい、このITとかシステムの力っていうのを感じています。
なぜかというと、このコミュニティが盛り上がっているのも定期的に自動で配信されるような仕組みができていたりとか、
僕たちボランティアの参加をスムーズにできるようなシステムを作ってくれたりとか、
本当エンジニアの方々が整備してくれているおかげで皆さんが気持ちよく参加できているっていうのがあるので、
本当にこの人じゃないところのシステムの力っていうのを感じていて、ここをどううまく作っていくかっていうのがポイントになるなって思っています。
高見知英
人じゃなくシステムの力っていうのも結構大きいなっていうふうに思います。
高見知英
実際やっぱり人が話し合うことが何よりも一番ではあるんですけど、そのために結局過ごしやすいシステムっていうのが必要になってきますので、
やっぱりそれを作るっていうこともすごく大切になってくるのかなと思います。
オンラインで会ったとしても顔を合わせたコミュニティでなかったとしても、やっぱり盛り上がるところはすごく盛り上がってますし、
実際対面で会ってる時よりもすごく楽しそうに話せるような間柄を作れるっていうことは、自分もいろんな場所で体験はしてきていますので、
やっぱりそういうような場を作っていくっていうのは、特に子育てとか教育の場でそういうような言葉が、そういうような環境ができていくっていうのはとても必要だなっていうふうに思いますね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうですね。
高見知英
実際あんまりそこまでそういうようなコミュニティ、オンラインで自由にいろんな人が話し合えるっていう場って意外となかったりするのかなっていうふうに思っていて、
実際オンラインでそういうような話し合いをするっていうことはいくらでもやっているんだけども、じゃあ子育ての場でそういうところやってるところありますかっていうと意外となかったりするし、
学校とか教育周りとかそういうようなことでコミュニケーションが取れるオンラインの場所ってありますかっていうと意外となかったりするし。
でも学びっていう観点で言えば、基本的に日本全国どこ行っても、共有すべきアイディアって共有すべきアイディアであり続けるわけで、
だからこそ、じゃあそのノウハウは地元に留まっていればいいかって全然そんなことなくて、
日本全国各地にオンラインの力を使っていろいろな人が共有される必要のあるものなんだろうなっていうのはとても思います。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうですね。僕たちのオンラインコミュニティってすっごい活発に動いてるんですよね、毎日。
1日多い時で1500以上の交流が行われてたりとかがあるみたいで、スタンプ含めて。
それがなんでだろうってみんな考えてて、なんでこんなにもアクティブに子育ての交流が行われてるんだろうってなった時に、
一つ言われていたのが、話し合いの中で出てきたのが、ポッドキャストの力じゃないかっていうのは出てきました。
僕たちが子育てについての考え方であったりとか、人としての考え方っていうのをずっと何十分で100本以上出してきたわけであって、
そこに対してある程度共感してきているっていうことがあったりとか、一つ共通言語があるとかっていうところで、
やっぱり話しやすい心理的安全性は、他のいきなり入るコミュニティよりはあるんじゃないかというところがあったので、
こんな風に声で考え、思いを届けること。そこに集まってくる人でコミュニティを作るっていうのは、
一つコミュニティを作る上で重要になってくるなっていうのは感じていたところでした。
高見知英
そうですね。ポッドキャストの力って確かにありますよね。
やっぱりポッドキャストの会話って話の種にはすごくなりやすいなっていうふうにやったと思います。
特にここ最近だとLISTENみたいなサービスなんかもありますし、
そういうところで確かにこういうことで喋ってましたよねって確認が取れるっていう、
その上で対話に持ち込めるっていうのはとても強いなっていうふうに思うところがあって。
やっぱりそういうようなときに、ブログの文章とかだとそれでもいいんですけども、
ブログの文章でもなんでもなくて、映像でどっかで流れているだけで、
突然その会話のきっかけにしようと思うとなかなか難しいところはありますので。
そうじゃなくて、まずポッドキャストとして、文章としても読めるけど音声としても聞けることとして、
そこが種になって会話ができるっていうのはとても重要になりますね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうですね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
一緒に会話に参加してる気持ちになりますもんね、ポッドキャストって結構。
高見知英
そうですね。
実際そこについては本当に自分がよく関わってるところ、
たとえば朝日新聞ポッドキャストのコミュニティなんかも結構、
それぞれの投稿についていろいろ話をし合っているというようなコミュニティが存在しますし、
そういうところに自分も関わっていて、
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
こういうのがやっぱりポッドキャストがその話の中心になるっていうのは一つ重要なやり方なのかなっていうふうに思ったりもしますね。
高見知英
何か今後、たとえばこれを聞いている人に何かをしてほしいなとか、
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そういうようなことって何かございますか。
ありがとうございます。
まず気になった方はポッドキャスト、子育てのラジオ「Teacher Teacher」を聞いていただけたら嬉しいなっていうことと、
もう一個は僕たちは本当にみんなで子育てしていく社会を目指していて、
そこにいろんなITであったりとか、
これまでに教育界ではなかなか学校現場でなかなか入らなかったものを活用しながらそれを実現しようとしているので、
もし何か連携してできそうなところとかがあったりとかしたら声かけてもらったりとかしたいので、
一緒に頑張っていきましょうというところで、ぜひ連絡もらえたら嬉しいです。
高見知英
そうですね。やっぱりまずはポッドキャスト聞いてほしいなっていうところはあるし、
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
興味を持ったら積極的にこちらのように来てみてほしいなっていうところでもあります。
高見知英
やっぱり対話から始まるものってすごく多くなってるなって思っていて、
朝日新聞、ポッドキャスト等であればニュースをいろんな人で取り囲んで話すっていうことでもありますし、
そういうひとつのものをいろんな人で取り囲んで話す。
これは芸術の分野で対話型鑑賞法とか言われるそうですけれども、
そういうものってとても重要にはなると思いますし、
そうすることによってそれぞれいろんなニュースだったり、
学びのためのひとつの方法だったりがいろんな話題に花開いていくっていうところはすごくいろんなところがあるなと思うし、
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
その力を10倍にも100倍にも伸ばすのがオンラインなのかなっていうふうには思います。
そうですね。
高見知英
やっぱり対面のほうが話が盛り上がるとは言っても、
とはいえ対面の会話ってそこに関われる人が限定されるっていうのもあるし、
いくら話し込めたとしても時間に限度はあるので、
だからそういうような時間にとらわれないオンラインっていうのはもっともっと活用していきたいなっていうふうに思いますね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうですね。
僕たちのオンラインコミュニティでも毎日談話室っていう音声チャット、
通話の部屋がずっと使われてるんですよね、毎日のように。
で、何か困ったことがあったとき、子育てでちょっと悩んだことがあったときにすぐにそこに入って、
ちょっと1時間も2時間も長話ししているっていう光景があるんですよね。
これを例えばリアルな場であったときに、
お邪魔して1時間も2時間も喋るってことはなかなかハードル高いじゃないですか、お家に行って。
だけどオンラインだったらすぐに繋いですぐできるっていう、
しかも誰かと約束するっていうよりは、そこに入ってたら誰かが入ってきてくれて話聞いてくれるみたいな、
そういった形で複数の人とコミュニケーションとれる状態が常にあるっていうのは、
かなり子育てする方にとっては救いになるんじゃないかなとかも考えていました。
高見知英
そうですよね。やっぱりそういうようなときに話せる間柄の人がすぐそばにいるっていうのはとても良いことだなっていうふうに思います。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうですね。
高見知英
それでは今後インターネットで子育てのラジオ「Teacher Teacher」やその他なポンコンなどの活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい。ホームページをリンクがありますので、それを見ていただけたらと思います。
高見知英
ポッドキャストからリンクが貼っておりますので、ポッドキャストの概要欄のリンクから入っていただけたらと思います。
ホームページにもいろんな情報が全部載っているので、そちらのほうを見ていただければということなんですね。
こちらのポッドキャストの概要欄からも見ることができるようになっておりますので、ぜひそちらからアクセスしていただければと思います。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
お願いします。
高見知英
それでは最後の方に行ってまいりますけれども、この子育てのラジオ「Teacher Teacher」やポンコンなど様々な活動を通して活動のキーワードをお伺いできますでしょうか。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
はい。活動のキーワードはみんなで子育てです。
高見知英
はい。そうです。みんなで子育て。本当にそうですね。
子育てにいろんな人が関われるようになれればいいなというふうに思いますし、そうすることでみんなが子育てってどんなものなのかっていうのを知る。
今の子どもがどんなことを考えているのか、どんなことが好きなのか、どんなことが苦手なのか、どんなことがよくやられているのかっていうようなことを知る。
それによってやっぱり子育てに寛容な社会っていうのも生まれていくものがないのかなっていうふうに思いますし、だから本当にいろんな人が子育てに何となくでも関われるようになっているといいなっていうふうに思いますね。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうですね。やっぱり子育てが辛い要因の一つとして何か責任を押し付けられるような、親の責任だろうみたいな冷たい意見があるっていうのが事実としてあると思います。
そうなった結果、どんどんどんどん子育てが辛くなっていくし、そうやって塞ぎ込んでいくと子どもにもやっぱり悪い影響が及ぼされて。
その子どもに悪い影響が及ぼされると、その後ですよね、その数十年後にはその子たちが働きに出てくるわけだから、いろんな悪循環が生まれるなって思っています。
だからこそ、いろいろ文句言うんじゃなくてみんなでするんだよっていうのが当たり前になったら、文句言うんじゃなくて参加してよっていうふうに言う言葉が当たり前になったら、もっともっといろんな大人が子どもに関わっていい循環が生まれるんじゃないかなっていうふうに思っています。
高見知英
そうですね、やっぱりいい循環を作っていきたいですよね。やっぱりなかなかやっぱり子育てって関わる人が限定されてると、そこの中の循環って限界があるので、なるべく多くの人に関わってもらうことによって、やっぱり本当にいい循環を作っていく。
知らないものをみんなで知ってもらうとか、知れるような仕組みを作っていくっていうことがとても重要になるなっていうふうに思います。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
そうですね。
高見知英
それでは、その他何かこれは言い忘れたなとか、これは言っておきたいなとか何かございますでしょうか。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
いえ、ございません。
高見知英
はい、わかりました。ありがとうございます。
はい。
それでは今回のゲストは、子育てのラジオ「Teacher Teacher」のパーソナリティーを担っていらっしゃいます、はるかさんにお越しいただきました。はるかさんどうもありがとうございました。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。