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2020-01-10 38:59

SBCast.#14 色々活動をすると、いろいろおもしろい形でつながる(シニアプログラミングネットワーク 小泉勝志郎さん)

今回は、仙台をはじめ、東京渋谷、名古屋、大阪にて、シニアがプログラミングをする ということを支援する場、シニアプログラミングネットワークを展開している、小泉勝志郎さんに、シニアプログラミングネットワークの活動内容や、その活動目的、シニアプログラミングネットワークにかける小泉さんの思いについてのお話を伺いました。
00:10
高見知英
NPO法人まちづくりエージェントSIDE BEACH CITYの
ポッドキャスト番組、SBCastです。
この番組は、様々なステージで地域活動、
コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、
まちづくりエージェントSIDE BEACH CITYとして
どのように関わっていけるかということを話し合っていく
ポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、フリーランスとして
パソコン、スマートフォンの利活用支援、
プログラミング、アプリ開発、講師、書籍出版などを
行いながら、このNPOの理事を務める高見千恵です。
どうぞよろしくお願いいたします。
この番組は、図面の出力、製本ならお任せください。
株式会社トレースのサポートにてお送りいたします。
はい、それでは今回のゲストは、
シニアプログラミングネットワークを展開していらっしゃいます
小泉勝次郎さんに来ていただきました。
小泉さん、よろしくお願いします。
小泉勝志郎
はい、よろしくお願いします。
高見知英
はい、ありがとうございます。
それではまずは簡単にですが、
自己紹介という形からお願いできますでしょうか。
小泉勝志郎
はい、シニアプログラミングネットワークの代表をやっている
小泉と申します。
シニアプログラミングネットワークっていう団体自体はですね、
もう名前のごとくシニアがプログラミングをするのを
支援する団体です。
今ですね、仙台、渋谷、名古屋、大阪っていう全国ですね、
4拠点で活動しています。
設立のきっかけとなったのが、
つい最近だとですね、てつこの部屋に出たりとか、
あとまたティムクックがですね、
最近来日したんですけど、そのタイミングでもですね、
ティムクックにあった最高齢アプリ開発者として、
世界でですね、結構行動された若宮雅子さん、
彼女にですね、プログラミングを教えた、
そのプログラミングを教える以前に、
プログラミングをですね、
するように仕向けたっていうのが私なんですね。
でまぁ、その流れで今、
このシニアの方のプログラミング学習を支援する団体
っていうのをやってます。
高見知英
ありがとうございます。
対象としているのが、メインはシニアの方々
ということになると思いますけれども、
いつもだと、その若い人、
どちらかというともう講師として参加している。
講師として来てくださいっていうような感じになる
ということですね。
小泉勝志郎
そうですね。
講師として来てくださっている方もいますし、
あとですね、仙台だとですね、
高校生がですね、勉強に来るっていうのにですね、
一般の勉強会よりもシニアプログラミングネットワークの方を
選択してくれてるって人もいます。
高見知英
その方はやっぱり結構会場の割と近いところにいる
03:03
高見知英
っていう感じなんですかね。
小泉勝志郎
会場に近いかどうかはまだ聞いてないんであれですけど、
シニアプログラミングネットワーク自体が、
IT業界だと、特に昔のメーリングリストとかだとですね、
半年ロムレーとかですね、
それマギュラルに書いてありますよね、
なんで呼んでないんですかみたいな、
そんな言い方されるってことが多いんですけど、
一応シニアプログラミングネットワークはそういうのやらないで、
Googleで課すみたいなことは絶対言わない。
優しく教えるっていうのをコンセプトにしてるんで、
若い世代の中にもそこがですね、
うまくフィットする方っていうのはね、
多いんじゃないかなと思います。
高見知英
そうですね。
若い方が来たっていうのは、
他のところでは特にまだないって感じですかね。
小泉勝志郎
本当にその方だけ。
いや、それこそ渋谷のシニアプログラミングネットワークでも、
初心者で若い人っていうのは時々来るんですよ。
そのまま常連になってる方っていうのはですね、
そんなにいないんですけど。
初心者で、若くて初心者っていうのは別に断ってはないんで。
高見知英
どうもありがとうございます。
若い方の話、確かにちょっとだけ聞いたことはありますけども、
結構いろいろと実際何か作って、
ハードウェア関係も作ってらっしゃるとかでしたっけ。
それともソフトウェア関連だけでしたっけ、
プログラミングで。
その高校生の方がされてるのって。
小泉勝志郎
高校生はハードウェアじゃないです。
ハードウェアじゃなくて、
それこそシニアプログラミングネットワークで、
一番初めに本当に何もわからない状態で来た人に、
アワーオブコードっていうのでガイドしてるんですけど、
その高校生もアワーオブコードのガイドから始まって、
スクラッチ行って、今はAndroidアプリの開発っていうですね。
結構本格なほうに、すごい超初心者向けのところから始まって、
ちゃんとしたプログラマーの領域に、
だんだん片足突っ込み始めてるかなっていうところです。
高見知英
すごいですね。
いつもアワーオブコードから始めてっていうことで、
ちょうど10月のもくもく会、渋谷のもくもく会でも、
ワークショップ展開をしてやっていましたけども、
ああいうことって基本的にいつもやっている感じだったりするんですか?
小泉勝志郎
基本的には、どの人がどのレベルかっていうのは、
募集段階ではあんまり気にしてないので、
初めてやってきた人に、
プログラミングどんぐらいやってますかっていうのを聞いて、
ほとんどの場合は個別に近い形で、
アワーオブコードを使ってガイドをしてる形ですね。
ただ10月のときは、
9月と10月両方が講習みたいな形になったのは、
06:00
小泉勝志郎
8月の終わりにテレビで放送されて、
それで初めての人が大量にやってきたんで、
全体の半分が初めての人だったんで、
それで個別にやるよりもまとめて講習的な形で、
アワーオブコードのガイドっていうのを行ってました。
高見知英
いつも個別っていう感じなんですね。
はい、どうもありがとうございます。
小泉勝志郎
ちなみに、アワーオブコードのガイドに借りて、
私が大学の講義と日程被ってるんで、
ガイドはオーディクさんっていうですね、
高見知英
コードフォーチョーフっていう団体をやってらっしゃる方にお願いしてました。
本当にいろんな体制で、いろんな人が来て、
スタッフとしても活動をいろいろされてるのをよく聞いていますけれども、
今回渋谷と仙台と大阪と名古屋って、ここまで広げた理由は何かありますか。
小泉勝志郎
基本的にはコンセプトが同じような団体はないので。
あと個人的には、
シニアの方がもっと技術的なことをやってるの、
プログラミングをやってるのをオープンにしていく。
それが当たり前の世界にしていくってなるには、
渋谷だけでやってるとかだと、世の中の当たり前にはならないんですよね。
あくまで渋谷だけでってなっちゃうんで。
それが今、仙台、名古屋、大阪ってできることで、
まだ全国カバーまでは行ってないですけど、
プログラミングを勉強するシニアの人が集まれる場所っていうのが出てきてるなと。
まずは場を全国で広げるというところで、
シニアがプログラミングするというのは当たり前にしていこうという考えを持ってやってます。
高見知英
ありがとうございます。
それらの団体、渋谷、仙台、大阪、名古屋との連絡手段は何か、
どういうものを使ってやってらっしゃるんですか。
小泉勝志郎
特に今、それぞれの連絡はやってない形ですね。
そちらのメインは。
高見知英
任せっていう感じで。
小泉勝志郎
完全にお任せでもなくて、それなりにコミュニケーションはあるんですけど、
一応全体のスタッフ用のFacebookグループとかあるんですけど、
そんなにいろいろやりとりがあるわけではなく、
たまに何かトピック的な、これからテレビで放映されるんで、
これから朝日新聞に載るんでってなったときに、
そこに今度テレビで出るから、もしかしたら増えるかもしれませんよとかね。
今度どこどこで発表するんで、そちらの成果を教えてくださいとか、
そんな感じでやりとりをしてる感じです。
高見知英
それ以外は本当にそれぞれの運営のメインの方にお任せをっていう感じなんですね。
小泉勝志郎
そうですね。
高見知英
自分もシニアプログラミングのネットワーク交流用のところには参加してますけれども、
09:02
高見知英
そこ以外で結構いろいろなやりとりがあるのかなと思ってたんですけども。
小泉勝志郎
そうですね。ただ交流する場とかは持ちたいと思うんですけど、
リアル交流とかに関してはそれこそ年に1回とか何年に1回とかなんてできないと思うんですよ。
みんな全国に散ってるんで。
基本的にはオンラインでの接点っていう形で。
高見知英
それがいいんでしょうかね、やっぱり。
無理にオフラインでの交流ってやるとなかなか参加できない人だと思うんですけど。
それに偏るオンラインだけっていうふうに絞っちゃったほうが逆にいいのかもしれませんね。
小泉勝志郎
オンラインだけに絞るつもりはないんですけどね。
発表会みたいなものをやりたいとは思ってるんですよ。
今も私の方でシニアプログラミングネットワークも絡む形ですけど、
3世代プログラミング講座っていうものをやってまして、
そういったものの成果報告会を兼ねる形で、
それこそですね、渋谷の常連の鈴木富士さんなんか、
最近技術系のiPhoneアプリ開発の同人誌出したりしてるんで、
高見知英
そういったものを発表できる場っていうのを作っていきたいなと。
小泉勝志郎
それを思ってます。
高見知英
実際のイベントでどのような人が来てるなーっていうのって、
特徴的な方とかそういうのってありますか。
小泉勝志郎
そうですね。実はですね、若宮さんの経緯が結構大きく報道されたんで、
シニアプログラミングネットワークの各支部立ち上げるときって、
大体若宮さんを呼んで講演、もしくは私がサシリテーターやってるのはハッカソンをやって、
それで人を集めてそこをコアにしてっていうことをやってるんで、
そうするとどうしても本当に初めての人、
会社でプログラミングを組んでた経験がある人っていうよりも、
本当に全く何やっていいかわかんない人っていうのの割合が、
比較的高めになってるかなと思います。
そういう意味でですね、本当の初心者相手に教えるっていうのはですね、
高見知英
かなり私もですね、いろいろやる中で経験させてもらってるなとは思いますね。
自分もサイドBHTのほうでもたまにプログラミング系の行動もやってますが、
10月のときなんかびっくりしました。
自分の講座だと30分平気でかかる、最初の2、3ステージをあっという間にこなす人たちばっかりで。
やる気がすごいあるなという感じを感じました。
小泉勝志郎
そうですね。やる気はある方多いですね。
若宮さんをきっかけに集まってる人多いんですけど、
12:02
小泉勝志郎
特に渋谷とかは一番できる方の人として、
84歳の鈴木富士さんがいらっしゃるじゃないですか。
彼はもうすでにアプリも何本も出してるんで、
彼の影響を受けてアプリの勉強しようとか、
あとこういうものを作ってみたいと思う方は多いですね。
実際今大阪市部長をやってる大島さんが、
鈴木富士さんの影響でiPhoneアプリ作って、リリースまでっていうところまで至ってますからね。
高見知英
あと渋谷なんかだと、
結構遠くから横浜とかから参加されてるっていう方も結構見かけますし、
自分も横浜の話と結構つながることも多いんですけども、
他のところだと、地域の話を聞く機会ってありますか。
小泉勝志郎
そうですね。遠くからやってきてるって方だと、
大阪もですね、京都とか神戸から来てらっしゃる方っているんですよね。
ただですね、東北に関してはですね、
仙台、県外から来る人いるかっていうと、
東北ってめちゃくちゃ広いんで、
なかなか県外から来るって人はそんなにいないかなと。
東京とか大阪は、近隣の県と交通の便も結構いいんで、
長くても1時間もあれば来れるっていう感じじゃないですか。
仙台の場合は、例えば森岡から来るってなったら結構な時間かかっちゃうんで、
山形から来るにしてもね、結構大変なんで。
高見知英
再来線だとちょっと厳しいですよね、確かに。
小泉勝志郎
そういう意味でですね、より全国に広げていきたいなってのは思うんですけどね。
高見知英
そうですね。
この間、横浜のほうでもやりましょうっていう動きがありましたしね、
そういうところでどんどん広げていくっていうのもいいですよね。
小泉勝志郎
そうですね。横浜はメンバー多いですからね。
高見さんも横浜からだし、他もね、川崎とか藤沢とか神奈川県内の方多いですから、
高見知英
横浜でやればちゃんと盛り上がりそうな気がしますね。
やっぱり横浜、東京、渋谷だとさすがにちょっと厳しい。
神奈川の方もいらっしゃいますんで。
前回、日本アンドロイドカー学生部のほうでは、一番遠くから来た、
はたのから来たって方もいらっしゃいまして。
はたのからだと渋谷はきついって感じになっちゃう。
すみません、はたのがどこにあるかちょっとわかってないですけど。
神奈川県のだいたい真ん中あたりです。
だいたい話だと、そこから下がるのがバスなので、渋谷に来るってなるとほぼ泊まり覚悟になっちゃうらしいですね。
15:06
高見知英
そういう人なんかも参加できる場所ってのがあるといいですよね。
小泉勝志郎
そうですね。横浜でぜひ始めたいですよね。
高見知英
そのへんもぜひいろいろとやっていきたいなと思います。
では次ですが、シニアプログラミングネットワーク、
シニアプログラミング黙々会以外で何か活動されている内容あれば教えてください。
小泉勝志郎
私がですか。
もともと東北デベロッパーズコミュニティっていう、
仙台、宮城県内の技術者が集まる団体の補給員なんですね。
実は高見さんと初めて会ったのも、10年前にシニアプログラミングネットワークが、
いわてのIWDDと共催で行ったクイックスピーカーズっていう、
ライトニングトークのイベント、それで知り合いになってるんですよね。
そういった形で、シニア向けに限らず、
普段からいろいろ勉強会はよく行ってますね、IT系は。
あとIT系以外ってなってくると、東日本大震災の復興活動。
東日本大震災自体ももうすでに8年前、
もうそろそろ9年経つぐらいになっちゃいますけど、
当時日本でまだクラウドファンディングプラットフォームないときに、
その震災復興のお金を集めるために、
町前でクラウドファンディングプラットフォームを作ったりしてました。
その関係で、震災復興クラウドファンディングは、
お金をもらって、復興したら海産物で返しますよっていう、
クラウドファンディングの形とってたんですけど、
その流れで、今海産物の販売会社の取締役っていうのもやったりしてます。
高見知英
ありがとうございます。
それでは次に、活動に関してですが、
先ほどのシニアプログラミング・ネットワーク以外のものも含めてもいいですが、
小泉勝志郎
活動に関して課題に感じてることなんかは?
そうですね。課題に感じてることでいえば、
今ってもう完全にシニアプログラミング・ネットワーク、
完全なる手弁当でやってるんですけど、
例えば新規に何か始めるときに会場とか、
横浜も結局会場がどこがいいだろうっていう形になってるのもあって、
すぐポンと立ち上がってはないんですけど、
こういった会場が今各地の企業とか大学のご好意で、
貸してもらってるっていうところがあります。
ここですね、新しい土地で始めるようになったら、
始めるようになったらその土地の企業さんとうまくつながったりとか、
自治体さんとつながって会場の確保しやすくなったりとか、
18:00
小泉勝志郎
あとですね、教えるほうの若い方、
その方にもぜひもっと来てもらいたいなと。
実はヤジウマ的な形で若い人来ることはあるんですけど、
その人たちって継続しないんで、なるべくちゃんと継続して、
ちゃんとシニアの方とも関係性をつくっていけるような方がですね、
各地にもっと来てくれるとうれしいなと思います。
高見知英
そういえばどうしてもやっぱり、
若い人についてはいつも来てるって人もAIですからね。
小泉勝志郎
そうですね。
高見知英
それについて何かこうしたらいいかなというような案とかは何かあったりしますか。
小泉勝志郎
今はそこに対する対応策として、露出を多くするという、
メディアとかによく取り上げてもらえるようにするっていうところをやってる形なんですね。
実際メディアに取り上げられると、その直後とかは来てくれるんですけど、
シニアの方は比較的定着する形で来る方も多いんですが、
若い人がですね、結局その時の1回だけとか、
1回来てもその後だいぶ経ってからまた来るとかですね、
結構毎回来てくれる形にはなってないんで、
そこは参加のモチベーションのあるものとかも作れると本当にいいのかもしれないなと。
高見知英
そうですね。
でも毎回面白いものを見られる以外にも何かあると面白いのかもしれないですね。
どうしてもやっぱり来てる人のプログラムっていうのは、
だいたいいつも常連で来てる方ぐらいの発表っていうのが多くなってしまうことが多いので、
2回目3回目に続かないっていう方もいらっしゃいますしね。
小泉勝志郎
そうですね。私も現場を見てはいないんですけど、
大阪が開始時にショートプレゼンをするようになったらしいんですね。
高見知英
はい。
小泉勝志郎
なのでそういった形もちょっと面白いんじゃないのかなと思ってます。
私こんなの作りました、私今こんなこと勉強していますみたいなのを、
高見知英
ちょっと簡単に発表すればと。
本当に自己紹介とかよりはもうちょっと大きい規模っていう感じですね。
小泉勝志郎
そうですね。
自己紹介だとどうしても長くても1分でとか。
結構1分でって言ってるのに、すげえ長く語り始める人とかもいるんですけど。
大阪でやってるのは、私も現場見てないんで上がってるスライドとかを見た限りだと、
iPhoneとAndroidでどういったところが開発で異なるのかとか、
そういったところを自分で調べるっていうのは、
確かにそれはそれでできるかもしれないんですけど、
ショートプレゼンの形でしゃべってもらえるっていうのは、
たぶん気づきにつながりやすいと思うんで。
なのですごくいいんじゃないかなと思ってます。
高見知英
スライドまで作ってらっしゃるってことですか。
21:01
小泉勝志郎
本当に結構科学的にやってるんですね。
そうですね。
高見知英
それは大体参加者のうちの何割か、
これを発表したい人に限りっていう感じですよね。
小泉勝志郎
おそらくそうだと思いますね。私も現場見てないんで、
どういう運用になってるのかわかってないんですけど。
ただ1人5分にしちゃって、全員発表したらすごい時間になっちゃうかもね。
高見知英
渋谷の規模だとちょっと難しいですわね。
小泉勝志郎
無理ですよね。1人5分で全員しゃべったら、
高見知英
この前だって37人とか来てるんで、それだけで終わっちゃいますよ。
横浜とかでやるんであればひょっとしたら、
小泉勝志郎
そういうのもちょっと考えていければ面白いかなぐらいですかね。
高見知英
では次ですが、
特にこれを聞いている方たちに、
シニアの方、若い方いろいろいろいらっしゃると思いますが、
ITについてどういう関わり方をしてほしいなというふうに思ってますか。
小泉勝志郎
そうですね。
実は今のITって、そんなに勉強しなくても便利なものを、
そういった恩恵を受けられるものってあるんですけど、
知らないわゆえに、その恩恵を受けられてないって多くあると思うんですね。
プログラム組んでもらうっていうのはその中の一つの手段だと思うんですけど、
新しいものとかにもぜひ積極的に触れてもらえると、
より生活が便利になったりとか、豊かになってくんじゃないのかなと思いますね。
高見知英
もっと皆さんがいろんなものを使っていただけるとありがたいですよね。
そうですね。
小泉勝志郎
あとプログラミングって方向に関して言うと、
個人的には課題を持つ人が自分でプログラミングで作るっていうのは、
課題をヒアリングして作るのと、
だいぶ課題に対する向き合う同位っていうのは全然違うなと思ってるんですね。
特にシニアム系で、先ほどから話題になっている鈴木富士さんが作った音声入力アシストとかも、
今だとスマホのキーボードが小さくて入力しづらいんで、
それで音声入力でっていうのをですね、
なおかつ音声入力するときのアシスト、
音声入力でうまくいかないとうまくアシストしらねるっていうコンセプトで作られてるんで、
これもシニアならではの視点が入ってるなと思いますし、
私が教えた若宮雅子さんですね。
彼女が作ったゲームっていうのは、
ともともコンセプトが年寄りが若者に勝てるゲームっていうコンセプトなんですよ。
その発想ってたぶん若者はしないんですよね。
高見知英
たぶん周りの人のお願いでもうまくいかないですね。
24:00
小泉勝志郎
うまくいかないと思いますね。
アイディア出すときも、アイディア出すところから私一緒だったんですけど、
若い人とゲームやって必ず負けるのが面白くない。
でもじゃあ何で勝てるかって言って、
おはじきとかって最初アイディア上がったんですけど、
おはじきって若い人の方が指先企業だから絶対負けるよってなって、
100人種なら勝てるって言って。
じゃあ何で100人種なら勝てるんだって言うと、
若い人は100人種のルールを知らないから。
若い人がルールを知らないものを他に何かないかっていうことで、
若宮さんが作ったのがひな団っていうひな祭りの人形を正しく並べるっていうアプリなんですね。
そこもやっぱり、これってヒアリングじゃ出てこないなって思い当たりでしたね。
高見知英
そうですね。
そういうのを作るという場としても、
プログラミングっていうのは本当にいろんな人に、
地域のこととかいろいろ知っている方に見てほしいなっていうのはありますね。
小泉勝志郎
そうですね。
操作方法とかも、若い人だとなんでもないことだとシニアだとつらくなる。
スマホでのドラッグドロップがシニアがつらいっていうのを若宮さんに教えてる中で、
若宮さん自身がそれができなくて。
なんでひな団の操作もドラッグドロップが入ってないっていうことですね。
そんなふうなのもあったりするんで。
やっぱり課題自ら持つ人がやると違うなと思う。
高見知英
人によってできるできないって大幅に変わってきちゃいますからね。
自分もいろんな方にスマートフォン相談やってますけれども、
フリックが普通にできちゃう人も、フリックがうまくできない人もいますし。
小泉勝志郎
そうそう、フリックできない人が多い。
高見知英
逆にテンキーだと考えてる間に先進んじゃうからフリックのほうが楽っていうこともあって、
たまに見てて、絵を想像してるときに2,3秒固まってて次行っちゃうっていう人を見かけるとフリック進めてますけども、
小泉勝志郎
それだと意外とそんなにいっちゃったりしますね。
高見知英
ちなみにですけれども、私たちサイドビーチシティも、
ITを使った地域の街づくり課題解決ということでいろいろと活動しておりますし、
先ほどのとおりの地域の方々にもプログラミングを、
IT技術をっていうことも考えていろいろやっているんですが、
一緒にやってみたいなと思いますか。
小泉勝志郎
そうですね。一緒にやってみたい。今って特に構造の形とってないので、
たまに講座やったりもしてるんですけど、
ただ全体的には基本的にはモックモック会が中心でやってるんで、
モックモック会以外の内容を何かやるっていうので、
連携してできると面白いかもしれないですね。
高見知英
そうですね。そういうのもあればぜひ。
やっぱりサイドビーチシティも実際、横浜がメインではありますけども、
27:02
高見知英
そんなに地域にこだわった活動をしているというわけではないので、
何かやり方はあちこちでいろいろやっていければいいですね。
それでは次にですけれども、今後インターネットなどで、
シニアプログラミングネットワークの活動をするには、
まずどこを見るとよいでしょうか。
小泉勝志郎
あんまり更新してないんですけど、
シニアプログラミングネットワーク公式サイトがありまして、
そちらもちゃんと更新していきたいんで。
特にメンバーがNOさんという藤沢の方。
この人一人載ってただけで終わっちゃってるんで。
ちょっとより充実させていきます。
特に富士山は絶対載せないといけないよなというところが。
じゃあやっぱり方向としては主要人物を紹介するという感じですかね。
若みなさん今結構人気あって、
テレビとか公演なんかも全国で何十回もやってるぐらいですけど、
他の方にもそうなってもらいたいというか、
富士山に至っては若みなさんに明らかにスキルははるかに上ですからね。
なのでもっと皆さんが露出して、
ちゃんと成果とかをより認めてもらえる形にして
持っていきたいと思ってます。
そういう意味で公式サイトを更新してないけど、
まずはそこを見てもらえると嬉しいなと。
そして公式サイトの更新とかで、
そういう意味でも手伝ってくれる方、
募集したいなと思ってます。
高見知英
その他だと例えばコンパスのシニアプログラミングに関する、
今回とかのページとかですかね。
小泉勝志郎
コンパスっていうかテックプレイでやってるんですよね、
うちは全部。
渋谷の会場テックプレイから借りてますからね。
高見知英
テックプレイ使わないとダメなんですよ。
そっか。テックプレイの会場を使う場合は、
テックプレイのサイトだけを使ってくださいってことでしたね。
小泉勝志郎
プレイとの約束ごととしてそうなってるんで。
高見知英
なので基本的にコンパスでページ作って募集とかはやらないですか。
ポッドキャストもブログの記事という形でも公開されますので、
そこの記事として。
ポッドキャストのアプリカルだとshownoteっていう感じで表示されますので、
そちらのほうにもシニアプログラミングネットワークの
ホームページとあとはテックプレイのところですね。
そちらのほうを紹介していければと思います。
では最後のことですけれども、
最後にこれは行っておきたい、活動のキーワードにしたいとか
いろいろありますか。
小泉勝志郎
そうですね。私自身はですね、
このシニアプログラミングネットワークに関して
いろいろ活動をやってまして、
例えば先ほどの活動で紹介しなかったですけど、
海産物、海藻の萌えキャラのギバサちゃんというのもですね、
運営してたりとかするんですね。
いろいろ活動をやるとですね、
それが面白い形でつながるんですよね。
実は去年ですね、京都で私このシニアプログラミングの
30:04
小泉勝志郎
お仕事を受けたんですけど、
それ実はですね、萌えキャラつながりだったんですよ。
なんでいろいろ活動って繋がってよりですね、
幅とかですね、深さを持っていくんで、
プログラミングに限らずですね、
いろんなことにぜひチャレンジしてほしいなと思います。
シニアに限らず、
老いも若きもですね、新しいことになるべくチャレンジして、
これですね、人生の幅広げてもらえると
面白い世の中になってくるんじゃないのかな。
で、その中でもプログラミングって
自分の思いを形にできるんで、
そしてですね、それが単に形にできるだけじゃなくて、
いろんな他の人の評価も呼べることがあるんで、
ぜひですね、プログラミングは新しいこととして
チャレンジしてもらえると嬉しいなと思います。
高見知英
ありがとうございます。
本当にそうですね、本当にいろんなところで
なるべくチャレンジをしていただければいいなと思いますし、
やっぱプログラミングって
コンピューターにそれを教えるものなので、
小泉勝志郎
体験、経験が生きてきますね。
高見知英
ありがとうございます。
それでは大体こんな形で大丈夫でしょうか。
何かこれはもっと言いたいなってありますか。
小泉勝志郎
そうですね、シニアプログラミングネットワークのイベント
ぜひ参加してくださいってことですかね。
高見知英
そちらを忘れております。
小泉勝志郎
あと、まだシニアプログラミングネットワークがない地域の方は、
ぜひですね、シニアプログラミングネットワークの活動が
その地域でできるように呼んでいただけるとですね、
すぐ迎えますんで。
よろしくお願いします。
高見知英
自分も開催のノウハウとか、
イベントを開催するっていうのはどうすればいいか、
準備みたいなものとか、
そういうのはどんどん情報を出していければいいなと思ってますんで、
お互いにイベントを開催する人たちを支援するようなことを
小泉勝志郎
やっていければいいですね。
そうですね。
高見知英
それでは大体こんな形で大丈夫ですね。
それでは今回はシニアプログラミングネットワークで活動されております
小泉勝須郎さんにお話を伺いました。
どうもありがとうございました。
小泉勝志郎
はい、ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
今回は仙台をはじめ東京、渋谷、名古屋、大阪にて
シニアがプログラミングをするということを支援する
シニアプログラミングネットワークを展開している
小泉勝須郎さんにシニアプログラミングネットワークの活動内容や
その活動目的、シニアプログラミングネットワークにかける
小泉さんの思いについてのお話を伺いました。
黙々会とは黙々とITに関する作業、勉強を行う場として
33:05
高見知英
様々なITコミュニティが各地で開催している
IT勉強会の形式の一つです。
黙々といってもその度合いはイベントごとに様々で
シニアプログラミング黙々会では
若い人がシニアにプログラミングを教えたり
シニアが成果を発表、紹介したりといったことも行われています。
シニアプログラミング黙々会は毎月1回程度の間隔で
イベントスペースや企業、大学スペースなどで開催されています。
東京渋谷ではTechPlayというイベントスペースを利用しており
毎月20人程度の人たちが参加しています。
コンピューターのプログラミングというのは
年齢にかかわらず比較的簡単に始めることができます。
年齢というよりどちらかというと
やる気や興味に左右される点が多く
シニアプログラミング黙々会でも
多くの人がプログラミングを楽しんだり
それぞれの目的を解消するためのプログラムを作成したりしています。
私高見千恵も東京渋谷のシニアプログラミング黙々会には参加していますが
毎回シニアの方々の吸収力の高さに驚かされています。
知識を身につけること、それを使って考えることに
年齢はあまり関係ないということを
とても強く感じることができます。
シニアプログラミングネットワークの課題としては
会場の確保と常連となる若い人たちの確保。
IT技術の勉強会などイベントには特に多いことですが
会場については会場の方の行為によって
貸してもらっているという状況。
横浜など別の会場で開催するときの
大きな課題として考えているということです。
また、フラッとくる若い人は少なくないものの
常連として参加するような若い人
教える側になる人たちが少ないという悩みがあるということ。
若い人が来て面白いという仕組みづくりを
検討しているということです。
小泉さんは、課題を持つ人が
自分でプログラミングで作るということが
とても重要であると思っているとのこと。
もちろん、プログラミングの知識を持つ人に依頼して
ものを作っていくということは可能です。
しかし、課題を持つ人本人にしか分からないこと、
身体的な制限など他人では分からないことも少なくない。
そのため、課題を持つ人が直接プログラミングに向き合うこと。
それにより生まれるものがあるということを
36:02
高見知英
シニアプログラミングネットワークを通じて感じているとのことです。
そして、シニアプログラミングネットワークを含めて
様々な活動を行う小泉さん。
いろいろ活動をすると、いろいろ面白い形でつながる
ということを感じているとのこと。
プログラミングに限らず、老いも若きも
新しいことになるべくチャレンジして
幅をもって活動をしてほしい。
プログラミングは思いを形にすることができる。
そして、他の人の共感も呼べる。
プログラミングにも新しいものとして
チャレンジしてほしいと思っている。
ということでした。
シニアプログラミングネットワークの黙々会は
毎月1回程度の間隔で開催されています。
プログラミングはやる気と興味によって
年齢に関係なく入り込める分野です。
興味のある方はぜひ
シニアプログラミング黙々会に参加してみませんか。
最後に感想の受け付けですが、
このポッドキャストの感想は
ツイッターやフェイスブックなどで受け付けしております。
ハッシュタグはSBCAST045
アルファベットでSBCAST
数字の045で投稿いただけると幸いです。
それらが使えないという方は
まちづくりエージェントサイドビーチシティサイトの
お問い合わせフォームなどから
ご連絡いただければと思います。
今後もこの番組では
様々なステージで地域活動、
コミュニティ活動をされている
皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて
ポッドキャストの購読、ないし
チャンネル登録などをして
次をお待ちくださいませ。
それでは今回のSBCASTを終了します。
皆様お聞きいただきましてありがとうございました。
この番組は図面の出力、製本ならお任せください。
株式会社トレースのサポートにてお送りいたしました。
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