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高見知英
横浜駅のアクセスも非常に横浜の中に行けやすいところではありますね。
荒井聖輝
そうですね。横浜市内でいうと、横浜に通じる中心地にありますので、ここからだったら市内は非常にアクセスとして向いているかなと思います。
高見知英
実際にどのような人が来ているのでしょうか?
荒井聖輝
実際にはサラリーマンは一人もいませんで、
下は私の家族のようなところから、大学生であったりとか、客室乗務員のような形をとっている女性の方がいらっしゃったりとか、
NPOの方がいらっしゃったりとか、社会福祉系の仕事をしていらっしゃる方、さまざまですね。
共通しているのは、東京に通勤している人が一人もいないというところが非常に珍しいのかなと思います。
高見知英
主に横浜の都市で活動されているというような形ですか?
荒井聖輝
そうですね。それか、横浜とか東京という枠を外れて、世界とか広い全国地域で活動していたりとかいう方が、
セカンドハウスというような形でシェアヒルズに拠点を持っていたりということになっていますね。
高見知英
基本的にその活動範囲を持てるというような人たちですか?
荒井聖輝
インターネットというよりかは、結構リアルな繋がりの方が多いですね、どちらかというと。
リアルな形で市に囚われず、あちこち、どこでも言われれば行けます。
どこでも行く方もいらっしゃいますし、その一つの拠点として、家はまた別に持っていたりする方もいらっしゃるんですけれども、
例えば、電気設備関係の仕事をしていらっしゃる方、住まいはもともと高島大ってご近所なんですけれども、
事務所だったりとか、自分の趣味の部屋だったりということを複数持っていらっしゃる非常にユニークな方がいらっしゃるんですけれども、
その方の趣味部屋、作業スペースというような形でシェアヒルズに契約を結んでいるというような方もいらっしゃいますね。
高見知英
それでは、今までは主にここに入居されている方というような質問でさせていただきましたが、
その他にもシェアヒルズだと結構いろんな形でイベントをやられていると思います。
こちらのイベントについても少々お伺いしてもよろしいでしょうか。
荒井聖輝
そうですね。まず定期的に開かれている活動というのと、
あとは本当にイベント的に年に1回とかそういったペースで行われているものというのは大きく分けて2つあるんですけれども、
日常的に行われているものとしては、ここには共通のキッチンスペース、ランジスペースというのがあるんですけれども、
荒井聖輝
そこは食事を作ってみんなで食べたりするところなんですね。
シェアヒルズに入居されている方はもちろんなんですけれども、
例えばお隣近所の方がそこでご飯を食べに来るということもしばしばあります。
というのもお隣の方が、例えば現在でいうと第2子を妊娠されていて、
なかなか丘の上の立地なので外食もしにくいとか、かといって毎日なかなかご飯を作れないといったような場合には、
ここが地域の食堂のような形になっているので、それはイベントというよりかは日常の風景になっています。
あとはシェアヒルズには横浜以下で一番近い畑があるんですけれども、
こちらは畑部という形で、こちらも賃貸契約は結んでいないんですけれども、
近隣の方々がそれぞれ畑作業という形で、いろんな野菜を育てたりとか、
父から子どもたちとの遊び場、そしてコミュニケーションを取る場所として活用していたりということがされています。
まず一つがそういった日常的ですね。
あとはイベントという形になるんですけれども、
今月でいうと他のNPOの方のクラウドファンディングの支援のためのワークショップであったりとか、
クリスマスシーズンですけれどもクリスマスコンサートであったりとか、
あとは町内会の方の忘年会の会場であったりとか、
非常に音楽イベントからアウトドアイベントからですね、そして地域のイベントという形で、
基本的にはもうできないことはないんじゃないかというぐらい様々な種類のイベントを開催しています。
高見知英
そうですね。こちらの私どものSRBチームもこちらで毎回8月の総会と12月のレセプションを行わせていただいているので。
荒井聖輝
ありがとうございます。はい、そうです。まさにその通りですね。
高見知英
ありがとうございます。
じゃあこのここで作っている畑のものなんかは、こちらはそのイベントで使用されるとかそういう形なんですか?
荒井聖輝
畑部の身内の方がですね、イベントとして例えば収穫感謝祭とかいうことを開いて、そこで消費するということはありましたけれども、
基本的には住人の例えばシェアヒーズに入居している方にお裾分けというような形で、その場で消費されることは割と多いですね。
高見知英
そういう形なんですね。では次なんですけれども、先ほどからお話をしている通り、
新井さんはSRB知事の会員でも活動されていますけれども、今回SRB知事の会員になった動機とかきっかけとかは?
荒井聖輝
そうですね。やっぱり横浜のまちづくりということに深く関わりたいなということが根底にあります。
横浜の人たちがもっとどうしたら横同士連携できるのかなということを常に考えておりまして、
荒井聖輝
先ほどから申し上げた通り横浜ってすごくコミュニティが地域によって色があると。
もっともっとその地域同士がネットワーク化されていくことによって横浜の点から面に、
点線面という形で広がりを見せていくと、より横浜というブランドだったりとか地域に対する愛着というのが深まっていくんじゃないかというふうに思っていて、
SBCの方々というのは、緑区から徒歩区までですね。
北斗南、そして小戸ヶ谷だったりとか、あるいはその拠点は長区にありますけれども、
ちょうどその神奈川区という位置にシェアヒルズがあって、そこが結びつくことによってですね、
ちょうど中間点というかですね、バランスが取れるんじゃないかなというふうに思いました。
高見知英
ありがとうございます。サイドBGCと今後どういうふうに関わっていきたいというのがありますか?
荒井聖輝
そうですね、今後の関わり方という形なんですけれども、
今サイドBGCさんはシェアヒルズを活用していただくということもありますし、
逆に私自身が何かイベントを一緒に持ちかけたりだったりとか、
シェアヒルズが今まで培ってきたノウハウというところをですね、
SBCの方にもですね、提供できることによって何か別の新しいイベントができたりとか、
新しい人がそこに繋がってくるとか、そういった本当にハードとソフト両面でですね、
連携ができていったらなと思っています。
高見知英
サイドBGCにそういうような案を発動していくにあたって、
何かこうしてほしいとか、もっとこうだったらなとか要望とかというのがありますでしょうか?
荒井聖輝
そうですね、要望というのはちょっと考えたことがなかったんですけれども、
そうですね、横浜18区ありますけれども、
それぞれの区を代表するような方々みたいな形で広がっていったら面白いんじゃないかなという気がします。
高見知英
代表するような方々、面白いですね。
例えばそれぞれの区に、エージェントさんがいるならエージェントの方とか、
そうでない団体であればその他の団体の方をお呼びするとかで、
そんな方と集まって何か。
荒井聖輝
そうですね、今のところは区が限られているというところがあったりするので、
逆に僕自身が知らないだけなのかもしれないんですけれども、
例えば広北区代表とかですね、あるいは栄区とか泉区とかですね、
それぞれの区の人たちがお互いの区をですね、もっともっと魅力をお互いに発信できるみたいな、
そういう仕組みがあると、ちょうど遠藤さんというSBCのメンバーで、
キャラクターのデザインをされている方が18区それぞれのキャラクターというような形でせっかく書いてもらったりするんですけれども、
そのキャラクターの発信する、それぞれの区の魅力というのを生身の人間もですね、
荒井聖輝
同じように語れたらいいんじゃないかなと思います。
高見知英
そうですね、こちらも18区のプランニングプロジェクトをやっておりますし、
今回そういうようなところでいろいろと区の人とも実際に関わっていけるようになるわけですね。
うちの団体としては一応泉区の方とかにもメンバー何人かいますので、
やっぱり全くつながりはあまりないわけではないんですけど、どちらかというと西側ですね。
西亜区とか朝日区とか、そちらの方があまりつながりが今のところない。
荒井聖輝
そうですね、西亜とか朝日、そうですよね。
高見知英
では次になんですけれども、今回シアヒルズの活動とか、
あとはサイドビッチというのがつながりとかも含めてなんですが、
そちらの活動に関して何か課題に感じているということは何かありますでしょうか。
荒井聖輝
そうですね、まずシアヒルズとしての課題という形なんですけれども、
今まではどちらかというと、僕とかシアヒルズの住人というところが
自分たちの自主企画を回していっていたところがあるんですけれども、
だんだんと他の方々がシアヒルズの中で自主的に活動、
そしてできればそこで経済的な、お金も回るような仕組みというのを
作っていけたらなというふうに考えているんですけれども、
まだまだ構想段階というか、日常的に関わって回していけるかというと、
そういうところまではまだ達していないというところがありますので、
そこはこれからの課題かなと思っています。
あとはSBCというよりか、横浜の街づくり全体の課題になってくるかと思うんですけれども、
横浜という街が東京に対しての地方都市化ではないですけれども、
もっと魅力を上げていかないとなかなか都市間競争が進む中で、
来年からは横浜もついに人口減少が始まるというふうに言われていますし、
これからの高齢化社会の中で、
昨今言われているような税収の問題だったりとかがあると思うんですけれども、
それを行政だけで任せるんじゃなくて、
もっと民間レベル、市民レベルでできることがあるんじゃないかなと、
それをもっと具体的なアクションとして起こしていくというふうになったときに、
もっといろんな関わりたいという人たちが集まるという場が創出していけたらなと思っています。
高見知英
実際に何かそういうような活動に際して、
こういうふうに取り組んでいるとか、具体的に何かやっていることはありますか?
荒井聖輝
具体的なところで言うと、
今月、開港後都市の景観まちづくり会議という、
これは開港後都市というふうに名前がついている通り、
荒井聖輝
江戸幕末に開港した町というのが横浜以外にも、
函館、新潟、そして神戸、長崎というのがあるんですけれども、
それぞれの町づくりをやっている人たちが、
それぞれの都市に赴いて、そこの町の中から学ぶというところですね。
これは毎年、それぞれの都市が持ち回りでやっているイベントがあるんですけれども、
それぞれの町の人たちを呼ぶことによって、横浜の外から横浜を見つめようと、
そういう文化会にもシアヒルズとしても協力をさせていただいてまして、
実際にシアヒルズ以外にも、
元々の古い住宅地だったり商店街だったりというところで、
新しい形のコミュニティを生み出している人たちと連携して、
そこを広く横浜の内外の人たちに知ってもらうという、
そういった活動なんかも行っています。
高見知英
はい、どうもありがとうございます。
こちらの町づくり会議ということで、いろいろやられているということですけれども、
町づくり会議で実際どういう形で新井さんとして関わっているのか、
そういうのももしあればお聞かせいただければと思います。
荒井聖輝
僕が関わったのは、事前の準備会のコースの設定だったりとか、
前日の資料準備、そして文化会のルートというか、
レクチャーの資料のところを自分で作って、
シャイヒルズというのは実は本格寺さんという事主さん、
これは元々江戸時代には初代のアメリカ領事館だったりするところがあるんですけれども、
そういったところの歴史を伝えるための準備をしてきました。
高見知英
はい、ありがとうございます。
というと実際に見て回った?
荒井聖輝
そうですね。
そこの設計なんかにも関わりました。
高見知英
見て回っている途中で、ここはこういう風な歴史があって、
荒井聖輝
そういうのを案内したんですか?
はい、そこも案内しました。
高見知英
どちらかというと町歩きみたいな?
荒井聖輝
そうですね。町歩きの中の一つの見せ場というか、
そこでシャイヒルズの取り組んでいることだったりとか、
あとシャイヒルズの屋上が非常に見晴らしがいいんですけれども、
そこから横浜、ないしは神奈川という場所の歴史とか、
町の文脈、地脈といったところを解説をさせていただきました。
高見知英
その時の屋上というとここの上ですね。
荒井聖輝
そうですね。
高見知英
見晴らしすごくいいですよね。
荒井聖輝
はい。
高見知英
では次になんですけれども、
シャイヒルズとして、あらゆるファンとして、
ITについてどういう関わり方をしていきたいのかというのがございますでしょうか?
荒井聖輝
そうですね。あまりITについての関わりというのは考えたことはなかったんですけれども、
私自身がずっと8年半IT会社に勤めていたということもあるので、
そういったIT活用という視点はですね、
自分の人生の中でも割と思っていた部分ではあります。