1. エンジニアストーリー by Qiita
  2. #024 エンジニアのキャリアチ..

株式会社NTTデータ数理システム顧問でモノグサ株式会社コンテンツアーキテクトのけんちょんさんがゲスト。けんちょんさんと番組ホストの清野隼史が 「エンジニアのキャリアチェンジ」をテーマにお話しします。


<トークテーマ>

・競プロを始めたのは大学院時代

・学生時代は航空宇宙工学専攻

・アルゴリズムに興味を持ったきっかけ

・プログラミングへの興味

・NTTデータ数理システム入社の理由

・NTTデータ数理システムでやってきたこと

・NTTデータ数理システムで顧問になった理由

・教育に対する情熱

・モノグサに転職した経緯

・フリーランスから社員に

・モノグサでやっていること

・コンテンツアーキテクトの仕事内容

・前に踏み出す原動力

・機が熟すまでに取り組んでいたこと


<けんちょんさんのQiitaページ>

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#エンジニアストーリー

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サマリー

エンジニアのキャリアチェンジについての話をゲストとしてお招きしました。ゲストは競技プログラミングやアルゴリズムに関心をお持ちで、航空宇宙工学の学生時代からエデュテック企業での活動を経験され、さらに数理工学に基づく最適化や機械学習など、幅広い経験を積まれてきました。けんちょんさんは数理工学の専門知識と教育の経験を活かし、会社や教育分野での活動に取り組まれています。また、現在はものぶささんでコンテンツアーキテクトとしてお働きになり、数学の定着や柔軟な思考力を促進するためのアプリの開発に取り組んでいます。結果的に、けんちょんさんは様々なキャリアに挑戦されてきましたが、一歩踏み出せない側の方だと思われていました。けんちょんさんのスタイルは、気が重くなった時に全力で取り組むことです。

00:01
日本最大級のエンジニアコミュニティ、Qiita プロダクトマネージャーの清野俊文です。
この番組では、日本で活躍するエンジニアをゲストに迎え、キャリアやモチベーションの話を深掘りしながら、エンジニアの皆さんに役立つヒントを発信していきます。
今回のテーマは、エンジニアのキャリアチェンジです。
競技プログラミングとアルゴリズム
今日はですね、競技プログラミングだったり、アルゴリズムにまつわる方とですね、いろいろお話ししていけたらなと思います。
ということで、本日のゲストを紹介します。
株式会社NTTデータ推理システムコモンで、物草株式会社コンテンツアーキテクトのけんちょんさんです。
けんちょんさん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。けんちょんこと大月です。
Qiita の方でよく、この自己紹介の方で、例えばNTTデータ推理システムのリサーチャーですとか、そういう書き出しで始めている記事が多いと思うんですが、
今はリサーチャーというよりもコモンという形で、推理システムの宣伝になるような活動とか、そういったことをしています。
それと同時に、この後詳しく話すと思うんですが、物草株式会社というのは、いわゆるエデュテック系の企業で、
中学生とか高校生とか、あるいは社会人の方々のために、教育系のアプリを提供する会社になっています。
そこで今のコンテンツのところをやっております。そんな感じですね。
僕も学生のときはアットコーダーとか、競技プログラミングをやっていて、けんちょんさんの本当に記事、すごい参考にさせていただいたので、
今日はお話できるのをすごい楽しみにしていました。
今日は先ほどご紹介にあった通り、結構いろんなキャリアをけんちょんさん経験されていると思うので、そこら辺ちょっといろいろお話ししていけたらなと思っています。
ということで、最初聞いていきたいんですけど、けんちょんさんと言えば本当にアルゴリズムだったりとか、競技プログラミングのイメージを僕すごい持っているんですけど、
エンジニアとしてどういうことをやっていらっしゃるのかとか、そもそも学生時代ってどんな感じの方だったんだろうってあんまり知らないなと思ってて。
実は競技プログラミングのイメージ今でこそあると思うんですが、それ始めたのが結構遅いと思います。
航空宇宙工学と数学
大学院に入ってからですので、23歳になってからということで、学部自体は航空宇宙工学といって、飛行機を作るとか人工衛星を作るとか、そういう学科にいました。
そうなんですね。プログラミング系、いわゆるコンピューターサイエンスみたいなの、大学ではあんまり学ぶことはなかったって感じですね。
そうですね。それちょっと今でも自分の課題だなって思ってるところですね。
そうなんですね。そこから逆に院に入ってからアルゴリズムっていうところに興味を持ち始めたのは、どういうことがきっかけだったんですか?
そうですね。もっともっとそういうの好きだった。パズルとか数学的なもの好きだったっていうのはあります。
航空宇宙に入った動機の一つに、いわゆる数学を、僕は数学を本当に純粋数学っていう本当に数学そのものを極めていくっていうよりは、どっちかというと数学を活用して、現実世界に役立てたい、いろんな問題を解決したいという思いのほうが強かったのもあって、
ちょっと航空宇宙っていかにも数学使いそうだなってイメージがあったので、行ったって感じでした。
実際、航空宇宙行ってみると、確かに数学やっぱ使うんですよ。結構数学的なことも、それこそアルゴリズム系の話とかも。
そうですよね。物理計算とかめちゃくちゃしますもんね。
そうですね。人工衛星の運用をするときに、例えばシフトを組むんですけど、この人工衛星ってだいたいこの1日に2回、自分たちの地上局と通信できるチャンスがあって、そのチャンスのときに、誰がそこをやるか。で、シフトを組むと。
なるほど。
シフトを組むときとか、アルゴリズム的な考え方が出てきたりして、航空宇宙やってて思っていたのが、結構いろんな技術を寄せ集めてやっていくんですけど、例えば熱力学だったり、それこそ量子力学とかも出てきますし、アルゴリズムも出てきますし、あとマネジメントとかそういう話も出てきますし。
そうですね。いわゆるプロジェクトを進めていくみたいなところですよね。
そうですね。で、その寄せ集め感はすごい楽しいんですけど、もうちょっとその中身に触れたいって思いがやっぱり強くなってきて、僕だったらやっぱりアルゴリズムとか、そういう数学的なことに特に興味があったので、じゃあ今度はその数学的なその中身をもうちょっと深掘りする方に行ってみよう。
その、なんだろう、広く、めっちゃ広く寄せ集めをやるところから、今度は一つのところを突き詰めるような方に行こうってことで、そして大学院は数理情報学。僕の場合はアルゴリズムとかのやってる研究室に行ったって感じでした。
なるほど。じゃあ、けんちゃんさんどっちかというとプログラミングが好きでそこからアルゴリズム始めたっていうよりも、どっちかというと数学とかそっちが好きで、そっち側からアルゴリズムっていうものにどんどんハマっていったというか興味持ち始めたっていうような感じなんですかね。
数理工学と機械学習
そうですね、確かにいわゆる教プロ、競技プログラミングの世界って数学から入る人といわゆるプログラミングから入る人を大きく分けるなら、確かに数学から入った人だと思います。
そうなんですね。逆に僕がコンピューターサイエンスをずっと大学では勉強してて、その延長線上でプログラミング勉強してるしやっておくかみたいな感じで教プロ始めた側の人間なので、今のお話は結構新鮮だったというか、あんまり聞いたことなかったのですごい面白いなって思いました。
ちなみにそういう数理系やってる方でアルゴリズムを学んでいくっていうタイミングでプログラミングを勉強していくと思うんですけど、そこでどうやって勉強したりしてたんですか?
じゃあちょっと数学の人っぽい感じでいきますか。
僕プログラミング始めたのが割と遅い方だと思います。それもだいたい20歳くらいの時から。
そうなんですね。
当時は虫食いさんを作る趣味を持っていて、虫食いさん作ると例えば素因数分解したいとか素因数分解すぐ素早くできたらいいなとかがあって、プログラミングをやるとそういうの自動でやるようなものはおそらく作れる。
ってことでいわゆるif文とかfor文とかforl文とか学んで、それで素因数分解やるようなやつを書いたりとかしたのが最初ですね。
プログラミングのところはさっきアルゴリズムの話もあったと思うんですけど、アルゴリズムに興味を持ち始めたタイミングよりはちょっと早めのタイミングでプログラミングを始めてるなっていうお話聞いて感じたんですけど、
なんかそこのプログラミングを始めるきっかけとアルゴリズムに興味を持ったところでちょっと違うんですかねタイミング的に。
数学の一つの分野に組み合わせる数学っていう分野があって、なんか問題解きたいって思った時に手続きを書いてあげて、その結果求まるものがこういう性質を持ちますみたいな証明をする論法があるんですけど、
有名なやつだったら安定結婚問題とか、安定結婚問題は具体的にこういう風なアルゴリズムをやると、いずれは停止すると。
停止した時こういう性質を満たしていますみたいな証明をやるんですけど、ああいうの高校時代に触れてちょっと薄く興味を持っていたっていうのが最初だと思います。
なるほど、じゃあそこを実際計算というか処理をさせるタイミングでプログラミングが必要になるから、そこでプログラミングもこう触ってたみたいな感じなんですね。
そうですね。
なるほど、ありがとうございます。
じゃあ結構本当に今のお話聞いている感じ、けんちょんさんはプログラミングそのものってよりも常に計算とか論理的なところとかアルゴリズムとかそういうところについて興味を持ち続けてここまで来てらっしゃるのかなっていうお話聞いて感じました。
結構そうですね、いわゆるコンピューターサイエンスとか、それかいわゆる専門学校とかでプログラミングを勉強していわゆるウェブ系とかゲームとかものづくりに行く方とはやっぱりちょっとアプローチというか始めたところの経緯がちょっと違くてすごいお話聞いててすごい新鮮になってきました。
ありがとうございます。
ちょっとそこが学生時代始めたきっかけのところだったかなと思うんですけど、次そこから実際株式会社NTTデータ数理システムさんに入っていろいろお仕事をしていらっしゃったと思います。
そのタイミングで多分桐田も結構書いていらっしゃったかなと思うんですけど、その時はそもそもNTTデータ数理システムさんに入ったきっかけとかその中でやってたこととかってどういう感じなんですかね。
修士時代やってたのはアルゴリズムなんですけど、ひきどく捉えると数理工学っていって、数学を現実世界の問題の解決に応用していこうという学問ですね、数理工学っていうのは。
自分はちょっと数理工学の人間だっていう貴族意識みたいなのが強かったし、今も強いんですけど、当時特に強かったので、仕事も数理工学をしたいってなったときに割とドンピシャな企業だったっていうのが数理システムに入った動機ですね。
数理システムは数理科学とコンピュータサイエンスを融合させて、現実世界のいろんな問題を解決していこうっていうのをミッションに掲げてる企業で、数理工学への貴族意識強い自分としてはそこはマッチするだろうってことで入りました。
そうなんですね。そこで入ってから実際どういうことをやってらっしゃったんですかね。
いわゆる数理工学に属するものは結構何でもやったと思います。
そうなんですね。
例えば一番やったのは数理最適化といって、今アットコーダーだとヒューリスティック部門とかで結構盛り上がり見せてる話とかに関連するんですけど、世の中最適化の需要はたくさんあると。
例えばトラックに荷物をどうやって配置していったら効率よく積めるかとか。
効率積んだ荷物をどういう順番でお客さんに届けたら効率よく回れるかとか。
まさにそういった最適化の話はたくさん触れました。
あとはやっぱり機械学習、数理工学といってやっぱり機械学習は外せないよね。
けんちょんさんのキャリアチェンジ
僕が数理工学興味持ち始めた頃ってちょうど機械学習、いわゆる深層学習、ディープラーニングとかが盛り上がり始めた頃で、ちょうどいいタイミングでその分野入れたなって思ってるんですけど、
数理システム入ってから実際深層学習とかも触れてみて、今チャットGPとか盛り上がってますけど、あそこまでじゃないけど数年前とかにチャットボットとか作ってみたりとか、そういう仕事をしてました。
そうなんですね。今お話聞いてて本当に大学の時に数理計算ってところをやってらっしゃって、その延長線上でNTTデータ数理システムさんにも入ってるのかなってお話聞いて感じたんですけど、
NTTデータ数理システムさんがそこに対して取り組んでる理由というか、会社としてそこに対して取り組んでるってことは何かしらこうなんて言うんですかね、社会貢献とか事業的な話とかビジネス的な話ってあるかなと思うんですけど、
そこの研究みたいなところを会社さんとしてやってらっしゃるので、どういう目的があったりするんですかね。
純粋に創業者の思いだと思います。創業者の人が、数理工学の人で、数理工学を使って実際の実問題、現実世界の問題を解決していこうって、多分そういう理念で会社創業したと思うので、そこは崩さないってことだと思います。
そうなんですね。ありがとうございます。
IT、インターネット業界に強い転職アプリ、Greenは、今話題のテック企業、プロダクト開発、DX案件など、Greenだけの良質な求人を数多く揃えています。
正式オープン前に企業の中の人とカジュアル面談ができるので、仕事内容やメンバーのことをしっかり理解した後に先行に進めます。
カジュアルに始める転職活動にGreenをご活用ください。
今はNTTデータ数理システムさんで、社員ではなくて顧問として活動していらっしゃると思うんですけど、そこに顧問になった流れとか、あと顧問として今どういうことをやっているのかみたいなところをお伺いしてもいいですか。
そうですね。それこそ、今Kiitaに深く関わってくる話ですね。
数理システムでアルゴリズムとか機械学習とかやっていくうちに、もともといつかそういうのを世の中に発信したいって気持ちはあったんですよ。
で、数理システムですごい尊敬する大先輩がいて、例えばそういうのをどんどん発信していくことってやっぱ大事だよねって話をされていて、
じゃあ僕もやってみようってことで、Kiitaやり始めたのがきっかけで、
まあそうですね、それしばらくしてのめり込んでやって、やっていくうちに、それやってると結構いろんな反応をもらうんですよ。
特にこれ読んだおかげで私もエンジニアになることができましたとか、そういう嬉しい話すごいたくさんいただいて、
まあそうなってくると、なんかそのいわゆる発信とかそっちの方をちょっとメインな仕事にしてみたくなったっていうのがあります。
なるほど。
もともと学生時代から、さっき学生時代の数学とか数理工学を一つの軸にしていたって話をしていたんですけど、
もう一つ軸があって、結構学生時代から教育活動はすごい好きで、いろんな教育系バイトをやってました。
例えば訪問式の採点スタッフだったり、家庭教師だったり、塾の先生だったり、あといわゆる転作採点スタッフだったり。
すごいいろんなことやってらっしゃったんですね。
そうですね、教育系のことは一通りやったと思います。
だから本当は学校の先生になろうかと思っていたこともあったくらい。
そうなんですね。
ちょっと話に戻っちゃったんですけど、発信とかやっていくうちに、教育系の方の情熱も思い出していったってところがあって、
しばらくは自分は発信するって形で教育活動をしていこう。
で、ちょうどその頃聞いたので、たくさん記事を書いたことをきっかけに、講談社の方から、ちょっとこれ書籍化しましょうって話しいただいて、頑張って本にして。
で、いくつに執筆の話って結構入ってきて、ちょっとそれをやりたいと思ったから、一回ちょっと社員って形じゃなくて、顧問って形にして、その執筆の方に専念をした。
なるほど。
じゃあ本当にその執筆の方を集中してやるために、一回NTTデータセーリシステムさんは、フルタイムの社員ではなくて顧問という形で在籍する形になったってことなんですね。
そうですね。もうちょっといろいろあるんですけど、結果的にはそうですね。
もう少しそれとは別に、例えば友達と教育のこといろいろやろうとか、いろいろ今あまり形にならなかったような話とかもいっぱいあったっていうのもありますね。
なるほど。じゃあ執筆だけじゃなくて、教育っていうところに対してしっかりコミットしていきたいっていう中で、結果としてそうなったってことですね。
そうなんですね。今お話し聞いて感じたのが、けんちょんさん何かを極めるってところも好きである一方、それを人に伝えていくとか、みんなでそれができるようになっていくとか、
そういうところに対しての関心がすごいあるのが、今まであったことないなっていうタイプな気がしていて、
いわゆるそういう極める人であれば、本当に極め続ける、例えばアットコーダーとかでもレッド目指すみたいな、レッドコーダーになるところを目指すみたいな、
そのために集中してやるために仕事の方はいろいろ調整してとかやってる方とかもいるかなと。
そうですね。
そこではなくて、けんちょんさんはそこはやりつつ人を教育するとか、教育分野に対して興味を持って活動していらっしゃるのがすごい気づいて、
今まであったことなかった方だったので、面白いなって思いました。ありがとうございます。
今、ものぶささんでお仕事もやってらっしゃると思うんですけど、そこにまた転職された経緯とか、そこでどういうことやってるのかみたいなところもお伺いしてもいいですか。
やっぱり、フリーランスとして結構いろいろやってはいたんですけど、
例えばこうして聞いた方々から、聞いたさんからこういった話いただくとかもその一つでしたし、
メインはやっぱり本の執筆とかだったんですけど、結構いろいろやってはいたんですけど、
やっぱりちゃんと落ち着かないとっていうのは思っていました。
だからいずれ教育業界に深くコミットできるような話がきっとそういう流れ、タイミング、機会があるだろうとずっと思ってやっていて、
教育分野への関心
だからフリーでやってた期間って多分3年くらいだと思うんですけど、
そしたらやっぱりものぐささんからお話いただいて、
なんだろうな、ちょっとありきたりな言い方すると運命感じたという感じでした。
いいですね。なるほど。
ものぐささんの授業内容的にはどういうことをこうやってらっしゃったりするんですかね。
ミッションは記憶を日常にってことなんですけど、
人間って覚えることってすごい大変なことらしいじゃないですか。
僕実はあまりそのイメージ、ものぐささんに入るまではなかったんですけど、
だけどいろんな人の話とか聞いてると、
例えば英単語を暗記するとか、
例えば世界史でいろいろ人名を覚えるとか、
そういうのって高校生とか中学生の子供たちにとってはすごい苦しいことだと。
で、その苦しみを解消するために、
効率よく覚える、効率よく覚えたり、
ちょうど忘れた頃にまた思い出させるような失礼をするとか、
そういうアプリを作ることで、
もっとそういう覚えるってところを効率よくやってもらって、
その上でもっといろいろ人生の新しい可能性を切り開いていってほしい。
そんな願いを込めた活動ですよね。
僕自身も学生時代の時は暗記とかすごい苦手で、
なんか苦しみながらやってた記憶があるので、
すごい、なんだろうな、
本当に学生たちにとってはすごいありがたい授業だなと、
私、聞いてて感じました。
そうなんですね。
その中でちなみに、けんちょんさんはどういうお仕事をやってらっしゃるんですかね。
僕の仕事はコンテンツアーキテクトという職種なんですけど、
これ実はものくさ社内ですら、
そのコンテンツアーキテクトって何やってるのっていろんな人に言われます。
そうなんですね。
僕も今回初めて聞いたお仕事の名前だったので、
どういうことをやってらっしゃるんだろうって思って。
例えばなんですけど、今で記憶のアプリを作ろうって思った時に、
英単語だったらどんなアプリなのかって結構想像つきやすいじゃないですか。
あとは歴史の用語だったり、
そういうのはちょっと記憶っていうフィールドに乗せやすいなっていうのをイメージつくんですけど、
じゃあ数学とかプログラミングとかをその記憶定着、
ものくさがやりたいことは定着のところですよね。
この反復して練習して定着して身につかせると。
その、いわゆる定着のところを数学でどうやるかっていうのはあまり自明じゃない。
はいはいはい、確かに。
どっちかっていうと数学って考える学問だとか、思考する学問とか、
柔軟な発想とかそういうイメージ強いじゃないですか。
だけど実際本当に柔軟な発想とか、いわゆる思考力とかそっちの方へ行くためには、
そもそも前提として、いろいろ例えば計算だったり、
あとまあ典型的な論章のやり方だったり、
そういうのはもう無意識にできるくらい定着してないと、
そもそも柔軟な発想とかいけないわけですよね。
その定着のところを、じゃあものくさでどうやろうかってところを考える仕事です。
すごい面白そうなお仕事ですね。
そうですね。
なるほど、じゃあその中でもあくまで推理的にいろいろ考えたりとか問題を研究し続けてらっしゃるような仕事を今もやってらっしゃるって感じですかね。
そうですね、そんな感じですね。
そうなんですね、ありがとうございます。
なるほど、ここまでで本当にけんちょんさん、大学では研究やってらっしゃって、
けんちょんさんのキャリア挑戦
そこから会社員になって企業で勤めた後にフリーランスで執筆活動とか教育周りやったりして、
そこから今またお仕事やってらっしゃると思うんですけど、
結構いろんなキャリアというかいろいろなことを挑戦してらっしゃるなと思ってて、
結構やっぱり世の中の人っていろいろ挑戦したいなと思ってても、
安定性がちょっと気になるとか、一歩踏み出せないとかきっかけがないとかと思ってらっしゃる方って結構多いなと思うんですけど、
そこまで結構いろんなことを、しかも結構スピーディーにやってらっしゃるなと思うんですけど、
そこを一歩一歩前に踏み出せてる原動力とかって何になるんですか?
うーん、結構僕自分ではむしろ一歩踏み出せない側の人間だと自分では思ってたりするんですけど、
結構僕の中で、結構逆説的なんですけど、
僕の中で大事にしてるのは気がじくすのを待つっていうところです。
なんか挑戦する人ってむしろ本当は逆のタイプが多くて、
もうやろうと思ったらその場でやるとかそういうタイプの人が多いと思うので、
多分僕のこの気がじくすまで待つっていうのは結構対局の考えだと思うんですけど、
でも逆に本当になんだろう、気がじくしたなーって思った時には、
そこに全力で突っ込んでいくみたいなのが僕のスタイルだと思います。
気がじくすか、確かに。
まずやっぱりその気がじくすタイミングを常に見計らっておくみたいなのも大事だなって今お話を聞いて感じました。
なんか逆にその気がじくすように自分から取り組んでたこととか、今意識していることとかなんかあったりしますか?
それで言うと、まさにその聞いたで、記事たくさん書かせていただいていて、
それやってると、いずれ出版の話とか来るんじゃないかと思ってやってはいました。
なるほど、じゃあいわゆる種まき的なことは常にやってはいたって感じですね。
そうですね。
なるほど、ありがとうございます。
けんちょんさんの挑戦スタイル
じゃあまとめると、種はまき続けて、かつそれで気がじくすっていうのをタイミングを見逃さないように、
常に気は伺っておくっていうのが大事っていう感じですね。
まきそうになりそうですね。
ありがとうございます。
けんちょんさん、今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
すごいいろいろお話できて楽しかったです。
まだまだお話足りないので、次回もけんちょんさんにお話伺えればなと思っています。
今日はけんちょんさんとエンジニアのキャリアについていろいろお話伺ってきました。
大学時代はプログラミングやってなかったみたいなところから、結構今まで知らなかったお話がすごいあったので、
お話聞いててすごい楽しかったです。
さて、この番組では感想や質問、リクエストなどお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
Twitterではハッシュタグエンジニアストーリーをつけてツイートしてください。
そしてApple PodcastやSpotifyのPodcastではレビューもできますので、
こちらにも感想書いてもらえると嬉しいです。
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お相手はKiitaプロダクトマネジャーの清野利文でした。
26:06

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