日本App Inventorユーザー会の活動
多田丈晃
ITを知り、世界を知ろう、App Inventorは、今までお伝えしていましたけれども、英語が中心になっています。
ITを勉強しつつもさらに国際感覚を勉強できるというところは、App Inventorの良さなので。
高見知英
NPO法人まちづくりエージェント SITE BEACH CITY のポッドキャスト番組 SBCast.です。
この番組は様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、SITE BEACH CITY にて DX 推進サポートなどの活動を行う高見知英です。どうぞよろしくお願いいたします。
今回のゲストは、日本App Inventorユーザー会の多田丈晃さんでございます。多田さんどうぞよろしくお願いいたします。
多田丈晃
はい、よろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いいたします。それではまず簡単にではございますが、自己紹介からお願いできますでしょうか。
多田丈晃
はい。私は日本App Inventorユーザー会の代表をしております。多田と申します。
年齢的にはアラフォーと呼ばれる年代の最後の年になるものになります。
仕事はシステムエンジニアをしておりまして、ビーブレイクシステムズという会社に所属しておりますが、2系ではなく分系でSEをやっております。
大学では当時はビジネスも知っていて、システムも分かるような人を目指す学部学科というのがありまして、そういうところを出させてもらっています。
純粋な分系のSEとはまた違うんですけれども、ただ大学時代はあまり優秀ではなくて、コンピュータサイエンスの理解というのはあまり早くありませんでした。
ただ下手な横好きであるんですけれども、新しい技術的なトピックを探すというのが好きで、そういった経緯でApp Inventorに巡り合われたというところもあり、あとは猫好きでございまして、我が家に6匹猫がおります。以上です。
高見知英
ありがとうございます。それでは今回のApp Inventorについてのお話ということで進めていきたいと思いますが、こちらの日本App Inventorユーザー会としてどのような活動を行っていらっしゃいますでしょうか。
多田丈晃
日本App Inventorユーザー会はApp InventorというWebアプリケーションがあるんですけれども、これを皆さんにいろんな人に使ってもらいたいなと思って、いろんな媒体に記事を書いたりとか、ユーザーコミュニティを作って質問を受け付けたりとかというところを活動させてもらっております。
ちょっと最近忙しくてあまりメンテナンスできてないんですけれども、当時私が最初関わり始めた頃というのはApp InventorというのはGoogleのサービスでして、その中で私が技術的なトピックを探すのが好きだと先ほど自己紹介でも申し上げましたとおり、そういった中で自分のアンテナに引っかかりまして、これは結構いける。
私自身もともとコンピュータサイエンスの理解が最初なかなかうまくいかなくて、学生時代はあまり優秀なほうではなかったんですけれども、こういったApp Inventorのような初心者向けのプログラミングを習得するアプリというのがあれば、私も当時そんなに苦労しなくても済んだんじゃないかなという思いから、
App Inventorでみんなに知ってもらえれば、自分たちの仲間をまた増やしていけるんではないかと思って、そういう活動に始めたというところになります。
以上です。
App Inventorの教育用途
多田丈晃
ありがとうございます。本当に今のプログラムの環境って、当時も今も割と同じようなところはあると思いますけれども、やっぱりプログラミングの環境って非常にやはり文字ベースでちょっととっつきづらいなところはある。
高見知英
何回も形でScratchとかのような、そういうビジュアルな環境もいくつか試行されてはいるものの、あんまりうまくメインのタイムラインに来ることがなく。
だから今回のApp Inventorも、自分も最初に話を聞いたときに、これでものが作れるんだ、実用になるものがあるんだっていうことを思ってびっくりしていました。
他のScratchとかの環境も、実用性のあるものを作るっていうのはちょっと難しい分野がありますので、そうではなくてちゃんとアプリになるものが作れる。
しかも現時点でも継続をしているっていうのはすごいなと思っておりました。
多田丈晃
そうですね。App Inventorも一時期、最初はGoogleのサービスとして提供されたんですけれども、一回Googleがもうこれリリースしないよっていうふうに言っちゃって、使えなくなりそうになったんですけれども、
高見知英
開発者の方が頑張ってMITっていう新しい場所でこの開発が継続されるっていうことになりましたので、皆さん世界中のいろんな人の情熱が集まってApp Inventor運営されてるっていうふうに思っております。
そうですね。本当に自分もGoogleからMITに譲渡されるというタイミングには見はしましたけれども、やっぱりそこを機にまた取り付けやすさが上がっていったなっていう感覚がありますし、そこはApp Inventorってすごく愛されている環境だなっていうふうに感じるところがありますね。
多田丈晃
そうですね。やはりコミュニティの皆さん、熱量がすごいなっていうのがApp Inventorにありまして、やっぱり教育目的っていうところもあって、教材としてこういうのをカリキュラムとして用意しましょうとか、こういうふうにやれば使いやすいんですよっていった議論だとか、機能的な面ではiPhoneでも使えたほうがいいんじゃないかとかっていうところがどんどん盛り込まれていって、
もう本当に活発に計測して進化しているっていうのがやっぱりApp Inventorのすごいところかなと思っています。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。本当に。すごくそこの辺りも含めて、特に本当にプログラミングの学習っていう局面でも、何かちょっとしたアプリを作るっていう面でもすごく効果的なツールになっているなっていうふうに思います。
以前、自分も聞いたところだと、プログラミングって学習環境は増えては来ているものの、そこの難点は全て実用性があるわけじゃないっていうことでもあるっていうふうに言ってて、やっぱり実用性があってかつ簡単なものっていうのがあんまりないので、自分はその初学者向けの環境に向かなかったですよっていうふうに書かれている方もいらっしゃって、そういうようなところに一つの回答としてApp Inventorあるなっていうふうに思っていました。
多田丈晃
そうですね。App InventorはやっぱりScratchの突きやすさみたいなところもありつつ、最終的にはGoogleのプレイストアとかまで公開できるっていう一つの、最後まで実用まで持っていけるっていうところは確かにすごい強みではあるなと思っております。
高見知英
そうですよね。ありがとうございます。
多田丈晃
ありがとうございます。
高見知英
それでは続きましてですけれども、活動について目的としていること、どういうふうになっていければいいなと思っていることなど何かございますでしょうか。
多田丈晃
目的としてはですね、やっぱりもっとコンピューターを使いこなせる人って日本中で増えたらいいなっていうふうに思っております。
私自身、あんまりコンピューター最初プログラミング書くっていうのがあんまり理解できなくて、本当この仕事僕向いてないかなとかいろいろ悩みながら何とかかんとかいろんな人に支えられて何とかSEとしてやってこれたんですけれども、やっぱり途中で挫折する人って多くてですね。
そういうのってせっかく興味持ってもらったのに何かもったいないなとか、あとそもそもちょっと難しいっていう先入観があって、そもそもこういうシステムの理解をしようっていうところまでたどり着けない人が結構多いんですよね。
やっぱりそういう人たちにもこのApp Inventorっていうものを知ってもらって触ってもらうことで、ああこういうことなのかとスムーズな理解につながるといいかなと思ってまして、やっぱりそういう人たちが増えればこういうプログラミングの世界、システム開発とかの世界にもチャレンジしてくれる人が増えるんじゃないかなっていうふうな思いがありまして。
そういった昔ながらのプログラミングコードを打ってっていう世界からじゃなくて、App Inventorみたいなライトな世界からこのシステムの世界に入っていくっていう人が増えていけばいいかなっていうふうに思ってます。
高見知英
そうですね。本当にこういうライトな環境って意外とやっぱり世間にはなかったりするものはあるので、やっぱりそういうところで環境としてこういうものがあるよっていうのは知ってほしいな、見てほしいなっていうふうに思いますし、それをするとやはり、例えば既存のプログラミング環境を勉強しようと思って、触っては見たけれどもやっぱりちょっと難しいなっていうふうに思った人に。
そうですね。
お勧めという形なんですよね。
多田丈晃
そうですね。App Inventorであれば割と簡単にできたっていう喜びのところまでたどり着くのが早いと思うんですよね。やっぱり勉強してなかなか成果が出ないとつらいと思うんですよ。そうすると途中で諦めちゃうっていうことになっちゃうので。
まずは成功体験、最短距離にあると思いますので、App Inventorっていうのはやっぱり存在価値すごい高いなっていうふうに思います。
高見知英
そうですね。成功体験が得られるっていうのは本当に大きいですね。やはり既存のプログラミングの環境、確かに最低限動くところまで、いわゆるよく言われるハローワールドが動くところまでって割と案外簡単にいけるとはいえ、ただそれを自分の思い通りのものまで持ち上げようって思うとそこまでの道のりは果てしなくなかった。
特にAndroidとかスマートフォンのアプリってそれがすごく長いですよね。やっぱり他のパソコンの環境であれば最低限文字で表示されるだけでも、既存の部品とかを使ってグラデーションで表示されるだけでもとかいうような形でもある程度満足できるものって作れますけども、
スマートフォンのアプリってやはり画面構成だとか、背景に回ったときの処理だとかそういうのも全部組まないとまともに使えるものができないっていうところがあって、それはすごくハードルが高いっていうところがあるので、やっぱりそこに成功体験を早めに得られるっていうこのApp Inventorがあるっていうのはすごく大きいですね。
ありがとうございます。
何か特にその他に対象としている人とか、変えたい人、こういう人に関わってほしいなっていうふうに思っていらっしゃる方とか何かいらっしゃいますか?
多田丈晃
そうですね。特にApp Inventorって教育用っていうのが一番目的としてメインにしていられているところではあるので、本当は私もちゃんと活動しなきゃいけないなと思っているところではあるんですけど、学生の方、10代とか20代前半とかの学生さんに本当はもっと変わってほしい。
毎年MATでAppathonっていうイベントが開催されてるんですけれども、これ参加者がほとんどインド人。その次がアメリカ人だったりとか中国人だったりとかするんですけど、日本人と参加がほとんどないんですよね。
もちろんアメリカのコンテストなんで、英語で全部やらなきゃいけないっていうハードルの高さがあって、なかなか日本人って英語にやっぱり抵抗感あるので難しいかなと思ってはいるんですけど、逆に考えれば英語の勉強にもなるっていうところがありまして、
やっぱりそういうところにチャレンジしてもらえる人が増えるといいのかなっていうふうに思っております。
高見知英
なるほど、そうですね。やっぱり学生さんとかにもっと関わってほしいということなんですね。
多田丈晃
そうですね。やっぱり一番がそこを目指して作られているものなんで、やっぱり一番はそこかなと思っています。
高見知英
そうですね。コンテストもそうですけども、やっぱりこういうものに触れる機会を作ってほしいなと思うし、
自分も最近NPO内外でやっぱりプログラミングの講師として、小中学生や専門学校、大学卒業生とかに教えていって思うのは、
やっぱりプログラミングって本当に楽しいって思える段階で触れないと、特に新人研修みたいな場に入ってしまってからではもう楽しめなくなっちゃうので、
多田丈晃
そうですね。
アッパソンへの参加とプログラミングに関わるシステム作り
高見知英
なってしまうところがあるので、楽しめるときに特に小学生、中学生とかで、別に勉強として勉強しなくてもいい段階で、やっぱり触れるってすごく大事だと思いますね。
多田丈晃
アッパソンに私が学生さんに参加してもらいたいなと思っている理由としては、あとプログラミングに関わるシステム作るとかっていうことって、
コンピューターの技術だけじゃないっていうところが、結構このアッパソンに参加すると分かるんですよ。
企画であったりとか、このアプリがどんだけ有用かっていうのを分かってもらうためにプレゼンするとかっていうのも、このアッパソンの中に含まれてるんですよ。
高見知英
なるほど、そうですね。
多田丈晃
企画書書いて、アプリ提出して、それのプレゼンのムービーを作らなきゃいけないっていう、3本立てのミッションがあるんですよ。
これをやると、システムってコンピューターの技術だけじゃないんだなっていうところも分かってもらえると思う。
そういう意味でもやっぱり、コンピューターに関わることってシステム屋さんじゃないとできないっていうわけじゃないっていうところも分かってもらえると思う。
システム開発とかIT技術に対する偏見というか、仕事してみると分かるじゃないですか。
システム開発の仕事をすると、コンピューターの技術だけ持ってる人って必要ですけれども、それだけじゃ会社の仕事って成り立ってないよねっていうところあるじゃないですか。
高見知英
本当にそうですね。
多田丈晃
そういうところもやっぱり、コンピューターにまつわる環境というか世界がAppleさんに参加することで分かるので、より深いシステム開発の理解につながっていくんじゃないかなと思ってるので、
ぜひぜひ学生さんに勉強する場っていうのを誰か作っていただきたいと思いますし、私もそういう場をどっかで作れるようにしなきゃいけないなと思っております。
高見知英
そうですね。やっぱりAppleさんを通して、プログラミングって本当にプログラミング以外の分野の活動も必要になるんだよってことを体感してほしいっていうところですね。
多田丈晃
そうですね。
高見知英
やっぱり本当にプログラミングって、本当にプログラミングの分野だけ取ってもすごくやらなければいけないことが多い。
やっぱり他の人に説明するとか、他の周りの環境を考えてどういうふうに使えればいいのかっていうのをしっかり考えるとか、それと本当にプログラミングそのものの知識だけじゃない部分っていうのがとてもたくさんあると思います。
以前プログラマーによくある問いということで、プログラミングに必要な言葉って何ですかっていう質問があるっていう話を聞いたことがあって。
システム開発の理解とコミュニティの盛り上げ
高見知英
自分はでもそれの問いに対して、国語ですねって答えたんですよね。
多田丈晃
そこはわかります。
高見知英
本当に数学の知識って今や結構部品が、モジュールがたくさんあるのである程度なんとかなってしまうし。
そうですね。
やっぱりそれ以外の分野も、例えば理科的な自然に動く動きとか物理学的なものとかも結構モジュールでなんとかなってしまうってところはあるけど、国語だけは本当にどうにもならないので。
で、やっぱり先ほどの本当に英語圏だっていうところについても、今だとやっぱり翻訳ツールとかもありますので、ある程度それで会話ってなんとかなり立つ。
特に英語ってネイティブ話者多くないので、やっぱりこの人もそんなに英語得意じゃないんだろうなってみんなが思ってるからこそうまく伝わる。
なんとなくニュアンスで伝わるっていうところが強いのかなって、最近英文のメールとかやり取りしてて思うんですけど。
そういうようなところがあるので、自信を持ってやってみてほしい。
ただ一方やっぱり日本って特にITのすごいところを見るっていう機会がすごい少ないのかなっていうふうに思いますので、
例えば街歩いててもデジタルサイエンス見かけるとか、その中でアプリケーションが動いてるのを見かけるとかで、
今こういうことできるようになったんだって思う機会がずいぶん少なくなったなっていうふうに思うので。
ある程度そういうものがあるって言っても、大抵東京行かなきゃわからないっていうようなことがあって。
多田丈晃
なるほど。
高見知英
そういうのはやっぱり知るきっかけがすごい少なくなってるのかなっていうふうに思ったりはすることがあります。
多田丈晃
そうですね。
海外のコミュニティを見ても意外と変わんないのかなって思う時もあるんですけど。
そうですね。
先ほどの海外の方の英語、そんなにネイティブな方が多くないっていう話ありましたけど、
私もApp Inventorに参加して、Appathonに参加してる方のムービーとかも拝見するんですけど、
皆さん、やっぱりいろんな国の英語なので聞き取りづらいなみたいなところも結構あって、
この表現どうなんだろうなとかって思いながら聞かせていただいてるんですけど、
私もそんなに英語うまいわけじゃないんで、人の答え全然言えないんですけど、
だけどやっぱり何か伝えたいなとか、
私はこれがやりたいから作ってたんだっていう、やっぱりそういった情熱は全然伝わるんで、
英語のうまい、下手とかじゃなくて、
表現することっていうのがこういうことなのか、
言葉通じなくてもネイティブじゃなくても、こうやってみんな伝えてるんだっていうのを知ってもらうって結構大切な体験なのかなって。
高見知英
そうですね。特に本当に今であればAIを使って、
最近だとAIを使って英語の勉強、リスニングのテストとかスピーキングのテストをしてるっていう人もいるという話ですし、
そういうところどうしてももうちょっと能力伸ばしたいっていうんだったらそこでいくらでも鍛えられるので、
やっぱりそういうような言語っていうところを壁に感じずに、まずは動いてみてほしいなっていうふうに思うところありますね。
そうですね。
もちろんいつも以上の力は出せなくなることはあるかもしれないし、
英語をまず日本語にして解釈をするっていう時点で、やっぱり自分の能力八掛けぐらいになってしまうってことはあるかもしれないですけども、
それを全くできないよりは完全にマシだと思うので。
ITの活用と楽しみ方
多田丈晃
そうですね。
高見知英
いろんなところにちょっと挑戦をしてみてほしいなって思いますよね。
多田丈晃
はい、思います私も。
高見知英
ありがとうございます。
多田丈晃
はい、ありがとうございます。
高見知英
それでは続きましてですが、活動に関して今のところ何か課題に感じていらっしゃることなど何かございますか。
多田丈晃
これは本当先ほどからちょいちょい申し上げてるんですけれども、なかなかですね、私これを専用にしてご飯食べてるわけじゃないので、
仕事次第で結構活動できたりできなかったりが結構激しくてですね、
その関係で私のモチベーションがちょっと安定しないというところで、
ご質問とかいただいてたりしてもなかなか返せないっていう機会がことが結構続いてまして、
そこは本当に申し訳ないなと思っております。
だけれどもやっぱりアップインベーダーの活動をやっぱり広げたいなと思っているので、
なんとかこういう機会をですね、なんとか作っていきたいと思っております。
もし呼んで応援してくれとか使い方を教えてくれとかっていうご希望があれば全然手抜きますので、
ぜひお声掛けいただければなと思っております。
ちょっとひとまかせです。本当に申し訳ございません。
高見知英
ありがとうございます。
でもそうですね、やっぱりコミュニティって本当に鋭利な仕事でやっているわけではないですし、
やっぱりそれぞれの人が自分たちの活動できる範囲内でやってるところっていうのはありますので、
やっぱりそこでやっぱり限界っていうところは結構あるのかなと思います。
やっぱりそこは本当に最近いろんな団体の方ともお話をしていますが、
一般的な会社よりも組織運営ってすごく難しいんじゃないかなというふうに思うところがあって、
やっぱりお金で解決できないですからね。
ただやはりそこはコミュニティってある程度タスクを分散しないといけないところがあるのかな、
難しいなっていうふうに思うところはありますね。
ありがとうございます。
本当にいろいろとやはりこれはできる、あれはやりたいっていうようなことってあると思います。
まずはそれを他の人に知ってもらうところから、
じゃあその中から自分はこれをやりますとかそういう人が出てくるかもしれないし、
出てきてくれたらその人と一緒に何かやっていければいいのかなっていうふうに最近は思っていますね。
多田丈晃
そうですね。
私もちょっと何でも自分でやろうとしちゃうところがあるので、
コミュニティのメンバーと一緒にやるような方法で考えるっていうのはいいかもしれないですね。
高見知英
やっぱり以前日本App Inventorユーザー会の活動、本当に簡単なところをいろいろとお聞きして、
やっぱり本当にいろんなところで活動されてるな、
発表会についての話もいろいろやられてるなっていう話を聞いていて、
こういうのって本当にあってくれると面白いなって思うし、
逆にやっぱり知られてない方が多分まだまだいっぱいいると思いますから、
特にこのAndroidとかiPhoneのアプリを作るっていうのがハードルがどんどん上がりつつある今、
やっぱりそういうようなApp Inventorみたいな中間の選択肢ってもっと注目されるといいなっていうふうに思うところがあるので、
だからこそやっぱりこういうようないろんな人たちが活動している場っていうのに、
この日本App Inventorユーザー会がなってくると面白いな、
自分を誘いやすいなっていうふうに思うところがありますね。
多田丈晃
なるほど、ありがとう。
ちょっと私ももうちょっと活動をしっかり盛り上げていけるようにちょっといろいろ考えていきたいと思う。
ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
高見知英
それでは続きまして、これを聞いている人にITとどう関わってほしいなど何かございますか。
多田丈晃
そうですね、ITって多分一言で言っても、いろんな方向に発展してるんだなと思います。
私がApp Inventorに関わってた頃に比べてもスマートフォンが本当に当たり前のようになってたりとかして、
発展はいろんな方向にあると思うんですね。
私としてはITにどう関わってほしいかっていうスタンスとしては、
いろいろ危ないとかあると思うんですけど、メリットを見て楽しんでもらいたいなと思ってます。
自分の仕事とか趣味とかで、ITが絡まないことってほとんどないのかなと思います。
絡めようと思えばいろいろ絡められるっていうところももちろんある。
そういったところをあれば積極的に使っていくっていう、自分の中に取り入れていくっていうことをやっていただければなと思っています。
例えば、農家さんであればセンサー技術を使ってスマート農業みたいなところが最近多いと思うんですけれども、
そういったものを少しずつ取り入れてみて生産性を上げてみたりとか、いろいろあると思うんです。
そういったところを取り入れていって、ITを楽しんでいただくっていうところは私としてはお勧めしたいなと思います。
高見知英
ITを楽しんでいただく。本当にそうですね。
スマートフォンの利用範囲ってすごい拡大されていて、今ってできることがたくさんあるとは言っても、
それを一から全部しろって思うとなかなか難しいところはあると思うし、
やっぱり自分から見える範囲だけだと結構偏りがあって見えないところとか、
すごいことはできてるんだけど実はこの辺は結構難しいんだよとかいうような課題が、
その難しいんだよとか見えなかったりするっていうのがあると思うので、
やっぱりいろんな部分を見てみてほしいなっていうふうにはありますね。
ありがとうございます。
多田丈晃
そうですね。
高見知英
本当に自分もここ最近、例えばAIのツールで画像の生成とか音楽の生成とか、
毎日ちょっとずつ使って、今こういうようなことを考えてるんだ、
こういうふうな捉え方をするんだっていうのは思って見ていますけれども、
やっぱりそういうのって、やっぱりよく言われるのは、
例えばITとかAIによって仕事が奪われるんじゃないかみたいなこと言われてますけども、
自分は正直今のところ奪われることはないんだろうなっていうふうに思っているけれども、
たぶんその職業、その職業、本人の人から見ないとわからない、
奪われるであろう可能性ってあると思うので、
やっぱりそれはそれぞれの人にまず使ってみてほしい。
そして吟味して、このぐらいだったら大丈夫かなとか、
こういうところは危ないなっていうところを見て発信をしていただかないと、
こちらとしてもわかんないっていうところがあるので、
だからやっぱりそういうようなものはもっともっと触ってみてほしいな。
まずはどういうところが便利で、どういうところが課題で、
どういうところがやっぱり今の仕事を置き換える力を持っているのかっていうようなところを、
それぞれの人が体感してみてほしいなっていうふうにも思いますね。
多田丈晃
そうですね。
特にAIはやっぱり今すごい熱量が多い分野だと思いますし、
私たちが本当に身近で活用できるようになってきてて、
AIって人工知能っていう言葉で言えば結構昔からITの分野ではあるので、
今まで人工知能って何回も言われては消えっていうのを繰り返してきた中で、
今のこの盛り上がりって今までと全然違うんだなっていうふうに思っていて、
本当に広がりもすごいし、
AIは本当にこれから私たちの生活も多分結構ガラッと変えてくれるんだろうなと思いますし、
仕事が奪われるとかっていう面もあると思うんですけど、
まだまだ完璧ではないと思いますので、
まだまだ活かしつつ共存していくような方向になるのかなと思っているので、
やっぱりそこも恐れずに使って試して楽しんでもらえればなと思っています。
あとApp Inventorについてもですね、実はAIとの絡みっていうのは割と最近出てきていまして、
こういったAIのウェブサービス、チャットDBTとか、
Amazon AWSのAIの関係のインターフェースみたいなものも用意されていて、
ちょっと私まだ検証までできてないんですけれども、
App Inventorで作るAndroidアプリからそのAIを呼び出して、
アプリにフィードバックさせるっていうようなことはできるようなんですね。
なので、そういったAIに興味ある方もやっぱApp Inventor、
これから結構AIを活かす入り口として使っていけるのかなというふうに思っていますので、
AIに興味ある方もApp Inventor触られるといいかなと思っております。
高見知英
そうですね、ありがとうございます。
AIの関連の機能もApp Inventorあるんですね。
多田丈晃
そうなんですよ、最近やっぱりそういうのに。
Appathonの方もAIを使ったアプリを作っていきましょうみたいなのが始まってたりして、
やっぱりそっち方向にも結構進んでいってます。
高見知英
本当にそういうところにAIってあちこちに結構ちょこちょこって出てきてますけども、
具体例を見ないとじゃあどういうふうに使ってみようって思うことも至らないっていうことも結構ありますので、
そういうような事例が出てくるっていうのも含めて、
もっといろんな人が使ってくれるとやっぱりいいのかなって、
その情報交換としてやっぱり日本App Inventorユーザー会みたいなところが出てくるといいのかなっていうふうには思いますね。
多田丈晃
そうですね、そういうふうな役割が担えるようにちょっと頑張りたいと思います。
高見知英
ありがとうございます。
何かその他これを聞いている人に何かをしてほしいこと、何かございますか?
多田丈晃
そうですね、App Inventorの話、私はそこを普及させたいという思いで今回参加させてもらっているんですけど、
まず公式サイトを見ていただきたいなと。
いろんな人が携わっていて、App Inventorを教材として使っている先生方は、
App Inventorの使ったどういった教育カリキュラムがあるといいなっていうところを考えて、
そういうのをまとめてアップしてくださっていたりとか、
あとは学生さんがその教育を受けて自分たちが作ったアプリをみんなに見てもらいたいっていうところで公開していたりとか、
そういったサイトから見ることができるんですね。
なのでまずはApp Inventorで何ぞやって思ってくださった方は、
まずApp Inventorのアメリカの公式サイトのほうを見ていただければなと思います。
あとはやっぱりAppathonですね。
Appathonの前回文とか、こういうアプリが表彰されましたっていうのも載ってたりするんですね。
その中にアプリ自体もそうですし、アプリの説明のドキュメントとか、
あとアプリをこれが私がどういうふうな思いで作ったんだっていう動画も見ることもできますので、
そういったところも見ていただきたいなと思っております。
先ほども言いましたけれども、英語ネイティブじゃない方って結構多いですし、
英語ネイティブじゃなくてさらに年齢も一桁台の8歳とか、
それぐらいの子が、私が見たのは8歳ぐらいの中国人の子が、
英語をあんまり喋れない中にも一生懸命伝えている姿とかを見ると、
僕も頑張ろうな、頑張ろうって思えるような感じだったんですね。
なので、そういうのを見ていただいて、
高見知英
App Inventorって素晴らしいなっていうふうに感じていただければなと思っております。
ありがとうございます。
本当にこういうものができるんだっていうことを知るってすごく大事ですよね。
多田丈晃
そうですね。
高見知英
いくらApp Inventorのできることがすごく汎用的でいろんなところにあったとしても、
やっぱり自分の分野に使えるのかどうかってわからないので、
触ってみないと何とも言えない。
そしてやっぱりそういう時に動画が役に立つっていうのがすごくあると思っているので、
特に本当に先ほどの通りの若い方、10代とかそれ以下の方の動画っていうのは、
結構そこで参考になることがすごくあるっていうのがあって、
自分も以前プロジェクトグラムの環境で、
全くCNは自分の知らない、既存言語とも全然違うような環境を見て、
全然使い方わからないし、公式のサイト見ても全然情報持ってないしどうしようって思った時に、
YouTubeの動画、実際のアメリカの10歳ぐらいの動画を見てすごくよくわかったっていうこともあって、
本当にこの時に一番参考になった情報はあの動画ですかねっていう話を以前したことがあって。
でもそういうような海外の子どもさんに助けられるっていう事例も、
多田丈晃
本当に今だったらあり得るな、すごくあるなって思いましたね。
高見知英
そうですね、本当全然あると思います。
本当にいろんな人のところに顔を出してみて、
今だったら特に翻訳機能とかもついているので、
完全な、そんなに意味を汲んだ内容じゃないので、
そんなに読みやすいものではないですけれども、
そういうものとかもあるので、
まずは気軽に本当に知りたい情報がありそうっていうのであれば、
まずはそこを見てみるとかしてみるといいのかなっていう風に思うところありますね。
多田丈晃
そうですね、もう今だったら本当に意味は通ることで、
言葉で返してくれるのでだいぶ良くなりましたよね。
高見知英
ポイントポイントだけでも、
例えば今だったらYouTubeとかでも文字起こしの機能があるので、
分からないけど、たぶんこの辺りポイントっぽいかなとか、
そういうところをとりあえず拾ってみて、
ちょっと訳してみて、こういうことを言おうとしているんだっていうようなものを見るとか、
あとはもう本当に完全に、
言葉を理解するっていうのは次の段階でいいやと思って諦めてしまって、
映像を見るだけでも伝わるものってあると思いますので。
多田丈晃
そうですね。
高見知英
自分がその海外のお子さんの動画を見て参考にしたときもそうでしたね。
もう本当に言葉はどうせ分からないのでってことで、
当時は完全に2倍速、3倍速で聞いてて、
聞くというより完全に見てるだけだったんですけども、
ただもう画面だけでとりあえずどうすれば、
こういう自分がやりたいことが実現できるのかっていうのが分かったり、
あとは海外の動画っていうところだと、
他の人の完全なプレゼンテーション動画とかでも、
言葉が全然分からないので飛ばしてやってるけども、
映像を見てるだけでなんとなくこういう新しい機能がついたんだ、
こういうようなことがやろうと思ってることなんだってのが案外わかるってあると思うんで。
だからまずはどうしてもその分野に日本語の話者の方がいらっしゃれば、
そちらの情報を見ていただければいいんですけども、
もしない場合は、まずはでも英語だから無理だわって言うんじゃなくて、
まずは英語でも見てみることから始めてみてるといいのではないかなって思いますね。
多田丈晃
そうですかね。
高見知英
ありがとうございます。
そのほか、今後やりたいことややってみたいことなど何かございますでしょうか。
活動の拡大と勉強会の実施
多田丈晃
そうですね、私のApp Inventorの活動については、
勉強会をいろんなところでやらせてもらえるといいかなと思っています。
呼んでいただける学校があるなら予定を合わせて伺いますので。
勉強会やりたいなというところですね。
あと勉強会は遠方だったりとかって難しいところもあるかもしれないので、
YouTube上でどういったふうに操作するのかという紹介の動画とかも作りたいなと思っています。
やっぱり先ほどお話しあった動いている操作しているものが実際に見れるとだいぶ理解が済むと思います。
あとはチュートリアルとかApp Inventor使った教材の翻訳とかも進めたいなと思っています。
このApp Inventorのサイトに先ほどにもお伝えしたんですけれども、
そういった教材、こういうふうに教えるといいですよみたいな教材があるんですね。
それに則って授業を進めるっていうようなものがあるので、
それを翻訳してあげれば、
もし先生の中でそういったITの教育にApp Inventor取り入れたいなってなったときに、
それがすごい卓球になると思いますので、そういったものも用意できればなと思っております。
あとは先ほど申し上げたMITのアッパソンへの参加のサポートができるように
アッパソンに参加してほしいなって思いつつも、
結構準備するものがいろいろあって、
多分こういうコンテストに参加した経験があまりない人は難しいのかなって思いますので、
そういうのを学校で生徒にやらせたいとかっていう人とかもいると思うので、
そういったご興味がある方は声をかけていただければ、
いろいろご協力できる方があると思いますので、ぜひぜひよろしくお願いします。
そうですね。ありがとうございます。
では、次のステージに行きましょうか。
そうですね。本当にこういうような勉強会っていうのがあると、
やっぱり自分たちにとっての勉強会っていうのは、
高見知英
自分たちにとっての勉強会っていうのは、
自分たちにとっての勉強会っていうのは、
自分たちの勉強会っていうのは、
自分たちの勉強会っていうのは、
自分たちの勉強会っていうのは、
自分たちの勉強会っていうのは、
自分たちの勉強会っていうのがあると、
今まで全くApp Inventorのこと知らなかったっていう人も、
App Inventorの魅力と学習の始め方
高見知英
こういうものがあるんだ、じゃあこういうことできるかなというふうに考えられるようになることってあると思いますし、
それのヒントが、例えば動画、YouTubeのような形でもすごく良いのかなというふうに思いますし、
なんかそういうものがあるといいですね。
多田丈晃
そうですね。
高見知英
ありがとうございます。
本当にやっぱりこういうようなもの、本当に知らないことって選びようがないっていうのは、
よく自分も聞いていますけれども、
やっぱりそういうようなところを知ってもらう。
で、じゃあその先は実際にどうするかっていうのは、
例えばある程度はサポートがあるっていうような形になってると、
やっぱり次に進みやすくなるっていうのもあるなというふうに思いますね。
多田丈晃
ありがとうございます。
そうですね、はい。
なんか私もあんまりコンピューター得意じゃなかったっていうところもあるので、
ただコンピューターってあるのは好きだったので、
やっぱりそういうサポートがあればもっと私も早く勉強できたのかなっていう思いが結構あるので、
やっぱりそういった、ちょっとね、
たぶん黙っててもほっといても勝手にできる人はどんどんやっていくと思うんですけど、
私がターゲットにしている方っていうのは、
やりたい思いはあるけど、ちょっとあんま上手くできないなっていう方を、
やっぱりちょっと手助けさせてもらいたいな、
昔の自分をちょっと助けるような気持ちでちょっとやらせていただいてますので、
ぜひぜひ、あんまお金取るつもりもあんまないので、
できれば気軽に声をかけていただきたいなと思っております。
高見知英
やっぱりなんか、やっぱり全く知らない状態から、
じゃあやってみようかってすごく勇気のいることだと思いますので、
やっぱりそういうのってすごく難しいし、
でも、なんかある程度はこういうふうなものに使えるんだっていうのは、
ある程度知ってからだと結構できるっていうのは案外あると思うんで、
多田丈晃
そういうようなものをまずは知ってほしいなっていうのは思いますね。
やっぱまず1回こういうものがあるんだなっていうのが、
知れればまた違ってくるのかなと思いますので、
それでApp Inventor触ってもらえれば嬉しいなって思います。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
そういうような事例がたくさんあると良いなというふうに思います。
ありがとうございます。
多田丈晃
はい。ありがとうございます。
高見知英
それでは続きまして、
ホームページと情報源の活用方法
高見知英
今後インターネットで日本App Inventorユーザー会に関する活動、
シルにはどのようにすればよろしいでしょうか。
多田丈晃
一応ですね、会のホームページがありますので、
そちらである程度紹介はさせてもらってたりします。
ただちょっとですね、情報が古いので、
参考にはなると思うんですけど、
ちょっと今とは動きが違ったりとかするところはあると思いますので、
できれば英語なんですけれども、
MITのApp Inventorのページを見ていただいた方が、
最新の情報になってますので、
そちらの方が迷いなく進められると思いますので、
できればそちらを見ていただければ確実ですけれども、
日本語での情報が欲しければ、
日本App Inventorユーザー会のページである程度紹介してますので、
そちらを見ていただければなと思っております。
高見知英
はい。ありがとうございます。
日本App Inventorユーザー会のページと、
あとはMITの方のApp Inventorの情報源ですね。
多田丈晃
そうですね。
高見知英
ホームページの最新化って本当に難しいところで、
自分がやってることで、
あれ、今の紹介しなければいけなかったんですか?
って後で思ってしまうってことが結構あって、
そういうのを積み重ねると、
いつの間にか情報が古くなってしまっていて、
更新しようにもどっから手を付ければいいのかって話になってしまうっていうのは、
すごくよくあるんだろうなって思います。
多田丈晃
そうなんですよね。
高見知英
本当にその他の場所で活動している内容が自然と流れ込んでくる。
ここに来ればなんとなくそういうのが見えるっていうのは、
情報源にできればいいなと思うものの、
じゃあそれはどうすればいいのかって悩んでしまって、
結局手を付けられないってことがすごく多いですよね。
多田丈晃
そうなんですよね。はい。全くその通りです。
高見知英
ありがとうございます。
そういうのは特にここ最近だと、
ゲームに関する情報源とかって結構やっぱり、
特に情報源の中心が海外にあるものだと、
日本の情報っていくら頑張ったって海外の情報はかなり来ないので、
そういうような時に、
Googleトランスレーターの翻訳が自動的にかかるリンクを貼るみたいな、
そういうやり方をしているサイトもあったりはしますね。
多田丈晃
なるほどね。そういうやり方もありますね。
高見知英
何らかの形で、
なんとなくホームページとか日本App Inventorに
ユーザー会が生きてるんだな、
動いてるんだなっていうのが分かるような取り組みなどがあると、
面白いかもしれないですね。
多田丈晃
そうですね。なるほど。ありがとうございます。
高見知英
ありがとうございます。
それでは最後のほうにはなってまいりますけれども、
ITと世界の知識の獲得
高見知英
日本App Inventorユーザー会の活動のキーワード、
こちらを伺えてきますでしょうか。
多田丈晃
活動のキーワードは、
ITを知り、世界を知ろうです。
App Inventorは、今までお伝えしていましたけれども、
英語が中心になっています。
ITを勉強しつつもさらに国際感覚を勉強できるというところは、
やっぱりApp Inventorの良さなので、
たまたま翻訳して日本語版がないというサービスになっていますので、
それは逆手にとって、
本当にワールドスタンダードの英語で通しましょうという風に
思っていただければいいのかなと思います。
学生さんの英語の勉強にもなると思いますので。
あとコンテストに応募すれば、
世界中の人はこんな風にやっているなというのを
勉強になると思います。
本当にITも勉強できて、英語も勉強できて、
一挙両得なので、本当にお勧めでございます。
高見知英
そうですね。ありがとうございました。
ITを知り、世界を知ろう。
やっぱり何かをしたから、
その根幹にある何かを学びたくなるということって
結構あるなと思っていて。
例えば、自分は英語翻訳ツールを使って
英会話をするようになってから、
英語ある程度自分も勉強しなきゃなって思う風になりましたし、
プログラミングについても、
表層の技術を使うには今って
プログラミング、数学の知識ってそんなに必要ない
っていうところは多いんですが、
でもプログラミングをしたからこそ
数学を勉強したくなるとかそういうことってあると思いますし。
実際に自分も調べをしてみたんですけども、
今特にプログラミングの授業を
他の分野の科目に流用する、
つなげていくにはどうすればいいかっていうと。
みなさん大抵数学って答えなんですけども、
じゃあ数学ってそんなに今のプログラミングに
必要あったかなっていう風に思ってて。
でも実際そのことについてAIに確認してみて、
どうしてやっぱり数学が必要って言われるんですかねって聞いてみたらやっぱり
自分が計算できないと確かめ算ができないので、
このコーディングで正しいんだよねっていうのの確認が取れないっていう
問題はあるなっていう風に思いました。
例えば本当に方程式が解けるようなプログラムを組んだとして、
それが本当に方程式解いてるのかどうかっていうのは
案外プログラムを大きく見ただけじゃわからなかったりするし、
モジュールの仕様を見たってわからなかったりすることがあると思うので。
だからそういうのって1回か2回は確かめ算しなきゃいけないってことが結構あったりする。
だからこそ数学語言わないとダメだねってことに
後で気づくってことがあると思うし。
英語についても自分は英語にしたい文章を日本語で書いて、
それを英語に直した後、最後にまた日本語に戻して、
意味が通ってれば送信ってことをやるんですけれども。
時々やっぱり意味が通らなかったときに、
どこの言葉を入れ替えればいいのかなとか、
どこの言葉の表現がおかしいのかなっていうのを判断するって、
やっぱりある程度英語わかってないとダメなので。
だからそういうようなときに、
多田丈晃
英語を勉強を自分もある程度しなきゃダメだなって後で気づくっていう。
高見知英
あとはその他だと音楽についても、
今だと最低限の音を鳴らすためだったら、
例えばiPhoneとかiPadだったら、
ランチパッドとかガレージバンドみたいなソフトで簡単に音が出せる。
簡単なメロディーぐらいだったら作れる。
でもやっぱりちゃんと人に聞いて、
面白いね、いいねって思われる曲を作るためには、
音楽知識を勉強しなきゃいけないとか、
音楽心理学を勉強しなきゃいけないとか、
そういうのが出てくるわけで。
昔って本当に一から全部勉強しないと何もものにならなかったっていうのに対して、
今ってある程度のところまではコンピューターの力ですぐにいくことができるけれども、
その先それを応用効かせられるようにするためには勉強しなくちゃねっていう形になって、
勉強しなきゃいけない目的がよりはっきりできるようになったのかなって思うことがあります。
多田丈晃
なるほど、そうですね。確かにそういうところがありますね。
高見知英
本当にやっぱり今までの本当に何も知らないところからスタートだと、
どうして勉強するの、何でそれやらなきゃいけないのっていうふうに思ってしまうことが増えてくると思うので、
でもその動機が先に得られた状態からスタートができるっていうのはすごく楽しいことなんじゃないかなって最近思いますので。
多田丈晃
そうですね、確かにそうですね。
今までとちょっとその学習のルートが変わってきてるんですね。
高見知英
本当にこのApp Inventorもその学習のルートの変化の一つの形なのかなっていうようなところがありますね。
そうですね、確かに確かに。
ありがとうございます。
どうぞ。
多田丈晃
いいえ、ありがとう。
高見知英
本当にそこを動機にして世界を知っていくたびに出ていって文字に会いたいなっていうふうに、
その始めの一歩としてもらいたいなっていうふうに思いますね。
多田丈晃
そうですね、はい。
高見知英
ありがとうございます。
それは最後に何か言っておきたいなとか、これは言い忘れたなとかございますか?
多田丈晃
そうですね、もうだいぶ話しましたなっていう感じは結構あります。
私普段はそんなに話さなくて、だいぶもう1週間分ぐらい話したなっていうぐらいな感じです。
だけどそうですね、やっぱり最後にお伝えしたいのはApp Inventor、やっぱり触ってみると楽しくて、
結構こうやってやるんだ、ふむふむって言いながら楽しくITの勉強ができますので、
やっぱりIT触ってみたいなと思いつつも取っ付きにくさっていうのはどうしてもまだまだ残っているところはあると思いますので、
こういうところからApp Inventorを通してこういうプログラムを作るっていうのはこういうことなんだっていうのを勉強していただければ、
きっと楽しく勉強できると思いますので、ぜひ試してみてください。
高見知英
そうですね、ありがとうございます。
本当にそういうようなApp Inventorを使うところから、
意外とこれはこういうことできるんだなっていうところを知っていってほしいなというのは本当にありますよね。
多田丈晃
そうですね、はい。
高見知英
ありがとうございます。
多田丈晃
はい、ありがとうございます。
高見知英
それでは今回のゲストは、日本App Inventorユーザー会の多田丈晃さんでございました。
多田さんどうもありがとうございました。
多田丈晃
ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
日本App Inventorユーザー会の活動
高見知英
今回はAndroidのアプリケーションが比較的簡単に作れるインターネットサービスApp Inventor。
このApp Inventorの知名度向上や活用事例の紹介など、
様々な形でApp Inventorの活用を支援する団体、
日本App Inventorユーザー会の多田丈晃さんに活動の内容や思いを伺いました。
プログラミングはコードを打ってものを作っていく方法だけじゃない。
この業界に入ってプログラミングがわからず、挫折するという人は少なくない。
そのような人たちにApp Inventorを知ってもらって触ってもらうことで、
こういうことなのかとスムーズな理解につながるといいな。
App Inventorのようなライトな世界からシステムの世界に入ってくれる人が増えればいいな。
そう思い、App Inventorの普及啓蒙に関わり始めた多田さん。
多田さんはマサチューセッツ工科大学で毎年行われているイベント、
Appathonというものにとても興味を持っています。
App Inventorを使って様々なアプリケーションを作る。
様々なアプリケーションのアイディアを発表する。
それらの体験を通して学生が書きがいのない経験をする。
そんなAppathonへの参加のサポートもできればいいなと多田さんは言います。
日本App Inventorユーザー会の活動のキーワードは、
ITを知り、世界を知ろう。
国語力、英語力、数学力。
AppathonやApp Inventorを通じて、
プログラミングやプログラミング以外の様々な分野の知識を得る。
今はプログラミングにせよ、英語にせよ、
一から勉強しなければ発信ができないというものではなくなった。
今までとちょっと学習のルートが変わってきた。
その変化の一つの形がApp Inventorのような
範囲的なアプリ制作環境ではないでしょうか。
App Inventorはどなたでも無償で使うことができますし、
日本App Inventorユーザー会にも気軽に誰でも関わることができます。
皆さんもApp Inventorを使うところから、
日本App Inventorユーザー会に関わるところから、
プログラミングに、ITの世界に関わってみませんか。
App Inventorの普及
高見知英
このポッドキャストの感想は、
YouTubeやStandFMのコメント欄などで受け付けています。
それらが使えないという方は、
まちづくりエージェントサイドVTTサイトの
お問い合わせフォームなどからご連絡ください。
また、SBCastは継続のための寄付受付を行っています。
毎月1000円の月額サポートの内容となります。
特典などご興味ご関心おありの方は、
多田丈晃
ぜひ寄付サイトもご確認ください。
高見知英
今後も、この番組では様々なステージで
地域活動、コミュニティ活動をされている
皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて、
ポッドキャストの購読ないし、
チャンネル登録などをして、
次をお待ちいただければと思います。
それでは、今回のSBCastを終了します。
お聞きいただきありがとうございました。