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おはようございます。愛知県の小さな自宅とオンラインで30代から始める薬膳料理教室を開いている薬膳インストラクターの2です。
このチャンネルは、365日朝から元気な体を作るためのプチ健康情報を薬膳の知恵を交えながらサクッとお話をしていくチャンネルです。
今日は梅雨の薬膳ポイント3つについてお話ししようと思います。
今年は沖縄の方は早めに梅雨が来ているんですけど、私の住む愛知県はそろそろ梅雨がやってきそうな感じですね。
皆さんの地域はどうですか?梅雨の季節には体調崩しやすいって感じる方が多いと思いますが、薬膳を取り入れることで健康を維持することができます。
といっても、食事ですぐに体は変わるということはないので、やっぱり日々の積み重ねが必要になってきます。
季節がいつも巡っているので、どこか不調のある季節があるなと思った方は、まず次に来る梅雨から1個ずつコツコツとやっていくことがやっぱり大事になってくると思います。
それでは3つのポイントを紹介していきますね。
ポイント1つ目は胃腸を整えるということです。
梅雨の時期は湿気が多くて胃腸が弱りやすくなってしまいます。
胃腸というのは薬膳でもまずはじめに胃腸というふうに言われるくらい一番大事なものです。
薬膳では体は菌・血・心液というもので作られているんですけど、それは胃腸が食べたものから作って全身に届けるというふうに考えられています。
だから胃腸が弱くなってしまうと、気もエネルギーなんですけど、やる気とか元気とかそういうのもなくなってしまうし、血も作れないし、あと水も作れないしというふうにもう本当に悪循環になってしまうので、この胃腸とっても大事です。
そんな胃腸は湿気に弱いので、この時期やっぱり弱りやすくなります。
この時期は特に胃腸に負担のかけないものを食べるように心がけることが必要です。
胃腸を整えるという食材でいうと、黄色い食べ物とか自然の甘みのあるもの、芋とか豆がおすすめです。
ポイント二つ目は体の湿を取り除くということです。
湿っていうのはドロドロした水分のようなものなんですけど、梅雨の時期にはこの湿気がやっぱり体内に溜まってしまうので、それが湿となってだるさとかむくみの原因になってしまいます。
これを防ぐためにはやっぱり適度に体の中に湿気が溜まらないように取り除いていくという食材を選んでいくことが大事になります。
例えば豆類とか海藻類とかが効果的です。
これらの食材は離尿作用があるので、体の余分な水分を外に出してくれます。
あとは軽い汗をかくことも湿気を取り除くのに役立つので、梅雨だから、重だるいから運動したくなくなると思うんですけど、
だるい時こそ汗をかいてすっきりさせたほうがいいっていう考えもありますね。
ではポイント3つ目、気をめぐらせるということです。
梅雨の時期には気分が落ち込みやすいという方も多いのではないでしょうか。
薬膳的にもめぐりが悪くなるとやっぱりメンタル的にも落ち込みやすくなったりするので、気をめぐらせるには香りの良い食材を取り入れるといいです。
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例えばシソとか柑橘類とかスパイス、野菜だとキャベツとかピーマンとかがあげられます。
これらの食材は気のめぐりを良くしてくれるので、気分をリフレッシュさせてくれる効果があります。
特にミントティーは簡単に取り入れられるのでおすすめです。私もミントティー大好きです。
あとは湿気を外に出すにもドロドロした水が体の中に溜まっていると、それをやっぱり動かさないと外に出せないんですね。
だから気をめぐらせることで水も一緒にめぐらせてくれて、ドロドロした水も外へめぐらせて出していくことができます。
いかがだったでしょうか。以上が梅雨の薬膳ポイント3つでした。
胃腸を整えて体の湿度を取り除いて気をめぐらせるということで、梅雨の時期も体を整えてより元気に過ごすことができます。
皆さんもぜひこれらのポイントを日常に取り入れてみてください。
それでは最後までお聞きいただきありがとうございました。
今日も一日頑張りましょう。