皆さん、こんばんは。DogsorCaravan Iwasaです。【Monday Night Run】powered by Goldwin、今週もGoldwinのサポートをいただいてお届けします。
先週は、シルバーウィークの後半に、信越五岳トレイルランニングレースが行われました。
そして、先週末になりますけれども、中国の万里の頂上でですね、ゴーデントレイルワールドシリーズの1戦が行われました。
というわけで、アジアの秋のトレイルランニングシーズン、一気に熱くなってきたなという印象を持っています。
今日ご紹介する話題です。まずは、恒例DCリザルツ、皆さんからのご報告を紹介いたします。
続いて、先週は、ちょっとご紹介できなかった、信越五岳トレイルランニングレースについても、この、振り返ります。
3つ目の話題として、ゴールデントレイルワールドシリーズ第7戦、金山嶺頂上トレイルレース、中国のレースの話題をお届けします。
そして4つ目として、タモヤのご紹介ですけれども、中国のトレイルランニングの熱気、そして11月に福建省で行われるWUISHANですね、
こちらのアジアパシフィック選手権、これに向けたお話をしたいと思います。
5つ目として、業界の話題、賞金と出場額のお話をご紹介します。最後には、今週末開催予定の世界のトレイルランニングレースの話題をお話しします。
その前にお知らせを一つさせてください。APTRC2026トレイルランニングのアジアパシフィック選手権の日本代表を応援するプロジェクトが始まっています。
応援Tシャツは9月30日、今週水曜日までにご注文いただくと、大会が開催される前に手元に届くということで、Tシャツを着ながら日本代表チームを応援できます。
プロジェクトの締め切り自体は9月、10月の4日となっております。詳しくはドクサキャラバンの記事でご紹介しています。概要欄からリンクをご覧いただけます。
それではマンデーナイトランパワードバイゴールイン始めましょう。まずはDCリザルツ、皆さんからのご報告を紹介します。
毎週日曜日にドクサキャラバンのインスタグラムストーリーで、週末どこを走りましたかというふうにお尋ねしています。
昨日も7件ご回答いただきました。ありがとうございます。
まずは海外、アメリカからです。ジニーNY1228さん、バージニア州のグラインドストーンバイUTMBの50キロを走りましたと。
森のトレイル満喫しましたということで、写真も送っていただいたんですよね。
これはUTMBワールドシリーズのアメリカ東海岸で行われる大会です。
私もアメリカ東海岸のレースで走ったことがないので、ちょっと羨ましいなと思いました。
私もぜひいつか行ってみたいと思っています。
続いてヒロユキ2723さん、真烈ゴアク110キロに参加しましたと。
いわすさんと写真撮らせていただきありがとうございましたと投稿いただきました。
ヒロユキさんこちらこそありがとうございました。
この番組をこうやって見たり聞いたりしていただいている皆さんが、
もし大会の会場とかで私がウロウロしているのを見かけたら、お気軽に声かけていただけたら大変嬉しいです。
チャンネネ5さん、こちらは若狭地トレイルランということです。
先週末、週末にですね、福井県の若狭町で行われた大会ですよね。
毎年この秋のシーズンに行われている関西方面の皆さんにとってはもうおなじみのイベントだと思います。
どんな大会だったんでしょうね。私もいつか行ってみたいと思います。
そして山梨県で行われたのが、ノルデスクマウンテントレイルなんですけれども、
こちらからお二方投稿いただきました。
まずは独創キャラバンの女神、よしずみゆりさんから、ずーみんさんから投稿いただきました。ありがとうございます。
そしてはるきおかやまさん、こちらからもご投稿いただいたんですけども、
これはIAU100キロ世界選手権のチャンピオンですよね。
優勝されたことがあるという、おかやまはるきさん、ご本人からの投稿みたいですね。
この大会のロングコースの男子に出場されていて優勝されています。
2時間25分49秒ということで、優勝の報告をDCリザルツに寄せていただきました。ありがとうございます。
おかやまさん、最近皆さんご存じかと思いますけれども、プロのランナーとして独立するという決断をされて活動を始めていらっしゃいます。
そういう中でトレイルのレースにも目を向けてくださっているのかなというふうに思うんですよね。
おかやまさんがトレイルレースを走るようになったら、どんな活躍の場面があるかなと考えるとちょっとワクワクしてきますよね。
機会を見つけて、おかやまはるきさんにお話をぜひ聞いてみたいと思います。
おかやまさん、ありがとうございました。
そして最後はじゅんいちみどりかわさんです。
月齢川崎マラソンで玉川の河川敷を走りましたということです。
月齢川崎マラソンというのは地元のランニングのクラブの皆さんでこういうイベントを毎月開催されているんですよね。
地元で走り込むということでいい週末を過ごされていましたよね。
みどりかわさん、いつも投稿いただいてありがとうございます。
このロードでどこか走りましたという投稿も大歓迎です。
昨日のレーシーディザルトのストーリーズの投稿が私の都合でちょっと遅めの時間帯になってしまったんですけれども、
国内各地だけじゃなくて海外からも回答をいただきました。
本当にありがとうございます。
世界に広がる皆さんの和を実感することができて本当に嬉しかったです。
さあ続いては本題に入っていきましょう。
一つ目のトピック、こちらは新月語訳トレイルランニングレース2026を振り返ります。
先週のマンデーナイトランは早めに、実は日曜日の夜に収録して月曜日の朝に公開したんですね。
というのも私自身が、この実は新月語訳トレイルランニングレースが月曜日にスタートするじゃないですか。
そこのライブ配信のお手伝いをさせていただくということで、
ちょっと日曜日のこの番組作る、配信するの難しそうだなと思ったので、
ちょっと早めに公開させていただいたんです。
なのでちょっとこの新月語訳トレイルランニングレースの話題をこの番組の中でできていないので、
ちょっとこの機会にさせていただこうと思います。
大会は皆さんご存知の通り、9月21日の月曜日から23日の水曜日にかけて、
この長野県の北進エリアと新潟県の上越エリアをつなぐ、またぐエリアで開催されました。
種目は163.3キロの100マイルと111.9キロの110キロ、この2つです。
天候、コンディションが大きく大会を左右する今年の新月語訳でした。
100マイルは21日月曜日の夕方6時30分にスタートしたんです。
そこから翌朝まで大雨続きでした。
数字にもはっきり出ていて、100マイルは出走されたのが738人、これに対して乾燥は330人、乾燥率は44.7%にとどまりました。
翌日の22日朝スタートしたのが110キロなんですけれども、この時のスタートまでにはもう雨が上がっていました。
もちろん泥の影響は出ていてですね、コースも実際にこの袴岳のエリアを迂回するコースに変更するということがスタートの直前に発表されました。
こちらは出走されたのが731人だったんですが、乾燥は472人、乾燥率は64.6%ということで100マイルに比べるとかなり高い数字になっています。
レースの結果を見ていきましょう。
100マイルの男子、優勝したのは25歳、水谷勘太選手です。
19時間52分45秒でした。
水谷さんは今シーズン、5月の最の国の100マイル。
7月のOSJ温竹100の100マイル、どちらも優勝しているんですよね。
なので今回国内の100マイルレース3勝目ということになります。
このレースの大半を引っ張ったのは実は村田亮選手でした。
ただ村田亮選手、119キロ地点、笹上でですね、こちらでリタイアということになってしまったんです。
ちょっとですね、足がかなり痛そうでしたよね。
なのでそこから先は水谷選手、そして水野純介選手がリードすることになります。
戦闘を走ったのは水谷選手でした。
最終盤になる飯塚林道に出てから、あと残り12キロとなってからですね、水野さん、水野純介選手が追い上げてくるんです。
だいたい2人の差は10分くらいついてたんですけれども、この12キロの区間でぐっと縮めたんですね。
レースの結果としては水谷、神田選手が逃げ切って優勝しました。
ただ後ろに続いた2位の水野純介選手との差は3分56秒まで縮まってたんですね。
水野さんのフィニッシュタイムが19時間56分41秒でした。
3位に入ったのは49歳、高橋智彦選手で20時間58分21秒という結果でした。
1位に20代の水谷選手、2位に30代の水野選手、そして3位に40代の高橋選手ということで、
この世代をまたがる3人の選手の皆さんが表彰台に立ったという、こういう今年の100マイルの男子でした。
一方、100マイルの女子ですけれども、こちらは片岡珠美選手が21時間43分6秒で優勝しました。
昨年は旧姓の新井珠美選手としてこの大会優勝してますので、連覇達成ということになります。
しかも今年は男女を合わせた総合でも5位に入るという快挙でした。
コースレコードはちょっとコースが細かいところ変わってますので厳密に言うことは難しいんですけれども、
この100マイルのレースにおける女子のタイムとしては2番目に速いタイム、清宮さんに続く速いタイムということになるんですね。
前半の大雨であったということを考えた上でこのタイムということですから、実質的にコースレコードと言ってもいいパフォーマンスだったわけです。
2位に入ったのは山本桃子選手、24時間12分41秒でした。
3位は木下久美選手、26時間17分02秒でした。
110キロのカテゴリー見てみましょう。
男子では田村健人選手が10時間43分38秒で優勝しました。
このタイムは2018年以降で最も速い優勝タイムということになります。
2018年の時に比べると26分以上縮めているということなんですね。
実はこれ途中でリゼースすることになってしまったんですけれども、笠木はじめ選手とのバトルが繰り広げられたということなんですね。
パート直後から中盤、そして後半という最終盤に至るまで、田村選手と笠木はじめ選手はデッドヒートを繰り広げていたんですね。
エイドに着くたびどっちが速く出るかというのを競い合うようにして先に出て、そしてまた追いついてということが繰り返しだったわけです。
ただ伊豆な林道まで出てきた時に、つまりその手前の都学市スキー場のあたりから笠木選手が足を痛め始めていたということで、走るのが難しい状態になってしまったというふうに聞いています。
結局伊豆な林道まで降りてきたところで笠木はじめ選手がDNF、リタイアを選ぶことになった。田村健人選手が優勝したわけです。
ただその2位に続いたのは西村裕和選手。こちらは皆さんご存知、40代のベテランということになります。
ただ田村選手に対して西村選手も11時間8分30秒ということで2位になりました。
3位には川崎孝丸選手が入りまして11時間46分5秒という結果でした。
110キロの段階でこちらは南條愛選手が13時間28分25秒で優勝しています。
総合でも13位に入る高成績でした。こちらも2018年以降の記録で見ると最速タイムということになります。
レースの序盤は大野彩香選手、地元といえる新潟県をベースにしていらっしゃる大野彩香選手がリードしていたんですね。
ただレースの後半に入って都学市から都学市スキー場を出て伊豆の林道に出るところまでの目の山の登り鎖、ここで逆転したんですね。
南條選手がリードを奪ったわけです。最後にフィニッシュしたタイムの差は3分32秒ということでした。
本当に小さい差で南條愛選手が逆転勝利を収めたわけです。
今年の新越合格は100マイルは大雨の中のスタートでサバイバルレースという予想を呈したんですね。
一方の110キロは朝から天気に恵まれて気温もあまり上がりすぎず、トレイルを走るには本当に気持ちのいいコンディションという中で行われました。
同じ大会なんですけれども、2つのレースが本当に対照的なコンディションになったということなんですね。
この厳しいコンディションだった100マイルの男子では水谷勘太さんという新しいヒーローが生まれました。
こういう難しい状況でしっかりとした結果を出したということで、水谷さんの存在感は一気に高まったんじゃないかなと思いますね。
そして100マイルも110キロもどちらも最後まで見応えのあるレース展開になったということが本当に今年の新越合格の大きなトピックだったというふうに私は思いました。
続いての話題をお届けします。
ゴールデントレイルワールドシリーズTTWSの第7戦です。
9月27日日曜日に中国で行われました。
中国の首都北京から車で2時間ほどのところにある金山嶺頂上という場所なんですけれども、
ピンエンに近い形で読むとジンシャンリンということで読むんですかね。
ちょっとあまり参考になりませんね。
ここでは金山嶺頂上ということで読ませていただきます。
距離は24キロ、累積獲得標高が1889メートルというコースです。
10月24日から25日に韓国のムジュで行われるグランドファイナルを前にしたレギュラーシーズンでは最終戦ということになります。
この金山嶺は昨年は4月にレースを行われていたんですけれども、
このゴールデントレイルワールドシリーズを迎えるにあたって今年は9月末に移して開催されたんです。
前の週に日本の妙高、そして今週の金山嶺、そして来月10月のムジュ、こちらでの韓国でのファイナルということで、
シーズンの最終盤はアジアで3連戦ということになるわけです。
まず女子のレースです。
女子の優勝はルース・ギトゥンガ選手です。
2時間39分47秒という記録で、ギトゥンガ選手にとってはこのゴールデントレイルワールドシリーズのレースでは初めての勝利ということになりました。
レースの前半は1週間前に妙高のトレイル、妙高トレイルを制したばかりのハンナ・グレイバー、ドイツの選手がリードしていたんですけれども、
昨年の金山嶺で優勝したキャロライン・キムタイ選手と一騎打ちすることになっていったんですね。
この頂上、この上りの区間ですね。
この頂上、つまりバンリの頂上のところがコースになっているんですけれども、
この上った先にあるこの上りの区間、計測区間、区間称が設定されている区間があるんですけれども、
このクライム区間では2人の差がわずか0.2秒というデッドヒートだったんですね。
ギトゥンガ選手はですね、2人がリードしているその2分後で続いていたんですね。
そのレースが大きく展開したのは後半のことでした。
ハンナ・グローバー選手がですね、転倒してしまったんですね。
この左手を痛めながらも走り続けるという厳しいレースをすることになってしまったんです。
実際、ゴール後にですね、ドクターの診察を受けたところ、
手首付近に小さな骨折があったということがわかったそうです。
一方、レースの方は、そのグローバー選手の転倒からですね、
ギトゥンガ選手が3位からどんどんどんどん追い上げていくという展開になりました。
上りで、まず後ろに続いていたキム太選手を捉えて、
グローバー選手も抜き去るという鮮やかなレース展開が見られたんですね。
ミョンコーではですね、序盤をリードして後半に失速してしまったギトゥンガ選手だったんですけども、
後半は反省したんでしょうかね。
終盤まで力を残してリードを奪い返すというですね、こういう展開になったんですね。
2位のハンナ・グローバー選手はですね、骨折を抱えたままでしたけれども、
1分26秒差で2位に入りました。
そして3位に入ったのはキム太選手です。
地元中国の選手では、チー・リンジェ選手、こちらもですね、
長距離から100マイルまでどんなレースでもオールマイティーに活躍する選手として有名なんですけれども、
このチー・リンジェ選手が7位に入りました。
一方、男子のレースをご紹介しましょう。
会話なんてやっぱり、パトリック・キプンゲノ選手が2時間12分30秒で優勝です。
前週の妙高トレイルについて2週連続の優勝で、
この金山例のレースでは昨年に続く連覇となりました。
しかも去年よりも30秒早いタイムでフィニッシュしてるんですね。
キプンゲノ選手はですね、日本と中国で行われたゴールデントレイルワールドシリーズのシリーズ戦で6戦6勝ということで、
アジアとは取り分け相性はいいんですよね。
細かく見ていくと、2024年の神戸トレイル、そしてスーヴーニャンシャンですね。
2025年、去年は神戸トレイルの後にこの金山例、そして今年の妙高と金山例ということで、
この3年間に行われた6つのGTWSのアジアでのレースで優勝しているということなんです。
レース展開を見ていきますと、下りを得意とするジョーイ・ハドーン選手、
スイスのオリエンティアとして実績を持っている選手ですけれども、
このジョーイ・ハドーン選手がバンリーの頂上からの急な下りのセクションで先頭に立ちます。
パトリック・キプンゲロとシリーズ総合現在主位に走っているフィレモン・キリアゴ選手がですね、
2分ほど後ろでこのジョーイ・ハドーン選手を追っていたということなんですね。
15.8キロ地点まではだんだんこの差が縮まっていって、30秒ほどまでに縮まっていたそうです。
そして最後の最後の終盤です。
ここでこのキプンゲロが最後の上りセクションでジョーイ・ハドーンを捉えます。
そうすると一人で一気にリードを奪います。
これは展開というのは本当にもう先週のミョンコーと全く同じ展開ということだったんです。
キプンゲロが優勝。フィレモン・キリアゴが1分54秒差の2位となりました。
ジョーイ・ハドーンが3分12秒差で3位ということです。
表彰台の3人は去年の金山例と同じ顔ぶれということになりました。
キリアゴはこの区間賞のボーナスポイントも重ねましたので、現在総合870点で主位ということになります。
この日優勝のキプンゲロが830点ということで、この区間シリーズ総合で830点で2位に上がっています。
キリアゴはこのファイナルとなる韓国モジュで自身初の連冠タイトルを狙うことになりますね。
そして注目しておきたいのは中国勢の活躍です。
ヤンチュン・ロン選手というのは男子の選手なんですけれども、こちらが6位に入りました。
GTWSで中国の男子選手としては最も高い順位を獲得したことになります。
ヤンチュン・ロン選手ですけれども、大会前にはこのレースを走るかどうか分からなかったというか、公表されていたエントリーディストには名前がなかったんですけれども、
突如取り入れ的な感じで参戦ということになったみたいなんですよね。
日本勢も参戦しました。
日本の山口太賀選手は11位でフィニッシュ、大見隆之介選手が続く12位ということでした。
2人の差はわずか12秒だったんですね。
そしてレギュラーシーズンを終えまして、GTWSは韓国モジュでのグランドファイナルを迎えることになります。
韓国でのファイナル、これは初めてということになりまして、コースは25.6キロ、累積獲得標高は2294メートルということでかなり累積が大きいですね。
シリーズ史上最も厳しいコースということが見込まれています。
女子は10月24日、男子は翌日の25日にレースを行われます。
女子の総合は、マダリナ・フロレア選手がアジアの中国、日本の連戦を欠席しましたけれども、現在シリーズランキングとしては872点で主位であることに変わりありません。
そしてキム・タイ選手が66点差で2位、ギテュンガ選手が766点ということで現在3位となっています。
金山例のレースについてどういうふうに受け止めるかということについては、これから中国のトレーランニングメディアとかでもいろんな分析が出てくると思うんですけれども、
ただ私としては一つはっきりしたことがあると思うんですね。
このケニア勢、そしてヨーロッパ勢が接見しているゴールデン・トレイル・ワールドシリーズの中で、
中国のトップ選手が表彰台を狙うにはまだちょっと距離感というか、実力差、あるいはテクニックの差はある、このことははっきりしているのかなというふうに思いました。
もう一段のレベルアップが表彰台に上るには必要ということが言えそうです。
先ほどもご紹介した通り、チー・リンジェ選手は100マイルからショートまでどんなレースにも果敢に挑むというオールラウンダーで知られています。
その彼女が7位に入ったということなんです。
男子のヤン・チュンロン選手はマラソンのエリート選手として知られていて、このシーズン、この春からトレイルを走るようになった選手なんですね。
中国で鍛えられたロードのスピードがトレイルのショートディスタンスでもかなり通用すると。
果敢に挑んで6位をつかんだということは、中国のトレイルランニングの底力を示したと言ってもいいんじゃないでしょうか。
こうなるとやっぱりどうしても考えたくなる日本勢はどうかというお話です。
山口太賀選手、近江龍之介選手は残念ながら今回はトップ10に入るか入らないかというところで、本人たちの期待はもう少し高いところにあったと思います。
このことを考えると中国勢と比べても世界のトップに対してはちょっと距離があるということは否めないです。
ただ中国勢がここまで来ているということは、同じアジアの日本勢にとってもこの世界の舞台というのは次元の話、違う話というわけではないと言えると思うんですね。
チャンスは日本勢にとってもある、そう言っていいんじゃないでしょうか。
そういう意味では距離感と手を伸ばせば追いつけるんじゃないかと、そういう両方の期待というか距離感と期待、両方を感じさせる結果になりました。
来月の韓国文字のファイナルにはヨーロッパ、アメリカのトップ勢集結してくると思います。
キニア勢ももちろんやってきます。さらに層が厚くなるでしょう。
世界一を決める熾烈なレースが見どころなんですけれども、日本勢、中国勢、そういったアジア勢がそこにどこまで食い込んでいけるか、そこも大いに注目したいと思います。
続いてのトピックは中国トレイルの盛り上がり、それとウィーシャンでのアジアパシフィックトレイルランニング選手権の視線という話題です。
中国でトレイルランニングが熱いという話は何度もしているんですけれども、今回の金山霊と、あと先日お伝えしたトルテジアン、このおきっかけにした話題をですね、紹介したいと思います。
まずトルテジアンの330キロ、トール330を制したチョージャージュ選手なんですけれども、すごい活躍でしたよね。65時間55分22秒、コースレコードを更新する優勝だったんです。
この中国人というだけではなく、アジア人の男性選手として初めてトルテジアンで優勝したということになります。
この結果をですね、中国のメジャーメディア、CCTVとか人民日報、大手メディア、日本で言えば全国市、全国ネットのテレビ局みたいなイメージですよね。
その大手メディアが取り上げたというんですね。中国のトレイルランニングメディアを見ていると、このことを大きく取り上げていて、競技の枠を越えて一般社会にこのトレイルランナー、チョージャージュ選手の話題が広がったと、届いたというふうに分析しているんですね。
とりわけ彼の持つエピソードというか、プロフィールが一般の人たちにも届きやすい要素を持っていたというふうに分析しているんです。
入口になったのは、かつてフードデリバリーの配達員だったという経歴ですよね。
そのイトラのスコアとかUTMBのインデックスとか、そういうことを何も知りもしない人たちが、フードデリバリーの配達員だった人が330キロのレースで世界一になったっていうのは、ちょっと夢のある話というか、意外性のあるお話ですよね。
この物語がやっぱり大きいっていうんですね。
専門メディアは、このチョージャージュという選手の実力についてよく伝えてきましたし、トルデジアンがどんなところかということも、どんなすごいコースなのかということも伝えて、何が起きたのかということはしっかり伝えてきましたけれども、
今話題になっているのは、チョージャージュという人がこの競技が何なのか、330キロ山走るって何なのか、トレーラーニングってどういう競技なのかということを、トレーラーニングに全く関係がない人たちにも伝える、そういう存在になっている、なりつつあるということを大きくこの中国のメディアが、中国の専門的なトレーラーニングのメディアが分析しているんですね。
当然ながらこうなってくると、ビジネスの話題も出てきます。
9月の20日になりますけれども、アクションカメラの皆さんもご存知だと思います。私も使ってますけど、インスタ360がですね、チョージャージュ選手との契約を発表したんですね。
このメディアの報道によりますと、優勝の後、カイラス・フーガのブランド、彼はカイラス・フーガのサポート選手なわけなんですけれども、そのレースで使ったアイテムがですね、品切れになる人気だったということなんですね。
あと、ささやかれているのは、この契約公開の時期が、彼が迫っているということで、カイラス・フーガとの契約金もグッと引き上げられるんじゃないか、そんなお話まで出ているそうなんです。
一方で、金山霊のレースについては、別の中国メディア、トレイル100というメディアがあるんですけれども、こちらのほうがちょっと問題提起をしているんですね。
記事の見出しがこれです。外国の競合が来たのになぜ中国のエリートはほぼ全員不在なのか、というちょっと刺激的な見出しをつけてきたんですよね。
先週末行われた金山霊には、エリートカテゴリーとして39人がラインナップされていました。そのうち中国の選手は7人でした。
特に男子に限って言うと、わずか3人だけということだったんですね。このトレイル100の記事の見立てでは、その原因、中国の選手が少ない原因は、種目がミスマッチだということなんですね。
現在も中国のトップレベルの男子が競争している主な分野というのは、50キロ、100キロ、100マイルといった長い距離、ウルトラディスタンスがメインなんですね。
それに対して、24キロという場所とディスタンスを高速で登ったり下ったりするという、このゴールデントレイルワールドシリーズの山岳レースというのは、求められる能力がだいぶ違うという見立てなんですね。
一方、ジョッシーの方では、ゴールデントレイルシリーズの中国シリーズ戦で上位に入った選手が金山レーにも出ていて、中国国内の競技シーンと世界のゴールデントレイルワールドシリーズとはつながっているということで、少し事情が違うという分析もしています。
つまり、トルテジアの330キロで世界の頂点に立つ一方で、24キロのGTWSではナンシーのトップ層がまだいない、そういう現在の事情があるわけなんですね。
ただ、その構造というのは変わりつつある。先ほどご紹介したロードのマラソンで活躍、力を磨いてきた、スピードを磨いてきた、楊春龍という選手が6位になっています。
そういうことも考えると、まだまだいびつなところがある中国のトレイルランニングシーンというのが、ある意味ではすごく面白いとも言えると思うんですね。
そんな話題がある中で、今年の11月には、中国でアジアパシフィックトレイルランニング選手権、APTRCが行われます。福建省のWuyishanというところなんですね。
これまでもお伝えしているとおり、このWuyishanで行われるAPTRCには、中国から代表チームが出場するという見込みがあるんですね。
どんな選手が中国代表としてチームに参加するのか、まだ分かりません。ただ、中国で実情のナショナルチームということになれば、日本代表と中国代表が肩を並べて走るということになりますよね。
日本の選手にとっては、中国のトレイルランニングの盛り上がりと急速な向上を見せている競技レベルというのを実際に肌で体験する機会になるわけです。
中国チームと比べて、日本の競技レベルがどこにあるのかを考える上で、大きな経験になるし、我々メディアにとってもつぶさに分析すべきシーンになりそうな、そんな予感がするんですね。
11月のウィリシャンでのAPTRC、アジアパシフィックトレイルランニング選手権に向けて、これから私も大いに関心を高めていきたいと思っています。
続いては業界の話題を2つお話しします。どちらもレースの経済と入り口のルールが変わるというお話です。
1つ目はまずお金の話、賞金ですね。
先週ですね、DCウィークリという独裁キャラバンのウェブの記事を書いたんですけれども、その中で詳しく最初にお伝えしています。
改めて取り上げるんですけれども、アメリカコロナの週で行われた100マイルのレース、ランダビットランの中での話題なんですね。
もともとこの大会は高額な賞金で知られているんですけれども、私の大会ではですね、男女の優勝者にそれぞれ2万ドルが賞金として贈られました。
7位まで賞金は対象となっています。
その大会の期間中に行われたレースブリーフィングの中で発表されたことが話題になっています。
このランダビットランの主要なスポンサーである人材サービスの大手である会社、インサイトグローバルという会社がですね、来年2027年と2028年の優勝賞金を10万ドルに引き上げるというふうに発表したんです。
今年は2万ドルでしたから、10万ドル、1500万円、1600万円という日本円にする、それぐらいの価値ですよね。
このことを発表したのは、このインサイトグローバル社のCEO、バート・ビーン氏とランダビットランの大会のファウンダーであるフレッド・アブラボンビッツさんなんですけれども、
今年の5倍に当たる額を賞金として提供する。これ実現すればトレイルランニングの単独の大会の優勝賞金としては過去最高額になります、というふうにアイランファーとかは言っています。
UTMBの優勝賞金は2万ユーロです。今シーズン総額で15万ドルの賞金を用意したのがブロークン・アロー・スカイレースです。
こういったことからもあって、今シーズンは海外で賞金の高額化というのがすごく話題になりました。
2つ目のトピックは出場枠のお話です。これ先週発表されたんですが、UTMBワールドシリーズが2027年から、このシリーズのメジャー大会から
UTMBワールドシリーズファイナル、つまりシャモニーに直接出られる出場枠を、ダイレクト出場枠を1つの大会あたり210から60に減らすというふうに発表したんですね。
キロ、100キロ、100マイルのそれぞれのカテゴリーで、男女それぞれの総合トップ10に入った選手がダイレクトエントリーを獲得できる。
これは引き続きキープされます。しかし、これまであったメジャー大会で年代別の直接ダイレクトエントリーの枠は廃止されます。
これとは別に、サーキット全体、つまりワールドシリーズ全体を通じた別のルートを年代別には用意するというふうに発表されてはいるんですけれども、まだ詳細は発表されていません。
メジャー大会での得点であるランニングストーン2倍、これはキープされます。
ただし、オーストラリアで行われるウルトラトレイルオーストラリアバイUTMBだけは、1年遅れて2028年からこのルールが適用されるそうです。
このインスタグラムでUTMBが発表したんですけれども、この中ではこんな説明をしています。
年代別の枠を勝ち取ることを否定するのが目的ではない。一部の大会に限らず、サーキット全体を通じた出場ルートを作るための変更だと。
これがUTMBワールドシリーズのオフィシャルの説明なんですね。
私自身、このUTMBの内部の事情とかを何も知っているわけではありませんけれども、ただ一つ言えそうなのは、UTMBワールドシリーズでは年代別カテゴリーの優勝者や順位が話題になることはあまり多くないんじゃないかなと思うんですね。
一方で、このUTMBがモデルにしていて、提携関係をもう結んでいるトライアスロンのアイアンマンシリーズはどうでしょうか。
頂点に立つ湖南への出場権をめぐって、年代別カテゴリーでの入賞、出場枠の獲得というのは、参加者の間でもかなり話題になっていますよね。意識されています。
年代別のストーリーが持つステータスがトライアスロンでは確立されているのかもしれません。
それに比べるとUTMB、トレードランニングではまだそこまで認知されていない。今回の変更の背景にはそういう事情がもしかしたらあるんじゃないかなと思うんです。
だとすれば、UTMBはまず年代別カテゴリーの存在感を高めることを何か狙う施策を打ってくるかもしれませんね。
その延長線上で環境が整ったところで、メジャー大会を通じたダイレクトエントリー、これが年代別に提供される、そんなことも十分あるんじゃないかなというふうに思います。
皆さんはどんなふうにお感じになるでしょうか。
最後に今週末の世界のトレードランニングレースの事情をお伝えいたします。
開催されたレースをお話ししたいと思います。
まずスペインのバスク地方で行われたゴルベイヤースシエンですね。
これはスカイランナーワールドシリーズの1,032キロのレースでした。
非常にコンディションが良くて、男女ともコンディション、つまりサーフェスが良かった。
バスクですごくぬかるんでいて泥だらけということが多いんですけど、今回、先週末は結構乾いていたそうなんですね。
そんなこともあって、男女ともにコースレコードが出ました。
男子ではアライン・サンタマリア選手、スペインの選手、このバスク地方の名前だと思いますけれども、2時間50分24秒でコースレコード。
2023年に自分で出した記録を6分44秒縮めています。
2位にはマヌエル・メリージャス選手が続きました。
6位までの全員がこれまでのコースレコードを上回るというハイレベルなレースになりました。
この男子のレースには日本からオタギリ・ショーマ選手が参戦しました。
オタギリ選手は3時間5分54秒で16位という結果でした。
一方、女子のレース、こちらはこのレース初出場のサラ・アロンソがですね、3時間21分27秒で優勝しました。
女子のコースレコードを12分49秒更新したという大記録でした。
2位に入ったのは世界選手権優勝経験のある女王、デニサ・ドラゴミル、ルーマニアン選手です。
同じく週末に開催されたアメリカのカリフォルニアマンモストレイルフェストです。
こちらではエリン・モイヤー選手がですね、ヒルクライムのドラゴンズバックアセント、そして昨日日曜日に開催された26キロの2つのカテゴリーを両方ステイした、2つ優勝したということなんですね。
そして一方50キロカテゴリー、これは土曜日に行われました。50キロのレースでは男女ともにコースレコードは更新されました。
男子ではデイビッド・シンクレアが3時間56分36秒、女子ではクララ・キャスパード、こちらは4時間59分53秒、女子として初めての5時間切りを達成しました。
そしてもう一つ話題としてご紹介したいのが、26キロカテゴリーでは障害のある選手のアダプティブ部門というのが行われたんですね。
ここではアイウェアブランドのフラクタルというブランドとですね、そしてBORN TO ADAPTという組織の協力で総額6200ドルの賞金が用意されました。
こういうアダプティブのアスリートに対する賞金としては、このトレイルランニング史上初めての賞金レースだというふうに大会の方では謳っているそうです。
一方、ヨーロッパではギリシャでスパルタスロンが行われました。アテナからスパルタまでの246キロを走るルトラマラソンのレースで、日本でもファンの多いイベントですよね。
今回は第44回大会となりまして、9月26日の朝7時にスタート。36時間の制限時間での完走を目指します。
男子優勝はタマーシュ・ボーディッシュというハンガリン選手です。19時間40分51秒で優勝しました。
地元といえる開催国ギリシャのフォティス・ジシモプーロス選手が52分差で続きます。
女子ではギリシャのデスピナ・シマンドラク選手。こちらが24時間45分43秒で優勝という結果でした。
日本勢では男子の最上位でフィニッシュしたのが宮崎真一選手。26時間55分51秒、男子28位に当たります。
女子では藤井よしか選手。こちらが34時間31分53秒で女子37位でのフィニッシュでした。
これらのタイムなどは私の方が大会の資料の方から自分で計算したものですので、オフィシャルで公表されているものとはちょっと違うかもしれませんけど、ご了承いただければと思います。
今週の話題をお届けしました。まとめてもう1回ご紹介すると、新越語学、こちらでは大雨が2つの種目を全く違うレースにしたという話題でした。
そして中国の金山例ではケニア勢が圧倒的な強さを発揮しました。しかし中国も6位に入る選手がいたという結果で大いにその存在感を示しました。
そしてトレーラーニング業界では賞金の話題、出場枠の話題が賑わせています。
そして今週末何があるかというプレビューです。海外ではメキシコでチシワワ by UTMB 開催されます。
先住民ララムリの故郷となるカッパーキャニオンが舞台です。カリフォルニアでは200マイルのレースマンモス200と行われます。
スペインではウルトラピリニュー、アメリカでは伝統の100マイルレースエンジェルスクレスト、そして日本国内では10月3日にヒラビワコビュートレイルラン、10月4日に仙台泉ヶ岳トレイルラン、そしてトレーニックワールド大越時川こういったイベントが開催されます。
そして再来週になりますと10月の11日から12日、破雪メイクアップが行われます。私もちょっと現地に行く予定がありますので、どんな感じになるかまた来週詳しくお伝えいたします。
そしてDCリザルト、これは今週の日曜日も募集したいと思いますので、日曜日に投稿されるインスタグラムのストーリーズからぜひ参加してください。この番組のチャンネル登録とお気に召しましたら高評価ぜひよろしくお願いいたします。
ポッドキャストランザワールドbyドクサキャラバンでも配信しています。デイナイトランパワードbyゴールドウィン今週もゴールドウィンのスポンサーをいただいてお届けしました。また来週お目にかかりましょう。ドクサキャラバン岩澤でした。