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おはようございます、鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて、日々感じたことなどを語る声の日記です。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
昨日は、秋田市に洪水警報が出されました。 割とすぐに注意報に切り替わったのですが、やはり去年の7月の大雨を思い出してしまいました。
そういう方多かったんじゃないかなと思います。 今日にかけても、上空の寒霊渦の影響で、寒気の影響でですね、
上空に強い寒気がありまして、大気の状態が非常に不安定なんです。 それが寒霊渦だと動きが遅いので、昨日から続いているという状態です。
秋田の場合、この寒気が抜けていくのが、今夜遅くになりそうなので、 なんとなく雨が降り続くかなっていう感じではあります。
時折まとまった雨になる場合もありますので、最新の情報をチェックなさってください。 さて今日のお話なんですが、大曲りの花火で有名な
秋田県大泉市では、花火伝統文化継承資料館という施設があります。 通称花火アムと言います。
花火アムの公式サイトでは、花火の街大泉市の大曲りの花火発祥の地に、 全国の花火市と花火ファンが紡いだ花火文化の歴史と魅力を伝え、
数々の花火資料を貴重な文化的財産として継承していく拠点として誕生したものです。 と書かれてありました。
実はそこには花火観賞紙の名前一覧が木札で設置されています。 もちろん私の名前もあります。
出かけて行った際には、ぜひ秋田県の中の鶴岡渓谷を探してみてください。 私は第4回の合格者だったので、割と前にあると思います。
今から18年前のことです。 試験は毎年秋に行われているんですが、コロナ禍はお休みしていたようです。
昨年令和5年10月8日には第19回花火観賞紙試験が行われて、新たに66名の花火観賞紙が誕生したそうです。
それで先月下旬、5月28日に第19回花火市の合格者の木札が設置されました。
なぜ5月28日なのかっていうのは後でお話しするとして、花火観賞紙、これまでの合格者も合わせて1471名になったそうです。
全国の花火観賞紙が木札で載っていまして、意外に思われるかもしれませんが、人数は秋田県が一番多いわけじゃないんです。
今若干分布が変わっているかもしれませんが、東京や神奈川、関東勢が多いです。
本当に全国各地にいます。で、19回重ねてきて1471名ということで、私からするとずいぶん増えたなって思うのと、まだまだ少ないなっていうのと両方ですね、
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もっとたくさんの方に花火マニアになってほしいなって思います。
ちなみに5月28日は花火の日なんです。1733年、強法18年、墨田川の両国橋付近で花火が打ち上げられたことから、この日が花火の日と言われるようになりました。
なお当日の日付は旧暦ですので、今の暦に換算しますと7月9日にあたるそうです。
つゆ明けに行われたっていうことなんでしょうね。後にこの花火を盛り上げていくことになる花火屋は玉屋と鍵屋です。
上流では玉屋が、そして下流では鍵屋が陣取って花火を打ち上げました。
玉屋とか鍵屋っていうのはそこから来ているんです。
玉屋については、鍵屋からのれん分けされた花火屋さんなんですけど、35年で廃業しています。
ですから今は玉屋という花火屋はありません。
一方の鍵屋ですが、現在15代目が活躍中です。
大曲りの花火、いわゆる全国花火競技大会には鍵屋は出場していませんので、私もどんな花火を打ち上げるのか実際見たことはありません。
ということで玉屋は案外短命だったんですけれども、いまだに玉屋って皆さん言いますよね。
でも玉屋が打ち上げていない花火に対して玉屋っていうのは変なお話ということになります。
歌舞伎と同じですよね。成田屋とか尾高屋とかそういうのと同じなんですよね。
その歌舞伎役者が出てきた時、ですからその花火屋が出てきた時にその屋号を呼ぶっていうことなんです。
ですから大曲りの花火で鍵屋とか玉屋っていうのはなんか変な感じがします。
そこは注意なさってください。
今年の大曲りの花火、いわゆる全国花火競技大会まであと90日を切りました。
今年は大学の同期が秋田にやってきます。
ご夫婦でやってくるんですが、同期のサッカー部のキャプテンがやってきます。
今年年明けのサッカー部OB会でずいぶん久しぶり、卒業ぶりぐらいに会ったんですけど、
その時に大曲りの花火を一緒に一度見てみたいんだけど、手配できるって言われたんですね。
それでアテンドすることにしました。
花火鑑賞士1471分の1名としてしっかりとアテンドしたいなと思います。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。