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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
日本の秋田県から毎朝更新している、声の日記です。 秋田市の花火大会、無事終了しました。
今回が37回目なので、長く続いているイベントなんですね。 私が司会者として関わるようになったのは、2010年からなんですね。
ですから、14年目でした。 ですが、途中、コロナの惨禍で2年間イベントは中止だったので、私が担当するのは、今回12回目でした。
かつては、この花火大会は8月10日行われていて、8月10日この花火というふうに定着していたんですけど、
8月11日が山の日と制定されてからは、8月11日の固定に変更になりました。
手元の記録によりますと、2016年から8月11日になったようでした。 この花火大会は、そもそも昭和63年、
尾物川放水路通水50周年を記念して開催したというのが、その始まりなんですね。 ですから、それから37年ということになりました。
この37年というのが正確にわかるように、コロナ禍で2年間イベントは中止して、第33回、第34回はそれぞれ中止になっているんですが、実はカウントをしています。
33回中止、34回中止、35回開催という形で、この50周年から37年目なんだっていうことがわかるようにカウントをしているんです。
開催の回数だけを考えると35回目ということにはなるんですが、第37回としているのはそういう理由もあります。
花咲く秋田、光のファンタジアと題して、明るい未来を実現していこうという思いで開催する花火大会で、今年は彩りの式模様であったりとか、市民の元気をイメージした花火がたくさん打ち上げられました。
また地元の小学校で、創立150周年の記念花火というのも上がりました。それに際しては子どもたちのご覧くださいみたいな、お楽しみくださいだったかな、そういうメッセージもありましたので、そうやってご案内の時に幅ができると、より一層楽しめるよなぁと思って。
それに、この公園に出場した子どもたちが花火をすごく楽しみに待てるとか、そういうこともあるよなぁと思って、すごくいい企画でした。
実はコロナ禍の前は、毎年中学生が生で出演していたんです。
総合的な学習の中で、自分たちが思い描いた花火を打ち上げたいということで、花火屋さんと一緒に企画をして、そしてこういう花火を打ち上げますというようなコメントを生でアナウンスをして、それではご覧くださいという形で、
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10名だったかな、選抜10名の生徒さんたちが放送ブースに入って、それをもう毎回楽しみにしていたんです。
で、我が子が出るとか、友達が出る、自分が出るんだっていうことを、本当に誇りに思いながら、花火大会を毎年楽しみにしているというようなことがありました。
実はコロナを経て、その企画がちょっとなくなったんですね。人とあまり触れないようにということもあったので、私一人で放送ブースに入るっていうことになっちゃったんですけど、やっぱり子供の声が放送から流れるっていうのはとってもいいなと思うので、こうやって作り上げるって結構な手間がかかるので、先生もそうでしょうし花火師さんもそうだし、大変な時間と労力がかかることではあるんですけど、
子供たちの心に残ることってすごく大きなものがあるだろうなぁと思って、この企画は復活しないかなぁと、絶望をしています。
さて花火大会が終わったところで、今日12日は振り替え休日です。
東北地方の方は特になんですけれども、台風後の影響で交通機関の乱れが予想されますし、東北地方の中でも特に太平洋側、岩手、宮城、福島のあたりで雨が本当に長く降り続くということもあったり、風が強いということも予想されていますので、どうぞ安全にお過ごしください。
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ではまた明日もお会いしましょう。鶴岡慶子でした。