00:00
はい、おはようございます。本日の放送は、2026年の3月15日、日曜日です。 本日は第1477回目の話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、響きになったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。 昨日はですね、福島市にあります映画館
フォーラム福島に行ってきました。 観てきた映画はドキュメンタリー作品
「ロッコク・キッチン」です。 実はこの日、スケジュール的にちょっとした野望がありまして
映画を観た後、別のイベントにも行けるんじゃないか?という、中年オタクにありがちな詰め込み過ぎ計画を立てておりました。
というのも、スカガワではスカガワ特撮塾の新作発表がありまして、それが13時30分スタート。
一方、この映画は10時スタート。 10時から映画なら終わってからスカガワに行けるのでは?と自分思ったんですね。
計算上は可能な気がしたんです。 ところがですね、
上映時間122分。 さらに上映後にトークあり。
そして現実。福島市からスカガワまでの距離。
はい、物理法則に敗北しました。 テレポーテーションが使えないので無理でした。
ということでスカガワのイベントは泣く泣く断念。 ちなみにそちらは本日の15日にムシテックワールドで上映があるそうなので、
今日はそっちに行く人も多いんだろうなぁと思いつつ、 今日は映画一本に集中することにしました。
さてこの六国キッチンですが、 実は私この映画についてすでに2回もポッドキャストで話しているんですよ。
つまりですね、まだ見てないのにもう語りすぎている映画。 普通は見てから語るんですが、私は見る前から語る男です。
いい加減ですね。 そしていよいよ今回鑑賞。
10時上映なんですが、自分は9時半には入場しました。 席が指定されているのにね。
なぜなら、中年になると早く着きがちだからです。 準備万端、完全に遠足前の小学生状態です。
もうね、映画なんて延々と予告流すんで、本当は時間ぴったりがいいんですけどね。 映画館に早めに着くと安心するんですよ。
観客は年齢やや高め。男女は半々って言ったところでしょうか。 来場者50人くらい。
さてこの映画の内容ですが、大きく言うと3つの人物を軸にした構成になっています。
03:01
1人目は双葉町でツアーガイドをしているインド出身のスワスティカさん。 2人目は双葉町の俺たちの伝承館の館長中筋純さん。
3人目は大熊町で本屋さん、読書や息継ぎをやっている竹内優さん。 この3人の活動や日常を追いかけながら双葉群という地域の今を移していくドキュメンタリーなんですね。
ただですね、映画を見ながら自分は思いました。
あれ?自分この映画を見る人としてあんまり適してないなぁ。 適していない理由というと自分事前情報が多すぎる。
この映画に出てくる3人のうち私は2人を映画公開前から知っていたんです。 そして残る1人のスワスティカさんについても
福島に住んでいてローカルニュースが好きな人間なので活動をだいたい知っている。 つまりですね、映画の中身をほぼ予習済み。
映画を見ながら、へーそうなんだーってなくて、 うん、知ってる。になってしまうんです。
これはですね、映画館長としては割と不利なポジションです。 ネタバレを食らっている状態に近いんです。
映画としての驚きが少ないんですよ。 だから自分は映画としての評価をするのがちょっと難しいなぁと感じました。
今回映画の後に原作、監督、撮影の3人のトークがありまして、 ここでようやくこの作品がどうやって生まれたのかを知ることができました。
話によると、原作の川内さんは親御さんがいわき市中心で、 昔からよくいわきに来ていたそうなんです。
いわき市から車で六国、つまり国道6号を北へ走る。 並江町の辺りまで行くと、かつてはバリケートだらけの景色が続いていた。
ところが避難指示が一部解除されて、人々が少し戻り始めて、 夜になるとそこに明かりが灯るようになった。
この明かりの下ではどんな日常があるんだろう? と思ったのがスタートだったそうです。
最初は映画ではなくてエッセイを集める企画から始めたそうです。 双葉軍に関わる人たちのエッセイを集めて紙片版の本を作る。
そしてエッセイを書いてくれた人たちに会いに行こうという流れで撮影が始まる。 そしてホームムービーを集める活動をしている
三吉大輔さんも参加して双葉軍の家庭に残る映像を集める。 その一方で撮影を続けてそのことを本にして最終的に映画として完成させた。
そういう経緯だったらしいんですね。 今回見てちょっと驚いたのは
福島に住んで生活している側としては割と普通の日常に見えてしまうんです。 でも外から見るとそれがすごく奇妙な光景として描いている。
06:04
その視点に私は気づいていなかった。 例えばですね大熊町で本屋さんを始めた竹内さん。
私はその活動をして面白い人がいるなぁと思って話を聞くに行ったこともあるし 竹内さんがポッドキャストを始めたのでそれを聞いたりしました。
つまり完全に知り合いの活動として見ていたんです。 でも映画の視点から見るとそれは立派なドキュメンタリーの題材になるんです。
その発想が自分にはなかった。 ドキュメンタリー映画っていうとつい自分は
ゆきゆきで神軍とか全身小説家ぐらいなものすごく強烈な個性の人物が出てくる映画を思い浮かべてしまうんですよ。
例えばなおとひとりっきりみたいな作品とか。 とにかく人生が濃い人じゃないとドキュメンタリーにはならないんじゃないか
みたいな思い込みがどこかにあったんです。 でもよく考えると
あがに生きるのようにそこに暮らす人々の日常を撮ることで社会の問題や歴史を浮かび上がらせる映画もある。
この映画はつまりあがに生きるのパターンなんですね。 特別な人を撮る必要はない日常をどう見るかなんですね。
そこが映画になるかどうかの分かれ目なんだなぁと思いました。 まあとはいえ自分自身がドキュメンタリー映画を作りたいかと言われると全くそんな気はありません。
カメラ持って外に出るより家でポッドキャスト録音している方が楽ですから。 完全にインドア型クリエイターです。
映画撮るなら特撮映画怪獣映画ですし。 でも今回この映画を見て思ったのは
ドキュメンタリーの題材って日常のそこらへんに転がっているんだなぁということでした。 それを拾うかどうかどういう視点で見るかそこが大事なんだなぁと。
この映画はいわゆるエンタメ映画のように楽しいとかハラハラするというタイプではありません。
でも福島のあの地域に興味がある人やそこに関わる人たちにとってはかなり面白い映画だと思います。
特に双葉郡あたりに関わりがある人はいろんな意味で考えさせられる映画だと思います。
またできることなら県外特に東京付近の人に見てほしい映画ですね。 ということで今回は映画六国結晶を見てきたお話でした。
トークショー後にサイン会もあったので3人のサインをもらってきました。
そこにスワスティカさんも来場したので映画のメインに登場する最後のお一人も目にすることができて大満足でした。
それではまたもしよろしければぴょんげちのオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。