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- こんにちは。
- こんにちは。
- 今日はですね、送ってくださった方から提供された資料を、私たちで深掘りしていきたいと思うんですが。
- はい、すごく興味深い内容でしたよね。
- インディーズ配信者を応援するポッドキャストスターアワードと、そこに新設されたローカルポッドキャスターショーの話題なんですけど。
- 大都会のど真ん中も、離島も、全てがローカルになり得るという、言葉の定義の面白さがありましたね。
- そうなんですよ。まず前提として、最近のポッドキャスターアワードって、なんか有名な方がプロの作家さんと立派なスタジオで収録するみたいな番組が結構目立ってますよね。
- かなり商業的になってきているというか。
- だからプロのスポーツカーとアマチュアの自転車が同じレースに出ているようなものじゃないかなと、私なんかは感じたんですよ。
- ああ、なるほど。スポーツカーと自転車ですか。
- はい。個人が自宅でスマホ一つでやっているインディーズ番組が、そんなプロの資本力に勝てるわけないって普通思いませんか。
- そうですね。まあ普通はそう考えます。でも、旺盛メディアの面白さって、必ずしもその資本力が面白さに直結しないところなんですよね。
- ああ、そうなんですか。
- ここで大事なのが、熱量とか泥臭さなんです。企画から編集まで全部一人でこなす、いわば一人ブラック企業のようなアマチュアの方ですね。
- 一人ブラック企業、言い得てみようですね。
- 彼らにはですね、プロには出せない圧倒的な個人のリアルな熱があるんです。
- なるほど。その個人の熱量を、なんと組織のビジネスモデルに応用している事例が、今回新設されたショーのスポンサーである渋沢くんFMですよね。
- 東京都帰宅拠点に情報屋信用金庫という金融機関が運営している番組ですね。
- そうです。でも私、資料にあった著者のエピソードでつい笑っちゃったんですけど。
- ああ、あの日本酒の件ですね。
- そうそう。イベントでリスナー登録したら、日本酒一杯プレゼントっていう企画があったのに。
- 著者はその日に限ってスマホがパケ死していたという。
- そうなんです。結局飲めなかったっていうちょっとくすっとくる話で。
- 話だけ聞いてお酒をもらおうとしたのに、世の中そんなに甘くなかったですね。
- 本当に。まあ笑い話はさておき、この渋沢くんFM、FMって名乗っているのに電波を一切出していないのが一番の驚きでした。
- そう。そこが最大のポイントなんですよ。彼らはすべてポッドキャストで配信しているんです。
- なぜ普通のコミュニティFM局を作らないんでしょうか?やっぱりお金がかかるからですかね。
- もちろんコスト面も大きいです。アンテナなどの設備費用とか維持費が莫大ですからね。
それに電波の認可を取得するっていう法的なハードルもかなり高いんですよ。
- ああ、認可が必要なんですね。
- ええ。しかも物理的な電波が届く範囲の人しか聞けません。でもポッドキャストならどうでしょう?
- インターネットでから世界中どこでも聞けちゃいますよね。
- その通りです。認可も不要で初期費用も抑えつつ、帰宅という超限定的な情報を世界中に発信できるわけです。
- つまり地方の銀行とか小さな組織でもすぐに真似できる超合理的なビジネスモデルなんですね。
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- はい。インフラの制約をなくすことで発信のハードルが一気に下がったわけです。
- そこで繋がってくるのが今回の資料で私が一番ハッとさせられたローカルという言葉の定義なんです。
- ああ、著者が最初にローカルイコール田舎だと思い込んでいた部分ですね。
- はい。福島県の番組なら田舎だから有利なんじゃないかって密かに期待していたという話です。
- 私たちって無意識にローカル線とかローカルニュースっていう言葉から地方イコール田舎っていうイメージを持っていますからね。
- そうなんですよ。私もずっとそう思ってました。
- でも英語の本来のローカルはある特定の地域に限定されたっていう意味合いしかないんです。
- ということは渋谷限定でも北海道の地等限定でもどっちも同じローカルなんですね。
- ええ、まさに。そしてポッドキャストでなぜそのローカルが強いのかというと、
テーマが限定的であればあるほど、電波の壁を越えて世界中の同じ興味を持つ人たちと深く繋がれるからなんです。
- なるほど。地域に根差した日知な情報こそがこのグローバルな空間では最大の武器になるっていうことですね。
- ええ、この章は単に地方を評価するんじゃなくて、そういった地域に根差した発信そのものを評価するものだと送ってくださった方にもぜひお伝えしたいですね。
- 思い込みが外れて新しい可能性が見えるって本当に面白いです。
単なる田舎という意味じゃなく、特定の熱量を持った場所こそがローカルの本質なんだなって。
- そうですね。結局人が集まるのは物理的な電波ではなく熱量のある場所なんです。
- そこで送ってくださった方にちょっと問いかけてみたいんですが、
- はい、何でしょう。
- もし送ってくださった方の住む町で電波のないポッドキャストFM局を作るとしたら、どんなローカル情報を発信しますか?
- おお、それは考えさせられますね。送ってくださった方もぜひご自身の中にねみっている独自のローカルを探してみてください。
次回の配信もお楽しみに。さようなら。