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#443 福島中央テレビがポッドキャストを名指しして人材を募集していた話
2026-08-10 05:45

#443 福島中央テレビがポッドキャストを名指しして人材を募集していた話

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配信するのをなぜか忘れていました。ピョン吉の航星日誌「#1623 福島中央テレビ、「ポッドキャスト本気だな!」と思った話」をGoogle notebookでポッドキャスト化したものです。

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こんにちは。あのちょっと想像してみて欲しいんですけど。はい、何でしょう。何千万円もする最新鋭のカメラとか、まばゆい照明セットとか、すごく広大なスタジオとか、そういうのを全部持っているテレビ局がですね、今、血金になって探している人材がいるんですよ。ええ。それがマイクの前で喋るだけの人材なんですよね。
今回、送ってくださった方からの資料で一番衝撃的だったのが、この部分で、福島中央テレビ、あの通称中テレの採用情報に、なんと、ポッドキャストっていう文字があったんです。こんにちは。いやー、これは本当に面白い逆転現象ですよね。だって、視覚情報のプロフェッショナルたちが、あえて音声のみの世界に飛び込んでくるわけですから。そうなんですよ。
なぜ、立派な機材を持つテレビ局が、今、この音声コンテンツの人材を求めているのか、その戦略とメディアの未来について、今日はひも解いていこうと思います。はい。私なりの表現をさせてもらうと、これって、なんか豪華なフルコースを出す一流のフレンチシェフが、あえて究極のおにぎり職人を募集し始めたような、そういう面白さがあると思うんですよ。
ああ、なるほど。すごくわかりやすい例えですね。ですよね。ソースとか美しい盛り付け、つまり映像とかテロップでごまかさずに、素材の味であるトークの面白さだけで勝負できる人を求めているような、そんな印象を受けました。
ええ、実はその引き抜き競争っていうのは、もう全国のメディアで始まっているんですよね。あ、そうなんですか。はい。テレビ局がポッドキャストに参入する動きっていうのは、もともとラジオ部門を持っているTBSとか、オリジナル番組に注力しているテレビ朝日なんかでも見られます。なるほど、キー局でも。ただ、中テレが得意なのは、その圧倒的なスピード感なんですよ。スピード感ですか?
ええ、2023年に始まったおゆらじの全身番組はもちろんのこと、なんと2020年の1月から福島ニュースの配信を開始していて、かなり早い段階から音声に継続投資しているんですよね。ちょっと待ってください。TBSなら、もともとラジオ局も持っているから、まあ理解できるんですよ。でも、中テレって生意気のテレビ局ですよね。そうですね。なぜ映像のプロがいきなり音声にそこまで注力するんでしょうか?
そこで重要になってくるのが、音声ならではの親密さと到達力。なるほど。ええ、テレビとかYouTubeってどうしても画面を見る必要があるじゃないですか。だから視聴者の時間を物理的に奪ってしまうんです。確かに、目は離せないですよね。
一方で、音声は運転中とか、家事の最中とか、画面が入り込めない生活の隙間にスッと入り込めるんですよ。ああ、なるほど。しかも耳元で直接語りかけられるので、映像よりもパーソナリティとの間に深い信頼関係、つまりパラソーシャルな関係が築きやすいという強力なメリットもあるんです。
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生活の隙間に入り込むっていう話で、資料の中にあった妄想エピソードを思い出しました。あ、お盆の寄生の時期の。そうそうそれです。東京にいる子供に親が、お前が好きなポッドキャスト、地元の旧テレでもやるらしいぞって言って、Uターン就職を勧める姿。ありそうですよね。最初は笑っちゃったんですけど、でも実はすごく理にかなっているんだなって思いました。
ええ、本当にそうです。そしてここで一つの疑問が湧いてきませんか。疑問ですか?はい。企画とか収録、編集、あとはSNSの告知とか、動画制作と共通するスキルってすごく多いはずなんですよね。まあ確かにそうですね。なのになぜ採用情報でYouTubeではなく、あえて世の中に学部すら存在しないポッドキャストと名指ししたのかっていうところです。
言われてみれば、動画編集ができるならついでにポッドキャストも作れちゃいそうですし。そうなんです。でもYouTubeができる人を募集してしまうと、どうしてもテロップの入れ方とかサムネイルの作り方といった視覚的なテクニックに依存しがちになってしまうんですよ。
ああなるほど。映像の見せ方にこだわっちゃうわけですね。だからこそ、あえてポッドキャストと名記することで、中テレは映像という武器を捨ててでも声と公正力だけでリスナーの心をつかめるストーリーテラーが欲しいっていうすごく強い戦略的なメッセージを発信しているんです。映像という武器を捨てる覚悟の現れなんですね。
まさにそうです。
これって今回送ってくださった方にとっても単なるローカルニュースじゃないってことですよね。
ええ、その通りです。
既存のマスメディアが個人発信のオムセイスキルの価値を映像制作と同等化、あるいはそれ以上に高く評価し始めているっていうものすごく決定的なシグナルなんですね。
はい、これからポッドキャストをやっていくぞという本気度が伝わってきます。
資料の最後にも福島県ってポッドキャスト盛んな県だよねと言われるようにしましょうっていうすごく熱いメッセージがありましたし。
いい言葉ですよね。
ええ、この夏量私にもしっかり伝わってきました。
では最後に送ってくださった方へ少し視点を広げる問いを投げかけてみたいと思います。
お願いします。
地方テレビ局がこれほど音声に欠けているのだとしたら、今後他にどのような伝統的な産業が突然声だけで伝えるスキルを求め始めるでしょうか。
おお、なるほど。
例えば不動産とかそれとも観光業とかいろいろ考えてみると非常にスリリングですよね。
すごく面白い問いですね。映像の限界を超えて次はどこが音声の力を求めるのか。
ぜひ送ってくださった方も日常の中でその兆しを探してみてください。
次回の配信もお楽しみに。さようなら。
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