ポッドキャストアンバサダーの紹介
ポッドキャストが好きになる番組、ポッドキャストアンバサダー。
この番組では、ポッドキャストディレクターである、
あらいりなが、奥深い音声の世界をご案内していきます。
毎月第2週目は、ポッドキャスターです。
配信者目線で気になるトピックをお届けしていきます。
実は、今、新しい番組をこの夏から撮り始めようと準備をしています。
なんですけれども、私もフリーランスなので、一人でいつも企画会議をしているんですね。
こんなことやりたいな、でも面白いと思ってくれる人いるかなと。
実際会議を始めてみると、やりたいことと需要の狭間、
配信しようと思った時に、誰でも立ち止まるポイントなんじゃないかなと思います。
今回は、私もこの立ち上げ準備中ということで、
その中でもテーマ設定の部分の会議をどう進めているのか、
今回はリスナーの皆さんにも共有をしつつ、
最後には私の壁打ち役にもなっていただきたいというそんなエピソードです。
同じように、今どんな番組にしようか悩んでいるという方に向けても、
こんな感じで落とし込んでいくのも一つかなと思っていただけると嬉しいです。
ということで、新番組一人会議テーマ設定編、早速お楽しみください。
番組テーマ設定の3つのステップ
さて、今回は新番組を立ち上げる時のテーマ設定を取り上げます。
会社や学校なんかでの企画と同じく、
ポッドキャストでもですね、例えば何をテーマにするのか、
誰に向けて発信するのか、こういったことを最初落とし込みをしていくわけなんですけれども、
今回は私がこの夏に向けて配信しようと思っている新番組の企画、
どういうふうに進めているか、まず3つのステップをお話ししていきたいと思います。
まず最初、これはやりたいことやりたくないことリストを作るです。
もちろんですね、やりたいことを思いつく順番に書き出していくんですけれども、
その中では例えば編集なしとか、毎日配信とか、配信方法に関するやりたいこともあれば、
映画とか音楽とか、話すテーマでやりたいことというのもあると思います。
この時点でですね、順番もカテゴリーもぐちゃぐちゃに出していくんですけれども、
これをどんどんやっていくと、その中でやりたくないことというのもだんだん浮かび上がってきます。
で、それも書き出していきます。
そもそも企画を始める時にどんなテーマかというのは、どんな企画書でも当たり前のスタートラインだと思うんですけれども、
特にポッドキャストはニッチなテーマに合うメディアです。
だからこそ、やりたいことを書き出してみるというプロセスで、
やりたくないことというのも出していってですね、徐々にコアの部分というのを炙り出すのがキーだと思います。
では次です。先ほど作ったリストを元に、今度は需要があるのかを考えていきます。
ここでは先ほど言ったニッチなテーマを探しつつ、かつある程度需要がある、
そういった絶妙なバランスを見つけたいという目的でしていきます。
矛盾するような話なんですけれども、これもですね、ポッドキャストを作って誰も聞かれないと悲しいので、ここも重要です。
このニッチなテーマの需要を確認するために取っているのがキーワード検索です。
ここ先ほどのリストの中からですね、出てきたキーワードをネットで検索をしていきます。
検索するときに見るポイントとしては2つ。
1つ目は検索件数、何億件あるのか、それとも何千件あるのかというようなところをざくっと見ていきます。
もう1つがですね、さらなるサブカテ探しです。
自分が検索したキーワードからさらにニッチにしていけるサブカテのキーワードみたいなものがないかというのも探していきます。
で、最後の3つ目のステップ、これが方程式に当てはめるです。
ちょっとなんかコンソールっぽいですよね。
これ何かと言いますと、面白い切り口探しをするというところで必要なステップです。
これ難しいですよね。
この切り口探しの方程式というのは、私が個人的に師匠と仰いでいるポッドキャスター、アレックス・ブランバーグさんから教えてもらいました。
それが、Xについての話をします。
それが面白いのはYだからです。
このXとYに自分が考えているテーマとか切り口を当てはめてみるというものです。
ものすごくシンプルなんですけれども、これがピシッとはまるといい。
いまいちだったら切り口を変えてみるというものです。
さて、ここまで一人企画会議テーマ設定編でやっている3つのステップについてお話ししていきました。
ではここからは、この3つを使って今私がどんな感じで企画会議をしているのか、
一つの具体例ということで全部共有してしまおうと思います。
まず最初、やりたいことやりたくないことリスト。
これはですね、最初30ぐらい書き出しました。
で、これ全部読み上げていくとあれなのでザクッと言いますと、大きなテーマは海外です。
ただその中でも海外旅行だったり海外留学というのは、これは実際やりたくないことリストに入りました。
で、やりたいものというのは海外移住なのでそこまでですね、出していったんですね。
他にも収録方法の仕方とか配信頻度などのやりたいことも入っています。
で、次のキーワード検索。ここはですね、結構時間を取りました。
で、私の場合は先ほど出てきたキーワード、海外、あと留学、海外移住、これでですね、検索をしてみました。
で、最初の海外って検索すると10億件あったんですね。
で、やりたくないことリストである留学、これも2億件近くありました。
これだと感覚的にですね、この情報はすでに世にたくさんあるなというのが分かります。
で、私のその時の本名、海外移住、これを押しますと検索結果2000万件になりました。
最初の10億件のレベルから比べると、まあそれと比べて100分の2ですね、結構絞り込めたかなといったところです。
で、そこでさらに大事なのが日地過ぎないかといったところ。
ここもですね、検索結果でどんな記事が多いのかというのもざっと見ていきました。
家族で海外移住のテーマ設定
すると直近の日付で海外移住テーマのリアルイベントが開催されていたりとか、
海外移住するならどこの国がいいというようなそういう記事が結構見当たったりとか、
あとですね、YouTubeですね、これもちょこちょここういうテーマのものが見えてきました。
なので日地ではありつつもある程度直近の日付で需要がありそうなのかなというのが見えてきます。
一方でなかったものは海外移住してますという経験者の投稿というのが比較的少なかったような気がしました。
さらに先ほどのサブ家庭探しですね、海外移住と検索しても2000万件ぐらいあったんですけれども、
その中にですね、単身移住なのか家族で移住なのか、それとも老後に移住したいなのか、こういったところも見えてきたんですね。
こういった検索をいろいろ繰り返しながら、自分だから発信できそうな情報があるのかというのも考えて、
この2つ目のステップで絞り込んだ日地でかつ需要がありそうなテーマとして私が今選んでいるのが家族で海外移住といったところです。
さて最後、この3つ目のステップですね、Xについての話をします。
それが面白いのはYだからですという方程式、実はここで今ちょっと止まっています。
すでにいろいろ考えてはいるんですけれども、例えば家族で海外移住をテーマにした話をします。
それが面白いのはまだ移住先が決まってないからですという位置で、これもまあまあかなと思いつつ、まだちょっとピシッとしてないなというのが感じてしまいます。
で、XとY、これもですね、ちょっと具体的にしてみました。
家族で1ヶ月間だけ海外移住体験をする話をします。
それが面白いのは結局1ヶ月後には元の暮らしに帰るからです。
これもまあまあいけるかなという感じ。
他にもですね、いろいろ切り口としては、親目線で話すのか子供目線で話すのか、それとも例えばお金にフォーカスするのか、文化の違いとかそういったところにフォーカスするのかなど本当にいろいろ切り口ってありまして、
そこを今ですね、考えあぐねているところです。
ということで、今回はポッドキャストの新番組立ち上げ、ひとり企画会議ということで、テーマ設定のところで私が実際に進めている企画内容についても共有をしてみました。
さて、今日はポッドキャストのひとり企画会議、テーマ設定編と題してお話をしていきました。
皆さんどうですか?家族で海外中、面白そうじゃないですか?どんな話を聞いてみたいでしょうか?
最後は皆さんに私の壁打ち役にもなっていただきたいと思っておりますので、ぜひ今回のエピソードを聞いて、海外中でこんなことを知りたいというお声、ツイッターでハッシュタグポッドキャストアンバサダーとつけて教えてください。
XとYの関係性の探究
今後も毎月第2週目は、こうした配信者目線で気になるトピックをお届けしていきたいと思います。
さて、次回第3週目はリスナーです。リスナーとしておすすめの番組や音声の楽しみ方、そしてポッドキャスターさんへのインタビューを交えてお届けしていきます。ぜひお楽しみに。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。この番組はポッドキャストディレクターのあらいりながお送りしました。それでは次回のエピソードで。